市場 の検索結果

中国のデジタル通貨実験：金融覇権への重大な一歩か

特許をもつ仕組みを外国に輸出し、金融制度への中国の影響力強化狙う

　中国共産党系の英字紙、チャイナデイリーは2020年4月21日付電子版で、中国人民銀行（中央銀行）幹部が深圳、蘇州、成都、河北省雄安新区にお … ［続きを読む］

種苗法改正、ネットで拡散する反対論への反論

種子会社が法外な種子代を要求して農業を支配しているわけではない

種子法廃止　2018年種子法（主要農作物種子法）が廃止された。同法は、米、麦、大豆（主要農作物という）について、国や都道府県が優良な種子を安 … ［続きを読む］

コロナ「第2波」へ全国民PCR検査と感染追跡システムで背水の陣の中国

「第1波」の初動は落第点。「第2波」では失敗は許されない

　6月5日、北京市は武漢市がある湖北省からの移動制限を解除すると発表した。　湖北省の封鎖解除が始まった3月25日以降、北京市は同省から入って … ［続きを読む］

21年9月、女子プロサッカー「WEリーグ」誕生　大きな可能性と困難

「WE」に込めた希望　2011年ドイツW杯で世界チャンピオンとなった女子サッカーにとって、大きな節目となる発表である。本来ならば、広い会見場 … ［続きを読む］

「歩く人が多くなれば、それが道になる」　天安門事件31年・香港の現場から

ともに歩く者は世界に広がっている。香港人は決して泣き寝入りはしないだろう

　5月28日、中国の第13期全国人民代表大会（全人代）で、香港に関する「国家安全法」を制定する方針が採択された。それは実質的に香港市民の基本 … ［続きを読む］

南スーダン野球団を市民にお披露目。思わず目頭が熱く……

野球人、アフリカをゆく（29）準備は整い選手の技量も上がった、いよいよその時が

＜これまでのあらすじ＞　かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任し、ここでもゼロから野球を立ち上げて … ［続きを読む］

