環境相 の検索結果

『ハゲタカ』のあと『マグマ』で地熱発電を取り上げた作家・真山仁氏に聞く（上）

　日本の地熱資源量は、米国、インドネシアに次ぐ約２３４０万キロワット。地下１５００～３０００メートルから高温高圧の熱水を取り出し、蒸気でター … ［続きを読む］

環境対策で国に先んじる東京都の意地と余裕　〈下〉

　大野輝之・前東京都環境局長のインタビューを続ける。　　――最近出された「自治体のエネルギー戦略」（岩波新書）の中では、「わが国には、業界の … ［続きを読む］

環境対策で国に先んじる東京都の意地と余裕　〈上〉

　東日本大震災と福島第一原発事故後、日本では地球温暖化問題などどこかに行ってしまったかのようである。京都議定書の第２約束期間（２０１３～２０ … ［続きを読む］

「植物版トキ」野生絶滅の過去を忘れるな

　「植物版トキ」とも呼ばれているコシガヤホシクサをご存じだろうか。本来の自生地から姿を消し、人の管理下でのみ生存する「野生絶滅」種を、自然の … ［続きを読む］

再生可能エネルギーと自然保護の課題

　 日本は、世界第3位の地熱資源国であるといわれている（賦存量2347kW）。資源量に比べて遅れてきた地熱利用促進を図るために、新たな再生可 … ［続きを読む］

「鎮守の森の自然エネルギー」最新報告〈下〉

神社からも問い合わせ―物語の展開とモデル・ケース　２０１２年３月、神社関係者が読む『若木』という雑誌に「鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ … ［続きを読む］

