悪 の検索結果

IT革命で変わるのは「期待される人間像」だ

大学の入試改革論議で致命的に欠けている視点を問う

　昨今、人工知能やビッグデータ、IT（情報技術）の話題を耳にすることが多い。その近未来を占う議論も見受けるが、何か物足らない気がする。これを … ［続きを読む］

同時多発テロで難民政策はどうなるか？

欧州がこれまで難民を受け入れてきた背景と、日本がすべきこと

　スウェーデンの公安はテロ警戒レベルを5段階中の3から4に引き上げた。4は過激派がテロを起こす手段と意思を持っていると判断されるレベルで、導 … ［続きを読む］

人民元の光と影が中国の悩みを浮き彫りにする

経済大国化へ進む中国は、同時に責任分担も迫られることになるだろう

欧米や日本との協調を進める力に　国際通貨基金(IMF)が特別引き出し権(SDR)の構成通貨として人民元を採用したのを機に、人民元が世界の「主 … ［続きを読む］

「全員サングラス合唱祭」は本当に美談なのか？

少女を苦しめる真犯人は美談好きな大人たち

　10月、沖縄県立宮古高校の合唱祭で、クラス全員がサングラスをかけて出演したことが話題になりました。 　光に敏感でサングラスが手放せない女子 … ［続きを読む］

国際カルテルが会社を滅ぼし、経営者を米国・加州の矯正施設に送り込む

国際カルテルが会社を滅ぼす　　－日本企業の経営者はいま何をすべきか法学博士・弁護士・米国ニューヨーク州弁護士　井上朗I.　はじめに　ここ数年 … ［続きを読む］

徹底した経済優先ー英国の賭けは当たるか？

財務相の決断で道連れになることに、英国民は居心地の悪さを感じている

　英国の急速な中国接近が、国内外で大きな注目を集めている。　10月末に訪英した中国の習近平国家主席は最高級の国賓としてもてなされ、滞在中の5 … ［続きを読む］

なぜ安全保障法制に反対しないのか

創価学会・公明党の行動原理を解く

　「平和主義を掲げる創価学会は、なぜはっきりと戦争への動きに反対しないのか」　先に成立した安保関連法をめぐって、いまだに国論が二分する中、疑 … ［続きを読む］

欧州難民危機　孤立するメルケル（上）

難民を社会に溶け込ませる作業　欧州に駆け足で冬が近づいている。私が住むミュンヘンでは、深夜から早朝にかけての気温が零下5度まで下がるようにな … ［続きを読む］

［書評］『組長の娘』

廣末登著

最も効果的な暴力団対策を、体を張って実践　　　山口組が分裂したということで、私の生息する雑誌業界も盛り上がりをみせています。いろいろなルポや … ［続きを読む］

人間の深い部分を表現する振付家ノイマイヤー

京都賞を受賞、様々な国籍や人種、体格、個性のバレエダンサーをいかす

　振付家でハンブルク・バレエの芸術監督であるジョン・ノイマイヤーが京都賞を受賞した。稲盛財団が主催するこの賞は、科学、文明の発展、また精神的 … ［続きを読む］

ハロウィンは嫌い。原因はあのゴマカシスイーツ

うそっぽいオレンジ色と腹にふくれる感はなに？

　ヘイトデモなんかにくらべりゃハロウィンパレードのほうがよっぽどいい。　いいにきまってるけど、ハロウィンはどうも好きになれないというのがある … ［続きを読む］

［書評］『失われてゆく、我々の内なる細菌』

マーティン・J・ブレイザー著　山本太郎訳

抗生物質は《沈黙の春》をもたらすのか　　　近頃、これほど夢中になった本はない。著者はニューヨーク大学の微生物学教授で、米国感染症学会の元会長 … ［続きを読む］

マイナンバーシステム汚職の影響（上）

官の大規模ITは業者と一体の構築運営が必須

　10月に起きたマイナンバーのITシステムをめぐる厚生労働省職員の収賄容疑逮捕のニュースは、マイナンバー導入の社会的な合意になんとなく棹を差 … ［続きを読む］

証券ローヤーはどんな仕事をしているのか

証券ローヤーはどんな仕事をしているのかアンダーソン・毛利・友常法律事務所橋本 雅行　私の主な仕事の一つに有価証券の発行や募集、売出しに関係す … ［続きを読む］

権利保障おきざりの規制緩和　改正派遣法を考える

安保法制をめぐる議論の陰で　労働者派遣法の改正法が、9月30日に施行された。　派遣法が1986年に施行されて30年目、制度が始まって以来の大 … ［続きを読む］