次亜塩素酸水　「信心」ではコロナ対策はできない

エビデンスもなく「対策してるんだから」と思い込む危うさ

 6月9日付で本文に訂正と追記を加えました　永らく続いた新型コロナの騒動も、先日の緊急事態宣言の解除で徐々に落ち着きつつある。　も … ［続きを読む］

李克強首相の全人代演説から浮かぶ香港、台湾、中国の関係性

なぜ、台湾よりも先に香港に言及したのか？対米関係の影響も色濃く

　北京の人民大会堂で行われた全人代（全国人民代表会議）の初日（5月22日）冒頭、李克強首相の政府工作報告は1時間余に及んだ。5月29日付の前 … ［続きを読む］

パンデミック対策の鍵を握る医薬品の「特許権プール」構想

コロナ医薬品特許権プールへの期待と課題

日本は特許権プール構想を提唱へ　安倍総理は5月25日の記者会見で、「ウイルスに対する治療薬やワクチンを、透明性の高い国際的な枠組みの下で途上 … ［続きを読む］

知的財産権へのコロナウイルスの影響　強制実施権と遠隔授業

新型コロナウイルス感染症が知的財産権の行使に及ぼす影響西村あさひ法律事務所仁木 覚志1. はじめに　本稿執筆時点（2020年5月17日）にお … ［続きを読む］

アフターコロナは国連議員総会、そして世界連邦へ！

70年以上前にアインシュタイン博士や湯川博士が唱えた構想を今こそ

　新型コロナウイルスのパンデミックに陥った国際社会に遭ってキッシンジャー元米国務長官は、「ウイルスは国境を認識しない」として、各国政府に「世 … ［続きを読む］

日本米の輸出は極めて有望だ

「日本の米はおいしいのになぜ輸出しないのか」「減反で米価が高いから輸出できない」

　『農業利権プレーヤーが煽る「食料危機」論に惑わされないための穀物貿易の基礎知識』に続き、農産物貿易の実際についての重要な事実を説明したい。 … ［続きを読む］

米中が「香港カード」を持ち合う中で、日本企業はどういきるか

アフターコロナの処方せんだけでは解けない、香港とのビジネスの向き合い方

　今年第1四半期の在香港日系企業の業績に基づく景況感指数（DI値*）は、マイナス56.7ポイントとなった。もとより、米中貿易戦争や中国の景気 … ［続きを読む］

コロナ危機後の世界と日本には何が求められるのか？

6月のG7サミットではコロナ危機後のグローバル・ガバナンスのあり方が中心議題に

　新型コロナウイルスによる危機を契機として国際経済はどう変わるのか。コロナ危機は従来の経済危機とどう違うのか。寸断されたグローバル・サプライ … ［続きを読む］

【7】言葉のパンデミック

息苦しさと不寛容とをないまぜにした嫌な緊張感が生み出されている

　福嶋様　第六信、ありがとうございました。　困りました。まだまだ応答を共有したい箇所が沢山あるのですが、この連載も最後のイニングを残すのみと … ［続きを読む］

コロナと米国が悪化させる経済に中国はどう対応するか？

中国の全人代で目立った「人民ファースト」政策と米国の圧力が落とす影

　5月22日、予定より2カ月遅れの全人代（全国人民代表会議）が北京で始まった。建国100周年の2049年に向けた大国建設の柱を見せた昨年とは … ［続きを読む］

自然の中にいるヒトとウイルス

ウイルスが我々に問いかけているもの（4）資本主義の在り方

　資本主義は効率を追求する。しかし、資本主義はそれだけでいいか。ウイルスはそのことをも我々に問いかけている。　資本主義では、市場の参加者は利 … ［続きを読む］

コロナ禍の今こそ「ポジティブな廃業」に導く「令和の徳政令」を！

未曾有の事態を乗り切る最大の課題は「日本経済の若返り」だ

　コロナ下の経済では、緊急事態が解除されても、市場には不良債権の山とニューマネーへの渇望が待っている。　国の資金繰り支援は、売上高の下落率に … ［続きを読む］

今こそ「ベーシック・インカム」導入を唱えよ

アジェンダ設定による情報操作に気をつけて

　筆者が生まれてはじめてmanipulation（情報操作）という言葉を耳にしたのは、いまから40年ほど前のことだった。もう取り壊されてしま … ［続きを読む］

時季外れのアベノマスクは何のシンボルになったのか

ネットに渦巻く「政府の恩寵をありがたく受け取らない連中はいくら叩いてもいい」の声

　さて、なかなか届かなかったアベノマスク。　私のところには4月27日に届いたが、これは相当早いほうで、近所同じ丁の人でも最近になって、ようや … ［続きを読む］

農業破れて農協あり／食料安全保障を脅かす「減反・米価維持」

日本の農業・農政は信頼できるのか？

　食品が安全であることと、それを安全と思うことは、別物である。隣の農家の作物は安全だと思うが、外国産には不安を感じる。実際には、隣の農家の方 … ［続きを読む］

コロナ危機克服へ米ローマー教授の奇抜な提言

安心できる経済再開の道を考える

　このままでは米国も世界経済も、世界大恐慌に匹敵する大不況に陥る危険がある。都市封鎖を避けつつ安心を確保し命と経済の複合的危機を克服するには … ［続きを読む］

トランプ外交、チグハグな中国包囲網

第６部「トゥキディデスの罠―経済ナショナリストに率いられた大国間競争」（３）

　経済的・軍事的な台頭著しい中国に対抗し、ニクソン訪中以来の「関与政策」を終結させ、「競争政策」を始めたトランプ政権。その対中政策は、経済ナ … ［続きを読む］

世論は怒った。検察庁改正法案のごり押し

［190］江田五月元法相、衆院内閣委員会、検察庁法改正案……

5月13日(水)　国会での検察庁法改正の動きが緊迫してきたので、今週の「報道特集」の後半特集はこの動きを追うことになった。それとは別の重要案 … ［続きを読む］

香港経済の再生への道筋

デモ、米中貿易戦争…「アフターコロナ」の経済回復はSARSとは異なりそうだ

　「負資産」という言葉を聞いたことはありますか――。　香港市民にとっては、不吉な言葉である。2003年に香港を襲ったSARS（重症急性呼吸器 … ［続きを読む］

【5】教室とパンとサーカス

民主主義からのエクソダスの波に教室や書店はどこまで説得力ある防波堤になれるのか

　福嶋様　第四信、どうもありがとうございました。　大きな宿題をいただきました、弁証法。もちろん福嶋さんも、「ひそかに」、「少し古びた言葉を使 … ［続きを読む］

ネット中立性とクラウド中立性

サイバー空間で時代を切り裂く「裂け目」

　インターネットサービス事業者（ISP）や各国政府がインターネット上のコンテンツを平等に扱うべきであるとする考え方がある。これは「ネットワー … ［続きを読む］

コロナ禍の今こそ知りたい顕微鏡の世界史／日本の栄光はいま…

次のパンデミックが発生すれば、日本は分析データを中国に依存することになりかねない

顕微鏡の歴史　人間は視覚の動物です。私たちは、見ることによって世界を理解しています。たとえ抽象的な概念であっても、私たちはグラフィックな表現 … ［続きを読む］

農業利権プレーヤーが煽る「食料危機」論に惑わされないための穀物貿易の基礎知識

　新型コロナウイルスの影響によるロシアやインドなどの輸出制限をきっかけに、日本で食料危機が起きると主張している人たちがいる。TPP交渉の際に … ［続きを読む］

「コロナは中国が始めた戦争なのだ」／米中冷戦の激化

第6部「トゥキディデスの罠―経済ナショナリストに率いられた大国間競争」（１）

　経済的・軍事的な台頭著しい中国に対抗し、ニクソン訪中以来の「関与政策」を終結させ、「競争政策」を始めたトランプ政権。その対中政策は、経済ナ … ［続きを読む］