リアル の検索結果

続々・心理リアリティと原発－ヒトは未来の危機を過小評価する

下條信輔

　実態リアリティと心理リアリティの乖離。前稿ではそういう観点から、原発の危機を確率的に検証した。その結果、危険率が蓄積されることの必然の帰結 … ［続きを読む］

神岡発！アインシュタインの波を捕まえる〈ＷＥＢＲＯＮＺＡ地底から科学カフェ１〉

梶田隆章×尾関章

　地底から、広大な宇宙に耳を澄ます。そんな科学探究が、日本列島のど真ん中で本格的に始まろうとしている。謎の素粒子ニュートリノの観測で有名な東 … ［続きを読む］

民主党のインセプション

林志行

　民主党が、次のリーダーを決める代表選。代表選は本来、偶数年に行われるため、奇数年である２０１１年の実施は、イレギュラーだ。民主党代表選挙規 … ［続きを読む］

あえて言う、重力波捕獲「２位でもいい」

尾関章

　遠い昔のように思えるが、わずか１年半余り前、できたばかりの鳩山政権が意気上がり、世の中が事業仕分けで沸いていたころのことだ。　「どうして世 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 伊藤穰一氏に聞く　 「ＭＩＴメディアラボで何をしますか？」

服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

　「ネット上で最も影響力のある日本人」、伊藤穰一氏が米ボストンにあるＭＩＴ（マサチューセッツ工科大学）メディアラボの４代目所長に就任した。あ … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン　【北海道から何を発信するか】　「無縁社会」を超える新しい共生

宮本太郎（政治学）

　大災害は、社会の脆弱で無防備な部分を直撃する。孤立した人々、経済的基盤の弱い人々の孤独や苦しみを増幅する。無縁の時代を象徴する「孤独死」と … ［続きを読む］

【科学朝日】海岸をどうする～大震災後の日本（collaborate with 朝日ニュースター、6月23日放送）

朝日ニュースター

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

反物質は「宇宙の謎」でしかないのか

尾関章

　反物質を16分間も長持ちさせた。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機関（ＣＥＲＮ）を舞台に、東京大学や理化学研究所などの研究者が参 … ［続きを読む］

［１］鉄道と日本近代を考える

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

２０１０年１２月に九州新幹線が全通し、今年２月に東北新幹線が新青森まで延伸した。青森から鹿児島まで日本列島が１本の新幹線でつながったことにな … ［続きを読む］

心理学から見る政府の震災対応の問題点

下條信輔

　大震災の直後に「地震の大きさの割に被害は軽微？」などと伝えていた民放ニュース番組があった。わずか二週間前だが、今となっては遠い記憶でしかな … ［続きを読む］

災厄にひそむ“好機”を活用しよう

斎藤環

　未曾有の大災害が私達の日常にもたらした損害は、いまだはかりしれないものがある。しかし、不幸に圧倒されるばかりでは今後の展望につながらない。 … ［続きを読む］

過疎の村・川内村が全村でとった行動

鐸木能光（たくき・よしみつ）＝作家・作曲家　福島県川内村在住

　私はいま、川崎市の自分の仕事場にいます。ここで原稿を書いています。家は福島県川内村にあります。福島第一原発から20kmちょっとというところ … ［続きを読む］

リアルな活動の便宜としての実名主義

武田徹

　世界で６億人のユーザーを擁し、なお成長の勢いを緩めないフェイスブック。その規模を喩えて「中国、インドに次ぐ人口」だとよく言われる。　しかし … ［続きを読む］

イノベーションを「技術革新」って言うな！

湯之上隆

　昨年から今年にかけて、２回、ソニーおよびその関連会社で講演した。その際、非常に驚いたことがある。ソニーの社員が、プレイステーション３（PS … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」ナショナリズムをとことん考える

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

真の第三者委とは？　「経営者に不利なことも書く」と日弁連ガイドライン

　「第三者委員会」が増えている。企業や官庁、学校など組織に不祥事が浮かんだときに設けられ、外部の目で事実を明らかにし、処方箋を示すのがその役 … ［続きを読む］

孤族社会のネット幻想――「小さな世界」考

尾関章

　短大を出て会社に勤め、ひとり暮らしを始めてまもない女性が、出会い系サイトにはまり込む。メールで次から次に舞い込む誘いに「ノー」の返信をして … ［続きを読む］

店舗・事務所の出店時に必要な保証金が過大すぎる

清谷信一

　多額の税金を投入することも、減税もすることなく、中小企業、特に小売りや飲食業を元気し、起業を促す妙案がある。筆者はジャーナリストであるが、 … ［続きを読む］

セックスと嘘と東京都知事

木元俊宏

　昨年末、過激な性描写を含む漫画やアニメなどを規制する「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正が社会問題になった。弁護士会や日本ペンクラ … ［続きを読む］

「偽りの夜明け」にだまされるな

小此木潔

　米国景気はクリスマス商戦に示された消費の予想外の好調や、企業の設備投資の回復ぶりに示されるように、明るさを取り戻しつつある。だが、それはあ … ［続きを読む］

【12月レビュー】「科学」がこんなに語られた

尾関章

　大雪で飛行機がとまったアムステルダム空港で「欧州寒波の「想定外」／技術と社会の接点」（22日）を書いたのは北野宏明さんだ。予定していたテー … ［続きを読む］

チリ岩盤事故で思うバーチャルとリアルの落差

下條信輔

　2010年も激動の一年だった。その中で、科学技術の未来を占う意味で特に印象に残ったのは、チリの鉱山岩盤事故だ。人々の団結が多くの命を救った … ［続きを読む］

ワインの値札はおいしさを変える－神経経済学の本当のねらいとは

下條信輔

　脳神経科学から人間の経済行動を理解しようとする「神経経済学」が、数年前から注目されている。ものを売ろうとする人たちの間では「ニューロマーケ … ［続きを読む］

「激論　デジタル教育は必要か～教育の未来を考える」中村伊知哉×田原総一朗×一色清

取材協力、まとめ：早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース　今枝宏光、根岸友実、丸山紀一朗

　電子書籍元年とも言われる２０１０年。２人の論客がデジタル教育をめぐる著書を相次いで著しました。慶応大学大学院教授の中村伊知哉氏らの手になる … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」中間選挙後のアメリカは？

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

「星の王子さま」なんてどこにもいない。

小北清人

　こうなることは、半ば、最初から予想されていたのではないか。　米中間選挙を前にしての、オバマ米大統領の「不人気」のことである。米世論調査会社 … ［続きを読む］

言葉による対話を封じられた果てに

本田由紀

　周知のように、秋葉原事件については、加藤智大容疑者の経歴や、ネット掲示板上に残された大量の書き込みなどを素材として、労働問題系の解釈と承認 … ［続きを読む］

日本型「第三の道」改革が始まる

小此木潔

　古い自民党流の「土建国家」路線でもなく、小泉流「小さな政府」路線でもなく、社会保障と教育、環境を軸にした成長をめざす生活者本位の「第三の道 … ［続きを読む］

寺島実郎の視座　これからのメディアとは（１）　～特別インタビュー～

一色清

　――メディアは今、大きな変わり目にあり、新聞社も新たなあり方を模索しています。米国では地方紙が次々に廃刊に追い込まれるなど厳しい状況です。 … ［続きを読む］