名前 の検索結果

森友事件・赤木雅子さんの「正直パワー」は忖度社会を穿つか

　佐川宣寿さんという人は財務省理財局長として、森友学園の国有地取引に関する決済文書の廃棄や改ざんの「方向性を決定づけ(©財務省調査 … ［続きを読む］

コロナ禍で揺れる沖縄と、評価が高まるコスタリカ

軍隊の有無がもたらした感染拡大の違い

　沖縄の「国際通り」は、かつてアーニーパイル国際劇場があったことからこの名がついたが、戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたことと、長さがほ … ［続きを読む］

災害時の死者・行方不明者の氏名公表　神奈川ルール導入、発信はメディアの責任

　台風や地震といった自然災害で死者や行方不明者が出たら、氏名などの最小限の個人情報を原則速やかに公表する。神奈川県は今年の春、地域防災計画を … ［続きを読む］

マスコミ不信のなかでなぜ相澤冬樹記者は支持されるのか

森友事件の真相に迫る新刊『私は真実が知りたい』

　7月某日、神保町は雨だった。午後6時30分。待ち合わせ時間にはまだ早い。てくてくと歩いて東京堂書店まで向かい、ノンフィクションコーナーでヒ … ［続きを読む］

「誰にでも起きる」自分ごと

顔の見える報道が伝える共感

　新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続いている。　英国と比較して新型コロナの感染者数や死者数がはるかに低い日本では、感染者に対するオンラ … ［続きを読む］

科学者コミュニティーのあり方を探る

ヨーロッパ最大の科学者コミュニティー「ユーロサイエンス」を例に

　ヨーロッパで最大の科学者コミュニティーである「欧州科学技術推進協会（EuroScience＝ユーロサイエンス）」のマイケル・マトローズ会長 … ［続きを読む］

熊谷晋一郎インタビュー　障害当事者から見た「やまゆり園事件」

匿名の権利と実名公開の必要性　メディアは数十年つきあう覚悟を

　相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、重度障害者19人が殺害される事件がありました。殺人などの罪に問われた元職員の死刑 … ［続きを読む］

“スティグマ”が助長する感染拡大——コロナ差別が許されない理由

人々を苦しめ、検査や治療を阻害してきた100年の歴史に学ぶべきこと

　5月23日、広島市のある駅近くの公衆トイレで、悪質なステッカー（テプラで作成されたもの？）が貼られているのを見つけた（写真参照）。コロナ感 … ［続きを読む］

[43] 「感情」や「通念」で切り崩される人権保障

名古屋地裁で出された2つの判決を批判する

　7月17日、厚生労働省は「国民生活基礎調査 (2019年調査)」の概況を発表し、2018年時点の相対的貧困率は15.4％、17歳以下の子ど … ［続きを読む］

行儀良さより、闘うジャーナリズム

「何となく匿名」から原則の復権を

　殺人事件が発生したとき、「誰が殺されたのか」は多くの国では隠されることなく、公開情報となり報道の対象でもある。誰もが事件を検証したり、援助 … ［続きを読む］

ツイッターデモはWithコロナ時代の新たな行動様式

ソーシャルディスタンス時代を象徴するデモとして定着する可能性

「もうこれ以上、この国を壊さないで下さい」　新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、安倍政権が推し進めようとしていた検察庁法改正案をめ … ［続きを読む］

