核 の検索結果

北朝鮮が次に襲うとすれば／島の占領、開城工業団地の占拠、武装ゲリラ侵入……？

小北清人

　（１）またも、黄海の島から炎と白煙が上がった。上陸する北朝鮮軍。１１月には北朝鮮の沿岸から１３キロの延長島が砲撃されたが、こんどはまた別の … ［続きを読む］

多極化世界の中でのＥＵ外交――ＥＵ外務省の発足をどうみるか

脇阪紀行

　欧州連合（ＥＵ）の外交活動をになうＥＵ対外活動庁（外務省）が１２月１日に発足し、年明け１月からの本格稼働する。新組織の発足は、近年、中国や … ［続きを読む］

英国流に学べ――新防衛大綱の行方

谷田邦一

　政権交代後初の「防衛計画の大綱」策定に向け、鳩山由起夫前首相が今年２月、私的諮問機関を立ち上げてから１０カ月。菅政権のもとで政府の大綱案が … ［続きを読む］

大人になったイグ・ノーベル賞

木元俊宏

　イグ・ノーベルなる風変わりな賞について最初に知ったのは1990年代初め、元同僚の畏友Ｋ氏からだった。"Journal of Irrepro … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」中間選挙後のアメリカは？

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

北朝鮮砲撃事件：「計算された狂気」につけられない鈴

小北清人

　朝鮮半島の緊張が沸点に達している。北朝鮮軍による韓国の延坪島への砲撃で民間人を含む多数の死傷者が出た。島は文字通りの廃墟と化し、やられた韓 … ［続きを読む］

黄海海戦ふたたび？　海上自衛隊vs中国海軍

谷田邦一

　日本と中国にはかつて壮絶な艦隊決戦を交えた歴史がある。１８８０年代、「東洋一の艦隊」と呼ばれた中国海軍は、ドイツから購入した７千トンを超す … ［続きを読む］

【ＡＡＮ第１３回朝日アジアフェロー・フォーラム】インドへの道――われわれにとってインドとは何か

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部×ＡＡＮ（朝日新聞アジアネットワーク）提携

※初出は、朝日新聞アジアネットワーク（ＡＡＮ）（２０１０年１０月６日、肩書は当時）　世界経済や環境問題で重要さを増す大国インド。Ｇ２０の中心 … ［続きを読む］

【ＡＡＮ第１２回朝日アジアフェロー・フォーラム】緊張する南北関係と日本――「併合」１００年の夏に

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部×ＡＡＮ（朝日新聞アジアネットワーク）提携

※初出は、朝日新聞アジアネットワーク（ＡＡＮ）（２０１０年７月１５日、肩書は当時）　３月２６日の韓国海軍の哨戒艦「天安」沈没事件で、朝鮮半島 … ［続きを読む］

【ＡＡＮ第１１回朝日アジアフェロー・フォーラム】ライズ・オブ・チャイナ（Rise of China）：今そこにあるものを深く理解する

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部×ＡＡＮ（朝日新聞アジアネットワーク）提携

※初出は、朝日新聞アジアネットワーク（ＡＡＮ）（２０１０年４月２日、肩書は当時）　急成長を続ける中国は今年、国内総生産（ＧＤＰ）で日本を追い … ［続きを読む］

脱「韜光養晦（とう・こう・よう・かい）」へ

谷田邦一

　２０年ぶりにアジアに聖火がともった２年前の北京オリンピック。その開会式をご記憶だろうか。中国５千年の偉業の数々が披露された「歴史絵巻」のな … ［続きを読む］

経済最優先の対中外交との決別を

後藤謙次

　中国の民主活動家劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定は、日本外交にも大きな影響を与えるのは確実だろう。現に中国政府は、尖閣諸島沖の漁船衝突事件 … ［続きを読む］

