性 の検索結果

[45]「自立支援」の時代の終焉を迎えて

住居確保給付金から普遍的な家賃補助へ

　世界保健機関（WHO）が今年3月に新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）を宣言してから、半年が経過した。　日本国内でも、感染拡 … ［続きを読む］

ポスト5Gへの挑戦

不誠実な日本は軍事問題に触れず

　総務省は2020年6月、同年からスタートした「Beyond 5G推進戦略懇談会」（座長：五神真 東京大学総長）がまとめた2030年代の通信 … ［続きを読む］

改ざん事件の取材で学んだ 報道に巣くう男社会の息苦しさ

　報道界は軍隊がお好き。30年以上、日本で報道の仕事に携わってきて、つくづくそう感じる。　我々、報道の人間は、特定の持ち場を持たず機動的に動 … ［続きを読む］

リモートワークなどDXの進展で迫られる企業の体制整備への視点

リモートワークを始めとするDXの進展によって迫られる企業の体制整備 西村あさひ法律事務所弁護士　柴原　多１．始めに　2020年はこ … ［続きを読む］

オンラインがあぶり出す大学の真の課題

教員個人の問題ではなく、組織の在り方が問われている

　「授業の質が学費に見合っていない」という怒りの声がついに学生たちから上がった（MBSニュース9月14日）。関西学院大学4年生が学生や保護者 … ［続きを読む］

菅首相の「女性活躍させる気なし」がバレバレで超絶望

メインストリームにない視点が、「縦割り」「既得権益」「前例主義」を動かしていく

　菅義偉さんが日本の総理大臣になり、菅内閣がスタートした。女性活躍担当大臣は、安倍晋三内閣から再任された橋本聖子さんが担当する。でも橋本さん … ［続きを読む］

菅新政権発足を機に安倍政権の外交・安保政策を再点検する

外交・安保政策の何が変わり、何が変わらなかったのか。

　2020年9月16日に安倍晋三政権が総辞職、菅義偉新政権が発足した。安倍首相は外交・安全保障政策に積極的な姿勢を見せ、NSC（国家安全保障 … ［続きを読む］

政治部でもない私たちが 「桜を見る会」にこだわる理由

　安倍晋三氏が病を理由に首相の職を辞し、官房長官だった菅義偉氏が後を継いだ。毎日新聞などによる世論調査では、支持率は64％と高い。なかなか順 … ［続きを読む］

安倍政権があっけなく終わることに

［205］映画『赤い闇』、安倍首相の辞任会見、発熱、入院……

8月26日(水)　朝、プールへ行き泳ぐ。雑念とストレスを洗い流せ。「毎日新聞」のコラム原稿。河井議員夫妻の刑事事件初公判をめぐって書く。　ベ … ［続きを読む］

「権力者と同じ思考」で働く政治記者たち～菅政権発足の新聞報道を見て

戦前や戦中に活躍した言論人・清沢洌氏の伝えたかったこと

　「令和おじさん」と持ち上げられた菅義偉氏が首相に就任し、菅内閣が発足した。　それに関する報道は、マスコミの長き“伝統 … ［続きを読む］

菅首相はいつ衆議院を解散するのか？ 与野党の戦略と注目のポイント

衆院議員の任期満了まであと1年。新首相の胸のうちは……

　菅義偉内閣がスタートしました。衆院議員の任期までわずか１年での新内閣誕生ということもあり、永田町の関心は、新内閣の政策にもまして、新首相が … ［続きを読む］

『沈没家族』の風通しの良さ

子どもはどんな状況であれ、血の繋がった家族内部でだけで存在できない

　加納土『沈没家族　子育て、無限大。』（筑摩書房）は、ドキュメンタリー映画『沈没家族』を撮った監督として既に世に出ている、加納土氏による書下 … ［続きを読む］

今さらながら、自転車にバックミラー装着義務付けを

⾃転⾞は「21世紀の持続可能な成⻑」の⼿段ではない

　コロナ禍を機に自転車通勤が増えたという。コロナで新たに自転車通勤を始めた人は23.0％、理由は「公共交通機関を避ける」95.7％、「運動不 … ［続きを読む］

トランプ大集会、緊迫ルポ／コロナ禍でもマスク着用を無視、支持者密集で大歓声

　11月のアメリカ大統領選が目前に迫る中、トランプ大統領が激戦州で開催している数千人規模の選挙集会が大きな社会問題となっている。コロナ禍のさ … ［続きを読む］

東京五輪招致委コンサルからＩＯＣ有力委員息子の側に３７万ドル

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）や東京都がオリンピックを東京に招致する目的で組織したＮＰＯ法人「東京２０２０オリンピック・パラリンピック招 … ［続きを読む］

