年齢 の検索結果

［26］格安バス事故が警告　「総活躍」の危うさ

高齢労働者を取り巻く過酷な労働環境から見えてくるもの

　先月15日に長野県軽井沢町で起きたスキーバス事故では、運転手が65歳の契約社員で、トラックや中型バスの運転経験しかなく、大型観光バスへの乗 … ［続きを読む］

［書評］『Ōe(おおえ)――６０年代の青春』

司修著

コラージュによる「自画像」と「だまし絵」の結節点　　　幕末の浮世絵師、歌川国芳に「寄せ絵」といわれる一群の作品がある。　さまざまな姿態をした … ［続きを読む］

［7］キューバ家庭がわかる貴重な「カサ」体験

　「カサ」とは、一般の家庭が――とは言えかなり広くないとできないことだが――部屋を旅行者に貸せるように作り変えているゲストハウスのことである … ［続きを読む］

英国で民主主義政治の危機か？

メディアの逆風、党内分裂で、野党の労働党がなし崩し的存在に

　二大政党制が長く続いてきた英国で、野党の労働党が分裂状態に陥り、与党の保守党以外に政権を担える政党がない状態となっている。日本で与党・自民 … ［続きを読む］

［6］第１子に続き、第２子も妊活した彼女の場合

　妊娠14週目のユカさん(41)は今、緊張の日々をおくっている。39歳で第1子を不妊治療して授かったが、どうしてももうひとり欲しくなり、産後 … ［続きを読む］

［24］はたしてゴルフはスポーツなのか？（下）

ゴルフは史上最強の遊戯

ゴルフは比類のない生涯スポーツ　先述した社会生活基本調査によれば、野球とゴルフの2011年(カッコ内は1986年)の15歳以上の行動者率は、 … ［続きを読む］

慰安婦問題合意――韓国人はどう思ったか？（下）

若者たちの異議申し立てと大人たちのリアル

在韓日本人の日常　前回も指摘したが、日韓で何か問題が起きた際の反応は、今や日本の方が「熱い」。　日本で過ごした年末も、テレビのワイドショー、 … ［続きを読む］

［2］科学者討論＠北海道大学

科学者は「監」られている――若手研究者が語る大学の現在

　大学の風景が変わった。研究者は世の中に還元される業績を求められ、役に立つことがわかりやすく見える成果が歓迎されている。研究費の獲得競争は激 … ［続きを読む］

［2］時代の変化で意義を失う学校制服

　［1］では、「痴漢等の性犯罪やJKビジネス対策としての学校制服廃止論」の概要について論じてきましたが、［2］と［3］では、予想される反対論 … ［続きを読む］

株価急落　正念場のアベノミクス

世界の金融界は日本経済の成長率は期待外れでアベノミクスの成否は今後次第とみている

日経平均株価の推移に神経をとがらす官僚　「アベノミクスも正念場かもしれない」　日経平均株価の急落を告げるボードを見ながら、ある政府高官は先週 … ［続きを読む］

慰安婦問題合意――韓国人はどう思ったか？（中）

「合意」は両側から崩れてしまうのか？

独立国家同士の外交決着と人権問題　連載（上）を読んでいただいた複数の方から、「日本に負けた」という表現には驚いたという感想をいただいた。 　 … ［続きを読む］

大切だけど、お金がかかる子育て支援

夢をつむぐため、政治がすべきことは

　子育てと仕事を両立できる社会をつくりたいと考え、2004年、NPO法人フローレンスを設立して10年以上がたちました。日本初の「共済型・訪問 … ［続きを読む］

2016年の日本・世界経済は大調整の時を迎える

国民の将来の生活形態を見据えた国内需要振興などキメの細かい財政措置が必要だ

最近の状況を概観すると……　2016年は、日本の経済・金融資本市場にとっていかなる年になるか。日本人の多くにとっ … ［続きを読む］

頑なに時代と闘ったラストサムライ・北の湖

天性の素質いかした横綱時代は最強の敵役、理事長としては守旧志向だが相撲ブーム作る

　13歳での入門以来、49年間をたった一つの名跡で大相撲界を走り抜けた、元横綱の北の湖親方が、日本相撲協会の現職理事長のまま急逝して1カ月が … ［続きを読む］

暮らしの格差はどこまで解消するか

賃上げと教育政策を検証する

大企業と中小企業の賃金格差は拡大している　政府の新年度予算案が発表され、私たちの生活がこれからどんな方向に向かうのか、およその形が見えてきた … ［続きを読む］

［4］羽生結弦がフィギュアスケートを変貌させる

