金融 の検索結果

「一律10万円」が呼び覚ますベーシックインカム待望論の危険

ポスト・コロナはポピュリズムか健全な共同体主義か

1.社会思想の変化　長期化予想からわれわれの生活様式が大きく変化せざるを得ない新型コロナウイルス問題だが、ポスト・コロナの世界では、経済社会 … ［続きを読む］

コロナ危機をさらに深刻にした中途半端であいまいな政策推進構造

神津里季生・山口二郎の往復書簡（1）　新型コロナが投影する政治の無残

　法政大学の山口二郎教授との間でここ数年、「『一強政治』の弊害に歯止めをかけるためには、旧民主党勢力が一体となって力を持たなければならない」 … ［続きを読む］

宗教不毛の社会で「あの世」を信じる人が増加中

　実は開高健も葬儀について書いたことがある。『すばり東京』の中に「“死の儀式”の裏側」と題した章があり、アメリカの葬 … ［続きを読む］

新型コロナで「緊急事態宣言全国一律延長」のとんでもないコスト

倒産・失業、GDP激減、自殺・健康悪化、教育機会喪失、地方崩壊…。甚大なコストが

　5月4日、安倍総理が全国一律の緊急事態宣言の延長を決めましたが、それと同時に、安倍晋三総理は記者会見の中で、「5月14日を目途に、専門家の … ［続きを読む］

「新しい生活様式」って…安倍政権の言葉の軽さが日本を「目詰まり」させていく

自己矛盾でも前言撤回でも古くさくても、当事者が「新しい」と言えば「新しい」のか？

　新型コロナ感染拡大防止をめぐる緊急事態宣言が2020年5月7日以降も延長されることが決まった。　韓国は5月6日から、外出自粛を基本としてき … ［続きを読む］

景気後退で投資ファンドどうする？　減額、売却、脱退、解散、運営者・方針変更……

景気後退期における投資ファンドの諸論点弁護士・NY州弁護士本柳 祐介1. はじめに　リーマンショックの傷が癒えた後、低金利が続いたこともあっ … ［続きを読む］

コロナ危機でいよいよ露呈した安倍政権の「検証力」の欠如

状況を分析して効果を検証し新たな施策に役立てる。そんな政治の力量が問われるが……

　新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、安倍晋三政権は5月4日、緊急事態宣言の期間を5月31日まで延長した。休業自粛はさらに続く。　感染拡 … ［続きを読む］

外出自粛「要請」はどこまで効果的か

　日本の外出自粛、休業の要請はどれだけ効果があるのか。　日本はあくまで要請ベースだ。罰則を伴った強制措置ではない。専門家は、人の接触を8割減 … ［続きを読む］

アートシーンに起きている三つの兆候

コロナ時代を生き抜く、アーティスト的生き方

　新型コロナウイルスは、私たちの生存活動の全てにおいて負の連鎖を及ぼしている。アートシーンもその中の一つだ。アートは私たちの精神を豊かにする … ［続きを読む］

ポストコロナ危機の政治に向けて（上）

はじめに　政治の再発見　新型コロナウイルスの蔓延がもたらす世界的な危機は、1世紀に一度というレベルの大きなものであり、従来の政治経済体制を大 … ［続きを読む］

現代社会は、強権国家、監視国家をどうコントロールすべきか

ウイルスが我々に問いかけているもの(3)

