コミュニティー の検索結果

韓国併合は「植民地化」でなく「同化」だった

小此木政夫さんに聞く「朝鮮と日本の過去・未来」（3）

歴史共同研究で韓国がこだわったこと　初の日韓歴史共同研究が2002年5月にスタートした。座長は三谷太一郎・東京大学名誉教授。幹事を小此木政夫 … ［続きを読む］

東洋の真珠・スリランカでいま起きている事（上）

連続爆破テロ事件で不安を強めた国民の期待担い。少数派イスラム教徒との融和はなるか

　東洋の真珠と称えられる美しき国、スリランカ。　内戦を超え、平和が訪れていたかのように見えたこの国で昨年4月に発生した、連続爆破テロ事件では … ［続きを読む］

ヨーロッパで浪曲、「アウェイ」に身を置いて

フシ付き語り芸の世界大会に参加、欧州で「中国」を体感

　新年最初の「旅日記」です。今年も浪曲旅芸人のォ、はじまりはじまりィィィ～！　……と言いつつ、昨年の旅の話、です … ［続きを読む］

トランプ似？ 100年前のハーディング米大統領

「ベルトウェイの外」オハイオ州から見るアメリカと世界史とのかかわり（上）

　アメリカで政治を語る際、しばしば使われる「インサイド・ベルトウェイ（ベルトウェイの内側）」という表現があります。　ベルトウェイとは、首都ワ … ［続きを読む］

老後2千万円が解決しても50代は幸せにならない

マネープランに偏重した定年後の生活設計は間違い。本当の幸せをつかむには……

　「老後2000万円不足問題」を身に迫った問題と捉えているのは、会社員人生の最終コーナーを迎えた50代だろう。史上類を見ない低金利、子どもの … ［続きを読む］

職場の「SOGIハラ・アウティング」対策は必須

パワハラ防止指針で義務づけられるLGBT対応

　「SOGIハラ（ソジハラ）」をご存じだろうか？ 新しいハラスメントの言葉で、性的指向・性自認に関するハラスメントのことだ。いわゆる「ホモネ … ［続きを読む］

国家中心からグローバル・コミュニティーの時代へ

ポスト冷戦時代を読む（3）米ハーバード大学名誉教授　入江昭さん

ベルリンの壁が崩壊し、米ソ両首脳が「冷戦の終結」を宣言してから30年にあたった今年は、1989年以後の歴史の歩みを嘆く議論が多かった。なぜ、 … ［続きを読む］

必見！　成瀬巳喜男特集、最高作『噂の娘』

　東京の神保町シアターで「没後50年　成瀬巳喜男の世界」が開催中だが、男女や親子の情愛の機微を繊細に描く女性映画/メロドラマの名匠・成瀬の、 … ［続きを読む］

ローマ教皇に救われた話。命の重さ

[165]萩生田文科大臣の記者会見、故・木内みどりさん宅、ローマ教皇ミサ……

11月19日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。木内みどりさんが逝ったことがなかなか心から離れない。きのうの毎日新聞のコラム「風知草」いわ … ［続きを読む］

東京・代官山に生まれた「ムラ」の50年の物語

ヒルサイドテラスはなぜ「日本の20世紀遺産20選」に選ばれたのか

　おしゃれな街並みが人気で常に「住みたいまち」の上位に選ばれる東京・代官山。その一角に「ヒルサイドテラス」が誕生して50年がたつ。　1969 … ［続きを読む］

「温暖化で沈む国」ツバルの現実

ツバルの人がずっと住み続けたいと望んでも、彼らの力だけでは未来を実現できない

ツバルに川はない。真水は雨水だけ　ツバルに住み始めて10カ月になる。　NPOの現地駐在員としてマングローブ植林事業を管理しながら、ツバル政府 … ［続きを読む］

冷戦後の世界でなぜ民主主義への失望が渦巻くのか

ポスト冷戦時代を読む（2）「現代史フォーラム」館長　ユルゲン・ライヒェさん

　1989年の東欧革命でソ連型社会主義体制が崩壊したとき、西側世界のリーダーたちの多くは、これはデモクラシーと市場経済の勝利だと確信した。そ … ［続きを読む］

冷戦終結後の人口流出が招いた東欧の悲劇

ポスト冷戦時代を読む（1）政治社会学者　クラウス・オッフェさん

　ベルリンの壁が崩壊してから30年。各地で記念行事が続いているが、当時の欧州をおおったバラ色の楽観主義はどこにもない。あのときは、多くの人々 … ［続きを読む］

悲観的にならない「老後レス社会」の条件

段階的に賃金カーブのピークを下げ、モチベーション低下を避ける賃金体系の変更が必要

　定年という概念が揺らぎ、高齢者になっても働くことが求められる時代が訪れようとしています。『単身急増社会の希望』の著者で知られる藤森克彦さん … ［続きを読む］

台風報道で考えた　ネットニュースのキャスター像

アナウンサーはAI導入で無くなってしまう職種リストに入っている！

　AbemaTVのAbemaNewsチャンネルでのアナウンサーの仕事は、ほかとは全く違います。　10月に台風19号が首都圏や東日本に大きな被 … ［続きを読む］

リスペクトする野球を知ったタンザニア

野球人、アフリカをゆく（16）ボールを投げそのボールを打つ。そこから野球は始まる

＜これまでのあらすじ＞危険地南スーダンに赴任し、過去、ガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者は、3か国目の任地でも、首都ジュバ市内 … ［続きを読む］

