地域 の検索結果

ご都合主義的な「中立」保持で「平和」を構築しようとしないIOC

バッハ会長の発言から読み解く「五輪と政治」

オリとパラ、割れた対応　「ロシアの国民にも選手にもロシア・オリンピック委員会（ROC）にも責任はない」。国際オリンピック委員会（IOC）のト … ［続きを読む］

歴史の歯車を動かしたロシアのウクライナ侵攻～「冷戦後2.0」の世界と日本

私たちの前に出現した新しい形の「冷戦後」に日本はどう向き合うのか

　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続き、多くの民間人の犠牲者が出ている。米国をはじめ国際社会の非難が高まり、ロシアへの経済制裁が強化され … ［続きを読む］

今日のウクライナが明日のアジアになりかねぬ危険な世界～ロシアの侵攻が意味するもの

かつてない不安定な国際社会。アジアの秩序が張り子の虎と見透かされてはならぬ

　世界は、突如として力むき出しの古い時代に逆戻りした。冷戦が終結し、もうそういう世界とは無縁と思っていた。ユーフォリアに満ちたポスト冷戦の時 … ［続きを読む］

今、パゾリーニを見る意味～『テオレマ』『王女メディア』の公開にあたって

　1922年3月5日に生まれたイタリアの映画監督、ピエル・パオロ・パゾリーニの生誕100年を記念して、代表作の『テオレマ』(1968、4Kス … ［続きを読む］

中学生たちが発見した地元の力と面白さ〜石破茂氏が語る地方創生への意思（下）

学校でこそ教えるべき「地元の魅力」

東京一極集中は持続性がない〜石破茂氏が語る地方創生への意思（上）から続く──石破さんが視察してこられた約400の自治体の中で、このコンテンツ … ［続きを読む］

ウクライナへのロシアのこだわり

NATOへの恐れと冷戦時代のソ連の影響圏

　去る2月24日、ロシアはウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、ウクライナ軍の80以上の施設を攻撃したと発表した。プーチン大統領は「他に選択 … ［続きを読む］

東京一極集中は持続性がない〜石破茂氏が語る地方創生への意思（上）

富国強兵のための制度が引きずる負の遺産

地方はどうあるべきなのか　かつて政界を動かす軸の一人だった石破茂はいま何を考えどんな行動を起こそうとしているのか？　昨年の総裁選で出馬せず、 … ［続きを読む］

本来の役割を逸脱して“政治家”になったコロナ専門家の責任～上昌広氏に聞く

コロナ対策徹底批判【第四部】～上昌広・医療ガバナンス研究所理事長インタビュー⑭

　厚生労働省の医系技官や国立感染症研究所などに連なるこの国の「感染症ムラ」。このムラ出身の「専門家」たちが進めてきた日本のコロナウイルス対策 … ［続きを読む］

ウクライナ軍、善戦の理由〜陸軍的な視点から分析する

企業経営にも通じる思考法

　2月24日、ロシアがウクライナの飛行場や重要施設などにミサイル攻撃を行い、軍事侵攻を開始した。ロシアは昨年の11月頃からウクライナ国境近く … ［続きを読む］

意欲・能力ある個人への投資「サーチファンド」モデルを事業承継に利用する

中小企業の事業承継におけるサーチファンドモデルの利用1. 我が国の中小企業における事業承継の現状　日本において、中小企業は、全企業のうち、企 … ［続きを読む］

「キエフの悲劇」は冷戦後の国際秩序崩壊の分水嶺だ

米国は、中国は、どう動くのか。日本はどう考えるべきか

　ソ連軍がチェコの首都プラハに進軍し、「プラハの春」と言われた社会主義変革運動を力で制圧したのを昨日の事のように思い出すが、それからおよそ半 … ［続きを読む］

ウクライナより愛をこめて①　陸路で国境を越えた

［2月19日～2月25日］福島市、イスタンブール～ブカレスト～ウクライナ

2月19日(土)　『報道特集』の生放送の日。前半はアサリの産地偽装問題のその後。これはCBC(中部日本放送)の長年にわたる調査報道の結果を『 … ［続きを読む］

五輪停戦決議を軍事侵攻の具にしてきたプーチン

日本人は「平和の祭典」という幻想から目を覚ませ

停戦決議期間まっただ中の侵攻　「平和の祭典」を主宰する国際オリンピック委員会（IOC）がウクライナへの軍事侵攻が、スポーツの力による平和と対 … ［続きを読む］

問題だらけのコロナ感染症対応から考える公明党の機能～自民党とどう違うか

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【2】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の時期をの … ［続きを読む］

対ロ制裁を歴史的に洞察する：制裁は覇権維持のための道具

自国を含めた腐敗に立ち向かう意志と勇気があれば効果的制裁も可能

　ロシアのウクライナ侵攻に対する経済制裁論が沸き起こっている。すでに拙稿「緊迫するウクライナ情勢：対ロ制裁の行方とリスク」において、侵攻前の … ［続きを読む］

ロシアのウクライナ侵攻に日本が揺れた5日間～半世紀ぶりの難局にどう臨む

米国と中国・ロシアが冷戦前期以来の同時対立　狭間の日本に求められる独自外交

　2022年2月下旬、ロシアがウクライナに侵攻し、日本政府は揺れた。軍事行動をエスカレートさせたプーチン政権に対し、欧米に同調して経済制裁を … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか

