震災 の検索結果

失敗と向き合い、リンカーンのようにフクシマ演説をして欲しい

原田泰

　歴史的大勝利で登場した民主党政権が、うまくいっていない。野党やマスコミは盛んに攻撃しているが、不信任案騒ぎの前までの世論調査によると、菅総 … ［続きを読む］

９割がバイトで最高の内閣案

速水健朗

　今度の震災後の日本を戦時中に例える論者が多い。組織の不備やいろいろな状況がよく似ているのは否めない。菅総理に代わる次の総理という話をするな … ［続きを読む］

水谷建設証言が暴いた公共事業利権

情報開示義務違反型捜査の威力とリスク

　小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり元秘書３人が政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪に問われた事件の公判で、中堅 … ［続きを読む］

「野田首相」でやってみよ

小此木潔

　悲観的にみれば、だれがやっても、どうにもならないようにみえる。また、鳩山、菅氏のように不人気政権で１年程度を過ごすだけなら、だれにでもでき … ［続きを読む］

避難民の苦しみが分かる人を次期総理大臣に！――佐藤雄平福島県知事はどうだろう

湯之上隆

　最近、政治のニュースを見るのは苦痛以外の何物でもない。政治家の所業はあまりにも醜い。これが同じ日本人なのか。鳩山前総理は、菅総理のことを「 … ［続きを読む］

３・１１以前と以降、という区分けは無意味だ――「蹴散らされた他者」の存在はどこへ

赤木智弘（フリーライター）

震災や原発事故は未曾有の危機だ。しかし、それ以前から広がっていた大量失業や非正規労働者の急増は危機ではなかったのか、と赤木智弘は問う。彼の「 … ［続きを読む］

原発事故調査「このままでは『失敗』に終わる」

政府の福島原発事故調査・検証委員会の欠陥

　東京電力福島第一原発の事故原因を究明し、政府・東電の事故対応を検証するために内閣に設置された「事故調査・検証委員会」。委員長の畑村洋太郎・ … ［続きを読む］

日本独自の病院船保有を議論しよう

小谷哲男

　東日本大震災は依然進行中の危機であるが、そこから次の危機に備えるための教訓を得ようとする動きも生まれている。その例が、日本独自の病院船の建 … ［続きを読む］

《公判一問一答詳録》小沢氏元秘書・石川議員が改めて裏金否定

証拠調べが終了　陸山会事件公判

　小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が１日、東京地裁であり、衆院議員の石川知裕被告＝政治資金規正法違反罪で起 … ［続きを読む］

「バトル・オブ・ブリテン」に学ぶリーダーの処世術

鈴木崇弘

　「バトル・オブ・ブリテン」をご存じだろうか。　第二次世界大戦は、１９３９年９月のドイツ軍のポーランド攻撃から始まった。ドイツは、ソ連とポー … ［続きを読む］

「原発が減る時代」のメディアは制度変革の主体を育てる報道を　ニコニコ生放送は14日夜

竹内敬二via朝日新聞『Journalism』６月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）２０１１年６月号が６月１０日に発行されました。未曾有の … ［続きを読む］

