公園 の検索結果

環境と医療で都市をつくる、という話〈上〉

夏のドイツ報告

広井良典

　「環境」と「医療」という二つの分野は、本来は密接に関連しているにもかかわらず、概して別個に論じられることが多い。たとえば、政府の新成長戦略 … ［続きを読む］

［21］市西宮高校のプラカード嬢になり損ねた女の述懐

　２２年前の夏、周囲の同級生の様子がどこか浮き足立っていた。当時私が在籍していた西宮市立西宮高校は、毎年夏の全国高校野球選手権大会の開会式で … ［続きを読む］

ＷＥＢＲＯＮＺＡ２周年記念シンポジウム　被災者中心型の支援のかたちとは（1／2）　荻上チキ×永松伸吾×駒崎弘樹

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

　ＷＥＢＲＯＮＺＡは７月１日、創刊２周年と、「ＷＥＢＲＯＮＺＡ×ＳＹＮＯＤＯＳ　復興アリーナ」のローンチを記念するシンポジウムを東京・青山で … ［続きを読む］

アフリカの住民と歩むポレポレ流自然保護

　久しぶりにコンゴ民主共和国を訪れた。ここは私が３４年前にゴリラの調査を始めたところだが、９０年代から政治情勢が悪くなったために長期滞在がで … ［続きを読む］

もうひとつの「もんじゅ」訴訟―――３・１１以前から原発推進という国策に挑んできた人たち　

大久保真紀

　２００３年秋、弁護士の海渡雄一さん（５７）のもとに一通の手紙が届きました。差出人は西村トシ子さん（６６）。会いたいという内容でした。　トシ … ［続きを読む］

［1］スタンダード化する興南スタイル

■プロローグ　蝉時雨が虫の音にすり替わり、ようやく「夏の甲子園」のほとぼりも冷めた。　ガッツポーズをする選手が少なくなった――。それが、この … ［続きを読む］

５億円ヤミ献金「帰属」で小沢・金丸氏側と検察の攻防

　戦後の自民党一党支配に幕を引き、今にいたる政界流動化のきっかけともなった金丸信・元自民党副総裁の5億円ヤミ献金事件。1992年に発覚したが … ［続きを読む］

朝日新聞南相馬支局長　佐々木達也×荻上チキ　～被災地から東京に何を問いかけるか～

　「復興アリーナ」では、東日本大震災や復興に関して、様々な活動を複数の視点から検証し、いずれ起こる次の災害に参照できる教訓を残したいと思って … ［続きを読む］

［2］オーサーコーチと描く未来

　「赤いカナリアを見ましたよ！」　５月のカナダ・トロントは、日差しがまっすぐに明るく、豊かな緑が目にまぶしかった。街のあちこちにある公園には … ［続きを読む］

朝日新聞のトップ記事「路上から武道館へ」は美談なのか？

　こうやって世間を狭めてきた人生だから、自分のことは全部棚に上げて書くが、この前の朝日新聞夕刊１面のトップ記事「路上から武道館、夢貫いた普通 … ［続きを読む］

［2］神風

　稲光と、轟音。　その間隔が少しずつ短くなっていた。　２００７年７月１６日、海の日。中日ドラゴンズが毎年スプリングキャンプを張ることで知られ … ［続きを読む］

［11］ＧＰファイナルリポート（番外編）

五輪の街、ソチの素顔

　２０１２年グランプリファイナルが開催された、ロシア連邦グラスノダール地方ソチ市。　約１年後に開幕するソチ冬季五輪の開催地ということで、今回 … ［続きを読む］

「復興」から置き去りにされる震災遺族の心

西岡研介

　午前５時。夜も明けないうちから、人々が集まり始めた。公園の真ん中には幾本もの竹灯篭が「１・17」を模って並ぶ。誰彼ともなくロウソクを手にと … ［続きを読む］

『映画　鈴木先生』が描く日本社会の縮図

■社会のひな形としての中学校　『映画　鈴木先生』は、全国３５スクリーンの規模で公開された。ドラマの映画化としては、非常に規模が小さい。その理 … ［続きを読む］

