クリーンエネルギー の検索結果

臆面もなく原発回帰、「悪夢」忘れた岸田政権の危うさ

選挙で争点にせず、あっけらかんと新増設に言及

　目先の利害や思い込みにとらわれて津波対策もろくに考えずに招いた原発メルトダウン。命がけで闘った福島第一原発所長の吉田昌郎氏が「イメージは東 … ［続きを読む］

掘るほどに出てくるお米の魅力、まずは思いつくままに

私はお米に救われてきた

　ウクライナ侵攻の影響で資源や食料価格が高騰している。日本では近年、お米の消費量が減り続けているが、小麦価格の高騰を受けて米食を見直そうとい … ［続きを読む］

米国が気候政治の国際舞台に帰ってきた

バイデン政権の「野心的」政策は成功を収めるか

　日本の外交政策の実際の根幹は対米協調である。したがって日本の主要な政策への最大の外圧は米国の動向だ。気候変動政策も例外ではない。菅前首相が … ［続きを読む］

安倍・菅政権を継承する岸田首相と「公助」重視の枝野代表～国会演説で見えた国家方針

首相は「成長なくして分配なし」、枝野氏は「分配なくして成長なし」

　菅義偉首相に代わり、2021年10月４日に新たな内閣総理大臣として就任した岸田文雄首相（自由民主党総裁）は、10月８日に国会で所信表明演説 … ［続きを読む］

成長につながるカーボンプライシングとは何か

炭素価格が上昇するシグナルこそ不可欠

　菅義偉首相は去る1月の施政方針演説で、日本も「2050年カーボンニュートラル化し、（中略）成長につながるカーボンプライシングに取り組む」と … ［続きを読む］

気候変動対策に積極的なバイデン政権と中国がそれでも協力できないワケ

当面は協調姿勢をとっても具体的な協力関係の進展は至難なアメリカと中国の関係

　バイデン政権でも対立は絶えないと予想される米中関係にあって、気候変動対策は数少ない協力可能な分野として期待されている。バイデン大統領は、就 … ［続きを読む］

「電子ごみ」（E-waste）に気をつけて

日本企業の問題意識の低さに懸念

　2020年10月13日、アップルはスマートフォン「iPhone」の新機種を4種類発売すると発表した。同時に、このiPhone12には、もは … ［続きを読む］

バイデン政権で米国の科学技術政策はどう変わるか

ホルドレン元科学技術担当大統領補佐官の講演から

　ジョー・バイデン氏が次期大統領になることが確実となって間もない11月10日、オバマ政権で科学技術担当の大統領補佐官を8年務めたジョン・ホル … ［続きを読む］

バイデン政権が誕生するとき自動車産業は？

日本のお粗末さがまたも浮き彫りに

　2020年11月3日に予定されている米国の大統領選でジョー・バイデンが大統領に選出されると仮定して、米国の環境対策がどのように変化し、それ … ［続きを読む］

新型コロナは外交手段？ マスク輸出と内需拡大で経済復興を始めた中国

今年のGDP成長率のターゲットは４％以上。中国の動きは世界に何をもたらすか

　新型コロナウイルスの蔓延でマスクが世界的に不足するなか、中国がマスクで世界に攻勢をかけている。　中国が4月10日（金）までに船積み等を終え … ［続きを読む］

バイデン氏が米大統領になると、どうなるのか？

2050年100％クリーン・エネルギーでネット・ゼロという気候・エネルギー政策

　来る11月の大統領選挙でバイデン氏が勝利した場合、温暖化対策やエネルギー政策はどうなるのか？　バイデン氏の公約は、就任後直ちに「クリーン・ … ［続きを読む］

温室効果ガスの総量管理とは何か

温暖化の脅威を何としても食い止めるために

　去る7月、ネイチャー誌に世界的に著名な科学者6人が「1.5度目標を50％の確率で実現する残存炭素予算は580ギガトンCO₂だ」と発表した。 … ［続きを読む］

高速実証炉断念。「原発大国」フランスは曲がり角

原発に思い入れのないマクロン政権。日本と共同研究中の「アストリッド計画」を放棄

　「原発大国」（58基）のフランスが、日本と共同研究中だった高速実証炉「アストリッド（ASTRID）」計画を経費高騰を理由に放棄した。建設中 … ［続きを読む］

ミュージシャンは東京五輪に無関心でいられない！

9.1下北沢ライブ！　腐敗と欺瞞に満ちた東京オリンピックはや・ら・せ・な・い

奇抜なバンド名の由来は…　プロレタリア芸術運動の再生と復権を志向する「太陽肛門工房」代表の花咲政之輔と申します。「太陽肛門スパ … ［続きを読む］

細川さんを都知事選に駆り立てた3・11後の日本

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑮政治から引退したはずが……

