東電 の検索結果

「つける嘘ならついてごらん」－福島原発事故調査委の畑村委員長が見せた自信

高橋真理子

　政府の「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」の委員長である畑村洋太郎さんが６月２３日、東京・日比谷の日本記者クラブで記者 … ［続きを読む］

節電ブームにあえて異議を唱える

森永卓郎

　東関東大震災で被災した東京電力や東北電力管内には政府が一律15％の節電要請をしているが、被災のなかった関西電力までが、一律15％の節電要請 … ［続きを読む］

被災地の治安はどうなっているのか

緒方健二

　東日本大震災の発生から３カ月がたちました。３月１１日から地震と津波、それに東京電力福島第一原発爆発事故に立ち向かう国民を、総力挙げて支えて … ［続きを読む］

［3］「帝国」はいま

島尾敏雄「出発は遂に訪れず」

　つい先ごろ新聞の全紙広告で「戦争×文学」という全２０巻（別巻１）の選集が刊行されることを知った。創業８５周年を記念する集英社の … ［続きを読む］

ヒトの「馴れ」は本性〜原発事故と知覚イリュージョン

下條信輔

　原発をめぐる現状は、言ってみれば「谷間の平穏」だ。　津波直後から危機的状況にあり、げんに大量の放射能が出ていた。それが後々になってから公表 … ［続きを読む］

北朝鮮の食糧難（１）――金正日政権の弱体化の表れ

石丸次郎

　東日本大地震発生から間もなく４か月になる。この間、日本のマスメディアは、震災と東電原発事故を報じることに紙面と時間の大半を費やしてきた。未 … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜４＞】スウェーデンのエネルギー庁長官に聞く　「新設原発のコスト上昇に注目」