安倍政権の成長戦略と大学の国際化

　5月17日、安倍総理が、日本アカデメイアにおいて、成長戦略の第２弾を発表した。チャレンジ、オープン、イノベーションの３つがキーワードで、巨 … ［続きを読む］

アリの帝国、「体臭」の攪乱で崩壊するか

　北海道石狩浜の１０ｋｍに及ぶ海岸線に、アリの「スーパーコロニー」がある。エゾアカヤマアリの巣がいくつもつながって一つのコロニーをかたちづく … ［続きを読む］

復興国立公園にエコツーリズムの見取り図を

　東日本大震災によって大規模な被害を受けた青森県から宮城県に至る太平洋沿岸地域を、三陸復興国立公園として指定することを環境省が発表した。　こ … ［続きを読む］

「脱原発とエネルギー転換に関する日独比較」ベルリン会議報告

　福島はいまどうなっているのか、50基の原発中2基だけでどうやって、電力を賄っているのか、日本はなぜ、脱原発の方向を決められないのか？　こう … ［続きを読む］

日中の環境協力、緊張含みの今こそ

　この冬、中国は歴史的な大気汚染に見舞われており、その汚染物質の一部は日本に飛来している。そのため改めて、東アジアでも欧州を中心とする長距離 … ［続きを読む］

不思議の国ニッポン、日本的集団主義の病理

・地震国に全国くまなく54基の原発を建設運転。・原発事故が起きてもパニックにならない。・原発ゼロを望む世論が7割でも、選挙では自民党が選ばれ … ［続きを読む］

［5］ニセモノの自然

■川の生態系も破壊した潮受け堤防　ユスリカは、連載（４）で紹介したように調整池の有毒アオコを餌にすることで大発生する。そして、アシナガグモや … ［続きを読む］

政局をしている暇のない地球環境経営/米・中の環境＝経済志向に注目しよう

　オバマ大統領の二期目の就任演説が大きく報道された。その中で、地球温暖化の下りには注目させられた。「我々は気候変動の脅威に対処する。そうしな … ［続きを読む］

世界一になる夢を潰えさせたか、中国の重篤スモッグ

団藤保晴

　米国を抜いてＧＤＰ世界一になる中国の夢が、2013年年明け早々、北京から内陸部まで33都市を覆った観測史上最悪の有毒スモッグで潰え去ったと … ［続きを読む］

ドイツ脱原発の進展状況

　日本の福島事故からやがて2年が経とうとしている。この事故を最終的な契機として、2022年までの脱原発を決定したドイツは、福島の事故後、2カ … ［続きを読む］

「まともな除染」を目指した私が頓挫した経緯

　朝日新聞が１月４日付け朝刊で「手抜き除染、横行」と報じたことがきっかけとなり、環境省は、福島県飯舘村と楢葉町で昨年12月中旬に行われた除染 … ［続きを読む］

「手抜き除染」ｖｓ「アリバイ除染」―基本戦略の欠如が諸悪の根源

　落ち葉や土砂を袋詰めせず、川に流した。高圧洗浄機から出る水を回収しなかった。ベランダや屋根は雑巾かブラシを使うことになっているのに、高圧洗 … ［続きを読む］

ついに号砲、世界をカバーする温暖化対策の立案作業

　第18回の気候変動枠組条約の締約国会議（COP18）がドーハで開催されていたが、12月8日、今後の作業計画などに関する締約国会議決定を行い … ［続きを読む］

水の除染は不要なのか？

　放射性セシウム吸着用の不織布を安く大量生産する技術ができたというニュースが先週流れた。水につけておくだけで、水中のセシウムのほとんどが布に … ［続きを読む］

日本の温暖化対策、来年から「海図なき航海」

　ＣＯＰ１８（カタール）で明らかになったのは、これからの地球温暖化対策は前進が難しい時代に入るということだ。京都議定書に続く新体制を２０１５ … ［続きを読む］

総選挙後に日本は「戦前」に戻るのか？――二大政党制の崩壊と右翼的体制変革の危険性

■慄然とする解散総選挙　解散総選挙の報に、筆者は慄然とせざるをえなかった。これは、最悪の時期におこなわれる総選挙であると思えたからである。現 … ［続きを読む］

総選挙で問われるのは、「政策」ではなく「信頼」だ

■民主党から遁走する議員を淘汰せよ　野田佳彦（内閣総理大臣）が衆議院解散に踏み切った。来月の衆議院議員選挙の争点として位置付けられるのは、「 … ［続きを読む］

九州のクマ、本当に「絶滅」したのか

　環境省がレッドリストの改訂版を８月に発表した。ニホンカワウソの絶滅が大きく報じられた中で、九州のツキノワグマが「絶滅」とみなされたこともニ … ［続きを読む］

日本版「緑の党」は「最先端を歩む政党」になれるか

　日本にやっと、本格的な「緑の党」が生まれた。欧州では１９７０年代からドイツを中心に「緑の党」が着実に支持を広げ、確固たる政治勢力となったが … ［続きを読む］

時代を後戻りさせる日本再生戦略

森永卓郎

　政府の国家戦略会議が策定した「日本再生戦略」が、７月３１日に閣議決定された。政府が定める公式の経済活性化戦略だ。日本再生のカギを握るのは、 … ［続きを読む］

再生可能エネルギーの現場（上）　風力編

　再生可能エネルギーの固定価格買取法（FIT）制度が7月から開始されるに当たり、自然エネルギー利用の実態について、北海道の風力とバイオマスに … ［続きを読む］

郡司彰農水相人事に見る野田政権短命の覚悟

山下一仁

　新しい農相に郡司彰氏が就任した。農協出身の農林族議員であり、ＴＰＰ参加に反対する民主党議員でつくる「ＴＰＰを慎重に考える会」の副会長を務め … ［続きを読む］

トキ誕生――さらなる生態系の回復をめざせ

　新潟県佐渡島で放鳥されたトキに、これまでに計5羽のひなが誕生した。自然界での孵化は36年ぶりだ。国内の自然からいったん姿を消したトキを野生 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】再生可能エネルギー買取価格をどう設定するか？

吉田文和

　再生可能エネルギーの固定価格全量買取制度が7月1日から実施される。その買取価格や期間を決める経済産業省の「調達価格等算定委員会」に対して、 … ［続きを読む］