シリア の検索結果

中東の「暴君リスク」に備えよ

鍵はサウジの世代交代

　今年の中東情勢の焦点はどのようなところにあるのだろうか。2018年10月2日にトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館で発生したサウ … ［続きを読む］

［118］さらば２０１８年、さらば精神の退却よ

12月25日(火)　朝8時半にホテルをチェックアウトして、西予市野村町へ。以前の取材でお世話になったNさん宅を訪ねると、今日の仮設住宅の餅つ … ［続きを読む］

常任理事国入りの理想は一旦棚上げを

現実を見据え、準常任理事国制度の創設を新たな外交目標に掲げよう

戦後の日本外交の3大悲願　私は戦後20年目に当たる1965年に、同期生19名とともに外務省に入省したが、研修所におけるオリエンテーションの中 … ［続きを読む］

シャットダウンの米国で考えた移民とこの国のこと

トランプ政権のシャットダウンは移民の国アメリカのアイデンティティにつながる問題だ

ダレス空港の異様な光景　2018年12月25日朝。アメリカ合衆国の首都ワシントンDCの玄関口、ダレス国際空港は閑散としていた。常に人々の長蛇 … ［続きを読む］

日露平和条約締結のタイミングを間違えるな

米露連携の成立まで待て　まずは筆者の主張を明確にしておきたい。安倍首相は「3年以内」に日露平和条約の締結を目指すと表明している。しかし平和条 … ［続きを読む］

楽しかった在留外国人の日本語スピーチコンテスト

東京都港区のユネスコ協会が実施、草の根活動からの平和構築の有効性を実感

　冷戦終結による平和の配当を喜んだのもつかの間、21世紀に入ると世界のさまざまな地域での紛争にかかわる報道は留まることを知らない。現在でも、 … ［続きを読む］

国内避難民って知ってますか？ 福島からの洞察

日本人に縁遠い「国内避難民」だが　1998年、「国内避難民に関する指導原則（Guiding Principles on Internal D … ［続きを読む］

［113］ゴーン・ショックという通奏底音

11月20日(火)　午前中、「報道特集」の定例会議。今週のネタはいくら何でもゴーン逮捕で何があったのかだろう。午後一に赤坂でA弁護士と打ち合 … ［続きを読む］

敵国人に医療を施したイスラエルの病院を訪ねて

ジブ・メディカル・センター 　イスラエル北部にあるセフェドは、北はレバノン、東はシリアとの国境に近い人口3万5000人の小都市だ。ガリラヤ湖 … ［続きを読む］

元「美しすぎる検事」ポクロンスカヤ議員に迫る　

　「美しすぎる検事」と日本でもネット界のアイドルとなったナタリア・ポクロンスカヤさん(38)が、ロシア政治の「台風の目」ともいえる存在になり … ［続きを読む］

マクロンとトランプの関係悪化は夫婦げんかか？

米仏関係悪化と大騒ぎだが……　トランプ米大統領がツイッターでマクロン仏大大統領を攻撃、米仏関係が悪化して大騒ぎだ … ［続きを読む］

［110］「国民の敵」と絶叫する大統領

10月30日(火)　時差調整がうまくできないまま、ホテルを午前12時にチェックアウト。フロリダに午後3時の便で移動する予定を変更して、トラン … ［続きを読む］

安田純平さんをめぐる義務と権利と自己責任

 　シリアで拘束されていた安田純平さんが解放され、無事に帰国した途端、予想通りに「自己責任論」が吹き出した。今回はそれ以前のいくつ … ［続きを読む］

そして安田純平さんは謝った

誰に対し何を謝ったのか。それはこの国で生きていくための、やむを得ない護身策だった

 この国で生きていくための、やむを得ない護身策　ああ、こうした場面を私たち日本人は何度も何度も見てきたのだ――。そんな奇妙な既視感 … ［続きを読む］

［109］安田純平さん、お帰りなさい！

10月23日(火)　光州フォーラム3日目。午前中のテレビとSNSの関係にまつわるセミナーなどを聴く。『世界を変える15分』の成功ストーリーな … ［続きを読む］

安田純平さんが非難される点は何もない

　フリージャーナリストの安田純平さんが救出された後、日本国内でまた「自己責任論」が出ている。「政府が渡航を禁止している地域に入って拘束された … ［続きを読む］

安田純平さん解放の背景と身代金支払い問題

　シリア北部でイスラム武装組織に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さん(44)が10月下旬、3年4カ月ぶりに解放された。日本政府は … ［続きを読む］

