高齢者 の検索結果

韓国MERS危機はパンデミック寸前に

共同体の安全を考えぬ国民性が響く

　韓国の中東呼吸器症候群(MERS)流行が病院内感染の枠を超え、地域拡散の様相すら見せ始めている。この危機を生んだのは、能力の低い役人と医療 … ［続きを読む］

乱暴な少年法・成人年齢議論と改憲論

　自民党は、4月14日、成人年齢と少年法の適用年齢を引き下げる方向で、特命委員会を開催した。他稿では、私の専門である少年法と凶悪犯罪を中心に … ［続きを読む］

［書評］『わが母　最後のたたかい』

相田洋著

「認知症８００万人時代」における貴重なドキュメント　　　2013年、厚生労働省の研究班が「認知症高齢者は2012年時点で推定462万人、予備 … ［続きを読む］

１錠６万円！　Ｃ型肝炎新薬の衝撃

飲み薬だけで高い効果　肝炎治療を変えるか？

　１錠６万円という高額の新薬が医療現場に登場する。　米国の製薬企業、ギリアド・サイエンシズ社のＣ型慢性肝炎治療薬、ソバルディ（一般名・ソホス … ［続きを読む］

ポイント・オブ・ノーリターン

デフレ経済へ逆戻りする懸念も

　異次元の金融緩和をはじめとするアベノミクスは明らかに失敗しています。これが民主党政権だったら袋だたきにされているはずです。2013年4月に … ［続きを読む］

４月１日の「戦争法案」会議録も大幅遅れで検索可能に

　「戦争法案」が議論された４月１日の参院予算委員会の議事録が通例よりも大幅に遅れて５月１３日ころ、国会会議録検索システムで検索可能となり、イ … ［続きを読む］

オリンパスから医者への利益提供で米司法省が捜査、特別損失５３９億円

　大手精密機器メーカーのオリンパス（本社・東京都新宿区西新宿２丁目、笹宏行社長）は８日、米国での医療事業の「関連活動」をめぐる医者への支払い … ［続きを読む］

[8] 待ったなしジュニアゴルファー育成（下）

若いゴルファーを真剣に育てなければゴルフ界に未来はない

ボランティアによる意欲的なジュニア育成　ボランティア精神にあふれた人々が全国各地でジュニア育成に積極的に取り組んでいる。　沖縄県内12コース … ［続きを読む］

労働人口急減の恐怖を無視するメディア

先進国で稀な経済縮小に無為無策な政府

　経済協力開発機構OECD対日審査報告書の発表報道で国内メディアが見せた異様な危機感の無さに驚き呆れた。労働人口が急速に減っていく恐ろしさを … ［続きを読む］

［書評］『ケアのカリスマたち』

上野千鶴子著

在宅ひとり死は怖くない　　　「在宅ひとり死」とは、著者である上野千鶴子が考えた言葉である。 　一人で暮らす人が誰にも看取られずに主に自宅で死 … ［続きを読む］

［3］過剰医療の実態と医療介護費の増加

費用対効果を重視しない出来高払い、専門医研修なしで診療可能な制度などが背景に

　日本の医療をめぐる課題として、医師不足、医師の診療科間での偏在、地域における偏在、地域医療の崩壊や高齢化に伴う医療や介護費の増加などが指摘 … ［続きを読む］

「山谷」を初めて歩いてみた

「福祉の街」への変貌

　先日、関わっている日本政策学校の活動の一環で、「山谷」の現場を視察させていただく機会を得た。現地で活躍するNPO法人山友会の由井和徳理事や … ［続きを読む］

身近に広がる音声認識技術の活用

ロボットからスマホ、カーナビ、議事録作成、番組の字幕作成まで

　ロボットが人間のようにしゃべる「合成音声」のもととなる技術が「音声認識」だ。人間がスマートフォンに話しかけたとき、きちんと理解できて初めて … ［続きを読む］

遅れて来た世界最大の年金基金GPIF

リスクを伴う積極運用は成功するか

　海外勢を中心に、世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）への関心が高まっている。2014年12月末現在で保有資産は1 … ［続きを読む］