羽生結弦が見せた「祝祭性」　NHK杯における羽生結弦の「SEIMEI」。これは、ショートプログラムの彼に足りない、と思ったもの、これから期待 … ［続きを読む］

［２０１５年　歌舞伎　ベスト５］　厳選の演目

満足度が高かった市川染五郎の「阿弖流為」、「奇跡」を感じた市川海老蔵……

　年間の歌舞伎興行は、歌舞伎座で25公演(昼、夜は別の演目なので各1回と数える。以下同)、国立劇場、新橋演舞場、明治座、浅草公会堂、大阪松竹 … ［続きを読む］

［5］シーズン後半の浅田真央は心配ない

　たとえばソチ五輪男子銅メダリストのデニス・テン（カザフスタン）は、1シーズンのうちうまくいく試合は1戦か2戦だけ。グランプリシリーズで好成 … ［続きを読む］

「素人による素人のためのサイエンス」を憂う

今年を振り返って見えてきた日本の根源的病巣

　今年も日本のサイエンス分野では様々なことが起こった。筆者の今年最後の論考では、代表的な出来事を振り返り、それらが浮き彫りにした日本社会に潜 … ［続きを読む］

82歳となった天皇陛下の「老熟力」

きめ細かな活動から、些事にこだわらぬおおらかさへの微妙な変化

　天皇陛下は23日、82歳の誕生日を迎える。　皇后さまとともに80歳を超えてなお、ひたむきに公務に向き合う日々が続くが、この数年の微妙な変化 … ［続きを読む］

インフレ率は、政策目的ではなく手段に過ぎない

量的・質的金融緩和から積極財政に転換せよ

自ら掲げた時間的制約内に目標を実現できない日銀　日本銀行は、2013年4月4日に、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程 … ［続きを読む］

キャンディーズから考える７０年代アイドル（下）

アイドルの「忘れられがちな原点」

　ファンとキャンディーズの関係性をうかがわせる場面が、コンサートの後半から最後にかけて相次いで登場する。　コンサートの定番曲のひとつ『SUP … ［続きを読む］

［3］浅田真央は早熟の時代から円熟の時代へ

　中国杯、フリーはトリプルアクセルは成功したものの、残念ながらその他のジャンプでパンクや転倒が続き、3位。　ジャパンオープンのフリーほどの、 … ［続きを読む］

［2］原節子に普通の娘を演じさせた小津安二郎

　拙著『原節子、号泣す』(集英社新書、2014年)の「あとがき」に記したように、私は、原節子が主演した『晩春』と『麦秋』、『東京物語』とつら … ［続きを読む］

高校生の「コドモ」扱いをやめよう

メディアはまなざし変える努力を

はじめに　2015年6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、選挙権をもつ年齢が満18歳に引き下げられた。これに伴い、学校教育、特に高 … ［続きを読む］

子育てや介護をしていては成立しない「正社員」

「非正社員4割超え」の背景にある福祉の後退が貧困の新たな温床に　

　厚生労働省の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」で、非正社員が40・0%とついに4割を超えた。人件費コストの抑制による収益向上という企 … ［続きを読む］

イギリス労働党コービン旋風が問う「格差」（上）

過激すぎる主張と人間的魅力

コービン党首誕生の衝撃　イギリスに「コービン旋風」が吹き荒れている。今年（2015年）9月におこなわれた労働党党首選の結果、現在66歳のジェ … ［続きを読む］

1億総活躍会議に乗って、放送大学改革案を考えた

格差と危機に貧した子どもたちのために、「附属一貫校」を

　総理は目標を決めるから、みんなは実現する方法を考えて！――「1億総活躍会議」は民主主義の実験である。　名目GDP600兆円、希望出生率1. … ［続きを読む］

［20］60代はゴルフ黄金期　(下)

ゴルフの恵みを味わい尽くす

好きなことに熱中してこその60代　定年制度が普及した1950年代中頃には、55歳で引退するのが通常だった。1955年の日本人男性の平均寿命は … ［続きを読む］

［19］60代はゴルフ黄金期（上）

70代になった今だから言えること

ゴルフ人生には4つの「期」がある　これまでの28年間のゴルフ人生を振り返れば、「会社ゴルフ期」「クラブライフ満喫期」「ゴルフ黄金期」「ゴルフ … ［続きを読む］