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政治・国際
日本の司法の危機 安倍政権による検事長の定年延長問題は、国会での検察庁法改正の動きへと発展し、検察組織と政権の在り方が問われた。 この機会に … [続きを読む]
伊藤千尋 2020年05月19日
社会・スポーツ
裁判員制度10年間の総括と残された問題点(上) 次に、朝日新聞記事を検討しながら、その問題点を中心に指摘しておきたい。現在の「裁判員制度は原 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2019年06月08日
編集部から、裁判員制度10年を機会にその総括的な分析をしてほしいとの依頼があったので、この機会にまとめておきたい。 第一に、現行裁判員制度 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2019年06月06日
そして、書物後半の第4部では、六つの章に分けて31人の多様な漫画家たちについて論じている。 第4部では漫画家の数が多くなる一方、1人あたり … [続きを読む]
瀬木比呂志 2019年01月18日
2019年1月29日、『教養としての現代漫画』(日本文芸社)を刊行する。漫画がこれだけ出版され、読まれていても、その文化としての明確な位置 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2019年01月16日
社会・スポーツ 原発訴訟と裁判官の良心
僕が『黒い巨塔 最高裁判所』〔講談社〕を書くための準備として最初に行ったのは、原発の安全性を広い視野から客観的に論証している、あるいは少な … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年12月24日
7 以上によれば、おそらく前記の裁判体の裁判官の過半数は、「火山ガイドは不合理だが、社会通念論あるいはほかの何らかの理屈を用いて、原発(再 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年12月19日
6 ここで、破局的噴火の問題についてのこれまでの判断を整理しておく。以下のとおり、9つの判断のうち5つ(②、③、④、⑤、⑦)もが火山ガイド … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年12月06日
『裁判官・学者の哲学と意見』(現代書館)を刊行した(2018年11月27日)。 これは、関根牧彦の筆名時代以来15年ぶりで、みずからについ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年12月03日
3 先の決定要旨引用部分の問題の中核は、「発生頻度が著しく小さくしかも破局的被害をもたらす噴火によって生じるリスクは無視し得るものとして容 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年11月28日
原発の運転をめぐる裁判所の判断が、目まぐるしく揺れている。たとえば、原発に影響を与える火山の噴火リスクをどう評価するかについて、裁判官によ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年11月20日
2018年1月9日付で、大谷直人氏が新最高裁長官に就任した。 そこで現在の最高裁について書いてほしい、という要望が … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年01月17日
私は、裁判官から学者に転身した人間であり、かつ、法律家の世界や学界では司法批判を始める以前にすでに相当の評価を得ており、一方で … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年01月15日
広島高裁(野々上友之裁判長)が、2017年12月13日、広島地裁の仮処分却下決定に対する債権者ら(住民ら。通常の民事訴訟でいえ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2018年01月12日
立憲プログラムにおける憲法再建強化のポイント 短期間に作られたにもかかわらず、戦後70年以上の時間が経過しても現行憲法は十分に今の時代に対応 … [続きを読む]
小林正弥 2017年11月21日
ジャーナリストの清水潔さんとともに、『裁判所の正体――法服を着た役人たち』(新潮社)を刊行した(2017年5月20日)。 とい … [続きを読む]
瀬木比呂志 2017年06月27日
私は、これまでに、『絶望の裁判所』、城山三郎賞受賞の『ニッポンの裁判』〔ともに講談社現代新書〕、あるいは法社会学的な専門書『民事訴訟の本質 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年10月10日
社会・スポーツ 人は罪を犯さずにいられるのか?
それでは、以上を踏まえて、犯罪とその処遇についてどう考えるべきだろうか。 まず第一に、子どもに関するあらゆる虐待を … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年09月01日
こうした情報や経験に基づいて、私が現代日本人の問題として感じることの一つは、私たちが、徐々に、広い意味における共感、同情、哀れみ、そうした … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年08月22日
こうした脳神経科学者の見解は、実は、裁判官であった私の実感にも沿うものである。私は民事の専門家だったので、刑事裁判官の経験はわ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年08月12日
ところで、脳神経科学の最近の研究成果は、おそらく、責任主義の前提そのものに対して、大きな疑問を呈するものである。といっても、こ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年07月25日
繰り返すあやまちの、そのたび人は、ただ青い空の、青さを知る。 覚和歌子『いつも何度でも』 罪なき者、先ず石を擲(なげう)て ヨハネ … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年07月12日
社会・スポーツ 原発訴訟に関する最高裁の意向とは
最後に、(3)の①ないし③の裁判に対する各種の批判について簡単にコメントしておきたい。 まず、「国のエネルギー政策 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年07月04日
(1)(2)を踏まえて、原発訴訟の状況について素描をしておきたい。 原発訴訟については、2011年の福島原発事故後 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年06月27日
原発に関しては、推進派、反対派などといった形の議論分類がなされることが多い。しかし、私は、本来、このような議論分類をすること自 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年06月24日
最高裁判所事務総局が陰に陽に裁判コントロールを行ってきた事件類型の中で現在最も注目すべきものは、原発訴訟と名誉毀損損害賠償請求 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年06月20日
社会・スポーツ いま一度、死刑について考える
なぜ、日本では、世界の趨勢に逆行して、死刑存続の方向、厳罰化の方向へと世論が動いてきているのだろうか? すでに記したとおり、お … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年04月06日
第三の疑問としては、すでに連載の第3回の末尾でも触れたが、「死刑は、冤罪であった場合には取り返しがつかない。国家が罪のない人を … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年03月22日
第二には、「犯罪の責任をすべて行為者に帰することができるのだろうか?」という疑問が立てられよう。 脳神経科学や精神医学が明らか … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年03月07日
以下、私自身が「死刑はできればなるべく早期に廃止することが望ましい」と考える理由、より穏やかにいえば、「死刑に疑問を感じる理由 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年02月22日
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