多様性 の検索結果

職を転々として学んだ組織のお作法

職を転々として学んだ組織のお作法アンダーソン・毛利・友常法律事務所三宅 英貴1． はじめに　筆者は検事として法曹のキャリアをスタートし、刑事 … ［続きを読む］

沖縄の環境を守ってきた市民と国際的な連携

持続可能な未来を求めて活動してきた環境NGO「沖縄環境ネットワーク」の20年

　世界各国各地域はいま、SDGsという17項目の共通の目標を掲げ、2015年を起点とし目標年を2030年に定めて、持続可能な経済・社会・環境 … ［続きを読む］

[22]政治家の差別発言をどうすればなくせるか

多様なマイノリティー当事者が集まり、議論

　10月24日、第197臨時国会が開幕した。　衆議院本会議に出席するために国会に現れた自民党の杉田水脈議員は、記者団の取材に応じ、「新潮４５ … ［続きを読む］

最近まで採用部長だった記者が明かす就活最前線

企業も就活生も「選ばれる」時代へ。対等なルールが欠かせない

 就活生とイーブンな関係を目指して　冒頭から私事で恐縮ですが、10月10日付で人事部採用担当部長から古巣の編集局へ異動しました。新 … ［続きを読む］

社会を切り取り、解釈する前に

自分の「正しさ」、疑う胆力を

　自分の正しさを主張するために社会を解釈してはならない。　間違っているのは私（私たち）かも知れない、からスタートしよう。　いつしかこのような … ［続きを読む］

環境基本法制定２５年、SDGｓ時代にどう対応すればよいか

「環境基本法」制定25年　―SDGｓ時代にどう対応すればよいか弁護士　六　車　　明１　環境基本法はどのような法律か　2018年（平成30年） … ［続きを読む］

トロント映画祭の独自路線で、苦境に立つカンヌ

「市民ファースト」で、時代の波に乗る

　国際映画祭の力関係を見ると、ここ20年ほどは、フランスのカンヌ映画祭と、カナダのトロント映画祭の2強時代に入っている。米ヴァラエティ誌は、 … ［続きを読む］

「ジャパンブルー」のタクシーが街の風景を変える

　東京の街頭では最近、深い藍色に塗られたタクシー車両をよく見かけるようになった。エンジンを鼻先に収めたボンネットの後ろに、背の高い、大きめの … ［続きを読む］

沖縄——「傑出する生物多様性の島」の新たな船出

玉城デニー新知事が掲げた「自立・共生・多様性」への歩みが始まった

　生物多様性が高く、同時に人間活動による大きな絶滅圧力にさらされている地域を生物多様性のホットスポットと呼ぶ。コンサベーション・インターナシ … ［続きを読む］

[15]南海トラフ地震の臨時情報発表の場合には

警戒宣言から臨時情報へ　昨年8月に、国は、南海トラフ沿いで発生が懸念されるプレート境界地震について、確度の高い予測は困難として、直前予知を断 … ［続きを読む］

ヒトは本来、一つだけの言語を使うものなのか

グローバル化とデジタル化が言語を殺し、単一化へ向かう世界の危機

近代国民国家は「言語国家」である　多言語。この言葉を聞く機会は、私が日本に住み始めた15年前にはほとんどなかった。　日本では、2か国語、3か … ［続きを読む］

想定内だが、想定外だった1.5度特別報告書

IPCCは世界に何を伝えたかったのか

　国連気候変動に関する政府間パネル（IPCC）は10月8日、1.5度特別報告書を公表した。「1.5度温暖化すると、どんな世界になるのか」「そ … ［続きを読む］

「新潮45」休刊でも止まらない保守の無能力主義

　杉田水脈衆議院議員による「LGBTに生産性はない」旨の記事を掲載した月刊誌「新潮45」が、今度は2018年9月18日発売の10月号で、「そ … ［続きを読む］

トドと漁業と知床世界遺産の共存を図る

水産庁はトド管理基本計画を知床も含めて立てるべし

　西太平洋のトドは絶滅危惧種であると同時に、冬に来遊する北海道と青森県では漁網を壊して魚を横取りする害獣である。水産庁は、2014年にトド管 … ［続きを読む］

「新潮45」休刊に反対する「切実な」理由

高橋さんの文章に唸った　「新潮」11月号で、高橋源一郎さんの「『文藝評論家』小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた」を読んだ。本人のツイッ … ［続きを読む］

