ドイツ の検索結果

ギリシャ悲劇の本質

■銀行は今まで何をしていたのか　ギリシャが海外から借金をしすぎて国民みんなで楽しく使ってしまった。楽しく使ってしまったことを反省もせずに、こ … ［続きを読む］

ＥＵサミット合意に投資家が懐疑的な理由

根本直子

　欧州連合・ユーロ圏首脳会議では、債務危機対応策として、ギリシャの債務削減、欧州金融安定基金（EFSF）の強化、金融機関の資本増強が合意され … ［続きを読む］

続・精密測定への執念で消える「キログラム原器」

　時間や長さ、質量を測定する基礎となる「単位」の設定は、すべての科学において欠かせない基礎である。その基準を一桁でも確実にしようという研究者 … ［続きを読む］

北杜夫さんの破天荒なユーモアと抒情が好きだった

　北杜夫さんの家には、文芸記者になってから取材のほか、おしゃべりするために何度か伺った。私が愛読者と知った北さんは歓待してくれ、ファアグラ（ … ［続きを読む］

精密測定への執念で消える「キログラム原器」　

　だれしも体の「重さ」が気になる食欲の秋……重さといえば、この10月、フランス・セーブルで開かれた第24回国際度量衡総会（CGPM）で、「重 … ［続きを読む］

ウダイ・フセインの影武者

　アメリカ同時多発テロの１０周年の追悼式典にブッシュ前大統領とオバマ現大統領がそろって参列した。イラク戦争を始めた男と、それを愚かな戦争と批 … ［続きを読む］

【科学朝日】日本と科学技術～新しい関係を築く (collaborate with 朝日ニュースター、10月27日放送）

本当に菅首相に正義はなかったのか

辰濃哲郎

　２００１年、米国の９・１１同時多発テロの現場で、忘れられない光景がある。　テロから２日後、朝日新聞社会部デスクとして現地入りした私は、ナシ … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（６）――新しい文明の姿

●核兵器も原発も「ノー」　倫理委員会の報告書は、第１０章以降で、原発の持つ根本的な問題に再び立ちかえっている。それは原子力エネルギーを使った … ［続きを読む］

歴史的な国連演説に各国はどう応えるか？

高橋和夫

　２０１１年９月２３日、パレスチナ暫定自治政府のアッバース議長が、ニューヨークの国連本部で、独立国家としての正式な加盟申請を潘基文事務総長へ … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（５）――自然エネルギーだけに頼らない脱原発

●「一本足打法」にあらず　日本人の多くは、ドイツが再生可能な自然エネルギーへの移行によって脱原発を実現するというイメージを持っているようだ。 … ［続きを読む］

超光速ニュートリノの虚々実々（上）

　1905年、アインシュタインは特殊相対性理論の第1論文「運動物体の電気力学」で、いわゆる「光速度不変の原理」を導入し、そこから「実現できる … ［続きを読む］

ニューヨークのＡＫＩとマンハッタン計画を思う

　９月１１日の世界貿易センタービルのテロ事件の犠牲者を悼む式典が、ニューヨークでは夏の終わりを告げる恒例の行事となった。毎年、マンハッタン島 … ［続きを読む］

米国は、若者の雇用のためにＴＰＰ＝保護主義を進める

　グローバリゼーションが進む中で、米国はもっとも有利な立場にあるはずだ。それにもかかわらず格差に抗議する若者のデモが大学生にまで波及した。米 … ［続きを読む］

なぜ日本にはシリコンバレーが存在しないのか

　スティーブ・ジョブズ氏の功績は、iPodやiPhoneなど画期的な製品を生みだした点だけにあるのではない。この30年間の米国の産業構造の大 … ［続きを読む］

短編に生々しく残された村上春樹の思い

　「村上春樹に『猫の町』なんて短編あったかなあ」　夏の終わり、雑誌「ニューヨーカー」を読んでいた家人にそう聞かれた。いかにもありそうなタイト … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（４）――脱原発への工程と方策

●１２章、４８ページの報告書　さて、脱原発の倫理と論理、そのための具体的な工程がどのように描かれているのか。報告書の中身を詳しく見てみよう。 … ［続きを読む］

モナコで見た豪奢と地中海の明暗

　フランスを旅行する途中、モナコ公国に立ち寄った。ちょうど「国際ヨットショー2011」のさなかだった。港には最新鋭の巨大ヨットや、顧客たちが … ［続きを読む］

公務員改革の愚

榊原英資

　いわゆる「公務員改革」が現民主党政権の中心的政策課題になっています。国家公務員の総人件費2割減少、天下り根絶が政権の二大公約です。　しかし … ［続きを読む］

じわじわ広がる欧州のネットテレビ

　日本では、7月にテレビの地上アナログ放送が終了し（岩手、宮城、福島は震災の影響で2012年３月末まで延長）、デジタルテレビがほぼ全国の家庭 … ［続きを読む］

ユーロ＝ゼロへのカウントダウン

浜矩子

　ユーロ相場がきりもみ状態だ。ユーロ安はどこまで進むか。それを考えた時、次の関係が頭に浮かんだ。１ドル＝50円なら、その時、１ユーロ＝70円 … ［続きを読む］

欧州銀行業が世界景気回復の足かせに

　欧州の経済は今年前半まで、PIGSといわれる弱い周辺国と、比較的好調な主要国とに2極化していた。しかし最近はフランスなどトリプルAの高い格 … ［続きを読む］

フォルクスワーゲンにケンカを売ったスズキの側の法律作戦は大丈夫？

フォルクスワーゲンとスズキ外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（Stephen Givens）　業務提携の関係にあった日本 … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（３）――脱原発へのマニフェストと「フクシマ」の衝撃

●原発事故への驚きと落胆　東日本大震災と福島第一原発の事故をきっかけに、ドイツは脱原発へと大きく回帰した。その衝撃の大きさを物語るように、メ … ［続きを読む］

被災地をギリシャ化させないために

　野田政権は、東日本大震災の復興財源を手当てするための１０兆円超の臨時増税を実施する方針だ。しかし、おひざ元の与党内にも、不人気政策の「増税 … ［続きを読む］

スズキ・ＶＷのスピード離婚、当初からの予感

　「結婚して離婚したのと同じ。縁がなかったと、互いに笑って別れるのがいい」　鈴木修スズキ会長兼社長は９月１２日の緊急会見でこう語り、独フォル … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（２）――「原発の運転を子どもたちにどう説明するのか」

脇阪紀行

●宗教界代表もメンバーに　そもそも倫理委員会という名はどこか日本語ではなじみにくい。しかしドイツにおいて倫理委員会は国民により身近な存在だ。 … ［続きを読む］

原発推進に向けたインテリジェンス活動を強化するロシア

　９月１９日、オーストリアのウィーンで開催された国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の総会で、セルゲイ・キリエンコ露国営原子力企業「ロスアトム（ロシア … ［続きを読む］

世界的株安、欧州金融不安とクリスマス消費

　クリスマス商戦のニュースが世界各地から届き始めた。ロイターによると、米調査会社アメリカズ・リサーチ・グループが実施した調査によると、消費者 … ［続きを読む］

核不拡散と国際政治から考える原子力政策

高橋真理子

　朝日地球環境フォーラム２０１１（９月１５日～１７日、東京のホテルオークラ）でもっとも注目されたのは「どう変える、原子力とエネルギー政策」の … ［続きを読む］