ネットワーク の検索結果

孤族社会のネット幻想――「小さな世界」考

尾関章

　短大を出て会社に勤め、ひとり暮らしを始めてまもない女性が、出会い系サイトにはまり込む。メールで次から次に舞い込む誘いに「ノー」の返信をして … ［続きを読む］

タブレット端末は年間１億台商品に成長する

鎌田富久

　1月に米国ラスベガスで開かれた家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」を訪れた。話題になっている「タブレット」とい … ［続きを読む］

日本版ＦＣＣが消えた理由

川本裕司

　「アジェンダ（議題）設定に市民が制作するパブリック・アクセス・チャンネル（ＰＡＣ）が入ったときは革命だと思ったが、結果はまったく前進しなか … ［続きを読む］

ＢＢＣが展開する「ワールド・ウェブロンザ（WEBRONZA）」

川村陶子

　ＢＢＣといえば、英国国内放送のテレビコメディ番組で二重被爆者の山口彊さんが「世界一運の悪い男」として取り上げられた問題が記憶に新しいが、国 … ［続きを読む］

思考実験・グーグル税　ネット広告への課税は可能か

　インターネット上の広告に税金を課す通称「グーグル税」がフランスで検討されているという。そうした動きを報じた日経新聞の記事（2010年12月 … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」ナショナリズムをとことん考える

