英語 の検索結果

タイの大気汚染対策に必要なのは、貧困にあえぐ山岳少数民族に教育と自立の機会を提供することだ

都市住民への農産品のために野焼きが広がり、古都チェンマイはスモッグが覆う

　経済発展を続けるタイで乾季が終わる3～4月には深刻な大気汚染が発生する。タイ国内のみならず隣国のミャンマーやラオスで山岳少数民族が焼き畑農 … ［続きを読む］

AIの合成音声でニセ通報、特殊部隊を出動させるという嫌がらせが商売に

たった75ドルで学校をロックダウンさせる人工知能

　性能の急速な向上により、さまざまな分野で導入が進んでいるAI（人工知能）。それは法執行機関の分野も例外ではない。　たとえば顔認識技術の開発 … ［続きを読む］

ミャンマー難民・移民受け入れの限界を超えたタイ国境の「病院」と「学校」

クーデターとコロナ禍で資金難と態勢不足が続く。求められる支援と寄付

　ミャンマーの軍事クーデターから2年がたった現在、タイ国内に流入するミャンマーからの難民や不法移民の問題も深刻化しています。論座のレギュラー … ［続きを読む］

日本の政治学者からアイルランドへの呼びかけ～ラグビーと日本、西洋、政治、メディア

アイルランド大学ダブリン校での講義録

　いよいよ、最後の「連載」となった。　欧州、アイルランドへのサバティカルを機に編集部よりスペースはいただいたものの、生来の遅筆と慣れない外国 … ［続きを読む］

移民のために地名・施設名等は日本語の名称をローマ字化するのが良い

「言語の壁」を低くするために音声・文字情報のあり方が問われる

　日本でも移民が増えている。日本はすでに「移民社会」になったと言ってもよい。彼らが、この国で不自由なく安寧に暮らすことができるようにするため … ［続きを読む］

ネット投票先進国エストニアの原動力は「ソ連時代の否定」だった

時代の転換とIT化が重なり、徴税などのデジタル化も進む

　「税の徴収にもITを使用するなど、エストニアはネット関係の制度を1990年代から導入しました。なぜ、それらの導入がこの社会に受け入れられた … ［続きを読む］

5.難治がん克服のためのナノ医療

出島に集まる好学者⑤　更なる高みを目指した海外研究者との連携

　「ナノ医療イノベーションセンター」（iCONM）は、ナノ医療に特化した公的研究機関で、国内はもとより世界中からトップレベルの研究者が集まっ … ［続きを読む］

不思議な化学物質がもたらした陸上植物の進化

二つの機能を持つストリゴラクトンはどのように植物を変えたのか？

　多くの植物が芽吹く春。気温や日照時間の変化などから季節の変化を感じ取りながら、植物は体内の細胞の成長を制御してその体を形づくる。同時に他の … ［続きを読む］

ミニ四駆に学ぶお米の楽しみ方　自分だけのオリジナルブレンド米のススメ

お米が作る温かで優しいコミュニティーの可能性

　最近、知人からミニ四駆をもらった夫は、ミニ四駆にはまり出した。「ミニ四駆ステーション」となっている近所の「コジマ×ビックカメラ … ［続きを読む］

「戦犯」という言葉をなぜ使うのか──戦後日本の心性を象徴するごまかし語

「戦争犯罪人」ではなく「戦犯」と省略したことに潜むエスノセントリズム

　もう長いこと気になっていたことがあるので、この「論座」終了前に、初めて執筆者の方からオファーして書かせていただきたいことがある。それは、「 … ［続きを読む］

「空想科学読本」はこうして生まれた～柳田理科雄さんから若者たちへ贈る言葉

基礎を大切に、傲慢にならず、自分が変わることを怖れずに

　東大〈宇野ゼミ〉の学生が、進路に悩む同世代の若者たちに向けて発信するインタビュー企画の第2弾は、「空想科学研究所」主任研究員の柳田理科雄さ … ［続きを読む］

劣化ウラン弾、英国がウクライナへの提供表明　いさめられない欧米

紛争地への武器提供は「地球」にとっても禁忌

　戦争が地域の環境を破壊し、さらに各種の国家間協力にも支障をきたすことは論をまたない。とりわけ大国間のパワーバランスに大きな影響を与えるよう … ［続きを読む］

研究力低下の「特効薬」に頼ろうとしない日本

しがらみのない国際機関による政策評価で復活したドイツに学べ

　国の向かうべき方向は政府が政策を立案し、実施することで実現していく。どの国でも、またどの分野でも政府は毎年、新たな政策を考え、予算をつけ、 … ［続きを読む］

小児科医から「人工冬眠」研究者への転身に迷いはなかった～理化学研究所の砂川玄志郎さん

亡くなる子どもたちを目の当たりにし、救える命を少しでも増やすための研究へ

　東大で約300人もの学生が在籍する大人気「ゼミ」がある。　大和総研リサーチ本部副部長の肩書を持つ宇野健司さん（今春で退職）が非常勤講師とし … ［続きを読む］

有権者教育のあり方を、統一地方選前半戦での我が家をサンプルに考えてみた

まずは自分なりの着眼点を持つため背中を押そう

 子どもは「政治」に白紙状態で成長するわけではない　日本の投票率の低下に歯止めがかからない。今回の統一地方選挙（前半）では、道府県 … ［続きを読む］

