イギリス の検索結果

相模原事件・植松被告の「確信」と社会の空気

「いのちの分断」が進む社会で生きるのに必要な「参加することに意義がある」への異議

　2020年となった。オリンピック・パラリンピックイヤーを迎え、東京の街は活気づいている。その日のために日々鍛錬を続けるトップアスリートの活 … ［続きを読む］

ゴーンが記者会見で示唆した「逮捕の真相」

彼は、何故、マクロン大統領を非難したのか？

本当に何も語らなかったのか？　まるでサスペンス映画のような日本からの逃亡劇の後で、1月7日、カルロス・ゴーンがベイルートで記者会見を開いた。 … ［続きを読む］

祝！「チバニアン」が地質年代の名称に決まった

なぜ千葉？　77万年前に千葉で何があったのか？

　地質年代の名前として「チバニアン（千葉時代）」が採用された。国際地質科学連合が2020年1月17日、千葉県市原市にある地層が約77万400 … ［続きを読む］

保釈金ゼロでもゴーン「逃亡」は防げた

国際基準に反する日本の司法制度の「インジャスティス」

被告が無罪を立証しなければ有罪になる国　「保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告（65）の会見を受け、森雅子法相は … ［続きを読む］

ショーウィンドウに響く〝山師たちの唄〟　その1

【9】高峰秀子「銀座カンカン娘」

　今回訪ねる昭和歌謡遺産の地は、花の都・銀座。　銀座をうたった昭和歌謡はそれこそ山とある。おそらく流行歌の歌枕としては一頭地を抜いていること … ［続きを読む］

2020年東京五輪は「成熟」をキーワードに

廃墟から復活した日本を見せた1964年東京五輪　2020年はアメリカの大統領選挙、立皇嗣の礼（日本の皇嗣である秋篠宮文仁親王が自らの立皇嗣を … ［続きを読む］

ゴーンの「大脱走」がみせつけた日仏の文化摩擦

「許せない」と怒る日本と異なり評価するフランス。ただ、カタルシスなく苦い味も

　カルロス・ゴーンの大脱走事件は、フランスと日本との広義の意味での文化摩擦というか、価値観の相違をみせつけた。　ゴーンはブラジル、レバノン、 … ［続きを読む］

「リアルな貧困」を立体的に活写する2冊の本

自己責任論のしわ寄せを子どもに及ぼさないために

　昨年(2019)後半、ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)が、毎日出版文化賞特別賞、Yahoo！ニュ … ［続きを読む］

発足100周年の国際連盟から我々は何を学ぶか

第2次世界大戦を防げなかった国際平和機関の「失敗」ばかりとはいえない実態

　いまから100年前の1920年1月10日。国際連盟が発足した。46年まで続いた国際連盟といえば、「第1次世界大戦の反省を踏まえて設立された … ［続きを読む］

アフリカの国を変えるディアスポラたち

野球人、アフリカをゆく（20）「頭脳帰還」で母国で活躍。野球の記憶も蘇り……

＜これまでのあらすじ＞かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任した。首都ジュバ市内に、安全な場所を確 … ［続きを読む］

関潤副COO退任で日産が犯したミスとは

人材の社外流出防止に必要な「新役員への心理面での配慮」と「契約上の縛り」

　2019年暮れ、船出したばかりの日産トロイカ経営陣の要であった副最高執行責任者（副COO）の関潤氏が退任した。　朝日新聞デジタル12月24 … ［続きを読む］

経済安全保障が弱すぎる日本（下）

技術力低下が著しい日本。強みと弱みを再評価し、攻めと守りの体制を再構築すべきだ

経済制裁をめぐる世界の歴史を振り返った『経済安全保障が弱すぎる日本（上）』を踏まえ、今回は米中経済戦争の行方を見通すとともに、立ち遅れた日本 … ［続きを読む］

自分で料理すること

消費から逃れて自由を獲得する

毎日料理する習慣　もうかれこれ40年、私はほぼ毎日のように何かしら料理を作っている。きっかけは中学生の頃の母親の病気だった。突然、腎臓を悪く … ［続きを読む］

経済安全保障が弱すぎる日本（上）

イランや北朝鮮で注目される経済制裁。まずはその歴史を振り返ろう

　世界的に経済安全保障に関する動きが強まっている。　日本では2020年4月から、内閣の国家安全保障局（NSS）に経済安全保障を担当する「経済 … ［続きを読む］

ゴーン氏の「日本の司法制度は不正義」は本当か？

ゴーン氏の逃亡、“伊藤詩織さん事件”から浮かぶ日本の刑事司法・行政制度の問題

　逮捕され保釈中だったカルロス・ゴーン元日産会長が、保釈条件を破ってレバノンに逃亡し、衝撃的な声明を発表して１週間以上がたちます（朝日新聞デ … ［続きを読む］

イラン危機に日本はどう対応すべきか

中東を訪問する安倍首相がやるべきこと、そして自衛艦派遣について一部見直すべきこと

　大晦日に報じられたゴーン被告のレバノンへの極秘逃亡に続き、新年の3日にはトランプ大統領の指示に基づく米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害 … ［続きを読む］