脇阪紀行

　スウェーデンのエネルギー庁長官、トマス・コーベリエール氏インタビュー――福島第一原発の事故はどんな影響を与えたか？　福島の原発事故の後、環 … ［続きを読む］

東京電力、福島第一原発の地下遮水壁「前倒し」に後ろ向き、決算計上「ぜひ回避したい」

　福島第一原子力発電所の地下水が海に漏れ出るのを防ぐ「遮水壁」の「設計着手と工事着工の前倒し」について、東京電力の姿勢と政府の姿勢の食い違い … ［続きを読む］

「国民に問いたい」政策に見えない

原真人

　再生可能な自然エネルギー、たとえば太陽光や風力、地熱などのエネルギーコストはまだまだ高い。原子力や石炭火力などに比べ価格競争力に乏しいので … ［続きを読む］

経営は本当に大丈夫ですか

一色清

　ＪＲ東海のリニア新幹線が実施段階に入ります。まだまだ紆余曲折があるかもしれませんが、東京―名古屋の２０２７年開業に向けて動き出したといって … ［続きを読む］

震災で垣間見る日仏米価値観の温度差

須藤靖

　昨年11月末まで約2年間私の研究室に滞在していたフランス人研究者が、5月に3週間ほど来日した。久しぶりにお好み焼きを食べつつ一緒に飲んだと … ［続きを読む］

次期首相は「敵との戦い」を演出しない人物を

櫻田淳

　菅直人の政治手法の限界　田中角栄が政治家の心得の一つとして語っていたのは、「他人の悪口を言わない」ことであったと伝えられる。それは、「味方 … ［続きを読む］

９割がバイトで最高の内閣案

速水健朗

　今度の震災後の日本を戦時中に例える論者が多い。組織の不備やいろいろな状況がよく似ているのは否めない。菅総理に代わる次の総理という話をするな … ［続きを読む］

原子力工学はどこへ向かう――３．１１ショックの裏側で

内村直之

　原子力という工学技術は、生まれて50年ほどの「若い分野」であるが、その分野を支える人材という面からみるとここ20年ほどで早くも「老化」の一 … ［続きを読む］

避難民の苦しみが分かる人を次期総理大臣に！――佐藤雄平福島県知事はどうだろう

湯之上隆

　最近、政治のニュースを見るのは苦痛以外の何物でもない。政治家の所業はあまりにも醜い。これが同じ日本人なのか。鳩山前総理は、菅総理のことを「 … ［続きを読む］

原発事故調査「このままでは『失敗』に終わる」

政府の福島原発事故調査・検証委員会の欠陥

　東京電力福島第一原発の事故原因を究明し、政府・東電の事故対応を検証するために内閣に設置された「事故調査・検証委員会」。委員長の畑村洋太郎・ … ［続きを読む］

安全に暮らすための報道を

小関悠

　原発報道を見ていて、もっと物理科学を勉強しておくべきだったと思った人は多いのではないだろうか。かくいう私もそうで、難しい用語が出てくるたび … ［続きを読む］

「バトル・オブ・ブリテン」に学ぶリーダーの処世術

鈴木崇弘

　「バトル・オブ・ブリテン」をご存じだろうか。　第二次世界大戦は、１９３９年９月のドイツ軍のポーランド攻撃から始まった。ドイツは、ソ連とポー … ［続きを読む］

「原発が減る時代」のメディアは制度変革の主体を育てる報道を　ニコニコ生放送は14日夜

竹内敬二via朝日新聞『Journalism』６月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）２０１１年６月号が６月１０日に発行されました。未曾有の … ［続きを読む］

【科学朝日】今年の夏の電力不足を乗り越えるための緊急節電とは（collaborate with 朝日ニュースター、6月9日放送）

朝日ニュースター

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

２、３号機の爆発をなぜ防げなかったのだろう

高橋真理子

　日本政府が国際原子力機関（ＩＡＥＡ）に提出した福島第一原発事故の報告書を読んで、以前から抱いていた疑問「なぜ２、３号機の爆発を防げなかった … ［続きを読む］

政策の実効性高め信用力改善を

根本直子

　世界的にソブリン格付けが下方向に見直されるケースが増えているが、共通しているのは適切な政策の遅れである。　従来ソブリンの格付けは、民間企業 … ［続きを読む］

賠償ゼロ計上「資産超過」東電決算、監査法人「適正」意見の背景

　福島第一原子力発電所の事故による損害の賠償債務を計上せず、債務超過転落を回避した東京電力の今年３月期決算について、同社の会計監査人である新 … ［続きを読む］

「どこで？誰と？どう仕事をするのか？」―震災は仕事観をどう変えたか

常見陽平

　求職者の間で「地元志向」が急激に高まっている。UIターン転職希望者を支援する人材紹介サービスを展開するリージョンズ株式会社の代表取締役高岡 … ［続きを読む］

［2］「放射能に、色がついていたらなあ」

カフカ「城」

　５月の中下旬、福島県に入った。これまで見た岩手や宮城などの被災地とは、明らかに違う雰囲気を肌で感じた。　どんなに被害が大きくとも、災厄には … ［続きを読む］

東京電力・清水社長、震災発生時の話は「プライベート」

　原発事故が収束しない中での社長退任を発表した５月２０日の記者会見で、東京電力の清水正孝社長は、次のように記者の質問に答えた。　――週刊誌に … ［続きを読む］

「東電は法的処理が望ましい」「政治のリーダーシップが必要」

東電賠償問題で斉藤惇東証社長が提言

　東京電力の福島第一原子力発電所放射能漏れ事故の損害賠償を支援する政府の枠組みをめぐり、東京証券取引所グループの斉藤惇社長が「できることなら … ［続きを読む］

忖度ごっこと原発事故

原田泰

　菅総理が福島原発の事故処理で海水注入をやめろと言ったか言わないかで迷走していたら、実は現場では海水注入を続けていたという事件があった（20 … ［続きを読む］

エコなＥＶ普及にひそむ5年後の「落とし穴」

木代泰之

　日産が「リーフ」を、三菱自動車が「i－MiEV（アイミーブ）」を一般向けに発売した昨年はＥＶ（電気自動車）元年と言われた。売れ行きは好調だ … ［続きを読む］

海水注入ミステリーの真の罪

原真人

　いまも国会では、福島第一原子力発電所の事故を巡って菅首相を追及する質問が繰り返されている。とりわけ焦点は１号機への海水注入の判断についての … ［続きを読む］