分断 の検索結果

憲法９条、国民投票で真に問うべきこと（下）

自衛隊合憲論を前提にした「2項維持（安倍首相）vs.削除（石破氏）」に意味はない

「9条をまもりたい人が多数」は正確ではない　日本のメディアは昔もいまも、5月3日が近づくと9条改正への賛否を問う世論調査をする。ここ十数年、 … ［続きを読む］

総裁選と「新潮45」で考えた政治をよくする方法

「政治家の仕事とは、真実を語ることだ」　「政治家の仕事とは、勇気と真心をもって真実を語ることだ」という故・渡辺美智雄氏（元衆議院議員・副総理 … ［続きを読む］

[書評]『沸騰インド』

貫洞欣寛著

インドが気づかせてくれたこと　最近、インドのニュースが多くなったような気がしていた。首相のモディという名前もちょくちょく耳にする。とはいえ、 … ［続きを読む］

映画「タクシー運転手」に宿る韓国人の悔恨

－軍事権力の暴圧、絶えざる民主化運動、朴正熙の神話と全斗煥の安居－

＊この記事は筆者に日本語と韓国語の2カ国語で執筆していただきました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。全斗煥軍事政権に挑んだ「光州事件」 … ［続きを読む］

非業と絶望の先、希望の在りかは

時代や社会、人々を描くヒントをくれた10冊

　映画を作りたいと思ったのは高校生の頃だった。1970年代の後半、昨日まで自主製作映画を作っていた若者がいきなり商業映画の監督を任されるよう … ［続きを読む］

偽情報を生み出す「偽証拠」のやっかいさ

デジタルデータを簡単に改変する技術革新に、私たちの心と体が追いつかない

　いろいろな情報で世の中が動くのは、昔から変わらない。ただ今新しいのは、やはり偽情報が跋扈していることだ。 　最近では北海道地震（9月6日） … ［続きを読む］

90年の『ちびまる子ちゃん』とたまと『ガロ』

さくらももこのマニアックな趣味とメジャーシーンで生き続ける覚悟

“隠し味”的に混じる“毒”　1990年は、バブルの真っ最中だった。　前年に元号が変わった日本 … ［続きを読む］

被災外国人たちの大阪北部地震（後編）

普段からマイノリティの人たちを包摂するコミュニティをつくる努力が必要だ

　2018年6月18日朝に大阪北部を襲った震度6弱の地震。「被災外国人たちの大阪北部地震（前編）」では、発災直後から最も避難者の多かった箕面 … ［続きを読む］

「自由の戦士」として戦う音楽家たち（下）

アメリカは死なない～レナード・バーンスタイン生誕100年に寄す

　「『自由の戦士』として戦う音楽家たち（上）」に引き続き、自由を求めて戦う音楽家たちの話を続ける。まずはロサンゼルス・フィルハーモニック（L … ［続きを読む］

「自由の戦士」として戦う音楽家たち（上）

アメリカは死なない～レナード・バーンスタイン生誕100年に寄す

 思考は悲観的に、行動は楽観的に　“Think pessimistic, Act optimistic（思考は悲観的に … ［続きを読む］

ふるさと納税では解決できない税収格差

法人に関する税の一本化で、再分配を図れ

豪華な返礼品の状況はあまり変わっていない　ふるさと納税の豪華な返礼品が、本来の趣旨とは異なるということで、総務省が返礼品の割合を抑えるよう自 … ［続きを読む］

異例づくしのトニー賞『バンズ・ビジット』を見て

エジプト人とイスラエル人のささやかな交情を提示した今日性

　ニューヨーク・ブロードウェイで、今年のトニー賞受賞作や話題作の『アナと雪の女王』を見てきた。ミュージカル作品賞に輝いた『バンズ・ビジット』 … ［続きを読む］

龍安寺の石庭は、韓国ではあり得ない

日韓の庭園形式に政治観・宗教観の違いをみる

＊この記事は筆者が日本語と韓国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。韓国は自然の中に家屋を入れ、日本は家屋の中に自然を入れ … ［続きを読む］

タックスヘイブン内部の構造問題「金融の呪い」とは

　２０１７年５月、激動の欧州の現場から、突然の帰国命令を受けて、国際調査報道ジャーナリスト連合（ＩＣＩＪ）のパラダイス文書取材班に放り込まれ … ［続きを読む］

世論調査が映す「9条改憲」へのとまどい

乏しい判断材料、国民の理解は得られていない

　日本国憲法第9条に自衛隊を明記するという安倍晋三首相の「9条改憲」案について、国民の理解は得られていない。さまざまな世論調査から、それは明 … ［続きを読む］

トレンディードラマはなぜ誕生したか[1]

