世界経済 の検索結果

日本国債は危ないのか？

榊原英資

　アメリカの格付会社フィッチが日本国債の格付けをＡＡマイナスからＡプラスに一段階引き下げた。韓国より低く、スロバキアと同レベル、スペインに近 … ［続きを読む］

国債格下げ、見て見ぬふり社会の行く末

　格付け会社フィッチ・レーティングスによる日本国債（ＪＧＢ）の格下げは、さほどマーケットの材料（価格変動の要因）にもならない。投資家は、欧州 … ［続きを読む］

日本企業よ、宇宙開発産業へ参入せよ

　「2012年5月21日、金環日食」――。ツイッターでの膨大な数のつぶやき、フェイスブックで「いいね！」の連発、国内テレビ各局での実況中継な … ［続きを読む］

「スペインの若者失業率50％超」にひそむラテン的真相

　ギリシャの次と言われるスペインで失業率が異常に高まっている。平均２３％、若者（２５歳未満）に限れば５０．５％で、２人に１人が失業者だ。では … ［続きを読む］

１ドル＝５０円台の現実味は～欧州危機で買われる円

　フランス大統領選挙、ギリシャ総選挙は、マーケットにとって予想された不確実要素、為替変動リスク・イベントである。現職のサルコジ大統領の敗退、 … ［続きを読む］

“grexit”って？　ユーロ危機の新局面

　ユーロ危機が新たな緊張局面を迎えている。ギリシャの選挙で、これまでＥＵ等からの支援とりつけの見返りとしての国内緊縮策を進めようとしてきた連 … ［続きを読む］

やはり、「ユーロが世界経済を消滅させる日」

浜矩子

　「ユーロが世界経済を消滅させる日」。このタイトルの拙著がある。2010年3月の刊行だった。あれから2年あまりが経過した今、いよいよその日が … ［続きを読む］

ユーロ圏のリスクはアジア経済にも打撃に

　ギリシャの財政再建の見通しが不透明となっており、ユーロ圏のソブリン、銀行危機が再燃するのではないかという懸念が高まっている。今後さらに悪い … ［続きを読む］

動揺する欧州政治とマーケット

　欧州が揺れている。4月末、オランダの連立政権が崩壊した。さらに5月に入るとフランス大統領選でサルコジ氏が敗北した。ギリシャでは総選挙で与党 … ［続きを読む］

欧州経済危機で、サッカークラブはどうなるのか――カギは年俸削減？

大坪正則（スポーツ経営学）

　プロスポーツでは、古今東西、リーグ経営の基本軸を「戦力の均衡」に置くのか「自由競争」にするのかが議論されてきた。スポーツの種類によって、歴 … ［続きを読む］

フランスとギリシャの動揺、重要性増すドイツの政策

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　1990年3月X日、ヘルムート・コール西独首相はエリゼ宮にフランソワ・ミッテラン仏大統領を訪ね … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】内憂外患のオランド新大統領

　大方の予想通り、２０１２年５月６日のフランス大統領選第２回投票において、フランソワ・オランドが５１．６２％の得票で勝利した。しかし、オラン … ［続きを読む］

仏、ギリシャ両国民が忘れてはならないこと

中口　威

■小康状態にある欧州の危機　EUとIMFの融資枠設定、金融機関の債権放棄などギリシャへの追加支援、そしてECBによる12月と２月、前後2度に … ［続きを読む］

オランド氏は時代を導く政治家になれるのか

　フランソワ・オランド氏は、フランス新大統領に就任後さっそく、相次ぐ国際会議の舞台にデビューする。５７歳。社会党党首（第一書記）を１０年余り … ［続きを読む］

再び円高局面か？

榊原英資

　一時、1ドル75円まで円高になった円・ドルレート。ヨーロッパ危機が一応落ち着いたということで80円台に戻し、ここしばらくは80円台の前半で … ［続きを読む］

デフレ脱却は最終ゴールではない

　４月27日に公表された日銀の展望レポートでは、消費者物価指数（除く生鮮食品ベース）でみた上昇率が2013年度に＋0.7％となるとの見通しが … ［続きを読む］

中国・台湾マネーに救済される日本家電、道をどう拓くか

　テレビ事業の不振でシャープ、ソニー、パナソニックが大赤字を出し、日本の「テレビ敗戦」が鮮明になった。日本の電子産業の生産額41兆円（201 … ［続きを読む］

日銀は大胆な金融緩和に踏み切らざるを得ない？

　日銀は4月27日、『経済物価情勢の展望』（いわゆる『展望レポート』）を発表するとともに、資産買い入れ基金の5兆円増額を軸とする一段の金融緩 … ［続きを読む］

日銀は、やはり「物価目標２％」を掲げよ

　日銀が４月２７日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めると同時に「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」で、デフレ脱却の展望を示した。　 … ［続きを読む］

日本の自動車産業の「危機論」を疑う

　日本の自動車産業も家電産業が歩みつつある衰退への道を歩んでいるのではないかという危機論が台頭している。曰く「ハイブリッドは日本だけの技術。 … ［続きを読む］

日本車が買いたいという衝動が起きない理由

　クルマ離れということがよく報じられるが、私は気持ちがクルマから離れたことは一度もない。そんな私があえて空気を読まず、アラフォーのクルマ好き … ［続きを読む］

クルマ産業は電機の二の舞いにならないか？

　日本の電機産業は総崩れとなった。半導体大手のエルピーダが経営破綻した。またソニー、シャープ、パナソニックは、3社合計で1兆7全億円に上る損 … ［続きを読む］

金融追加緩和催促の愚

　４月27日の日銀金融政策決定会合での、何らかの金融追加緩和策の決定が、あたかも既定の事実であるがごとく語られている。２月14日の、”sur … ［続きを読む］

世界経済の最大のリスクはユーロ圏にある

　4月6日（金）に、市場予想よりも弱いアメリカの3月の雇用統計が発表されると、株式市場が大きく動揺した。10日（火）のニューヨーク市場で、ダ … ［続きを読む］

不透明感拡がる米国経済

　米国経済は2009年半ば以降、回復軌道を進んできたが、このところ先行き不透明感が拡がってきた。まず雇用統計だ。雇用者数の増勢は昨年12月来 … ［続きを読む］

実質実効レートの安定はデフレが原因だ

■実質実効為替レートとは　日本は円高で大変だというが、実質実効為替レートで見ると円高ではないという人が多い。　実質為替レートとは、各国間の物 … ［続きを読む］

消費税増税で、日銀が背負わされた過大な期待

　政府は消費税増税法案を国会に提出した。政局や法案の行方に関心が集まるが、一息いれて、政府与党が増税に向けた環境整備（景気好転）の役割の多く … ［続きを読む］

邦銀はアジアでの地位を強化できるか

　金融危機後の大きな変化として、欧米の大手行の格付けが大幅に低下し、邦銀のランクが`相対的に上がっている。スタンダード＆プアーズでは、政府支 … ［続きを読む］

中国のレアアース戦略で世界は覚醒した

　3月中旬、日本、アメリカ及びEUは、中国によるレアアースの輸出制限に関して、WTO（世界貿易機関）への提訴に踏み切った。現在、中国がレアア … ［続きを読む］

レアアースで露呈した中国の「孤立」と「密輸」

　中国がレアアースの輸出量を規制して価格を吊り上げようとした思惑は、どうやら裏目にでたようだ。暴騰していた価格は昨年後半から急落。しかも利害 … ［続きを読む］