我慢 の検索結果

「予測不能の時代」を生きる子どもたちへ

エンパシーの力で、「考える」を鍛える

　新学期が始まりました。新型コロナウィルスによる重苦しい空気に覆われた3年間を経て、ようやく「普通」の学校生活が戻ってきたと感じている子ども … ［続きを読む］

岐路に立つウクライナ戦争　習近平・マクロンによる停戦に応じたいゼレンスキー

開戦から1年　反転攻勢を準備するウクライナに悩むNATO諸国と中国の思惑

　4月5日に訪中したフランスのマクロン大統領と欧州連合（EU）のフォンデアライエン欧州委員長は、「（米国のように）中国との関係を切るのは利口 … ［続きを読む］

劣化ウラン弾、英国がウクライナへの提供表明　いさめられない欧米

紛争地への武器提供は「地球」にとっても禁忌

　戦争が地域の環境を破壊し、さらに各種の国家間協力にも支障をきたすことは論をまたない。とりわけ大国間のパワーバランスに大きな影響を与えるよう … ［続きを読む］

現代人のための「お寺取扱説明書」──どうつき合っていけばいいのか

［24］ギクシャクしがちなお寺と幸せな関係に

　現代人にとって、お寺というのは、どうもつき合いにくい存在である。　お布施をいくら包んだらいいのかを始めとして、法事にはどんな準備をしたらい … ［続きを読む］

アベノミクスは「終わってしまった近代」の幻影を追ったドン・キホーテだった～水野和夫・法政大教授に聞く（前編）

「成長があらゆる問題を解決する」が当てはまるのは資本家だけ

　なぜアベノミクスという、あれほど危険でギャンブルじみた社会実験が多くの人の支持をうけて登場したのだろうか。　今回の「アベノミクスとは何だっ … ［続きを読む］

「水俣」と向き合った半世紀　被害者の遺言を社会に託す

水俣フォーラム誕生前史

　今でもたまに「水俣の方ではないんですか」と驚かれる。熊本県の水俣市とは縁もゆかりもなかった。そんな私が「水俣」と付き合う（以前はこういう言 … ［続きを読む］

【67】新型コロナ「平時への移行」は貧困層の切り捨てに向かうのか

物価高騰下でのワクチン接種、検査・診療の有料化は許されない

コロナ5類引き下げに前のめりの政権　岸田政権が「平時への移行」に躍起になっている。　岸田文雄首相は1月4日の年頭記者会見で、「第8波を乗り越 … ［続きを読む］

心は政治のアウトサイダーで　太い幹倒すナタのような仕事を

政治報道は変わったか（6・完）

　忘れられない場面がある。橋本龍太郎氏と小泉純一郎氏の事実上の一騎打ちとなった自民党総裁選。もう二十年以上前のことだ。当時、夕方ニュースのキ … ［続きを読む］

世界から取り残されないために　多様な属性の記者で取材を

政治報道は変わったか（4）

　政治報道は変わったのかどうか。政治報道を担ってきた女性記者としての視点も盛り込みながら論考を展開してほしい――。　こう声をかけていただいた … ［続きを読む］

スローライフは夢のまた夢？

シティーガールの移住生活日記

　縁もゆかりもない土地に移住して、はや5カ月。　都心のニュータウンで育ったシティーガールは、早くも田舎暮らしの洗礼を受けている。生活力のなさ … ［続きを読む］

より良い未来を求めなくなった民意がもたらした長期政権～山口二郎氏インタビュー

「ポピュリズム化した野党も反省して出直しを」

　「アベノミクス」とはいかなる政策思想でどんな社会現象を起こしたのかについて、さまざまは視点から探るインタビューシリーズ。今回はリベラル派の … ［続きを読む］

カタールW杯で浮かび上がった「新しい景色」への次の課題

代表次期監督は森保留任を軸に調整か　年明けにも再契約オファーの可能性

JFA会長は指揮官との再契約に前向き　一度はチームと帰国し、いくつかの会合、面談に出席したJFA（日本サッカー協会）の田嶋幸三会長は10日夜 … ［続きを読む］

【がんと向き合う⑤】コロナ禍、家族が消えた病院は

充実の「緩和ケア」に悩みも、2人部屋「隣人」との交流

患者本位、病院の総合的な対応　私は昨年（2021年）8月31日、東京都大田区の大森赤十字病院に入院し、9月9日に同じ大田区内の東邦大学医療セ … ［続きを読む］

悲しみの街、梨泰院──コロナのパンデミックで全てが悪い方向に

　梨泰院(イテウォン)は悲しい街だ。ハロウィンの事故の報を聞いてからの数日間、梨泰院の街で思い出すのは悲しい風景ばかりだ。米軍基地の高い塀と … ［続きを読む］

【がんと向き合う③】「がんばれ」は「がんを張り倒せ」だ

激痛に耐えて放射線照射、一筋の光が見えた

　1年余前に「余命3カ月から半年」と宣告された隈元信一さんの、がん闘病記3回目です。激しい痛みに耐えながら受けた放射線照射の効果は、そして、 … ［続きを読む］

【対談】地方移住の受け皿となる自治体の実情は?（後編）

衆議院議員・務台俊介氏×長野県安曇野市長・太田寛氏

