復興 の検索結果

彼ら・彼女らの志をくじけさせるな

本田由紀

　周知のように、東日本大震災の甚大な被害は被災地の多くの子どもたちにも及んでいる。津波で家が流され避難所で生活している子どもたち、これまで住 … ［続きを読む］

「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー（上）

広井良典

　震災復興と、さらにその先の日本のありようを構想する、朝日新聞の「ニッポン前へ委員会」のメンバーに加わらせていただくことになった。５月１日付 … ［続きを読む］

「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー （下）

広井良典

　前回、「比較的小規模の自然エネルギーをローカルなコミュニティに分散的に配置する」という方向を述べたが、このローカル・コミュニティということ … ［続きを読む］

「年金マガジン－ネット探検隊が行く」vol.9年金決算にごまかされるな（２）～どんぶり勘定の罪

松浦新

　東日本大震災の復興予算にあてる第一次補正で、2011年度の年金積立金の取り崩しが過去最大の「８．８兆円」になることが決まった。基礎年金に使 … ［続きを読む］

巨大システムの安全性－自然はだませない

山崎直子

　はじめに、3月11日に起きた大震災で被害に遭われた方々に深くお見舞い申し上げます。復興に向けて生活を再構築していくに当たって考えるべきこと … ［続きを読む］

「緊急時避難準備区域」川内村の自宅に戻って２週間

鐸木能光（たくきよしみつ）＝作家・作曲家。福島県川内村在住

　夫婦で4月26日にようやくの思いで川内村の自宅に戻り、はや２週間が過ぎました。　5月10日は、朝からテレビで川内村の映像が何度も流れました … ［続きを読む］

「浜岡停止」から根本論議を始めたい／孫社長の提言に寄せて

小森敦司

　菅直人首相による浜岡原子力発電所の停止要請は、唐突感をもって迎えられている。だが、このことを、福島第一原発の事故を経た後の、日本のエネルギ … ［続きを読む］

想定外ではなかった東日本大震災/災害報道に必要な歴史の検証　11日にニコニコ生放送

隈本邦彦via朝日新聞「Journalism」５月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）2011年５月号が５月10日に発行されました。５月号の … ［続きを読む］

震災で再認識、鉄道在来線の貨物輸送

米山正寛

　東日本大震災後の鉄道路線の復旧状況をみて、政治学者の原岳史さんが「在来線は、災害時の貨物輸送インフラとしても非常に重要です」（朝日新聞４月 … ［続きを読む］

ネットは「救えるエリア」を広げるツールだ

西田宗千佳

　東日本大震災で、ネットは人々を救ったのか？ 筆者の答えは「イエス」だが、いささかの逡巡もなく答えられるものでもない。　1995年の阪神淡路 … ［続きを読む］

震災が露わにした民主党政権の限界

薬師寺克行

　菅首相に接する機会のある人たちから最近、相次いで「首相が変わった」という声を聞いた。「怒鳴ったり、細かいことを言ったりしなくなった」「官僚 … ［続きを読む］

現政局を考える――新しい首相選出の方法を

鈴木崇弘

　　３・11東日本大震災の影響はいまだ大きく、余波はその被害に勝るとも劣らずと考えられる。いまだ多くの行方不明者が存在するが、緊急救済の段階 … ［続きを読む］

《証言一問一答詳録》「小沢氏側への裏金提供に同席した」

建設会社社長が証言　陸山会事件公判

　小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判で、元秘書の大久保隆規被告＝政治資金規正法違反罪で起訴＝を中堅ゼネコン「 … ［続きを読む］

