復興 の検索結果

３年たっても変わらない放射能をめぐる二分された風景

　相変わらずだなと思った――。やや旧聞となったが先日、世間を騒がせた、いわゆる「美味しんぼ騒動」についての感想である。　詳細は省くが、週刊漫 … ［続きを読む］

中国共産党が「対テロ戦争」に成功しても、ウイグル族の「聖戦」は続く

　中国で少数民族のウイグル族によるテロが相次いでいる。中国共産党は５月２８、２９の両日、習近平党総書記も出席し、４年ぶりの「中央新疆工作座談 … ［続きを読む］

続・漂流するポスト３．１１〜「美味しんぼ」問題の本質と「政治的正義」

この記事は、2014年５月20日付の朝日新聞紙面をはじめとした、吉田調書に関する報道に基づいたものです。この報道については、こちらをご覧くだ … ［続きを読む］

３年後の「３・１１」報道でテレビが発揮した「強み」

　３・１１の「その後」。テレビはちゃんと伝えているのだろうか。２年前、私がテレビを去った動機につながった疑問だ。それだけに「３年後」の３・１ … ［続きを読む］

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』の衝撃

労働分配率が安定しているという「自明のテーゼ」に正面から挑戦

　43歳の無名のフランス人経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty) が、アメリカで一大センセーションを巻き起こしている。　この … ［続きを読む］

［9］第３章「端境期のセヴンティーン（１）」

安保と三池――１９６０年のふたつの軸

　１９６０年は、春から、厳しい対立と衝突が続発した。　１月１５日、新安保条約調印のために渡米する岸信介首相の一行は、午後２時になって、出発時 … ［続きを読む］

韓国・セウォル号沈没事故は関係者のみの人災ではない

　４月１６日に発生し、３００人以上の死者および行方不明者を出したセウォル号の沈没事故に関して、韓国国内では政府に対する批判が高まり、４月２７ … ［続きを読む］

グローバル戦略と女性活用――採用担当者は何を求められているのか？

　「景気は良いですか、それとも悪いですか」――。　先日、勤務する長崎の大学の授業で学生に挙手を求めると、９割近くが「景気は悪い」を支持した。 … ［続きを読む］

震災支援機構に出向して岩手県沿岸部で働いた経験

被災地を巡ってアンダーソン・毛利・友常法律事務所 弁護士　戸田 裕典㈱東日本大震災事業者再生支援機構への出向　平成24年1月、私のもとへ出向 … ［続きを読む］

［3］作られた「結弦像」を超えて

　高橋大輔のカリスマ性とは違う、浅田真央の持つ大衆的なポピュラリティ。それが、より多くの日本人の耳目に触れ、スケート界を根底から活性化させる … ［続きを読む］

［25］中国の貿易の急減速・・・日本の経済政策の見直しを促す要素に

　中国の貿易額の拡大ペースの急減速が、大きな話題になっている。中国政府自身の公表したデータによると、米ドル換算額では、今年３月には、輸出額は … ［続きを読む］

日本でも国会占拠が始まった!?