「公的役割を担う新たな法人」Benefit CorporationとB Corp認証

日本におけるソーシャルエンタープライズの在り方

1. 新たな法人形態の導入に関する政府における検討状況　岸田政権の経済政策の目玉である「新しい資本主義」は、2021年10月の同政権発足当初 … ［続きを読む］

自然と文化ふれあう“和のリゾート” 野沢温泉村物語（下）温泉＆文化編

【21】温泉とスキーを観光産業の両輪にして村づくりを推進

　大正12年に村民有志により野沢温泉スキー倶楽部（後、スキークラブに改称）が結成され、スキー場の開設、スキー大会の開催など、スキーを軸にした … ［続きを読む］

自然と文化ふれあう“和のリゾート” 野沢温泉村物語（上）スキー編

【20】始まりは村民有志によるスキー倶楽部の設立

　新型コロナの感染が始まって早くも3年が経過した。一時は不要不急の外出は避けられ、全国の観光地は苦境を強いられていた。そうした厳しい状況にあ … ［続きを読む］

新潟国際アニメーション映画祭は、今後世界的な注目を集める予感がする

　コロナ禍や映像配信の普及の影響かわからないが、最近、国内の大きな国際映画祭の終了が相次いだ。1985年に始まった隔年開催の「広島国際アニメ … ［続きを読む］

略語は英語の頭文字語よりローマ字書き日本語で──JPCZはNKKSに

　日々各種メディアに接していて多くの略語に出会う。私には、前からこれがどうにも気になっている。　例えば本年2月、北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル … ［続きを読む］

日銀元理事「異次元緩和に効果なし。わかっていても全力でやるしかなかった」

黒田日銀の10年とは～門間一夫さんに聞く（前編）

　「アベノミクスとは何だったのか」を聞くインタビュー・シリーズの今回は、日本銀行の次期総裁候補となった植田和男氏にとっての課題も展望しつつ、 … ［続きを読む］

ロシアのウクライナ侵略が続く中、パリ五輪にロシア選手の参加を認めて良いのか

プーチンの暴挙を止めるためにIOCができること

　国際オリンピック委員会（IOC）は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵略の直後に、各国のスポーツ連盟に対して、ロシア及びベラルーシの選手を … ［続きを読む］

コロナの副産物として生まれた障害者への合理的配慮とは？

地球の未来への希望的観測　Ｚ世代の危機感と宇宙の可能性

　35歳でJリーグFC岐阜の社長を務めるなど、恵まれた人生を送ってきた恩田聖敬さんは、ALSを発症したことによって視野や価値観や人生観が途方 … ［続きを読む］

忘れてはならないAIの「教育」コスト～ChatGPTが新興ベンチャーから産まれない理由

AI開発を一握りの企業が独占するリスクとは？

　先日の国会で、岸田首相が育児休業中の人らのリスキリング（学び直し）を「後押しする」と答弁し、ネット上で非難を浴びるという一件があった。出産 … ［続きを読む］

香港の「一国二制度」コモン・ロー主義は中国の大陸法に力ずくで書き換えられてしまうのか？

アップルデイリー裁判の弁護人選びが浮き彫りにするもの

　2023年、香港は2019年のデモやそれにまつわる裁判が続く。特に注目されるのが、ネットメディア「立場新聞」の「煽動出版物発行共謀罪」裁判 … ［続きを読む］

合言葉は「私たち抜きに、私たちのことを決めないで」

政府の国連勧告拒否を機にインクルーシブな社会についてもういちど考える

　脳塞栓（そくせん）症の後遺症で障害を抱えつつ、人類学研究にとりくむ三谷雅純さんの連載「〈障害者〉と創る未来の景色」の7回目は、障害児と非障 … ［続きを読む］

保育士はなぜ虐待をしてしまうのか？～保育士・研究者による体験的考察（前編）

「保育は虐待と隣り合わせ」という状況を生むほんとうの問題とは……

　2022年11月30日、静岡県裾野市にある認可保育園さくら保育園において１歳児クラスを担任した保育士3名による虐待行為がセンセーショナルに … ［続きを読む］

［4］マフィアが支配した「魔都」と、『上海の顔役たち』

　2020年1月、上海浦東国際空港に到着した私はバスと地下鉄を乗り継いで、人民広場の近くにある古い倉庫街へ向かった。年末に武漢市で新型コロナ … ［続きを読む］

便器のフタは温暖化とコロナの両方と戦う武器になる？　その実力とは

「閉じるか、閉じないか」それが問題だ

　新年早々に尾籠（びろう）な話で恐縮だが、トイレの話をしたい。最近気になるトイレの貼り紙　私は駅や店などのトイレの個室に入ると、かつてあまり … ［続きを読む］

為政者と対峙するジャーナリズムは憲法が求める役割　鋭い追及こそが政治記者へのリスペクトをもたらす

政治報道は変わったか（1）

　ネット時代のいま、時差なく米国の新聞やテレビニュースを読んだり視聴したりできるようになった。大統領やホワイトハウスの報道官による記者会見も … ［続きを読む］