「なんでもあり」だったベネチア映画祭（下）

日本映画は埋もれてしまったのか

　評論家の間であまり話題にならず、賞も取れなかった作品も、これまでの映画の枠にはまらないような野心的な試みが目立った。　ローリー・アンダーソ … ［続きを読む］

「なんでもあり」だったベネチア映画祭（上）

どの映画も抵抗感だらけ

　9月18日の「朝日新聞」朝刊と夕刊のベネチア国際映画祭報告を見て、驚いた。私も今年のベネチアに参加してその報告は前日の「読売新聞」朝刊に書 … ［続きを読む］

寝屋川市中学生殺人事件とネットの罪

　現在、山田浩二容疑者が否認を貫いているが、（2015年9月15日現在）、防犯カメラ等から山田容疑者への包囲網がせばまっている。しかし、山田 … ［続きを読む］

［書評］『活動的生』

ハンナ・アーレント著　森一郎訳

赦す力と約束する力　　アーレントの主著『人間の条件』は、1958年にアメリカのシカゴ大学出版会から英語で出版された。日本では志水速雄訳で19 … ［続きを読む］

厄介と愛想を尽かすのはまだ早い

政治の本当の意味と魅力を知ろう

　政治に愛想を尽かすなって？　余計なお説教はやめてくれよ。そもそも政治なんて、七面倒くさいドタバタ劇をお偉方が勝手に演じているだけ。そんなも … ［続きを読む］

［6］「常連贔屓」の汚名返上！　

そしてリスクは負ってみたけれど……

　ジャコブ引退前なら選ばれていたような大物が落選した半面、今年は新鮮な監督の名前がコンペ部門に多く並んだ。まだ完全に「大物」としての評価が定 … ［続きを読む］

［21］自衛隊撤退後のサマワ、真っ二つの評価

自衛隊駐留を「よかった」が７割　自衛隊は2006年7月に2年半の駐留を終えてサマワから撤退した。私は東京に戻って編集委員をしていたが、自衛隊 … ［続きを読む］

「アジア最後のフロンティア」ミャンマーの会社法、投資法、改正への最新動向

　軍政から民政へと体制が変わったミャンマーで日本を含む外国からの企業進出が相次いでいる。なお軍部の影響力が強いとはいえ、１１月には総選挙が予 … ［続きを読む］

［3］アメリカ大使館開設の時と、メーデーと

　日々、学生もやりながら、一般生活人としてキューバにいると、当初こういう取材をしよう、と思っていたことがどんどん変化していってしまうのを感じ … ［続きを読む］

［9］学生と教員がともに反対する安保法案

想像力の劣化、感性の劣化という恐ろしい現象に抗し切るために

　「ビラは何枚くらい作ろうか」　「ビラ?　ああ、フライヤーですか」　「枚数はあの連絡網で相談しよう」　「わかりました、LINEグループのこと … ［続きを読む］

発電事業とプロジェクト・ファイナンスの最新実務動向

　電力会社による電気の固定価格買取制度の導入で、太陽光、風力など再生可能エネルギーを使った発電事業市場が活性化している。その資金調達手法とし … ［続きを読む］

浜田純一ＢＰＯ理事長「自主規制機関で高い実績」

朝日新聞インタビューで、自民党からのメディア批判には「反論すべきときには反論」

　「自主規制機関として高い実績をあげていると自負しており、制度の見直しは必要ない」。東大総長を退任し４月から第三者機関「放送倫理・番組向上機 … ［続きを読む］

元少年Ａ『絶歌』の時代と物語を読む（下）

再び封印された「酒鬼薔薇聖斗」

　私の感じた既視感の原因は述べたとおりだが、翻って「元少年A」という著者への疑念にもつながっている。　特に第１部には違和感があった。ゴースト … ［続きを読む］

［2］『政治の眼力』で政治家は喜んでる？

今の政治家を語るには当然のやり方だと思う、んだが……。

　なんか不思議な本ですよこれは。　永田町の「快人・怪物」というとイメージは大野伴睦とか三木武吉とか……どんだけ古 … ［続きを読む］

［4］正義の根幹は公正、ロールズの主張と格差

社会思想の歴史を踏まえ、資本主義の健全な姿を維持すべき〈朝日カル連携講座〉

　WEBRONZAは朝日カルチャーセンターの協力を得て、同センターでの連携講座にご契約者のみなさんを招待しています。それぞれの連携講座の内容 … ［続きを読む］