日常 の検索結果

小さな国際運動会が描いた新しい「地図」

ウクライナ、ベトナムから参加　国・性別・立場……スポーツが境界線を消した

　スポーツでの交流を通してダイバーシティ（多様性）や、共生社会を実現するため、国内に居住する外国人を招いて日本スポーツ協会（JSPO）が主催 … ［続きを読む］

年収443万円、それでもスタバには行けない～崩壊する日本の中間層

「絶対的貧困」ではないが生活はギリギリ、将来への不安がのしかかる

没落する中間層　「自分に老後はない」　格差社会の問題を解決する糸口が見えないまま、日本は「平均年収でも“普通”の生活 … ［続きを読む］

取材対象からの独立という報道倫理に反した東京五輪スポンサー新聞社〈最終回〉

組織委と利害を共有したことで、招致疑惑の実名報道に及び腰に

　最終回の今回は、租税回避地での資金洗浄犯罪の淵源となった1991年のBCCI（国際商業信用銀行）事件、そして租税回避地を舞台とした各国の政 … ［続きを読む］

自分はヨーロッパ人というリスボンの若者たち～変わりゆくアイデンティティ（後編）

定住旅行家が見たかつての大国ポルトガルの今

　「定住旅行」（世界の各地でローカルの家庭に一定期間滞在し、生活を共にしながら、その地の暮らしや文化を配信する）をライフワークとする筆者は、 … ［続きを読む］

「広くあまねく」ネット配信を　NHKと民放、競争から協調へ

公共放送の行方（4・完）

はじめに　10月11日、NHKは受信料の約1割の値下げと2023年度末での衛星波の減波など、NHK経営計画（2021～2023年度）の修正を … ［続きを読む］

政治に翻弄されてきた歴史　独立確保へ覚悟を示せ

公共放送の行方（2）

　NHKは10月11日、受信料を来年10月から引き下げると発表した。現行の受信料体系になって以降、値下げは4回目となる。　収支に余裕が生じた … ［続きを読む］

ガバナンスと公共性の認識　次期会長がなすべきこと

公共放送の行方（1）

　NHKは日本社会のあり方に決定的な意義を有する公共財・コモンズである。放送法はNHKをそのような公共的使命を担うものとして位置付けているが … ［続きを読む］

豆塚エリ『しにたい気持ちが消えるまで』に仄見える強い意思

コミュニケーション願望を持つ本　そんな「ジャンル名」があるかどうかは知らないが、今年は「車椅子もの」とでも言うべき本を読む機会が多かった。『 … ［続きを読む］

宇宙を聴くaudible universeプロジェクト

天文学データを可聴化する意義

　星空を眺めて、美しいという気持ちにかられない人はいないのではあるまいか。よく考えてみればこれは奇妙である。例えば、どれほど「有名な」絵画で … ［続きを読む］

小池晃書記局長のパワハラ問題で共産党は変わるか？～党首公選は絶好の機会

現場の感覚が党中央を動かした日本共産党で初めての事件をどういかすか……

　共産党に党首公選の実施を求め、実施されれば立候補するということを表明している松竹伸幸さんの連載「共産党を変える！党員・松竹伸幸の挑戦」の第 … ［続きを読む］

田村淳さんが信州大学と始めた「遺書」の研究 ～陰を豊かに養う軽井沢の不思議な力

単に明るいだけの土地ではない軽井沢で遺書、そして死について考える

　長野県軽井沢。江戸時代、中山道の宿場町だったこの町は、明治以降、政治や経済、文化の重要人物が休暇を過ごしたり、重要な決定を下したりする … ［続きを読む］

山本文緒『無人島のふたり』を読んで──その強靱な意思と激しさ

　一冊の本が机の上に置かれている。カバーには、どことなく軽井沢あたりにあるコテージのベランダを思わせるような水彩画に、線画で描かれた2羽の小 … ［続きを読む］

真の「愛国」とは、自国の加害性を直視すること～映画「愛国の告白」で描いたこと

パレスチナ取材30数年の集大成、「占領者」の心理に迫る

なぜ「沈黙を破る」なのか　撮影に20年、編集に3年をかけたドキュメンタリー映画「愛国の告白―沈黙を破る・Part 2―」が完成し11月19日 … ［続きを読む］

重複障害の見えにくい困難～1＋1＝2ではない

22q11.2欠失症候群を通して考える

　「知的障害もボーダーライン、身体障害もボーダーラインで、（普通）中学校でも、特別支援学校でも、ウチではないと言われた。高校で精神的不調とな … ［続きを読む］

CO2削減のために自家用車利用を減らし鉄道を再構築することが不可欠だ

COP27後の先進国のモラルと「新生活モデル」の要とは

　11月6日～20日、エジプトでCOP27(国連気候変動枠組み条約の「第27回締約国会議」)が開かれた。気候危機のさなかに置かれた途上国の「 … ［続きを読む］

『ハイジ』「名作劇場」を献身的に支えたプロデューサー中島順三さんを悼む