日本の介護の形を問う（下）

住み馴れた地域で最期まで暮らせる社会は実現できるのか

　今回の介護報酬改定で国は在宅重視の方針をより鮮明にしているが、「住み馴れた地域で最期まで暮らせる社会」は実現できるのだろうか。「在宅」を実 … ［続きを読む］

震災から４年、時間軸ではなく生活軸で考える復興

被災地の家庭や企業の営みから

　約2万人もの命を奪った東日本大震災から丸4年たち、被災地は5年目の春を迎える。　被災地の復興は進んでいるのか、私たちはいつも時間軸で見てき … ［続きを読む］

日本の介護の形を問う（上）

在宅重視を打ち出した今回の改定、職員の給与を上げると言っているが……

　世界が経験したことのない超高齢社会を迎える日本。2014年度の介護費用は約10兆円だが、団塊の世代が75歳を迎える25年度には21兆円と倍 … ［続きを読む］

「避難・賠償・除染・原発・放射線・子どもたち」

紋切り型抜きで３・11を捉え直そう

　３・11後、200回ほど全国で講演を続けてきた。福島の状況がいかなるものか、何が求められているのか、福島に居を構えながら、また出身者として … ［続きを読む］

年金と小さくなるおにぎり

マクロ経済スライドで見えにくくなっていることがある

　今年春に、年金額が少しだけ上がる。2003年以来、年金額は下がることはあっても、上がることはなかった。年金額が上がるのは1999年以来のこ … ［続きを読む］

IMFが日本経済の「失われた30年を認定」

安倍首相の強気は国際的評価を無視する虚構にすぎない

　アベノミクスが成長を達成と言えるのか、IMF（国際通貨基金）が昨年10月に公表したGDP推移見込みをグラフにすれば現実は「失われた30年」 … ［続きを読む］

経済学の基本を無視するデフレ理論が根強い不思議

「人口デフレ論は誤り。低成長率はインフレ要因になる」と経済学者はなぜ言わないのか

　人口が減るからデフレになる、成長率が低いからデフレになるという議論がいまだに根強いことに驚く。素人がどう議論しようが仕方がないが、経済学者 … ［続きを読む］

「地方創生」で300年来の難問は解決できるか

江戸幕府も悩んだ一極集中、眠っているお金と有能なプロデューサーの手腕を生かせ

　来年度の政府予算案で、焦点の「地方創生」に7200億円を投入することが決まった。自治体が自由に使える財源を増やして、「ひと・まち・しごと」 … ［続きを読む］

日本の医療は世界一なのか

医療制度の問題点、今後の改革の方向性をデータにもとづき考えよう

　日本が抱えるリスクは何でしょうか。何をリスクと考えるかは人によって異なるのですが、私が考える大きなリスクは二つあります。　それは巨大地震と … ［続きを読む］

［4］真ん中の人は沈黙するのか、吸収されるのか

少数の大声と多数の沈黙　一つの問題をめぐり、人々の意見が真っ二つに分かれるのは韓国だけじゃないだろう。本当は真っ二つではなく「どっちの気持ち … ［続きを読む］

［3］２０２５年のリーダー像を探る――青木大和

個で闘うことは重要だが、組織で闘うことが実は必要

　（このインタビューは、2014年10月10日におこないました）――話題は変わりますが、10月初旬に香港に取材に行かれましたね。青木　行って … ［続きを読む］

［1］多様性と包摂が企業を強くする

多様な人々が排除されず、それぞれの強みを活かしながら活躍できる組織や社会を目指す

　人材の多様性を尊重する「ダイバーシティ（Diversity＝多様性）」。多様な人を社会や組織に取り込む「インクルージョン（Inclusio … ［続きを読む］

総選挙で金融政策についての国民合意ができた

金融政策は円高を抑えることができる、金融政策でデフレから脱却することができる

争点から消えた金融政策選挙　戦も中盤に入ってきたが、金融政策を巡る論争が消えてしまったように思える。民主党は大胆な金融緩和ではなくて柔軟な金 … ［続きを読む］

［書評］『啓蒙思想2.0』

ジョセフ・ヒース著　栗原百代訳

「ウンコな議論」への厳しい戦い　　　2010年にワシントンで「正気を取り戻す」と名付けられた集会が開かれ、なんと25万人もが参加したという。 … ［続きを読む］

「年金の日」に考える、そもそも年金とは何か

年金の市場化とは親子関係の市場化だ

　１１月３０日は「年金の日」である。１１を「イイ」、３０を「ミライ」と読ませ、「いい未来」という語呂合わせから、１１月３０日を「年金の日」と … ［続きを読む］

［2］常識破りの連続だったインフルワクチン報道～前橋リポートの凋落

　1994年の予防接種法の改正で、インフルエンザワクチンは義務接種からはずれた。その前年に出た記事では「接種率はすでに対象者の２割台に落ちて … ［続きを読む］