劉暁波を「第二のスー・チー」にするな

脇阪紀行

　中国の人権活動家で作家の劉暁波氏へのノーベル平和賞授与が明らかになった時、私の心に浮かんだのはミャンマー（ビルマ）の民主化指導者アウン・サ … ［続きを読む］

足をすくわれた鳩山前首相　日米同盟関係の建て直しを

春名幹男

　日米の人と人との交流は深いものがある。鈴木章、根岸英一両氏の受賞が決定したノーベル化学賞。その裏には、２人の米パデュー大学の恩師、故ブラウ … ［続きを読む］

「金王朝」は中国の傘の下にとどまるか

藤原秀人

　「キム・ジョンウンが大将に任命される」　中国国営新華社通信は９月２８日午前２時２３分（日本時間同３時２３分）、北朝鮮の朝鮮中央通信の報道を … ［続きを読む］

アジア並みの法人税率、総合特区で実現を

小原篤次

　法人税減税の要望があがっている。ロイターの調査によると、「政府・日銀による円高抑制策の方が望ましい」との回答が３９％に対して、「法人税の５ … ［続きを読む］

「借り入れ実現」をインサイダー情報として告発　「買い」材料に初の包括規定適用

積極適用されるバスケット条項

　何を知って株を売買したらインサイダー取引として制裁の対象になるのか。証券取引等監視委員会が今年6月、新たな境地を開いた。株価の上げ要因、つ … ［続きを読む］

《詳録》大阪地検特捜部検事逮捕で最高検が記者会見

　最高検による緊急の記者会見は２１日午後９時１１分、東京・霞が関の法務・検察が入る合同庁舎の２０階にある最高検大会議室で始まった。検事総長に … ［続きを読む］

手口の悪質さ見極め　すべての摘発は困難

緒方健二

　年端もいかぬ子供たちを虐待する事件の続発に怒っていたら、今度は高齢者の行方不明問題です。弱くて保護されるべき人たちが、なぜこうも蔑ろにされ … ［続きを読む］

必要なのは「日本ブランド再建戦略」だ

脇阪紀行

　民主党代表選挙が行われていた間、国際社会による日本政治の「格付け」は急降下を続けた。政界の「闇将軍」であり、「壊し屋」として知られた小沢一 … ［続きを読む］

加害と被害――戦後６５年の夏に

大久保真紀

　今年は戦後６５年目の夏でした。　一口に６５年といっても、それは当時生まれたばかりの赤ちゃんがいまはすでに６５歳、２５歳だった人が９０歳にな … ［続きを読む］

国際関係の情勢変化に着目した中国

藤原秀人

　北朝鮮の金正日・朝鮮労働党総書記による「秘密訪中」が８月２６日から３０日まで、東北地方で繰り広げられた。先の５月訪中の時と同様に、日本をは … ［続きを読む］

「後継者登場？」を目前にした「聖地巡礼」パフォーマンス

小北清人

　またも電撃的に行われた北朝鮮の金正日総書記の訪中（８月２６～３０日）が、目前に迫る、朝鮮労働党の「党代表者会」をにらんだものだったのは間違 … ［続きを読む］

本格的な海上テロの始まりか――ホルムズ海峡のタンカー損傷

谷田邦一

　中東のホルムズ海峡で７月末、商船三井の大型原油タンカー、エム・スター（約１６万トン）が、船体にナゾの損傷を受けてから１カ月。調査が進むにつ … ［続きを読む］

子どもを殺すだけでなく、社会も壊す虐待

大久保真紀

　いったい何人の子どもが死ねば、あるいは、どれほど悲惨な状況で亡くなれば、本当に物事が動いていくのでしょうか。　児童虐待防止法が２０００年に … ［続きを読む］

日本外交、「核兵器のない世界」構想への姿勢

櫻田淳

　被爆６５年目の広島での平和祈念式典には、ジョン・Ｖ・ルース（駐日米国大使）を含む米英仏三国の政府代表が出席した。日本国内には、「今さら何を … ［続きを読む］

胡錦涛氏よ、核廃絶で一歩前へ

加藤千洋

　この夏の広島、長崎の平和記念式典は米英仏３カ国政府代表の初参加で注目されたが、それに触発されて言いたいことがある。　１９７０年代初めに記者 … ［続きを読む］

オバマ大統領の広島訪問につなげたい

高成田享

　歴代の米国駐日大使は、広島や長崎の原爆記念施設を訪れているという。しかし、今回のルース大使の場合は、原爆記念日の式典に大使として初めて参列 … ［続きを読む］

日本の国会議員が北京で北朝鮮幹部と「接触」／権力継承期の北に要注意

小北清人

　最近、日本の国会議員が北京の北朝鮮大使館を訪れ、北の幹部と面談したとの情報が筆者の耳に入った。その情報によると、幹部の名は工作名「李哲」。 … ［続きを読む］

寺島実郎の視座　どうみる世界の中の日本（１）　～特別インタビュー～

一色清

　―――このところ、世界の中で日本の存在感が下がっているのが気になります。　「中国のGDPが日本を追い抜いていくだとか、産業力や経済力におい … ［続きを読む］