危機において自由と安全は調和するか？ コロナ禍のフランスの試み

民主主義と自由・人権の問題を私たちに突きつけた新型コロナの感染拡大

　9月8日の日経新聞に「自由を守るための不自由　再生迫られる民主主義」というタイトルの記事が掲載された。　新型コロナウイルスの感染者との接触 … ［続きを読む］

記者よ、権力に飼い慣らされるな。半沢直樹のごとく菅政権に立ち向かえ

安倍政治の「毒」によって麻痺していった言論を再生することが必要だ

　2822日におよぶ歴代最長の安倍晋三政権が終幕、新たに菅義偉首相が選ばれ、自民、公明両党による連立内閣が9月16日に発足した。　第2次安倍 … ［続きを読む］

沖縄の翁⻑前知事が菅新政権の喉元に残した「楔」

菅⽒と翁⻑⽒の間にあった決定的な歴史認識の齟齬

　5年前の2015年9月21日（現地時間）、翁長雄志沖縄県知事（当時）はスイス・ジュネーブでの国連人権理事会で歴史とも言える口頭声明を発表し … ［続きを読む］

私たち若者は、コロナ時代の就活をどう捉えるべきか

「何のための就職か」という問いを立て、自分と仕組みを見つめ直す

　「論座」は8月、オンラインイベント「どうするコロナ時代のシューカツ・働き方――若者は何を望む？　おとなはどう応える？」を催し、若い世代の論 … ［続きを読む］

コロナ禍に学び、コロナ禍に楽しみ、より良い学校の日常をつくる

　昨年の8月から連載を始めた「論座」、今年の3月から7月まではコロナ禍における学校現場の様子や全国の仲間からの声、世の中で話題になっているこ … ［続きを読む］

ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』上演！

明日海りお、宝塚歌劇退団後初の舞台主演＆千葉雄大、初のミュージカル出演決定！

　2021年１月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月に東京国際フォーラムホールCにて、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の上演が決定。本 … ［続きを読む］

日本に「革命」は似つかわしくない～穏やかな「方針転換」だった明治維新

　一般的に「明治維新」は薩摩や長州によって「開国」を目標に実行された「革命」だとされている。結果として、「鎖国」から開国へ動いていったのは事 … ［続きを読む］

UAEのコロナ対策に見える市民監視とイスラエルの情報機関モサドの影

[2]イスラエルとの国交正常化で強調される「協力」は治安問題

　イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化合意の調印式が9月15日にワシントンで行われた。トランプ大統領が8月13日に合意を発表し … ［続きを読む］

深刻なディープフェイク問題を議論しよう

どうする？　周回遅れの日本の現状

　このサイトに朝日新聞の松本一弥が「やっかいな「ディープフェィク」と闘う研究者：「この闘いには負けるかもしれない。決して楽観はしていない」」 … ［続きを読む］

ボリス・ジョンソンは何を考えているのか？

　ジョンソン政権によりイギリス議会に提出された法案によって、ブレグジットの行方が混乱している。　この法案は、昨年末イギリスとEUが合意した協 … ［続きを読む］

ヒト受精卵のゲノム編集、問題を示唆する研究相次ぐ

染色体がまるごと「消失」することも

　筆者は2017年9月、2018年9月、同年10月、人間の受精卵などで、ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9（CRISPR/Cas9）」を使 … ［続きを読む］

次亜塩素酸水とは何だったのか

きわめてわかりにくく不可解だった国の対応

　新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生以来、次亜塩素酸水をめぐる議論は、国民の中にもやもやした気分を抱かせてきた。ウイルス対策に有効な … ［続きを読む］

菅政権によるデジタル・ガバメントは失敗する!?

政府をオープンなものにする発想に欠けた安倍政権を継承するのか

　すでにこのサイトにおいて、「このままでは100%失敗する「行政手続きのデジタル化」：官僚の「テクノフォビア」を猛省せよ」や「台湾に学べ：日 … ［続きを読む］

菅新首相がパンケーキ好きで「かわいい」と言う有権者と報道が怖い

権力を「柔らかいイメージで中和したい」という欲求

　前回の記事「菅新総裁の人気が急騰したのは、安倍政権が「王政」だったから」では、支持率が下落しても4度も再逆転するような「蘇生力」を安倍政権 … ［続きを読む］

「原発報道」は戦後ジャーナリズムの敗北の原点である

ジャーナリスト柴田鉄治さんの訃報に接して

　朝日新聞の社会部長、科学部長、論説委員を歴任したジャーナリスト柴田鉄治の訃報が8月末に届いた。　ここ10年のあいだ何度か話を聞く機会を得た … ［続きを読む］