［5］ニセモノの自然

■川の生態系も破壊した潮受け堤防　ユスリカは、連載（４）で紹介したように調整池の有毒アオコを餌にすることで大発生する。そして、アシナガグモや … ［続きを読む］

［4］「興南」から「ＫＯＮＡＮ」へ

　１年生ピッチャーの石川清太が我喜屋優に呼ばれたのは、アップをしている最中だった。　雷雨コールドゲームとなった最初の決勝戦の２日後。興南ナイ … ［続きを読む］

ゴリラは歌舞伎だ

　新年早々、京都で「ゴリラは歌舞伎だ―蓄音機で聴く歌舞伎」という催しをした。近世文学と歌舞伎に詳しい同志社大学の広瀬千紗子さんにお話を伺い、 … ［続きを読む］

［8］第１章 盛り場・風俗篇（８）

職業婦人の憤り

■尖端的職業婦人　銀座など大都会を中心にひろまった「エロ･グロ・ナンセンス」の諸相の一方、国民の８割をしめる農民の生活は苦しく、娘を身売りす … ［続きを読む］

ＷｉＦｉフリーで世界に劣る東京、都市力の差はどこから来るのか

　米国からｉＰａｄを手に東京に来た知人が、「ＷｉＦｉフリー（無料の無線ＬＡＮ）で端末を使える場所が少なすぎる」と嘆いている。ＷｉＦｉを使える … ［続きを読む］

［5］我喜屋マジック

　ガキヤ。　その響きを初めて耳にしたときの違和感を、ひんやりとした風とともに、今でもはっきりと記憶している。夏とはいえ、北海道の朝は肌寒く、 … ［続きを読む］

［7］１分間スピーチ

　新崎慎弥が自分で自分を笑う。　「アップのとき、外野の芝を触ったり、鳥の声を聴いたり、遠くを見たり……。おかしい … ［続きを読む］

自然保護で国際紛争を封じる

　アフリカには複数の国にまたがって自然保護区が設定されることが多い。ケニアのマサイマラ国立公園とタンザニアのセレンゲッティ国立公園はつながっ … ［続きを読む］

渋谷再開発計画、成功のカギは無計画な「余白」

田中敏恵

　魅力的な駅舎は、それだけで目的地になる。昨年生まれ変わった東京駅の赤レンガの建築物は、その姿を写真に収めようとする人々が後を絶つことがない … ［続きを読む］

［8］身だしなみ

　三つの「ない」のうち、最後のない。「食べない」も、あっという間に解決してみせた。　「２カ月経ったら、食べ残しはなくなってたよ」　残飯がなく … ［続きを読む］

ベトナムのハノイから：ボディータッチと法律、そして弁護士

ベトナムのハノイから：ボディータッチと法律、そして弁護士アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　木本 真理子 　はじめに　ベトナ … ［続きを読む］

復興国立公園にエコツーリズムの見取り図を

　東日本大震災によって大規模な被害を受けた青森県から宮城県に至る太平洋沿岸地域を、三陸復興国立公園として指定することを環境省が発表した。　こ … ［続きを読む］

［15］「慰霊の日」に生まれて

　あの家で日がな一日、海風に当たることができたなら、どんなにか気持ちがいいことだろう。誰もが一度は夢見るような家だった。　目の前の海を独占す … ［続きを読む］

今、アフリカ支援に求められているのは何か

　このたび、横浜でＴＩＣＡＤ（アフリカ開発会議）が開かれ、安倍総理は、今後５年間で３兆２０００億円を支援する考えを表明した。合わせて、日本は … ［続きを読む］

再生可能エネルギーと自然保護の課題

　 日本は、世界第3位の地熱資源国であるといわれている（賦存量2347kW）。資源量に比べて遅れてきた地熱利用促進を図るために、新たな再生可 … ［続きを読む］

中国の「鉄」老人たちから学んだフェアプレー精神

中国独占禁止法とフェアプレー精神アンダーソン・毛利・友常法律事務所矢上 浄子（やがみ・きよこ）　私は1999年に北京の大学院に進学し、大学院 … ［続きを読む］