「このままでは学校が危ない︕」　⼦どもの笑顔と未来のために考えるべきこと

　「例年なら夏休みですよね。今年は梅⾬も⻑いし涼しかったので、梅⾬明けの猛暑に体がついていけるか⼼配です。去年までは熱中症対応に苦慮していま … ［続きを読む］

「介護」は自発的な意思でなされるべきだ～相模原殺傷事件後の世界

金滿里さんに聞く【前編】～いまこそ「家族」を、「社会」を問おう

裁判は結審したが、何も語られていない　2020年7月26日、戦後最悪の大虐殺事件から4年を迎える。　1月8日の初公判から、被告に死刑判決が言 … ［続きを読む］

福島の甲状腺検査と住民の健康を本当に見守るために／上

自分の「ものさし」を持つということ――緑川早苗氏インタビュー

　東京電力福島第一原子力発電所の事故（以下福島第一原発事故）の後、事故当時18歳以下だった全県民を対象に、超音波機器を使って甲状腺がんの有無 … ［続きを読む］

『資本主義と闘った男』から十倉・住友化学会長が読み取ったこと

　『資本主義と闘った男　宇沢弘文と経済学の世界』（佐々木実著、講談社刊）を読んだのは、昨年末です。　妻と宮古島旅行を計画していたのですが、あ … ［続きを読む］

マクロン仏大統領の残り「600日」に早くも漂う暗雲

コロナ禍、景気後退、内閣改造への批判、「黄色いベスト」デモの復活……課題山積

　コロナ禍にもかかわらず、フランス共和国の建国記念日ともいうべき7月14日（革命記念日）、恒例の三大行事である軍事行進と官民合同による大統領 … ［続きを読む］

「ジャニーズJr.黄金期」の歴史的意味、そして嵐のデビュー

　前回は、SMAP以降1990年代にデビューしたTOKIO、V6、KinKi Kidsについてみた。今回は、同じく1990年代に起こったジャ … ［続きを読む］

「自由を制限された記者」で溢れる新聞・テレビの成れの果て

信頼回復の切り札「取材プロセスの可視化」の功罪を考える

　報道に対する読者・視聴者の信頼を取り戻すには、どんな方法が有効か。それについては多くの人がそれぞれに考えをめぐらせ、あちこちで論考を発表し … ［続きを読む］

企業の持続的成長か短期利益か　欧州でのアクティビスト・ファンド規制

欧州における企業の持続的成長とアクティビスト・ファンドの活動　　～フランスにおける最近の動向を中心に～　 弁護士・フランス共和国弁 … ［続きを読む］

看過できない香港問題　日本外交は対中政策を転換せよ

人権国家として存在感を示すため、日本版・グローバルマグニツキ法の制定を提案する

　「目の前の仲間や家族が、人としての当たり前を望んだだけで踏みにじられている。それを見過ごしたら、人として何かを失う。私は香港人。そういう世 … ［続きを読む］

コロナ前は戻るべき場所ではない。新たな社会を創るために

ポストコロナを生きる①　まずは仕事と住宅の一体構造の克服を

　新型コロナウイルスとの闘いが続いている。世界の感染者数は1100万人を上回り、死者も54万人を超えた。日本人感染者数は2万人を超え、死者も … ［続きを読む］

新聞に“逆襲”のチャンスはあるのか

ニュース無料時代に有料デジタル版を成り立たせる戦略

広告メディアとして成長した新聞　新型コロナウイルス対策のための政府の緊急事態宣言下、紙の新聞はみるみる薄くなった。通常30ページ台だった朝日 … ［続きを読む］

『日本の最終講義』――閉じた瞬間から23人の「声」がこだまする本

　新型コロナウイルスによって、読書量が増えた。ただし、書店に行けなかった「自粛」期間中は、「ツンドク」状態だった様々の本を片っ端から読んでい … ［続きを読む］

60年安保から60年。〝敗北のレクイエム〟が今に語り継ぐものとは　その1

【22】西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」

60年安保と70年安保の間の不連続　今年は60年安保闘争から60年、70年安保闘争から50年の節目にあたる。さる6月10日には憲政記念館で記 … ［続きを読む］

東京地裁が女子医大に損害賠償命じ、控訴審で和解成立

東京女子医大病院「補助人工心臓治験訴訟」⑥

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

「新しい検察庁法改正案」はかくあるべし

副検事の立場への配慮ならびに検察官適格審査会の活用を

　今年の通常国会の最大の与野党対決法案となった検察庁法改正案は、数百万回を超えるツイートというネット上の反対運動、改正法案に反対する松尾邦弘 … ［続きを読む］

旧日本海軍1200人が朝鮮海域で掃海作業　秘匿された戦死者

朝鮮戦争70年　日本の「戦争協力」②秘密裏に国連軍に協力した日本の掃海隊

　今から70年前の1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発してから3カ月余、海上保安庁特別掃海隊が戦乱の朝鮮海域に派遣された。連合国軍総司令部（ … ［続きを読む］

日本のスパコンが1位を独占した2020年6月期ランキング

華々しくデビューした「富岳」と新星のスパコン「MN-3」

4部門で1位という史上初の快挙　日本のスーパーコンピューター（スパコン）「富岳」（理化学研究所／富士通）が6月22日に発表されたTop500 … ［続きを読む］

コロナ禍にブッシュマンから学ぶ――「足るを知る」という豊かさ

「際限のない成長と発展の破壊的スパイラル」から抜け出すには

　新型コロナウイルスで日々、小さな混乱が続いていた4月、私にとって大きな出来事があった。折りに触れて立ち寄る少しだけ離れた駅にある本屋さん。 … ［続きを読む］

東京23区は「ニュース砂漠」～大都市圏に広がる「取材空白地帯」

メディアが抱え込む「中央目線」取材体制の弊害

　東京都知事選が始まり、都知事選絡みのニュースが増えてきた。ただし、「都政」が日常的にニュースになる半面、新聞やテレビ、新興のネットメディア … ［続きを読む］