マリーヌ・ルペン の検索結果

ウクライナ支援よりインフレ対策でいいのか

西側諸国での「ウクライナ早期停戦論」の台頭に寄せて

　西側主要国の政権基盤に軋（きし）みが生じている。根底に、高まるインフレに対する国民の不満がある。国民は目が国内に向き、ウクライナ戦争よりイ … ［続きを読む］

仏大統領選で躍進したルペン氏は何故「極右」と呼ばれるのか～主張の根底にある憲法改正

「国民連合」の主張には日本で実施されているものも。他人事にしない思考が必要だ

　2022年4月24日のフランス大統領選の第2回投票では、現職のマクロン候補が58.8％を獲得し、41.2％を獲得した「国民連合」のマリーヌ … ［続きを読む］

マクロン大統領再選も勢いづく極右～フランスは中道vs極右の二大政党制へ移行か

背景にある欧州ポピュリズムの深層をみる

マクロン、ルペン、それぞれの「勝利宣言」　4月24日のフランス大統領選挙第二回投票（決選投票）の結果は、中道派「共和国前進」LREMのエマヌ … ［続きを読む］

フランス社会の「第三極」が大統領選のカギを握る～メランション派はルペンを支持するのか

「ペストもコレラも嫌」な勢力が選ぶのは新自由主義か、ナショナリズムか

　近代のリベラルデモクラシーを先導してきた国といえば、衆目の一致するところ、やはりイギリス、米国、そしてフランスであろう。そのフランスで、2 … ［続きを読む］

「マクロンvs極右ルペン」決戦のカギは極左メランション票の行方～仏大統領選

ロシア経済制裁による物価高騰、定年延長問題、対「欧州」……課題は山積。読めぬ結果

　フランス大統領選（直接選挙、2回投票制）の1回目投票（4月10日）が終わった。過半数の得票率を獲得した候補者がいなかったので、上位2人によ … ［続きを読む］

対EUやウクライナ、移民政策……欧州の混迷映すフランス大統領選挙

接戦の行方は「誤差」の範囲内か？

　フランスの大統領選挙は4月11日未明から開票が始まり、中道で現職のマクロン大統領と極右政党のルペン前党首が4月24日に行われる決選投票に進 … ［続きを読む］

極右ルペン大統領の誕生か？　風雲急を告げるフランス大統領選挙

正念場を迎えるフランス政治の底流を読む

　4月10日に行われたフランス大統領選挙の第一回投票の結果は予想通り、現職エマヌエル・マクロン大統領(27.8％)とマリーヌ・ルペン国民連合 … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻に潜むロシアの野望と欧米の事情～揺るがぬプーチンの鉄の意志