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

「未然防止型」上場管理の取り組み　問題意識を共有するために

　東京証券取引所自主規制法人では、証券市場の健全性や公平性を確保するための自主規制業務を専門に行っています。この連載では、その中から、上場会 … ［続きを読む］

「武器と市民社会」研究会セミナー:「ロボット戦争」はどこに向かうのか？

主催：「武器と市民社会」研究会、拓殖大学海外事情研究所

　１９９０年代以降に急速に進展した戦争の「ハイテク化」によって、無人の航空機や車両などロボットが戦場で活躍する時代が訪れている。米軍はアフガ … ［続きを読む］

女性研究者がきわだって少ない「変な国」日本

高橋真理子

　2005年は世界物理年だった。アインシュタインが特殊相対性理論を含む３本の画期的な論文を発表し、「奇跡の年」と呼ばれる1905年から100 … ［続きを読む］

［17］グリー高収益の闇/児童・少女378人を犯罪者の餌食にしたSNS

　グリー（ＧＲＥＥ）は、「無料」をうたった携帯ゲームとソーシャル・ネットワーキングサービス（ＳＮＳ）で急成長する新興のＩＴ企業である。民放各 … ［続きを読む］

ザッカーバーグの二つの顔

川本裕司

　ハーバード大生の高慢さをひけらかして他大学の女子学生に嫌われた腹いせに始めたハーバード大の女子学生の品定めソフトが「フェイスブック」のきっ … ［続きを読む］

ソーシャル・ネットワークとの相性

　フェイスブックの広告ツールを使って、国ごとのユーザー数を割り出し、公表している「チェックフェイスブック」（ http://www.che … ［続きを読む］

ファミコン世代が作る法律、使うはＤＳネイティブ

中村多美子

　2011年2月21日、福井県警が不正アクセス禁止法違反の非行事実で奈良県の小学4年の女子児童を補導したと報じられた。　小学校4年生が不正ア … ［続きを読む］

ケータイ進化の第２ラウンドが始まった

鎌田富久

　　2月にスペインのバルセロナで開催された世界最大の携帯電話関連の展示会「世界モバイル会議」（MWC＝Mobile World Congre … ［続きを読む］

若手官僚が霞が関を飛び出した：「青山社中」の理念と展望

朝比奈一郎（青山社中）＆遠藤洋路（同）／聞き手：鈴木崇弘

　１４年間、霞が関の改革に挑んだ経産省出身の朝比奈一郎氏と、文科省出身の遠藤洋路氏。二人は、「プロジェクトＫ（新しい霞ケ関を創る若手の会）」 … ［続きを読む］

地域政党、ホンモノはどれか？

菅沼栄一郎

　橋下徹・大阪府知事の「大阪維新の会」や河村たかし名古屋市長の「減税日本」の快進撃とも見える派手な立ち回りを眺めていて、本来の「地域政党」と … ［続きを読む］

オピニオン３・１１――東日本大震災を考える（２）【無料】

朝日新聞３月１６日付オピニオン面（住田健二さん、前川和彦さん）

◆すべてが後手後手に回る住田健二さん（大阪大学名誉教授）　長年、原子力の研究・開発に携わってきた人間として、今回の福島第一原子力発電所の事故 … ［続きを読む］

【緊急報告】(2)　透析患者１１００人が大移動　医師ネットワークが動く【無料】

松浦新

　東日本大震災で被害を受けた東京電力福島原子力発電所に近い病院で人工透析の治療を受けていた入院患者と通院患者の計１１００人の大移動が始まる。 … ［続きを読む］

ヘドロからの脱出――宮城・石巻からの声【無料】

高成田享

　２月まで朝日新聞石巻支局長をつとめ、定年退職した高成田享さん。１３日に海外滞在から帰国した高成田さんに、石巻の友人知人の声を寄せていただい … ［続きを読む］

［6］批判より提言の時

混乱を責められるか

　今回の大地震が日本に及ぼす影響は、いまだ予測不可能な状況を呈している。テレビ、ラジオ、新聞、インターネットなどを通じてさまざまな情報が流れ … ［続きを読む］

【緊急報告】(3)　急げ！　とらやのようかん・がん治療薬【無料】

松浦新

　地震発生から１週間がたち、少しづつだが物流が動き始めた。ガソリン・軽油が少ない、交通網も万全ではない。そんなハンデを乗り越えて、必要な物資 … ［続きを読む］

東京電力が放射能広がり試算を公表できない理由は？

　東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。放射性物質はどのように広がっていくのか、 … ［続きを読む］

大震災を機に世界企業に脱皮しよう

木代泰之

　大震災から20日近くたち、企業の現場では少しずつ生産が回復している。この間、日本の製造業がいかに世界各国にハイテク部品や素材を広く供給して … ［続きを読む］

懸念される資源需給の逼迫

藤井英彦

　東日本大震災のダメージが深刻だ。復興に向けた取り組みが始動したものの、未だ目処は立たない。影響は国内にとどまらず海外にも及ぶ。本稿では海外 … ［続きを読む］

癒着となあなあの原子力体制（１）

三島憲一

チェルノブイルとの共通性？　大変なことになった。今後事態がどう展開して行くかは、まったくわからない。チェルノブイリとの比較もよくなされる。地 … ［続きを読む］

無力を露呈したマスコミの原発報道

三浦展

　今回の震災、特に原発報道において、マスコミは自らの無力を露呈したのではないだろうか。かわってその実力をまざまざと見せつけたのはツイッター、 … ［続きを読む］

原子力災害の法的責任－事後的責任論から法廷での事前熟議へ

中村多美子

　震災から１カ月が経過し、震災そのものの被害から、長期的な問題が報道され始めた。保険、保障、労働・労災、医療・介護、環境汚染、避難生活、そし … ［続きを読む］

なあなあの原子力体制を問う（２）――審査という儀式

三島憲一

形式は整っている　もちろん、原発建設のさまざまな基準、審査は日本でもとても厳しい。環境アセスメントも、推進者の目から見れば「ながながと」「必 … ［続きを読む］

知的所有権は例外か、経済連携協定の注意点

　投資や貿易を円滑にするため、特定の国・地域との間でのみ特恵関係を結ぶことを可能とする「経済連携協定」（ＥＰＡ）。実は、知的所有権については … ［続きを読む］

米国を奥座敷に迎え入れる日本、その意味を考える

木代泰之

◇米軍の手厚い支援◇　大震災発生以来、米国が手厚い支援を展開している。三陸沖には空母が停泊して「トモダチ作戦」を展開し、東京では米軍やエネル … ［続きを読む］