オーストラリア の検索結果

アメリカ海兵隊の行方――普天間は固定化されるのか

　日米両政府は２月８日、米海兵隊普天間飛行場の移設と在沖海兵隊のグアム移転を切り離し、海兵隊のグアム移転を先行させることで合意した。これまで … ［続きを読む］

大阪維新の会には外交・防衛のアドバイザーが必要だ

小谷哲男

　大阪維新の会の躍進がめざましい。民主党と自民党の支持率が２０％前後で低迷しているのに対し、橋下徹市長が代表を務める維新の会の国政への進出を … ［続きを読む］

役員報酬：どう決めるか、どう開示するか、最近の潮流と企業統治

　オリンパスや大王製紙など著名企業でガバナンス不全による不祥事が続発。ガバナンス強化の観点から企業の役員報酬に対する世間の視線が厳しくなって … ［続きを読む］

『アーティスト』がアカデミー賞を制したわけ

　先日のアカデミー賞の発表で最も驚いたのは、４月７日公開のミシェル・アザナビシウス監督『アーティスト』が、作品賞や監督賞を始めとする主要５部 … ［続きを読む］

中国のレアアース戦略で世界は覚醒した

　3月中旬、日本、アメリカ及びEUは、中国によるレアアースの輸出制限に関して、WTO（世界貿易機関）への提訴に踏み切った。現在、中国がレアア … ［続きを読む］

【映画で知る世界の現実（２）】 『オレンジと太陽』の児童移民

古賀太

　また映画を見て「えっ、知らなかった」と呆然としてしまった。４月１４日（土）公開のジム・ローチの初監督作品『オレンジと太陽』のこと。１９世紀 … ［続きを読む］

北朝鮮問題は他人事ではない：日本のガラパゴス化に歯止めを

佐藤匠徳

　北朝鮮は今月13日午前中に長距離ロケットで人工衛星「光明星3号」を打ち上げたが、失敗に終わった。北朝鮮は世界の中で孤立し、韓国、米国、日本 … ［続きを読む］

健康先進国日本～豊かな成熟社会の証し～

　日本経済や日本社会について近ごろ悲観論が増えてきているようだ。確かに成長力では中国に圧倒的にリードされているし、韓国のダイナミズムにも対抗 … ［続きを読む］

スタートダッシュ成功にも冷静に

潮智史

　ザッケローニ監督が重視していた６月の最終予選３連戦で日本代表は勝ち点７を積み上げた。「私の選手への信頼からいけば、当然の結果だといっていい … ［続きを読む］

裁判官が科学技術をめぐる訴訟を判断するには（下）

　　～法廷と科学コミュニケーション

　昨今、科学コミュニケーションという言葉をしばしば耳にする。いろんな文脈で語られるものの、ここでは、科学の楽しさをわかりやすく伝えるという科 … ［続きを読む］

海の向こうのコモン・ロー：「法律」がない国々

海の向こうのコモン・ローアンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　樋口　航　「法律」が存在しない？　長年の疑問　世の中には「法律」が存在しな … ［続きを読む］

供述調書作成過程の検証に録音録画が有効な理由

　相次ぐ無罪事件や証拠隠滅などの不祥事。その多くは取調べに頼る捜査に原因があったとして、法務・検察当局は取調べの可視化に向け大きく舵を切った … ［続きを読む］

日本版「緑の党」は「最先端を歩む政党」になれるか

　日本にやっと、本格的な「緑の党」が生まれた。欧州では１９７０年代からドイツを中心に「緑の党」が着実に支持を広げ、確固たる政治勢力となったが … ［続きを読む］

「いじめ」という言葉の使い方（上）

認知意味論で考える

　研究者にとって、言葉の定義を明確に、しかも、表現する現象を的確に捉えることは、最も基本的な能力である。この言語能力なくしては、オリジナルな … ［続きを読む］

日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか？

金平茂紀

　日本のほとんどのメディアがロンドン五輪漬けになっているなかで、このような文章を書くのは心が重たくなる。だが、きちんとこの問題を論じることが … ［続きを読む］

消費税かＴＰＰか～国民的議論なき迷走～

■ＴＰＰ参加に立ち遅れてしまった日本　国内の政局でゴタゴタしている間に日本はＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）への参加でまたも立ち遅れてしまった … ［続きを読む］