神戸視察の日に起きた阪神大震災　「平成」という時代は、大きな災害が頻発した時代であった。 　1995年1月17日の月曜日。私は参議院法務委員 … ［続きを読む］

グリーン・ニューディールはアメリカを変えるか？

元バーテンダーで29歳の女性下院議員、AOCが旋風を起こす

　アレクサンドリア・オカシオコルテス（Alexandria Ocasio-Cortez）。略称AOCと呼ばれる29歳の彼女は、昨年、米国にお … ［続きを読む］

「公正な社会」への国際連帯を目指せ

クリーンエネルギーが経済的格差を是正する

　トランプ大統領の登場は国際関係に大きな衝撃を与えている。米国第一主義の下で保守的なポピュリズムが強大化し、グローバリズムが退潮し、同盟は危 … ［続きを読む］

クールビズは失敗だ！節電より再生エネ拡大を！

我慢して節電するよりも「クリーンなエネルギーがほしい」と訴えよう

我慢に頼る温暖化対策には限界がある　「クールビズは失敗だったかもしれない」　ある環境省幹部が、こう話すのを聞いて驚いたことがある。　京都議定 … ［続きを読む］

クリーンエネルギーで世界に遅れる日本

日本は世界とのギャップを埋めることが急務だ

　パリ協定の発効により、世界のエネルギー動向は化石燃料への依存から脱却し、再生可能エネルギー（以下　再エネ）を大幅に普及させるエネルギー転換 … ［続きを読む］

太陽光発電をカットしてまで原発を使う本末転倒

再生エネルギーの普及に欠かせない「蓄電」の技術開発は、国が責任を持つべきだ

　九州で太陽光の発電量が多くなり、過電流による送電線・変電所のタメージを防ぐという名目で、九州電力が買い上げ停止を繰り返している。その結果「 … ［続きを読む］

トヨタが展開する燃料電池車普及戦略

セブン‐イレブンと共同プロジェクト、コンビニ起点の水素利用拡大を狙う

　水素は、燃焼する際にＣＯ２（二酸化炭素）などの温室効果ガスを排出しないクリーンなエネルギーとして、その普及が期待されている。しかし、期待通 … ［続きを読む］

環境政策を政争にしない方法とは

トランプの米国でコロラド州とイリノイ州の事例を見る

　論者は約1年、シカゴ近郊の大学で教壇に立つとともに、休暇などを利用して、シカゴはもとより、足を延ばしてアメリカのいくつかの都市を訪れて環境 … ［続きを読む］

化石燃料黄金時代の再来という見果てぬ夢

石油・天然ガス優遇のインフラ投資をもくろむトランプ大統領

　1兆5000億ドル規模のトランプ政権のインフラ建設計画は、米国内外で大きく注目されてきた。　米国にとっては、老朽化したインフラを近代化し、 … ［続きを読む］

化学賞は膜たんぱく質かバイオインフォマティクス

秘密のルールをもとに記者が全力で予想

　ノーベル自然科学３賞のなかで、もっとも難しいと言われている化学賞の予想をするよう、現役の担当記者である私が指名を受けた。医学生理学賞の予想 … ［続きを読む］

液化天然ガス(LNG)市場の流動性の高まりと法的環境、LNG売買契約の変化

LNG市場の流動性の高まりとLNG売買契約への影響その他法的留意点 西村あさひ法律事務所弁護士　勝部　純1. LNG市場の流動性の … ［続きを読む］

続・地球環境は限界を超えたのか

「私たちは、すでに持続可能な発展の時代にいる」　ロックストローム氏

　人類が生存し続けられる限界を示した「プラネタリー・バウンダリー（地球の限界）」の研究を率いたスウェーデン出身の環境学者、ヨハン・ロックスト … ［続きを読む］

「パリ協定を守れ！」でビジネス、都市が団結

再生エネルギーの価格破壊で進む世界の地殻変動

　今回の米国のパリ協定離脱を予見して、世界的に著名な温暖化問題専門の三つの研究機関が、その場合の温度目標との関係を分析していた。　その結論は … ［続きを読む］

続・トランプ大統領は地球環境を危機に追い込む

保守重鎮が炭素税提案など、新しい動きはあるものの……。

　トランプ政権は現時点ではパリ協定離脱を決めていない。ティラーソン国務長官は「残留した方が良い」と公言している。報道では、娘のイバンカさんも … ［続きを読む］

トランプ大統領は地球環境を危機に追い込む

最大の利益者である米国がグローバリズムに敵対する矛盾

　トランプ大統領は、3月16日に連邦予算案、28日にエネルギーに関する大統領命令を発表した。一言でいえば温暖化問題を徹底して否定し、オバマ前 … ［続きを読む］

長期資金はグリーンなインフラ投資に向かっている

その５　上　ＯＥＣＤ事務次長、玉木林太郎氏に聞く

　ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）の付属機関であるＩＥＡ（国際エネルギー機関）は昨年末、今後５年以内に石炭需要が失速するとのリポートを発表した。 … ［続きを読む］