　台湾で、３月１８日から４月１０日まで学生が立法院を占拠した。与党国民党が中国との経済協定の承認を強引に進めようとしたことへの抗議とされてい … ［続きを読む］

政治版クラウドファンディングで求められる政治家のプロデュース力！

　リチャード・ニクソン元米国大統領は、自著『指導者とは』（注１）において、「政治家は演技ができる必要がある」と述べている。　筆者も、政治や政 … ［続きを読む］

「ネオレアリズモ」の古典、ロッセリーニの『ドイツ零年』が東京・渋谷で上映

　今回は東京・シネマヴェーラ渋谷の特集、「ナチスと映画ＩＩ」の１本として上映される、イタリアの名匠ロベルト・ロッセリーニの『ドイツ零年』（１ … ［続きを読む］

繰り返される？　五輪で呪われた英雄の悲劇（下）――締め付けられる「報道の自由」

　「モスクワのこだま」はソ連末期の１９９０年に開局した。以来、時々の政権に有利なことも不利なことも客観的に伝える報道姿勢を貫き、ロシアで最も … ［続きを読む］

［5］第２章「転がる卵のように――集団就職と戦後都市（１）」

駅のホームから始まった物語

　１９５０年代の半ば以後、桜の咲く頃になると、東京や大阪など大都市の駅には、中学を卒業したばかりの少年少女だけを乗せた列車が次々に到着した。 … ［続きを読む］

３．１１から３年、復興予算流用のその後

　復興予算が沖縄の道路や東京・霞が関の庁舎など、被災地とは関係のない場所に利用されていた。被災地のために復興増税までして用意された国家予算が … ［続きを読む］

農協改革の視点　ＪＡ（農協）にメスは入るか

 農協改革が成長戦略のアジェンダに浮上している。６月頃までに、改革がまとめられるとされている。しかし、１９５５年には、総理を目指し … ［続きを読む］

炎上に頼らない、ネット論壇の議論活性化策――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１４）

　閑歳孝子氏（Ｚａｉｍ）がザ・ハフィントン・ポスト日本版の２０１３年５～６月分をソーシャル解析してみたところ、最もコメントの多かった記事は「 … ［続きを読む］

［4］103年目の秘密保護法

 「行先を　海とさだめし　しずくかな」　いまから103年前の1911年1月末、大逆事件に連座して幸徳秋水とともに刑死した12名の一 … ［続きを読む］

［14］日本のデフレは消費者にとっての超安定でもあった

　１月２４日の国会での安倍首相の施政方針演説によると、「日本経済も、三本の矢によって、長く続いたデフレで失われた『自信』を、取り戻しつつあり … ［続きを読む］

被災地で取材者はどう変わったか？　当事者との間の「壁」を超えるには

　２０１１年３月１１日に起きた大震災の後、東北３県の被災地には内外のあらゆるメディアが入った。そこで何を感じ、何を持ち帰ったか？　という取材 … ［続きを読む］

「元老」連合は、危機から国家を救えるか（下） ――――都知事選から「新しい日本」へ

そもそも東京オリンピック開催は可能だろうか？　筆者は、前稿（「東京オリンピック開催に見る日本の戦前と戦後――靖国参拝と国際的孤立」）では東京 … ［続きを読む］

「元老」連合は、危機から国家を救えるか（上） ――準国政選挙という「僥倖」

都知事選を思わぬ幸運と考える人たちは誰？　自民党は地方選では敗北が目立っており、沖縄県名護市長選、福島県南相馬市長選というように、安倍政権の … ［続きを読む］

［1］若者たちの時代　第１章「忘れられた歌姫――青山ミチの存在と闘い（１）」

１３歳のデビュー

　戦後の復興から高度成長へ、そして長い停滞期へ――若者たちは、それぞれの局面の中で「時代を超える夢」を見ようとした。そのいくつかは社会を動か … ［続きを読む］

阪神大震災から19年～東北から訪れた夫妻の思い

　１月17日、神戸市中央区の東遊園地で開かれた「１・17のつどい」には今年も彼女の姿があった。19年前のこの日、１歳半の双子の長男、将君を亡 … ［続きを読む］

阪神大震災６４３３人目の死者　最高裁決定で

震災関連死の認定まで地震発生から８年近く

　１９９５年１月１７日に発生した阪神大震災で最後の一人が「震災関連死」と認定されたのは地震発生から８年近くが過ぎた２００２年１２月２６日のこ … ［続きを読む］

成長率を高める政策は存在しない

　アベノミクスが実行に移されてから1年がたつ。今までのところ、株価が上昇し、企業利益が回復し、生産と雇用が拡大している。この状況に対して、「 … ［続きを読む］

韓国軍への弾薬提供――食い違う日韓の言い分、様々な疑問

　「国連活動だけど、これって武力行使の一体化にあたるかも」　「従来の憲法解釈をあっさり乗り越えたってことかな」　「さすが安倍政権。韓国をダシ … ［続きを読む］

「場」に加わる。次は自分で「場」をつくってみる――民主主義の基礎として

宇野重規×湯浅誠

　参院選の自民党大勝、特定秘密保護法の成立、石破茂・自民党幹事長の「デモ＝テロ」発言、そして、おさまらない「ヘイトスピーチ」… … ［続きを読む］