【ニューヨークから】 錦織圭がトップ10入りするためには？

　テニスの錦織圭選手は間違いなく日本が生んだ最高級のプレーヤーだ。彼のプレーはテレビを通じて何回も見ているが、直に見たのは今回のＵＳ（全米） … ［続きを読む］

反イスラーム映像を平和への脅威とさせないために

川村陶子

■悪意ある挑発には「大人の態度」と「人間の品格」を　反イスラーム映像「無知なムスリム」に対する抗議が巻き起こっている。リビアの米領事館で大使 … ［続きを読む］

中東ガザ地区へ進出するための法務と実務(?)

中東ガザ地区へ進出するための法務と実務（？）　 　　アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　上林 英彦　１　中東地域と弁護士業務　本稿にお … ［続きを読む］

７人制女子ラグビー、躍進のワケと課題

松瀬学

　朗報である。７人制ラグビーのワールドカップ（Ｗ杯）女子アジア地区予選で、日本代表が３位となり、来年６月の本大会（モスクワ）出場を決めた。こ … ［続きを読む］

日本の温暖化対策、来年から「海図なき航海」

　ＣＯＰ１８（カタール）で明らかになったのは、これからの地球温暖化対策は前進が難しい時代に入るということだ。京都議定書に続く新体制を２０１５ … ［続きを読む］

スズキ、三菱、日産…自動車産業で進む個人のグローバル化

永井隆

　「輸出立国・日本は今後なくなっていき、代わりに日本人ワーカーが海外工場に赴き現地の社員と一緒に働く時代が来た。現実に、今年３月から生産を始 … ［続きを読む］

安倍政権の外交課題――ロシアと東南アジアが狙い目かも

　中国、韓国と日本の関係は史上最悪、米国や欧州からも安倍晋三氏の歴史認識への警戒の目が向けられる。　安倍氏は、年明けの訪米と日米首脳会談を突 … ［続きを読む］

農相人事に見る安倍総理の改革本気度

　農林族ではない林芳正氏をTPP参加問題のキーパーソンとなる農相に任命したことが、農業界に波紋を投げかけている。　80年代半ばまでの自民党政 … ［続きを読む］

石橋湛山に学ぼう――弱腰外交の強みとは

　中国における反日教育に顔を歪める人々は多いかもしれない。それが根拠のない反日運動の原因であるというのだ。だが、よく考えてみようではないか。 … ［続きを読む］

“Without Prejudice”秘匿特権とは何か

　英米法の国で広く認められている法的ツール、「Without Prejudice秘匿特権」。紛争相手と和解交渉などで交わしたやりとりは、法廷 … ［続きを読む］

多様性の国シンガポール　一日本人弁護士として働いてみると

多様性の国シンガポール：一日本人弁護士として働いてみるとアンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　佐藤かおり　１．はじめに　シンガポールの現 … ［続きを読む］

TPP参加でも自民党は参議院選挙で負けない

　総理訪米に合わせ、TPP参加問題が再度浮上してきた。焦点の日米首脳会談は明日２２日に迫った。　自民党の外交・経済連携調査会は、先の選挙公約 … ［続きを読む］

ＴＰＰは慎重に

　安倍晋三首相はＴＰＰへの交渉参加を正式に表明したが、同時に「米国は一筋縄ではいかない。厳しい交渉になる」と農水族議員などに説明している。日 … ［続きを読む］

日本はＴＰＰに参加できないかも？

　昨年１２月１１日のウェブロンザで私は「日本はもうＴＰＰに入れない」と書いた。その大前提として、同月１６日の衆議院選挙に勝つと予想される自民 … ［続きを読む］