大震災で見せた史上最大の「日本版フロム・ザ・シー」

谷田邦一

　　巨大地震と大津波が複合した東日本大震災。陸地が冠水し道路が寸断されるなか、捜索救難活動の初動では、海からのアプローチが大きな成果をあげた … ［続きを読む］

被災地・岩手から――支援される側と支援する側

大久保真紀

　国会の動きを見ていると、被災地の岩手で取材を続けている身からすると、いったいこの国はどうなってしまっているのか、と危惧します。いますべきこ … ［続きを読む］

「年金マガジン－ネット探検隊が行く」vol.12　泥縄改革の行方（２）

松浦新

　社会保障改革に関する集中検討会議は医療、介護、年金、消費税がテーマになっている。いずれも迫り来る超高齢社会への対応が念頭にある。ところが、 … ［続きを読む］

【科学朝日】今年の夏の電力不足を乗り越えるための緊急節電とは（collaborate with 朝日ニュースター、6月9日放送）

朝日ニュースター

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

「年金マガジン－ネット探検隊が行く」vol.11泥縄改革の行方（１）

松浦新

　公的年金は、厚生年金の積立金が２０１１年度予算で８．４兆円取り崩されることになっているなど、深刻な事態になっている。政府の集中検討会議は年 … ［続きを読む］

２、３号機の爆発をなぜ防げなかったのだろう

高橋真理子

　日本政府が国際原子力機関（ＩＡＥＡ）に提出した福島第一原発事故の報告書を読んで、以前から抱いていた疑問「なぜ２、３号機の爆発を防げなかった … ［続きを読む］

ローソンの震災対応をコンプライアンス・リスク統括室の部長に聞く

そのとき経営倫理士は……

　東日本大震災で各企業のリスク対応担当者らはさまざまな場面で活動した。経営倫理士にとって、リスクマネジメントも重要な仕事。経営倫理士らは今回 … ［続きを読む］

金利は財政赤字よりインフレ率と関係する

原田泰

　米国格付会社が、相次いで日本国債の格付引下げを示唆し、また引き下げている。確かに、日本の財政状況は酷い。であるにもかかわらず、また、格付会 … ［続きを読む］

「大連立」樹立の条件とは？

櫻田淳

　「民主党トロイカ」の退場　六月二日午後、衆議院に提出されていた内閣不信任案が否決された。不信任案採決直前、菅直人（内閣総理大臣）が表明した … ［続きを読む］

市場が無反応な６つの理由

武田洋子

　米格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは５月31日、日本の自国通貨建て・外貨建て債務の格付け（Aa2）を引き下げ方向で見直しの … ［続きを読む］

政策の実効性高め信用力改善を

根本直子

　世界的にソブリン格付けが下方向に見直されるケースが増えているが、共通しているのは適切な政策の遅れである。　従来ソブリンの格付けは、民間企業 … ［続きを読む］

賠償ゼロ計上「資産超過」東電決算、監査法人「適正」意見の背景

　福島第一原子力発電所の事故による損害の賠償債務を計上せず、債務超過転落を回避した東京電力の今年３月期決算について、同社の会計監査人である新 … ［続きを読む］

「どこで？誰と？どう仕事をするのか？」―震災は仕事観をどう変えたか

常見陽平

　求職者の間で「地元志向」が急激に高まっている。UIターン転職希望者を支援する人材紹介サービスを展開するリージョンズ株式会社の代表取締役高岡 … ［続きを読む］

国会での騒動とその顛末について思う――国会に人材はいるのか

鈴木崇弘

　今回の国会（永田町）での騒動とその顛末、そして、菅首相の辞任時期についての珍事というか、瑣末事は、国民、特に多くの被災された方々にとって看 … ［続きを読む］

被災地・岩手から――　一人娘と孫の代わりに生き残ったコロの話

大久保真紀

　山が笑っています。　被災地、主に岩手県陸前高田市での取材をずっと続けていますが、その山々は芽吹き、ウグイス色、黄緑、深い緑、薄緑とさまざま … ［続きを読む］

どう超えるのか――大震災で見えたものづくりの危機

安井孝之

　日本のものづくりに、もう一つ苦しみが増えたという。円高、環境対策、法人税率、労働法制、自由貿易協定交渉の遅れという「五重苦」に、東日本大震 … ［続きを読む］

［2］「放射能に、色がついていたらなあ」

カフカ「城」

　５月の中下旬、福島県に入った。これまで見た岩手や宮城などの被災地とは、明らかに違う雰囲気を肌で感じた。　どんなに被害が大きくとも、災厄には … ［続きを読む］

東京電力・清水社長、震災発生時の話は「プライベート」

　原発事故が収束しない中での社長退任を発表した５月２０日の記者会見で、東京電力の清水正孝社長は、次のように記者の質問に答えた。　――週刊誌に … ［続きを読む］

心配される外国人の日本離れ

根本直子

　震災から２カ月以上が過ぎ、弊社のオフィスの外国人従業員もおおむね東京に戻ってきた。　多くの人は、一時的に故国に帰ったり、バックアップオフィ … ［続きを読む］