コロナ危機で国家が主役の座に　急に国家が主役の座に躍り出てきた。　これまで国家は無用に市場に介入すべきでなく、むやみに私権を制限すべきでない … ［続きを読む］

経済学の重鎮たちが賛同する「日銀資金100兆円で株価対策」に異議あり！

マイナンバー、低所得家計への緊急融資……経済学者たちの「コロナ提言」を採点する

　新型コロナウイルスの感染拡大によって世界経済は「大恐慌以来」という落ち込みを見せている。日本経済も例外なく、壊滅的ショックを受けつつある。 … ［続きを読む］

コロナ禍に直面する経営者へ、弁護士からのアドバイス

東京弁護士会中小企業法律支援センターに寄せられる相談内容から

　筆者は、事業者向けに法律相談を行う弁護士を紹介する東京弁護士会中小企業法律支援センター（以下「東弁中小センター」という）に所属している。新 … ［続きを読む］

「AI倫理」を問う（上）：「気高い嘘」との対峙

AIを利用した権力は「全知全能」の存在に近づく

　人工知能（AI）はいま、融資可能か否かの選別や採用人事の可否などに実際に活用されている。加えて、顔認証にもAIは利用されており、監視手段と … ［続きを読む］

包括的な「出口戦略」を急げ：あまりにも「マヌケ」な安倍政権への要望

ロードマップを明示し、国民間の議論を重ねて協力に結びつけよ

　しっかりした包括的な「出口戦略」の必要性が高まっている。現政権を批判しつづけるのは本意ではないが、あまりにも「マヌケ」な安倍政権を、いまこ … ［続きを読む］

北極海をめぐるいま　ロシアの戦略と出遅れる日本

軍事・外交・経済で高まる戦略的重要性

　2020年3月5日、プーチン大統領は同日付の大統領令によって「2035年までの期間における北極でのロシア連邦の国家政策の基礎」を承認した。 … ［続きを読む］

日仏「コロナ支援」比較～日本は世界から見放された！

経営者は今こそ「Withコロナ」から「ポストコロナ」を見据えた新戦略を考える時だ

　「えっ！この状況でも営業を続けているの？」　それは「驚き」に近い感覚だった。　緊急事態宣言が発令されて約2週間。休業要請は出ていないとはい … ［続きを読む］

私はこうしてコロナの抗体を獲得した《前編》保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」

恐らくはジャーナリストとして初めてであろう「私のコロナ体験記」

　「コロナからの脱出生還記」と銘打って大々的に書けないわけでもないが、そのようなことはやめて、まずは事実だけを淡々と書き記しておこう。恐らく … ［続きを読む］

コロナ危機で世界はどう変わる？　米国、中国、ＥＵ、そして日本は？

今後とも世界経済の成長のエンジンは、グローバリゼーションであり続ける

　コロナとの闘いは続く。今や全世界で感染者は250万人を超え、死亡者も17万人に達した（4月21日時点）。　今後も感染は拡大する。一国で終息 … ［続きを読む］

気候変動で変化する企業の財務情報開示、リスクだけでなく「機会」も

気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）提言に沿った「機会」の情報開示の重要性　カーボンリサイクルを支えるグリーン投資を促進するために … ［続きを読む］

ポスト・コロナ経済は「脱アベノミクス」で！

日本はコロナ後も再び「円安志向」「観光立国」でやっていくのか

　新型コロナウイルスの封じ込めはまだ緒に就いたばかりだ。終息までには予想以上に長期戦を強いられそうな見通しである。そんな段階でポスト・コロナ … ［続きを読む］

新型コロナウイルス対策でフランスが会社法関連の緊急立法

新型コロナウイルスの感染拡大を受けたフランスにおける会社法分野の緊急対策立法 弁護士・フランス共和国弁護士・NY州弁護士菅　悠人　 … ［続きを読む］

コロナ後は「所得再分配」と「格差是正」で内需拡大を

グローバリズムが逆回転。「失われた30年」を取り戻す千載一遇の好機だ

　コロナ危機で、世界経済の推進役だったグローバリズムが逆回転している。　国境は閉ざされ、人やモノの流れが止まった。ワクチンや治療薬が登場して … ［続きを読む］

廃業、取り立て、住宅ローン…コロナ禍はこう乗り越えろ！

政府のコロナ対策は一時凌ぎの経済防衛策にすぎない。従来の常識にとらわれない手段を

　新型コロナウイルスに関する経済対策として、政府は「108兆円の支援金を用意」「事業者に100万円」「世帯に30万円」「子ども一人に1万円」 … ［続きを読む］

ウイルスが我々に問いかけているもの

グローバル化とは何だったのか

　ウイルスは我々に何を問いかけているのだろう。真っ先に頭をよぎるのはグローバル化だ。　人類の歴史上、疫病は人類の移動範囲の拡大に伴い蔓延を繰 … ［続きを読む］

新型コロナは外交手段？ マスク輸出と内需拡大で経済復興を始めた中国

今年のGDP成長率のターゲットは４％以上。中国の動きは世界に何をもたらすか

　新型コロナウイルスの蔓延でマスクが世界的に不足するなか、中国がマスクで世界に攻勢をかけている。　中国が4月10日（金）までに船積み等を終え … ［続きを読む］

国際機関は権力闘争の場　WHOは「CHO」?

中国の覇権戦略に警戒せよ

　麻生太郎財務大臣は2020年3月26日の参院財政金融委員会で、世界保健機関（World Health Organization, WHO） … ［続きを読む］

企業法務の弁護士は「オタク」か？

企業法務の弁護士は「オタク」か？アンダーソン・毛利・友常法律事務所乙黒 亮祐　何を隠そう、私はオタクである。手は右手と左手しかないのに、筆記 … ［続きを読む］

コロナ緊急対策は外出抑制も補償・給付も期待外れだ

これで感染爆発を止められるのか

　政府は4月7日、新型コロナ感染症対策で安倍首相が緊急事態宣言をするとともに、緊急経済対策を発表した。東京、大阪など7都府県は宣言に合わせて … ［続きを読む］

米国人は戦争に興味のないトランプを選んだ

第３部「カム・ホーム・アメリカ―新たな孤立主義の台頭」（２）

　トランプ大統領の掲げるアメリカ・ファーストは、米国の利益を最優先にした孤立主義の影が色濃くつきまとう。トランプ氏は「終わりなき戦争を終わら … ［続きを読む］