欧米はこのままロシアの暴虐を座視するのか。舞台裏の密かな和平交渉はあるのか……

　ウクライナへの軍事侵攻はロシアの勝利で終わるのか。プーチン大統領はマクロン仏大統領との会談で、「（ウクライナの）非武装化達成の作戦完遂」を … ［続きを読む］

フランス大統領選は「エリートvsエリート」か「エリートvs非エリート」か

エリート官僚養成校・ENAを廃校にしたマクロン。批判が強いエリート政治は変わるか

　フランス大統領選（直接選挙、2回投票＝4月10日、24日。1回投票で過半数獲得者がいない場合、上位2人による2回投票＝決選投票を実施）まで … ［続きを読む］

コロナワクチン拒否者には「ウンザリ」と述べたマクロン大統領の真の狙い

ワクチン接種義務化を巡る議論が活発なフランス。大統領選の候補者が賛否の論陣

　感染力の強いオミクロン株の襲来によって、一日あたりの感染者数が30万に達するフランスで、ワクチン接種の義務化を巡る論争が活発だ。4月の大統 … ［続きを読む］

フランス大統領選を前に支持を伸ばす「極右もどき」ゼムールとは何者か

不幸や悪の根源は増加するイスラム系の難民や移民と主張。若年層を中心に支持拡大

　フランスの次期大統領選（2022年4月、普通選挙、2回投票制＝1回投票で過半数獲得者がいない場合、上位2人で2週間後に決選投票）を前に、極 … ［続きを読む］

コロナ再拡大で「衛生パス」登場のフランス　マクロンの激烈な演説に国民は

医療関係者などへのワクチン義務付けも表明。「自由、平等、博愛」に反するとデモも

　インドで発生した感染力の強い「デルタ株」が世界中で猛威を奮っている。「五輪開催中」の日本も6都府県に緊急事態宣言、5道府県にまん延防止重点 … ［続きを読む］

ロックダウンのフランスでマクロン再選に赤信号。ワクチンで挽回できるか？

世論調査で支持を伸ばす国民連合のルペン党首。フィリップ前首相の人気も上がり……

　新型コロナの感染増加とともに政治家の支持率、ひいては選挙への影響が出ている。日本の場合、秋までに必ずある衆院選や自民党総裁選の影響はどの程 … ［続きを読む］

「山本太郎現象」その後　混迷するれいわ新選組のゆくえ

野党へのゆさぶりを続けるか野党共闘の中で再生を図るか、最後の選択が迫られている

　昨年7月の参議院議員選挙比例代表で2議席を獲得し、新しい政治勢力として一躍脚光を浴びてきたれいわ新選組がいま、揺れている。「れいわ新選組」 … ［続きを読む］

「山本太郎現象」を読み解く

ポピュリズムは「民主主義とファシズムの坩堝」である

「山本太郎現象」の再来　「山本太郎現象」という言葉がはじめて使われたのは、6年前の参議院選直後である。2013年7月26日朝日新聞朝刊1面に … ［続きを読む］

「不条理」な欧州議会選挙。ヨーロッパはどこへ？

EU離脱交渉中の英国が選挙を実施、EU原構成国の仏伊では極右勢力が第1党

フランス、イタリアで「反EU」が第1党に　5月23～26日実施の欧州議会選挙（比例代表制、定数751議席）ほど、アプシュルド（不条理）」とい … ［続きを読む］

ナショナリズム台頭でEUの将来は？

英国、ドイツ、フランス、イタリア……。反EU機運が高まり、歴史的曲がり角に

EUの将来　欧州連合（EU）は1993年に発効したマーストリヒト条約によって創設されたヨーロッパの経済統合体である。　EUの前身である欧州共 … ［続きを読む］

黄色いベストとブラック・ブロックの危険な関係

暴力至上主義者との共同戦線で暴動化。「パリ炎上」で支持を失うパリのデモ

自滅に向かう「黄色いベスト」　「黄色いベスト」が自滅に向かいつつある。　3月16日の18回目デモは「パリ集中」「マクロンへの最後通牒」をかけ … ［続きを読む］

ナショナリズムの台頭

　世界は今、統合の時代から分裂の時代、あるいは、新たなナショナリズムの時代に入ってきたように思える。アメリカのドナルド・トランプ大統領は「ア … ［続きを読む］

フランス流 テロとの戦い方

犠牲になった兵士を「英雄」とたたえる大統領。結束して戦う姿勢を示す国民……

見事な一致団結と荘厳な葬儀　フランスで今、知名度が急上昇しているのは「アルノー・ベルトラム」だ。スーパー・マーケットを襲撃したイスラム過激派 … ［続きを読む］

マリーヌ・ルペンは極右の星になれるか

父親の追放や党名変更で刷新を図り、フランス大統領選敗北の失地回復を狙うが……

得票率100％で党首に３選　フランスの極右政党「国民戦線（ＦＮ）」は、このほど開いた党大会でマリーヌ・ルペン党首の3選を決めるとともに、 … ［続きを読む］

フクシマの事故には機敏に対応

削減か存続かで揺れる原発大国

　日本を襲った未曽有の大震災「3・11」から7年目の春が来た。ふだんパリに暮らしている私だが、この季節になると遥か遠くの祖国に思いをはせる。 … ［続きを読む］

加速するEU離脱の動き

EU離脱に踏み切った英国　2016年6月23日に行われた国民投票でイギリスはEU離脱を決定した。デービッド・キャメロン首相は残留を支持し、残 … ［続きを読む］

2018年はマクロンの１人勝ち？！

低迷した支持率が年末に急上昇。国内の“政敵”はパッとせず、国際的にも好位置に

ドゴールばりの「強いフランス」前面に　2018年、フランスのエマニュエル・マクロン大統領には順風が吹きそうだ。　昨年5月の就任から間もなく急 … ［続きを読む］

ユロはハムレット？フランスの原発削減先送り

環境運動家出身、マクロン政権の人気大臣の方向転換をめぐり国内では賛否両論

「現実主義者」か「変節者」か　ニコラ・ユロ環境連帯大臣は「現実主義者」なのか、それとも「変節者」か――。就任半年で、原発（58基）数の減少は … ［続きを読む］

欧州で移民・難民問題が最重要政治課題として浮上

この問題に対する政策で各国の選挙結果は大きく左右されている

「この国の変化の時が来た」　2017年10月15日に行われたオーストリア総選挙で、セバスチャン・クルツ外相が率いる中道右派の国民党が勝利し第 … ［続きを読む］

ドイツ総選挙―極右政党が躍進し第3党に（上）

ドイツ連邦議会選挙の結果はドイツ戦後史の曲がり角を示している

ドイツ政治史に見られなかった地殻変動　ドイツの民主主義体制が、第2次世界大戦後最大の試練に直面している。右派ポピュリズムの波は、英国や米国に … ［続きを読む］

マクロンは「ジュピター」か「ガキ大将」か

就任３カ月で支持率が急落。ふたつの「顔」を持つ大統領を待ち構える〝熱い秋〟

 マクロンはもうダメ？　日本からやってきたフランス通が、「マクロンはもうダメでしょ」と言った。本当にダメなのか。　確かに、エマニュ … ［続きを読む］

［8］フランス社会とイスラムの諸問題について

　今回は『服従』の背景となる現実のフランス社会が抱える政治的、文化的な諸問題について、断章形式でコメントし、本連載の結びとしたい。国民戦線の … ［続きを読む］

マクロン旋風とヨーロッパの今後

国民議会選挙でも圧勝したマクロン大統領　2017年4月から5月のフランス大統領選挙で、独立系候補として立候補したエマニュエル・マクロンが元首 … ［続きを読む］