スリランカ内戦の戦争責任――日本政府は声をあげよ

土井香苗

　ちょうど２年前の５月、26年間に及ぶスリランカ内戦は終結した。政府軍が、分離独立派武装組織「タミル・イーラム解放の虎」（LTTE）を殲滅し … ［続きを読む］

菅総理はなぜ辞めないのか

原田泰

　「菅総理はなぜ辞めないのか」とは私の考えではなく、マスコミの考えである。辞めないのが不思議だというぐらいの書かれ方をされていたが、政治を合 … ［続きを読む］

総務省コンプライアンス室が補助金不正を摘発

４ＮＰＯ法人への２億５千万円を減額　

　情報通信システム（ＩＣＴ）をめぐる総務省の事業で、同省から外部のＮＰＯ法人に不適正に補助金や委託費が支払われたり支払われそうになったりして … ［続きを読む］

「コンプライアンス室」で公金不正の闇に風穴を

総務省補助金不正問題で郷原氏にインタビュー

　情報通信システム（ＩＣＴ）をめぐる総務省の事業で公金の支出が決まっていた４つのＮＰＯ法人で２億５千万円もの不適正な経理が行われていた問題。 … ［続きを読む］

対応を間違えれば世界中が日本を突き放す

薬師寺克行

　原発事故を前に打ちひしがれている経済産業省をはじめ、霞が関各省は震災対応に忙殺されている。そんな中、農水省だけがやたらと元気がいいそうだ。 … ［続きを読む］

サミットで日本は何を世界に発信すべきか

森永卓郎

　５月２６日からフランスのドービルで開催される主要国首脳会議では、原子力を中心とした今後のエネルギー政策が議論されることは確実だ。今後のエネ … ［続きを読む］

ドービルＧ８で語られるべき「核」管理の方針

櫻田淳

　震災後、二ヵ月の時間が経った。未曾有の震災の様子が海外に伝えられた故に、世界各国が日本に向けた眼差しは、総じて同情的なものであったといえよ … ［続きを読む］

スポーツだからこそできること

潮智史

　「一体、自分たちに何ができるのだろうか」　東日本大震災以降、多くのスポーツ選手や関係者から同じ言葉を口にしている。家族を失い、家屋を失い、 … ［続きを読む］

プロリーグの「仕事」は被災地にまだある

倉沢鉄也

　被災地で受け取るスポーツの姿は、被災地の方々の思いと行動がすべてであり、東京から論じることに意味があるのか自問自答しつつ、被災地復興に果た … ［続きを読む］

大漁旗に込めた負けじ魂～震災復興に向け釜石ラグビーは市民とともに

　岩手県釜石市はラグビーと共に生きている。日本選手権七連覇の偉業を遂げた新日鉄釜石の流れをくむ『釜石シーウェイブス』は市民の誇りである。復興 … ［続きを読む］

政治は権力闘争である

原田泰

　前回、マスコミは、政策分析に関する情報をもっと提供すべきだと書いたら、政治記者は政策分析をしたことがないのだから無理であるというコメントを … ［続きを読む］

【復興構想会議から】　霞が関の作法

高成田享

　東日本大震災から２か月、復興構想会議が始まって１か月が過ぎた。「何も決めない」「増税論議が先走っている」と、世間の評価はあまり芳しくない。 … ［続きを読む］

「消費税倍増計画」の「からくり」をどう考えるか

小此木潔

　「４年後までに消費税が倍になるのか！？」と驚いた人も少なくないに違いない。　５月２４日付の朝日新聞朝刊に「消費税１０％、１５年度までに」と … ［続きを読む］

東電・原子力村／これでは「関東軍」ではないか

小森敦司

　「彼ら」は何をしようとしているのか。これでは、まるで「関東軍」ではないか。　戦前の満州で国の方針を無視して戦線を拡大したのと同じ粗暴さを見 … ［続きを読む］

これほどの無明を、見たことはなかった――宮沢賢治「雨ニモマケズ」（『ＡＥＲＡ』２０１１年４月１１日号）

外岡秀俊（ジャーナリスト）

　東日本大震災から１週間後の３月１８日、朝日新聞社機で上空から被災地を見た。翌日から１週間、陸路で被災地を回った。東京からの走行距離約２３０ … ［続きを読む］

これからの日本のキーワードは「再生力」

鈴木崇弘

　東日本大震災では、「想定外」という言葉が、注目を浴びた。今回の震災では、想定していた以上の津波や福島原発の問題が起き、甚大な被害が生じたと … ［続きを読む］

［1］復興には、ほど遠い

カミュ「ペスト」

阪神大震災を１年以上取材し、３月まで朝日新聞編集委員だったジャーナリストの外岡秀俊氏が、東日本大震災の被災地を回っている。毎回、一つの文学作 … ［続きを読む］