日本のアニメーションを支え続けた功労者　本年10月1日、去る8月14日に中島順三さんが死去されていたことが広く知らされた。それまでは一部の関 … ［続きを読む］

分裂する超大国の明日を問う２冊の『アメリカとは何か』～「理念の共和国」はどこへ

混迷し続けるアメリカを知るための道案内となる近刊の新書と古典的作品

　11月8日投票のアメリカの中間選挙は、超大国の社会的分断を改めて危惧する結果となった。上院はかろうじて与党・民主党が過半数を維持したが、下 … ［続きを読む］

見て、知って、楽しむ　福井のミュージアムツーリズム（上）恐竜博物館、年縞博物館

【18】本物に出合う！“地味にすごい、福井”の博物館

　 博物館というと興味が湧かない、退屈だといった印象をお持ちの方も多いと思われるが、そんな負のイメージを打破したのが福井県の恐竜博物館である … ［続きを読む］

皆既月食や日食に盛りあがる日本人の心に潜んでいるもの

442年ぶりの皆既月食と惑星食を愛でながら

　あの日、日本中あちらこちらで一体どれくらいの人が空を見上げたのだろう。11月8日の皆既月食+惑星食の日だ。その数日前から、「惑星の天王星に … ［続きを読む］

トランプ氏は何に敗れたのか～米国中間選挙を読み解く

Z世代が押しとどめた「赤い波」と民主党の課題

　米国中間選挙は、予想に反し大接戦の展開となった。選挙前、下院は共和党が過半数を制し、また、上院も接戦になるとしても共和党が有利、といわれて … ［続きを読む］

ウクライナ難民を支える市民たち～定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル（後編）

　昨日13日に公開した「定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル～ウクライナ戦争と市民（前編）」に引き続き、定住旅行者である筆者が見た「VU … ［続きを読む］

ウクライナ難民を支える市民たち～定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル（前編）

　新型コロナウイルスによるパンデミックの終息はだまだ見通せないものの、多くの国々で人びとの行動や移動は活発化し、日々変化する状況に対応しなが … ［続きを読む］

【2】サニブラウンが語る学校スポーツの理想像

「スポーツを通じてもっと世界に触れられる仕組みを」

　学校の部活動を地域に移行する試みの意義と課題を、スポーツの視点から考える連載「部活とスポーツ」の第2回は、陸上短距離走のエース、サニブラウ … ［続きを読む］

デスク爆撃――いきなり職場のデスクに来て対面の会話を強要するのは失礼？

「攻撃化」する対面コミュニケーション

　2020年に発生した新型コロナウイルスのパンデミックは、私たちの社会に大きな変化をもたらしたが、テレワークによる在宅での勤務もそのひとつだ … ［続きを読む］

宅配の青年の〝おせっかい〟に、倒れた母を助けられて

「コミュニティナース」、地域ケアの取り組みを考えた

一人暮らしの母が倒れた　6月のある夕方、愛知に住む姉から、「母がどうも倒れているようだ」という電話が入った。　母は現在74歳、愛知で一人暮ら … ［続きを読む］

『笑っていいとも！』「グランドフィナーレ」を読み解く

［10］なぜ、タモリは「怒らなかった」のか？

　いまや伝説にもなっているのが、『笑っていいとも！』の「グランドフィナーレ」だ。多くのレギュラー出演者やスタッフが一堂に会したこの番組は、予 … ［続きを読む］

地方の政治・選挙の現状と選挙制度の課題と今後～石井啓一公明党幹事長に聞く

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【17】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

雨量の単位は「ミリ」より「センチ」、hPaの数値に意味を示してほしい

災害に関わる言葉は、聞いてすぐ分かるものにすべきでは

　9月の台風第14号は甚大な被害をもたらした。その後、幸いなことにしばらく大きな台風は接近・上陸していなかったが、10月26日(水)に発生し … ［続きを読む］

信教の自由の制約は「特に」慎重にという言説への違和感～カルト規制の立法が急務

日本社会に巣くうカルトの問題を抜本的に解決する千載一遇のチャンスを逃すな

　世界平和統一家庭連合（旧統一協会）とカルト規制の問題について、「政治と宗教」、政教分離への配慮、「信教の自由」という観点から、制約を課す場 … ［続きを読む］

政治も経済も外交も習近平という独裁の危うさ　経済は？ 台湾は？

中国共産党大会を分析する

　第20回中国共産党大会はかつて見ない独裁体制を誕生させ閉幕した。部外者から見れば中国の様な市場経済を半ば取り入れた情報化現代社会と強権体制 … ［続きを読む］