「熊が来る」が起きた背景を探る

　2022年2月24日、ウラジーミル・プーチン大統領はテレビ演説し、そのなかで、「国際連合憲章第7編第51条に従い、ロシア連邦評議会の認可を … ［続きを読む］

日本を追い越していった台湾ファンドリーに5000億円近い巨額補助金

【10】TSMC進出で浮き彫りになる日本半導体の敗戦／2022年

　日本政府は、台湾の半導体受託製造会社TSMCが熊本につくる工場に5000億円近い巨額補助金を交付する。米中対立のなか、台湾メーカーを熊本に … ［続きを読む］

続・実践・日本でも配電網を地域で持てるようにしよう！

金山デッキは、余った再エネの電気を地域で融通する実験場だ

　長野県茅野市に2021年暮れに出来上がったエネルギー供給住宅（ポジティブ・エネルギー・ハウス）「金山デッキ」について、環境技術に詳しくない … ［続きを読む］

中国とロシアに屈したIOCの姿をあらわにした北京冬季五輪

人権、ドーピング問題に背を向け皮算用に走るバッハ会長

NBCの五輪放映で過去最少の視聴者数　91カ国・地域からの2877選手が参加した北京冬季五輪が2月20日、閉幕した。　北京市内の国家体育場、 … ［続きを読む］

ウクライナ問題が抱える困難の本質と日本の役割～ロシアの軍事侵攻で事態が急転

冷戦終了とソ連邦の崩壊で形成された欧州安全保障制度を再構築する重大な転機に

　ロシアの軍事侵攻でウクライナ問題の緊張度が高まっています。長い歴史を持つこの問題の本質はどこにあるのか。日本政府はどう向き合うべきなのか。 … ［続きを読む］

9年間の「異次元の金融緩和」が残した傷跡〜黒田さん、今の道に未来はありますか？

任期中に国民と真摯な対話を

　世界で金利が上昇している。コロナ対策で金融緩和政策をとってきた国々は、いま金融引き締めによるインフレ防止に転換している。ただし日本を除いて … ［続きを読む］

インスタグラム・フェイス――機械が支配する人間の価値

私たちは既に機械的な判断によって、触れるものを制限されている

　人の価値観は、時代や社会とともに変化する。たとえば日本では、男性がひげを生やすことについて、何度も「望ましいこと」と「望ましくないこと」の … ［続きを読む］

実践・日本でも配電網を地域で持てるようにしよう！

エコなお家を横につなげるには何をすればいいのか？　取りあえずやってみた

　昨年6月、「エコなお家が横につながる」（海象社ブックレット）というテーマの本を出版した。自宅「羽根木エコハウス」での21年間に及ぶ環境対策 … ［続きを読む］

ウクライナ情勢の全体像が見えてきた：今後の焦点はマリウポリ？

　日本の報道をみても、あるいは米国の「ニューヨーク・タイムズ」を読んでも、偏向した断片的な情報ばかりで、緊迫するウクライナ情勢を理解すること … ［続きを読む］

ドイツ新政権、日本との連携に期待～対中政策に変化の兆し

既存の国際秩序が危機に瀕する中、世界第3位と4位の経済大国の結束が問われている

　欧州の盟主ドイツと中国の間にすきま風が吹き始めている。閉鎖的な中国市場へのドイツ産業界のいら立ちと経済安全保障への懸念、そして人権抑圧に対 … ［続きを読む］

原発事故避難者となったかつての原発推進者が描く、再エネとカーボンニュートラルの未来

コスト高の原発を見切り、太陽光と洋上風力を電源の二本柱にすべきだ

富岡町の自宅に帰れぬまま11年　今から20年前に福島県の富岡町に自宅を建てた。そこは福島第二原発から北に4キロ、事故を起こした福島第一原発か … ［続きを読む］

沖縄を「盾」にしない、尖閣諸島を「領土問題」にしない中国との向き合い方

本土復帰・国交正常化50年、「基本文書」は平和資源

戦争の近現代史という「教訓」　〈中国共産党という、21世紀の特異な独裁政党が、世界のファントムとなって徘徊し、全世界の人民を抑圧しようとして … ［続きを読む］

コロナ禍で限界を露呈した「感染症ムラ」のとんでもない実態～上昌広氏に聞く

コロナ対策徹底批判【第四部】～上昌広・医療ガバナンス研究所理事長インタビュー⑫

　日本の新型コロナウイルス対策は、感染拡大の当初から迷走を続け、そのほとんどは有効性を欠いた不適当なものと言わざるを得ない。その最大の原因は … ［続きを読む］

ウクライナをめぐる「情報戦」：なぜ世界は米国を批判しないのか

　「熊が来る」という嘘（うそ）は三度目となったのだろうか。2022年2月16日に侵攻があるかのように米国政府が危機を煽（あお）っていたのはた … ［続きを読む］