持たざる局・フジテレビの窮余の策がヒット、純愛路線への転換も奏功

　来年4月末で「平成」が終わる。バブル最盛期の1989年に始まり、格差社会が定着した2019年に幕を閉じる。インターネットの隆盛でテレビの地 … ［続きを読む］

翁長雄志の遺言

沖縄県知事選が始まる。大事なのは、小さな島で、誰が勝つか、負けるかではない

 自民党を離れ、辺野古反対に転じた原点　「平和を守るためには鬼になる」。沖縄戦最後の激戦地、糸満市摩文仁にある「魂魄の塔」（こんぱ … ［続きを読む］

1968年から50年、いま何を考える

身近な課題に向き合い人生を切り開く。対話の意思を伝える。在野の哲学者が得たもの

　「1968年 全共闘とは何だったのか?」「1968」の敗北を経て見えてきたもの」に引き続き、ヘーゲルの翻訳やエッセイで知られる哲学者の長谷 … ［続きを読む］

故翁長雄志氏の生き様（英語版も）

翁長氏はいかにして「オール沖縄」知事となったか

＊この記事は筆者に日本語と英語の2カ国語で執筆していただきました。英語版でもご覧ください。翁長知事急逝直後の県民大会　台風が迫る2018年8 … ［続きを読む］

６４年の開高健を意識しながら東京を追ってみる

　開催まであと2年となり、焦点が合わない写真のように輪郭がボケていた2020年東京五輪・パラリンピックが少しずつ姿を現し始めた。　たとえば7 … ［続きを読む］

沖縄を苦しめる日米地位協定の欠陥（英語版も）

なぜ反対運動は移設前や最中に展開されるのか？　背景には日米地位協定の欠陥がある

 ＊この記事は筆者に日本語と英語の2カ国語で執筆していただきました。英語版でもご覧ください。ヘリパッド6カ所に囲まれた「標的の村」 … ［続きを読む］

核兵器禁止条約がもたらす核時代の終わりの始まり

核の被害者の訴えに日米両政府がどう向き合うかが問われる

　核兵器の使用や保有、製造、実験、威嚇、支援などを包括的に禁止する核兵器禁止条約（核禁条約）が国連で採択されてから1年余り。発効に向けて着実 … ［続きを読む］

［95］くよくよしてる暇があったら…

7月17日(火)　「報道特集」の定例会議。何も頭に入って来ない。夏風邪の咳が止まらなくてまいった。その後、雑件整理。その昔、大好きな女優の桃 … ［続きを読む］

南北和解へ動く韓国ロマン主義（韓国語版も）

「酒」を好む風流でエモーショナルな政治がそこにある

＊WEBRONZA初めての試みです。この記事は筆者に日本語と韓国語の2カ国語で執筆していただきました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。 … ［続きを読む］

セクハラの被害者が声をあげはじめた

実名告発のインパクト　ハリウッドでもカンヌでも#MeTooの動きは活発なのに、日本ではなぜ起きないのか、と嘆くひとたちがいる。日本でも#Me … ［続きを読む］

若者と民主主義との「ディスコネクト」

若年層の民主政治軽視、保守化は世界的な傾向。民主主義の後退は防げないのか？

　「民主主義国において、新しい世代は新しい人民なのだ」――トクヴィル『アメリカの民主主義』若い世代ほど民主主義を重視しない　一昨年、世界の注 … ［続きを読む］

大学に行かない若者たちを見過ごすな

大学卒業者だけをみている社会は問題。働く「レッグス」に目を向けた政策も

大学無償化の陰で　日本の教育費はとにかく高い。大学進学の私的負担の大きさは、とりわけ深刻だ。そこで、先ごろ発表された政府の「骨太の方針」では … ［続きを読む］

アマゾンのど真ん中にフィールドミュージアム

生物多様性を守るため、環境教育・エコツーリズムの拠点づくりに取り組んだ

　アマゾンのど真ん中にあるブラジルの都市マナウスに、新世代型の動植物園・水族館とも言える「フィールドミュージアム」をつくろう！、というプロジ … ［続きを読む］

安田純平さんを忘れないで

シリアで拘束され3年。ジャーナリストの仲間として、高校の同窓として想うこと

拘束期間、過去40年で最長に　ジャーナリストの安田純平さん（44）がシリアで消息を絶ってから3年が経った。「助けて下さい　これが最後のチャン … ［続きを読む］

歴史に学ぶ「朝鮮半島非核化問題」の真実（4）

「コラボレーター」概念から考える日本外交の北朝鮮問題への対応の特徴

　「歴史に学ぶ『朝鮮半島非核化問題』の真実（１）」、「歴史に学ぶ『朝鮮半島非核化問題』の真実（２）」、「歴史に学ぶ『朝鮮半島非核化問題』の真 … ［続きを読む］