イスラエルは「スタートアップ」だけではない

障がい児施設と小児心臓手術病院を訪ねて

　ハイテクの躍進で「スタートアップ国家」(起業国家)と呼ばれるようになったイスラエルと日本の経済交流拡大は、ここ数年目を見張るものがある。外 … ［続きを読む］

「イスラム国がモザンビークを攻撃」の衝撃（結）

ロシアの軍事支援、「資源の呪い」国家への階段

　三井物産が関与し日本の税金が投入されるアフリカ・モザンビークの天然ガス開発。米国をはじめ世界の資金がなだれ込んで政治は腐敗し、国内の格差は … ［続きを読む］

古舘寛治　「もの申す」が支える民主主義

インタビュー　「個と全体」見つめ問い続けて

　SNSなどで政治的な発信が注目されている俳優・古舘寛治さん。なぜ発信を？　その根っこには今のジャーナリズムに対する不満もある。それを私たち … ［続きを読む］

天皇制と闘うとはどういうことか

融通無碍な鈍感さを許さない政治的・歴史的想像力を奪還する

天皇制は日本に「不可欠」の構成要素か　近代国民国家における「支配」には三つの位相がある。　第一が市場原理、第二が＜法＞を正当性の根拠とする統 … ［続きを読む］

ワインツーリズム　「至らず尽くさず」に価値あり

イベントに「何万人きたから成功だ」という評価は意味がありません。

　ワイン産地のつくり手ら地域の人たちの力を結集してイベントを仕掛け、消費者という関係でしかなかった大都市圏のワイン好きな人たちを産地の活性化 … ［続きを読む］

核燃料サイクルはマネーもぐるぐる回る

関西電力の原発マネーだけではない。六ケ所村の核燃マネーの恐るべき実態

　日本の原子力政策の骨格を形作る核燃料サイクル事業は、青森県六ケ所村の再処理施設がほとんど動かないことに象徴されるように、完全な失敗の歴史を … ［続きを読む］

魅力の相関図から始まるサステナブルな地域づくり

連想ゲームで絵巻物をつくる。100年持つ地域のコンセプト作り知っていますか？

　サステナブルな地域づくりのコンセプトはどう組み立てていったらいいのでしょうか？　地域創生や地域活性化が叫ばれて久しいですが、税金のかけ方ば … ［続きを読む］

人文学のススメ（3）7千万の幸せと百万の犠牲

歴史のなかでは1＋1＝2が実際に成立したことは一度もない

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。孤児として育った青年の計算　一人のみなしごの … ［続きを読む］

トリチウム水どうする　社会を一歩進める好機に

漁業者だけに責任を負わせてはならない

　「思い切って放出するほかに選択はない」。　原田義昭前環境相による、そんな発言を皮切りに、東京電力福島第一原発で増え続け、膨大な数のタンクに … ［続きを読む］

「心地よいもの」「美しいもの」だけが芸術なのか

あいトリ　日本という国の芸術文化に対する態度が試されている

　あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」(以下不自由展)の中止から文化庁の補助金不交付決定まで一連の動向については、すでに多くの人 … ［続きを読む］

ワインツーリズムが補助金ゼロで続けられる理由

友人とともに「山梨のワイン」のイメージを再構築しようと考えた。

　山梨＝ワイン。しかし、かつては必ずしもいいイメージではありませんでした。世間一般の人たちが抱いていた「質が悪い」「大量生産の安物」などのイ … ［続きを読む］

がっかりしない旅行先選び～旅はいつか力をくれる

縮小傾向の国内旅行ビジネス。しかし、旅は旅なりの「効能」があるという……

　地域が持つ魅力をどう引き出し、経済的な潤いを地域の中でどう循環させていくか――。スモールビジネスからスタートできる、地域ビジネス、地域プロ … ［続きを読む］

あなたも「ワインツーリズム」学んでみませんか？

全国へ広がりを見せる「ワインツーリズム」。キーマンが語る地域ビジネスの興し方

　「山梨といえばワイン」というイメージをお持ちの方ならば、山梨県民は日常的に地元のワインをよく飲み、たくさんの方がワインを求めて来県するのが … ［続きを読む］

移民の国アメリカで体験する移民・難民の「現実」

日本人には分かりにくい異文化・異環境の人々との接し方を考える

　朝日新聞デジタルの9月2日版に「ハーバード大合格の難民、米が入国拒否　理由はSNSか」が、続いて9月3日版には「ハーバード合格の難民、一転 … ［続きを読む］