サウジ記者殺害事件を理解したいあなたへ（後編）

サウジとの違いをアピールするトルコもメディアへの弾圧を続けている

　「サウジ記者殺害事件を理解したいあなたへ（前編）」では、イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ人記者が殺害された背景には、トルコ、 … ［続きを読む］

サウジ記者殺害事件を理解したいあなたへ（前編）

トルコ、サウジ、米国の思惑が絡む複雑な中東情勢を知らずしてこの事件は読み解けない

殺害されたサウジ記者は様々な顔を持っていた　イスタンブールのサウジアラビア総領事館で10月2日に殺害されたジェマル・カシュクチュ氏。彼はサウ … ［続きを読む］

安田純平さんが帰ってきた

危険地を敬遠する組織メディアの記者たち。危険地取材の意義を改めて考えたい

慎重で沈着、私の知る彼そのもの　安田純平さんが、帰国した。　解放直後に公開された動画や機内での報道陣とのやりとりをみる限り、やつれた表情なが … ［続きを読む］

［107］菅官房長官への怒声を消したあなたへ

10月9日(火)　朝の便で沖縄へ。ずいぶん以前からお約束していた地元紙・琉球新報のフォーラムでの講演だ。まさか当時はこのようなタイミングでの … ［続きを読む］

内部から批判続々　トランプ政権の危うい実態

それでも共和党支持者はメディアよりもトランプ氏を支持

深刻な二つのトランプ批判　トランプ米大統領は10月14日放送の米CBSのインタビューで、マティス米国防長官の交代について「可能性はある」とし … ［続きを読む］

世界の飢餓問題解決へデジタルコンテンツを活用

　現在、世界の全人口約76億人のうち、約8億2,100万人が飢餓に苦しんでいる。飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関であるWF … ［続きを読む］

[書評]『文字と組織の世界史』

鈴木董著

われわれはどこへ行くのか　じつはこの本を読み始めてから何度か、もう読むのをやめようかと思った。ラテン・ギリシア・キリル・アラビア・梵字・漢字 … ［続きを読む］

内戦続くシリア――軽食の定番「ファラーフェル」

　3月、吹き抜ける風は心なしか温かかった。大地がほんのり淡い緑に色づきだし、時おり鳥たちのさえずりがどこからともなく響いてくる。8年ぶりに訪 … ［続きを読む］

［99］翁長知事は最期に奥様に笑顔を…

8月14日(火)　今日は正午過ぎに佐喜眞淳・宜野湾市長が沖縄県知事選挙への出馬を正式表明する日だ。カメラクルーと合流して宜野湾市役所へと向か … ［続きを読む］

必見！『女と男の観覧車』　カメラ、ＢＧＭの冴え

７色のマジックのような画づくり、メロウな往年のポップス

作中人物兼語り手の面白さ　『女と男の観覧車』のストーリーテリングで面白いのは、ミッキー/ジャスティン・ティンバーレイクが、作中人物兼語り手で … ［続きを読む］

北欧モデルを支える政治参加

不安を安心へ。若い力で政治をchange（変える）

総選挙の投票率は80％超　北欧モデルは、日本では参考にならないという指摘が根強くある。「高福祉・高負担・高幸福度」といっても、日本とは人口の … ［続きを読む］

[書評]『先史学者プラトン』

メアリ―・セットガスト著　山本貴光・吉川浩満訳

何とも素敵な本づくり　近くの書店で、『先史学者プラトン』の書名と洗練された紙面に惹かれて手にとった本である。石器や土器、復元図や地図などのお … ［続きを読む］

「戦争類似の国家的作用」 警察・検察のオウム真理教捜査の総括

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］