米国のイラン司令官殺害の隠されたリスク

止められないドローン技術のテロへの転用、懸念される環境破壊

　トランプ政権が、議会の承認もなく、イラン要人をイラク公式滞在中に暗殺した。衝撃的な事件である。 　私はこの事件に「大統領選＝戦争開始カード … ［続きを読む］

生きた犬や猫の「売り買い」を考える

動物の苦しみのうえに成り立つ、ペットをめぐる商業主義

目標は動物の殺処分ゼロだけれど　ペット用品も多く扱う、近くのホームセンターにペット譲渡会のお知らせが貼ってあった。　「多頭飼育崩壊」の犬や猫 … ［続きを読む］

鳩山由紀夫「私としては小沢総理で良かった」

（28）鳩山由紀夫に「民主党政権の挫折」を聞く・上／国家戦略局

鳩山由紀夫から見た小沢一郎　ちょうど10年前の2009年という年。それは明治以来の長い日本政治史上画期をなす年として輝き続けるだろう。日本国 … ［続きを読む］

100年のバウハウス、現代日本に溶け込む

近代の建築、美術、デザインに大きな影響を与えた学校

　100年前、ドイツでつくられた学校「バウハウス」。歴史の渦にのみこまれ、わずか14年しか活動しなかったにもかかわらず、今日もデザインや建築 … ［続きを読む］

インドの成長を当て込む「2020年景気回復」

世界経済が減速した2019年　IMFは2019年10月15日の「世界経済見通し」で2019年は世界経済は同時減速するものの、2020年は景気 … ［続きを読む］

2020年　野党の課題／下

地域に根差し、風に左右されない陣地を築け

2020年　野党の課題／上単なる数合わせではない三党合流　昨年11月29日に投開票された高知県知事選は、共産党系無所属候補の松本けんじの応援 … ［続きを読む］

総統選が目前。選挙を通じ強まった台湾の民主社会

経済力は大陸に遠く及ばなくなったが、大陸にない民主社会は発展を続ける

　台湾の総統選挙が1月11日に迫ってきた。中国共産党に背を向ける与党民主進歩党の現職・蔡英文氏が、区議会議員選挙で民主派が圧勝した香港からの … ［続きを読む］

『いだてん』は五輪に負けた　開催契約解除への道

オリンピックは「やり方」ではなく、「やること」が間違っている

大河ドラマの王道を行った『いだてん』　『いだてん』が終了した、王道の大河ドラマとして。複雑なストーリー構成、そこかしこに張り巡らされていた伏 … ［続きを読む］

［2019年　映画ベスト5］これが映画だ！

『旅のおわり世界のはじまり』『帰れない二人』『盆唄』……

『旅のおわり世界のはじまり』(黒沢清)　映画ならではのエモーションをかきたてる、圧倒的な達成を示した本作を今年度の最高作として挙げたいが、歌 … ［続きを読む］

［神保町の匠］2019年の本　ベスト3（4）

『夢も見ずに眠った。』『8050問題の深層』『分解者たち』『セロトニン』……

鈴木久仁子(編集者・朝日出版社)川上未映子『夏物語』(文藝春秋)　最も圧倒された本。一人でここまで考え、どのページにも目が貼りついて離れない … ［続きを読む］

電子請願を無視する日本政府

笑止千万の「デジタル・ガバメント実行計画」の閣議決定

　12月20日、2002年制定の「デジタル手続法」に基づく新しい「デジタル・ガバメント実行計画」が閣議決定された。　とは言っても、これは、2 … ［続きを読む］

「守るも攻むるも」　軍歌はなぜ生き残れたのか？

【8】軍艦マーチ

2つの「点」を結ぶ「線」が戦後日米関係の謎を解く　本連載の4回と5回で、「現在の日本は戦後GHQが炭坑節を使って創り上げた」という戦後史ミス … ［続きを読む］

100年以上前の「ニッポニウム」発見物語の真実

国際周期表年に多くの人に知ってほしい「不運の科学者・小川正孝」

　今年はメンデレーエフが元素の周期律を発見してから150年ということで、世界中が「国際周期表年2019」を祝った。2019年1月7日の論座「 … ［続きを読む］

台湾発長編アニメーション『幸福路のチー』の軌跡

民族・文化を超えて広がる共感の輪

【お詫びと訂正】2019年12月24日に配信した本欄で、『幸福路のチー』を「台湾初の長編アニメーション」としましたが、すでに製作された長編作 … ［続きを読む］