起業 の検索結果

「ブラック企業」の修飾語「ブラック」の使用はやめるべきだ

　アメリカで起きた「白人」警官による「黒人」の殺害事件に端を発した人種差別反対運動が、世界中に広がっている。日本でもそれは見られるが、低調さ … ［続きを読む］

「スクープ」とは何か～新聞社は「時間差スクープ」の呪縛を解け！

「スクープの基準がない」ことが権力監視のジャーナリズムを阻んでいる

　検察庁人事をめぐる問題で「権力と記者の関係」が厳しく問われている。それに関連し、筆者は『黒川検事長と賭け麻雀をした記者は今からでも記事を書 … ［続きを読む］

コロナ禍のフランスで浮き彫りになった様々な「強者」と「弱者」

歴然となった社会の二分化はフランスの人々に何を残すのか？

　マクロン仏大統領は6月14日、エリゼ宮からの4回目のラジオ・TV演説を行い、「フランス全土（新型コロナウイルスがまだ多い海外県のマヨットと … ［続きを読む］

国民のため、立たないのですか！／石破茂にとことん聞いた（下）

　インタビューの中で石破茂氏も触れているが、同氏は1993年に一度、自民党を離党している。政治改革関連法案に賛成し、自民党内の役職停止処分を … ［続きを読む］

コロナ禍でのプロ野球開幕から見えた球界の成長と問題点

バラバラだった球界がコロナで一変。一丸となって対応へ。先送りされた課題も。

　プロ野球の公式戦が6月19日に開幕した。当初の開幕日は3月20日の予定であったから、ほぼ3カ月遅れての「球春」の到来だ。新型コロナウイルス … ［続きを読む］

吉村知事の礼賛一色、多様性に欠けるワイドショーのコメンテーター

テレビ制作者からは、専門家でないコメンテーター起用に疑問の声

　民放テレビ局の報道記者は「ウイルス特需があった」と言う。ビデオリサーチによる首都圏でのインターネット調査の結果によると、世帯のテレビ視聴量 … ［続きを読む］

新型コロナ・ウイルス感染症が明らかにした日本の社会保障の根本問題

フリーランス・非正規雇用の人たちはなぜ窮地に追い込まれるのか

　新型コロナ・ウイルス感染症の拡大は、雇用や働き方に大きな問題を与えている。　例えば、非正規雇用は、製造業、小売・卸売業、宿泊・飲食業などを … ［続きを読む］

「リーク」とは何か～当局はジャーナリズムを使って情報操作する

黒川検事長と記者の賭け麻雀問題から「権力と報道の関係」を考える

　黒川弘務・東京高検検事長＝辞職＝と新聞記者らが賭けマージャンを繰り返していたことに関連し、引き続き「権力と報道」の関係を整理したい。　前回 … ［続きを読む］

渡部建氏の“罪”は、不倫よりも多目的トイレでのデートDV

だから告発女性をセカンドレイプ的に叩くべからず

　またまた芸能人の不倫問題で世間が賑わっています。今度はお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建氏が、複数の女性と不倫関係を持っていたと「週刊文 … ［続きを読む］

中国のデジタル通貨実験：金融覇権への重大な一歩か

特許をもつ仕組みを外国に輸出し、金融制度への中国の影響力強化狙う

　中国共産党系の英字紙、チャイナデイリーは2020年4月21日付電子版で、中国人民銀行（中央銀行）幹部が深圳、蘇州、成都、河北省雄安新区にお … ［続きを読む］

次亜塩素酸水とは何か　空間除菌は可能なのか

人が直接曝露しても毒性がなく、空間除菌ができるという根拠のある消毒剤はない

　消毒液を空間に噴霧して、空間除菌を図る動きが自治体や企業で続出した。そのとき使われた消毒液が次亜塩素酸水だ。　厚生労働省は「どんな種類の消 … ［続きを読む］

治験実施計画書「除外基準」解釈で大学と患者遺族が対立

東京女子医大病院「補助人工心臓治験訴訟」④

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

米国のファーウェイ輸出規制強化は何をもたらすか

米国自身が築いた半導体サプライチェーンを破壊、誰も幸せにしない

輸出規制開始1年で、さらに規制を強化　米国が中国の通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）に対する禁輸措置に踏み切ってちょうど1年となる202 … ［続きを読む］

