ＣＯ₂ の検索結果

日中の環境協力、緊張含みの今こそ

　この冬、中国は歴史的な大気汚染に見舞われており、その汚染物質の一部は日本に飛来している。そのため改めて、東アジアでも欧州を中心とする長距離 … ［続きを読む］

政局をしている暇のない地球環境経営/米・中の環境＝経済志向に注目しよう

　オバマ大統領の二期目の就任演説が大きく報道された。その中で、地球温暖化の下りには注目させられた。「我々は気候変動の脅威に対処する。そうしな … ［続きを読む］

ついに号砲、世界をカバーする温暖化対策の立案作業

　第18回の気候変動枠組条約の締約国会議（COP18）がドーハで開催されていたが、12月8日、今後の作業計画などに関する締約国会議決定を行い … ［続きを読む］

京都議定書の15年と今後の展望

　COP18（国連気候変動枠組条約・締約国会議）がカタールのドーハで始まり、地球温暖化対策の新たな枠組づくりが検討されている。今年2012年 … ［続きを読む］

温暖化、国際ルールづくりに積極関与を

　朝日新聞恒例の、地球環境フォーラムが今年も開かれた。盛会だった。私は、今年は、京都議定書の次の国際約束に向けた国際交渉の在り方をテーマにし … ［続きを読む］

世界最大のバイオガス・プラント

　デンマークは、国会で90%以上の賛成により「エネルギー2020」を決定し（2012年3月）、2020年までに1次エネルギー中の再生可能エネ … ［続きを読む］

日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか？

金平茂紀

　日本のほとんどのメディアがロンドン五輪漬けになっているなかで、このような文章を書くのは心が重たくなる。だが、きちんとこの問題を論じることが … ［続きを読む］

これからの省エネのキーワードはコラボ

　今年の夏は、去年と異なり、お盆以降、日を経るに従って気温の平年値を上回る幅が大きくなるという、厳しい残暑が続いている。　この残暑にもかかわ … ［続きを読む］

日本版「緑の党」は荒れることを恐れず、日本の英雄に学べ

三島憲一

　日本でも緑の党が結成された。まことに時宜を得たというべきだろう。　野田政権は、審査に審査を重ね、熟議に熟議を重ね、慎重の上にも慎重に、国民 … ［続きを読む］

再生可能エネルギーの現場（下）　バイオガス編

　バイオガスとは、家畜糞尿や生ごみ、飼料作物を、原料として回収・利用し、発酵させてメタンガスを発生させる。そのガスで発電機を動かし、発電する … ［続きを読む］

発電コストを下げるために何が必要か、３つの課題

木代泰之

　７月１日から再生可能エネルギーの固定価格買取制度（ＦＩＴ）が始まる。太陽光、風力、地熱、バイオマスなどについて、それぞれ「コスト＋利潤」で … ［続きを読む］

真剣勝負となった世界省エネ競争

　国別に差異化した目標を設ける京都議定書の考え方の下、わが国は、前回に述べたように、基準年である１９９０年頃にあった欧米に対する環境対策上の … ［続きを読む］

居眠り事故を技術的に防ぐ未来図

　群馬県の関越自動車道で４月２９日に７人が死亡した高速バスツアー事故の原因は、被害者関係者には申し訳ないが、運転手の氏素性や国籍とは関係なく … ［続きを読む］

地域経済再生と再生可能エネルギー

　地域経済再生と再生可能エネルギーという視点から、再生可能エネルギー生産事業モデルを整理すると、主に売電事業型と地域分散型に分類される。前者 … ［続きを読む］

スズキ、三洋から東芝へ切り替えた理由

　環境技術の柱である、電気自動車（ＥＶ）やプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）など電動車両の商品化競争が急だが、自動車メーカーと電池メーカーと … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（最終回）――分権型エネルギー社会への躍動

　脱原発へと踏み出したドイツで、原発に代わるさまざまな再生可能エネルギーの普及に大きな役割を果たしているのが、州や市、町といった地方自治体だ … ［続きを読む］

「京都」を現代史的に検証して先に進め

　南アフリカのダーバンで開かれていた国連気候変動枠組み条約（温暖化条約）第17回締約国会議（ＣＯＰ17)は、マラソン交渉の末、最終日を１日半 … ［続きを読む］

米中そして日本、課題ばかりが残った

吉田文和

　ＣＯＰ17の課題は、すべての主要排出国が入る新たな枠組みづくりと、京都議定書の延長問題であった。前者について、2015年までに交渉を終え、 … ［続きを読む］

【現地報告】ＣＯＰ１７、あっと驚く大成果

　「このアフリカを京都議定書の墓場にさせない」。ＣＯＰ１７は、初日、アフリカ代表であるコンゴ民主共和国代表によるこの発言から始まった。会議は … ［続きを読む］

【ＣＯＰ１７現地報告】京都議定書はダーバンで死を迎えるか

　「１９９７年、京都で開かれたＣＯＰ３で京都議定書が採択された」「そして２０１１年、南アフリカ・ダーバンで開かれたＣＯＰ１７で京都議定書は事 … ［続きを読む］

京都議定書を潰すのではなく、改善提案を

　地球温暖化の進行が世界各地であらわれているなかで、温室効果ガスを地球規模で削減する制度を決めた京都議定書がいま、崩壊の危機にある。日本政府 … ［続きを読む］

プリウスＰＨＶ、国内生産にこだわった実力は

　「東京モーターショー２０１１」が１２月３日から、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。今回は４２回目となるが、会場は長らく幕張メッセだっ … ［続きを読む］

悪い冗談はやめよう――原発撤退のジーメンス社に学ぶ

三島憲一

　野田首相は、ベトナムやトルコへの原発輸出ができるようにしたようだ。悪い冗談か、と思った人は多いだろう。脱原発から減原発にトーンを落としたと … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（５）――自然エネルギーだけに頼らない脱原発

●「一本足打法」にあらず　日本人の多くは、ドイツが再生可能な自然エネルギーへの移行によって脱原発を実現するというイメージを持っているようだ。 … ［続きを読む］

脱原発株主提案否決の理由「国民的な議論で決めるべき」と東京都

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（２）――「原発の運転を子どもたちにどう説明するのか」

脇阪紀行

●宗教界代表もメンバーに　そもそも倫理委員会という名はどこか日本語ではなじみにくい。しかしドイツにおいて倫理委員会は国民により身近な存在だ。 … ［続きを読む］

ドイツ脱原発の「なぜ」と「どうのように」

吉田文和

　《この論考は、ミランダ・シュラーズ（ベルリン自由大学教授）と吉田文和（北海道大学教授）の共著である。》「原子力発電所をやめるべきか」「原子 … ［続きを読む］

再生エネ買い取り法／利用拡大への第一歩

吉田文和

　原子力への依存を減らすためには、省エネルギーとともに自然エネルギーの利用拡大が不可欠だ。今回成立した再生可能エネルギー買取法は、そのための … ［続きを読む］

ガソリン車が証明する日本の潜在技術力

永井隆

　ハイブリッド車（HV）と同レベルの燃費性能を持つガソリンエンジン車の開発が、相次いでいる。マツダが6月30日に国内発売した新型「デミオ」は … ［続きを読む］

ガソリン車の逆襲

木代泰之

　次世代自動車をめぐる競争が激しくなっている。トヨタは来年にも家庭用コンセントで充電できるプラグインハイブリッド（ＰＨＶ）車を売り出すほか、 … ［続きを読む］