人事労務弁護士が妊娠・出産・育児を通じて労働法を改めて見てみた

人事労務弁護士が妊娠・出産・育児を通じて労働法を改めて見てみたアンダーソン・毛利・友常法律事務所西内 愛　1．はじめに　私は、使用者側専門の … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（２）野田聖子

切実な経験と政策が一体化し、政治家として素晴らしい。課題は弱い分野が多すぎること

「閣内の小姑」総裁選出馬を再び断念、総務相退任　連載「自民党を読む」の2回目です。今回は野田聖子さんを取り上げたいと思います。　野田さんは安 … ［続きを読む］

教育勅語は「徳目」こそが問題なのだ(再掲)

「それなりにいいこと」なんか書いていない

　安倍改造内閣で就任した柴山昌彦文部科学相が教育勅語について「現代風に解釈され、あるいはアレンジした形で、（小中学校の）道徳などに使うことが … ［続きを読む］

[書評]『沸騰インド』

貫洞欣寛著

インドが気づかせてくれたこと　最近、インドのニュースが多くなったような気がしていた。首相のモディという名前もちょくちょく耳にする。とはいえ、 … ［続きを読む］

歴史、アジアの視点が示された大地の芸術祭（上）

第7回越後妻有アートトリエンナーレに見えた現場の変化と多様な評価

　3年に一度、新潟県十日町市と津南町で開催されている「大地の芸術祭　越後妻有（えちごつまり）アートトリエンナーレ」第7回（7月29日～9月1 … ［続きを読む］

[書評]『保守主義の精神』

ラッセル・カーク著　会田弘継訳

保守嫌いも思わず共感する歴史的名著　著者のラッセル・カーク(1918～94)は、現代アメリカを代表する保守思想家だという。原著は1953年に … ［続きを読む］

「自由の戦士」として戦う音楽家たち（下）

アメリカは死なない～レナード・バーンスタイン生誕100年に寄す

　「『自由の戦士』として戦う音楽家たち（上）」に引き続き、自由を求めて戦う音楽家たちの話を続ける。まずはロサンゼルス・フィルハーモニック（L … ［続きを読む］

「自由の戦士」として戦う音楽家たち（上）

アメリカは死なない～レナード・バーンスタイン生誕100年に寄す

 思考は悲観的に、行動は楽観的に　“Think pessimistic, Act optimistic（思考は悲観的に … ［続きを読む］

[書評]『宮本常一を旅する』

木村哲也著

学問は遊びから生まれる　著者の第1作『『忘れられた日本人』の舞台を旅する――宮本常一の軌跡』(河出書房新社、2006年)には驚かされた。「旅 … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（１）石破茂

安倍首相に対抗するには夫婦別姓やLGBTなど価値観の問題で姿勢を鮮明にすべきだ

中島岳志（なかじま・たけし） 1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学卒業（ヒンディー語専攻）。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博 … ［続きを読む］

お茶の水女子大の英断。だから女子校は必要なのだ

トランスジェンダー受け入れで進む「女子校2.0」化

　前回の記事『東京医科大が“感染”したブラック労働と女性差別――女子点数の減点は大震災級の問題。政治やメディアも甘す … ［続きを読む］

ちょっと待って水産庁、マグロ漁獲枠拡大は早すぎ

世界最大の生産国かつ消費国として、一般市民の共感も得られる主張を

　太平洋クロマグロ（本マグロ）が、日本の漁業を変えつつある。絶滅してしまうかもしれないという事態を受けて、全国津々浦々まで厳格な数量管理をす … ［続きを読む］

風通しが良くなってきたクロマグロの資源管理

環境団体や市民を招いた議論が重要だ

　日米韓など10カ国・地域が太平洋クロマグロ（本マグロ）の資源管理を話し合う「中西部太平洋まぐろ類委員会（WCPFC）」の北小委員会が9月3 … ［続きを読む］

日本のメディアは大丈夫か

政府から独立した日本版FCCの創出を急げ

 報道の自由度国際ランク11位から72位へ急落の意味　長らくメディアにかかわってきた者として、日本のメディアは大丈夫か、という思い … ［続きを読む］

党よりも個人。「政策政党」の実情

「杉田LGBT寄稿問題」への対応に見る自民党の本質（下）

自民党内で圧倒的な安倍総裁の権力　「『政策政党』という夢と実情　『杉田LGBT寄稿問題』への対応に見る自民党の本質（上）」の最後で、わたした … ［続きを読む］