下北沢・本多劇場の扉を開ける

コロナ禍を乗り越えて再始動、「演劇の街」のいまは

　新型コロナウイルスの感染拡大で、日本中の劇場の灯が消えた。緊急事態宣言が解除され、徐々に制限が緩和される中、劇場をどう再始動してゆくか。日 … ［続きを読む］

DA PUMPからEXILEへ～新しい「不良」アイドルのかたち

　前回は、1990年代後半に登場したDA PUMPが、ジャニーズとは異なるタイプのダンスアイドルとして人気を獲得した様子、その背景にある文化 … ［続きを読む］

来館者名簿をめぐる図書館界のちぐはぐなコロナ対応

利用者のプライバシーを守るのが「大原則」だが……

　日本図書館協会(日図協)は、コロナ禍に対応した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を策定した。　時宜にかなった取り … ［続きを読む］

種苗法改正、ネットで拡散する反対論への反論

種子会社が法外な種子代を要求して農業を支配しているわけではない

種子法廃止　2018年種子法（主要農作物種子法）が廃止された。同法は、米、麦、大豆（主要農作物という）について、国や都道府県が優良な種子を安 … ［続きを読む］

コロナ「第2波」へ全国民PCR検査と感染追跡システムで背水の陣の中国

「第1波」の初動は落第点。「第2波」では失敗は許されない

　6月5日、北京市は武漢市がある湖北省からの移動制限を解除すると発表した。　湖北省の封鎖解除が始まった3月25日以降、北京市は同省から入って … ［続きを読む］

「モノの海洋」“Ocean of Things”とは何か

情報通信技術の発展と海洋国家日本の可能性

　地政学では、陸海空やサイバー空間など、さまざまな空間における政治経済的な支配をめぐる諸問題が研究対象となっている。その意味で、最近、 … ［続きを読む］

21年9月、女子プロサッカー「WEリーグ」誕生　大きな可能性と困難

「WE」に込めた希望　2011年ドイツW杯で世界チャンピオンとなった女子サッカーにとって、大きな節目となる発表である。本来ならば、広い会見場 … ［続きを読む］

図書館は利用者の秘密を守れるのか――コロナ感染予防ガイドラインの矛盾

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴って発令された緊急事態宣言が5月14日、39県で解除されたのを皮切りに、25日には首都圏を含めて全面解除と … ［続きを読む］

公益通報者保護法、制定１６年で初めての改正、参院本会議で全会一致成立

　公益通報者保護法の一部を改正する法律案が８日夕方、参院本会議で全会一致をもって可決され、成立した。２００４年に制定された同法の初めての抜本 … ［続きを読む］

企業法務弁護士によるプロボノ活動 ～新型コロナ禍の中、思うこと

企業法務弁護士によるプロボノ活動　～新型コロナ禍の中、思うこと～アンダーソン・毛利・友常法律事務所齋藤 宏一はじめに　２０１３年４月にこの「 … ［続きを読む］

オンライン授業拡大の中で浮き彫りになる「変われない公立学校教育」

コロナの時代は「ハイブリッド型授業（教育）」が求められている

オンラインで「コミュニケーションへの意識」が変わる　新型コロナ感染症の影響により、様々な業種で業態変革が起こった。全社員が自宅で仕事を行う「 … ［続きを読む］

何一つ有効な対策を打たなかった安倍首相が言う「日本モデルの力」とは？

コロナ第２波に備え必要なのは「日本モデル」の解体だ！

　未曽有のパンデミック状況を呈するコロナウイルスがこの秋から冬にも大きい第2波となって襲い来る予測が広まる中、対策を立てるべきはずの安倍内閣 … ［続きを読む］

南スーダン野球団を市民にお披露目。思わず目頭が熱く……

野球人、アフリカをゆく（29）準備は整い選手の技量も上がった、いよいよその時が

＜これまでのあらすじ＞　かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任し、ここでもゼロから野球を立ち上げて … ［続きを読む］

コロナ危機を乗り越えてつくるべき本当の「日本モデル」

神津里季生・山口二郎の往復書簡（４）しごとを尊重しあい尊厳ある生活ができる社会を

　連合の神津里季生会長と法政大学の山口二郎教授の「往復書簡」。今回は、5月28日に公開した神津会長の「その場しのぎの緊急事態宣言解除～社会を … ［続きを読む］

ロボットに「電子人」という法的地位を認めるか

自然人や企業などにしか法的人格を認めてこなかった歴史が大きく変わろうとしている

　欧州議会法務委員会よって2016年5月31日付で公表された、ロボット向けのルールづくりのための報告草案のなかで、将来の課題として、ロボット … ［続きを読む］

音楽を職業にするということ～バグパイプビジネスを追求した日々

マイナー楽器だからこそ

　「音楽を職業にして稼ぎ続けるのは大変なことだ」　若い頃から音楽人生を歩んでいる人ほど、身に染みて感じるようだ。43歳で転身。バグパイプを職 … ［続きを読む］

金融支配をめざす中国の正念場

　米国に代わって中国が覇権を握る日は近づいているのか。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックによる世界の政治・経済・文化 … ［続きを読む］