　コロナ禍により「人口逆流時代」「人口分散型社会」の到来が言われる中、地方自治体の実態はどうなのか?　前編では、財政疲弊を理由に中央が考える … ［続きを読む］

「良かった」と思える国葬だったのか？

これは「戦後民主主義」の葬儀であった

　「（国葬が）終わったら反対していた人たちも、必ず良かったと思うはず。日本人なら」。　これは、自民党の二階俊博・元幹事長が9月16日に収録さ … ［続きを読む］

脚本家・黒澤明、「世界のクロサワ」もう一つの顔

寝ずに書いた修業時代、今も「現役」の魅力を語る展覧会

デビュー80年、脚本はいまも現役　私は、国立映画アーカイブ（東京・京橋）で開催中の「脚本家 黒澤明」展に「企画協力」という形で参画している。 … ［続きを読む］

喋れる読者のアナタ！ 喋れない自分の姿を想像してみてください

生きるということは確実に死に向かうことです

　35歳でJリーグFC岐阜の社長を務めるなど、恵まれた人生を送ってきた恩田聖敬さんは、ALSを発症したことによって視野や価値観や人生観が途方 … ［続きを読む］

コロナ後の韓国、切り替えの早さと瞬発力──コロナ対策、BTS、万博誘致

　新型コロナウイルスのパンデミック下で止まっていた日韓の人的交流が少しずつ再開している。先日9月3日はソウルで、バッハ無伴奏チェロ1〜6番を … ［続きを読む］

山口二郎・神津里季生対談（下）～参院選を経て、改めて浮かぶ「野党」本来の役割

「もうひとつの選択肢」の不在、有権者の悲しさを思え

　日本に政権交代可能な政治状況をつくろうと長年、とりくんできた山口二郎・法政大学教授と神津里季生・前連合会長の対談の（下）では、政権交代可能 … ［続きを読む］

賃上げや円安阻止が、物価高の根本的解決にならない理由

電気代高騰をめぐる“我慢”の選択

　物価高が収まる気配はない。　帝国データバンクの調査によると、食料品に関して、すでに6月までに1万789品目において物価が上昇していて、10 … ［続きを読む］

高齢者よ！ 我慢せず、好きなことをやりなさい～和田秀樹さんが大胆提言

「人生100年」時代。長い老後を元気に楽しく生きるための秘訣とは

　「人生100年」時代。長い老後はどう過ごすかいま、高齢者にとって最大の関心事だ。　令和2年の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64 … ［続きを読む］

「新しい資本主義」は今のところ「修正版アベノミクス」に過ぎない

自己責任社会を改めず、格差拡大と環境破壊を放置するなら、看板を下ろすべきだ

「新しい資本主義」の意味を問うメディア　岸田文雄首相が政権の基本理念として打ち出した「新しい資本主義」について、意味不明との声がメディアから … ［続きを読む］

発見された井上ひさし未発表戯曲がはらむ「謎」

24歳で書いた悪漢物語『うま』、おもしろさ奥深く

24歳の戯曲『うま』、ひょっこり出現　テレビ東京「開運！なんでも鑑定団」に出品されて話題になった劇作家・井上ひさしの未発表戯曲『うま　―馬に … ［続きを読む］

お寺の経営学──経理を「解剖」してみると……

［17］求められる経営のスリム化と経理の公開

お寺にも求められる経営視点　以前、私は、宗教界の専門誌の記者をしていたが、ある住職に取材を申し込もうとして、「お寺の運営についてお話を聞きた … ［続きを読む］

人間の怖さ知る山猪（ヤマシシ）の眼を　「また戦場に…」迫る現実

復帰50年　沖縄報道を問う

　1960年代、沖縄で大ヒットした「でいご娘」の反戦歌「艦砲ぬ喰ぇー残（ぬく）さー」をご存じだろうか。県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦。 … ［続きを読む］

「表現の不自由展　東京2022」を見に行く

［3月27日～4月2日］モスクワ大生、表現の不自由展、ETV特集……

3月27日(日)　以前から約束していた名古屋での講演へ。参加者に教員の方が多い講演なのでウクライナで入手した学校の歴史教科問題集を持参しよう … ［続きを読む］

フランス社会の「第三極」が大統領選のカギを握る～メランション派はルペンを支持するのか

「ペストもコレラも嫌」な勢力が選ぶのは新自由主義か、ナショナリズムか

　近代のリベラルデモクラシーを先導してきた国といえば、衆目の一致するところ、やはりイギリス、米国、そしてフランスであろう。そのフランスで、2 … ［続きを読む］

ウクライナの原発スタッフに最大限の感謝を！

命を賭けても環境破壊を防ぐ勇気は、徹底抗戦の「勇気？」とは正反対のものである

　ロシア軍が旧ソ連のチェルノブイリ原発から撤退した。管理はウクライナ側に戻る。とはいえ、そのままウクライナに管理の全責任まで要求するのは酷だ … ［続きを読む］