エンパシー の検索結果

焦点はドコモの牙城を切り崩せるか

　iPhone 4Sは日本市場をどう変えるのか？　かつてたった１台の携帯電話が、これほど連日ニュースで取り上げられることがあっただろうか。実 … ［続きを読む］

トニー賞ミュージカル『ブック・オブ・モルモン』は抱腹絶倒の快作

　９月半ばにニューヨークに行って来た。お目当ては、今年のトニー賞で作品賞を始め９部門を制したミュージカル『ブック・オブ・モルモン（モルモン書 … ［続きを読む］

To the Crazy Ones―ジョブズ氏を偲んで

北野宏明

　スティーブ・ジョブズやアップルについて語るときに、自分自身の思いを語らずに話を進めることはできない。1970年代後半から、コンピュータをい … ［続きを読む］

意外に役立つ経営学が軽視されるワケ（上）

　昨年お知り合いになった若手の技術者の中に、驚くべき女性がいる。彼女（以下Ｓさんと呼ぶ）は、理学部生物学系を卒業して修士課程に入る際、工学部 … ［続きを読む］

さようなら菅さん　誰が継ぐ脱原発の熱気

　私はずっと、「菅前首相はなぜ脱原発依存を決心し、その気持ちはどの程度強かったのだろう」と思っていた。首相を辞任したあと、菅氏は朝日新聞との … ［続きを読む］

９・11再考―戦争は人間の本性ではない

山極寿一

　９．11の事件からの10年は、アメリカが暴力の幻想と不安に踊らされた時代だった。自分たちをアメリカ人という名のもとに憎み、抹殺しようとする … ［続きを読む］

リンカーン再考（上）――敵を味方に変えた天才的政治運営

　リンカーンとオバマは歴史の糸で結ばれている。前者はアメリカで奴隷制度を廃止した大統領であり、後者は黒人として最初の大統領である。リンカーン … ［続きを読む］

ハンディを乗り越えたなでしこのたくましさ

稲垣康介

　サッカー女子の日本代表ではなく、愛称の「なでしこジャパン」で誰もがわかる認知度がうれしい。　力強いなでしこたちが８日、中国・済南で開かれて … ［続きを読む］

民主党新代表への諦め、だが期待と注文

鈴木崇弘

　ここ数年で、「新代表（新総理）への期待と注文」というテーマで、何度書いたことか（注１）。全く意味をもてていないのではという、焦燥感、さらに … ［続きを読む］

露呈したマードックの売上第一主義の危うさ

川本裕司

　英国の人気作家ジェフリー・アーチャーが書いた『メディア買収の野望』。その結末で、ルパート・マードックをモデルにした人物は「１５分前にした約 … ［続きを読む］

【科学朝日】想像するちから－チンパンジーが教えてくれた人間の心（collaborate with 朝日ニュースター、8月11日放送）

朝日ニュースター

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

［4］東北とは何か

ハーバート・ノーマン「忘れられた思想家――安藤昌益のこと」

　就任９日目で放言の責任をとって辞任した松本龍復興担当相は７月５日の会見で、次のように語った。　「被災者に人一倍寄り添っているつもりだったが … ［続きを読む］

「東大秋入学」は日本を変えるか（上）　「タフな東大生」育成への期待

常見陽平

◇「秋入学」に驚いている場合じゃない◇　「東大が秋入学を検討」していることが、話題になっている。メディアでは、特徴的な事象ばかりが話題になり … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 伊藤穰一氏に聞く　 「ＭＩＴメディアラボで何をしますか？」

服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

　「ネット上で最も影響力のある日本人」、伊藤穰一氏が米ボストンにあるＭＩＴ（マサチューセッツ工科大学）メディアラボの４代目所長に就任した。あ … ［続きを読む］

「脱原発選挙」に「説得性」はあるのか

櫻田淳

　菅直人（内閣総理大臣）が「四面楚歌」の状態になっている。様々なメディアが伝えるようになっているのは、菅が政権維持のための起死回生の策として … ［続きを読む］

タイ政治、混迷脱却への３条件

脇阪紀行

　タイの総選挙で、タクシン元首相の妹インラック氏が率いる野党タイ貢献党が、与党民主党を下し、勝利した。過去１０年に及ぶタクシン派と反タクシン … ［続きを読む］

ヒトの「馴れ」は本性〜原発事故と知覚イリュージョン

下條信輔

　原発をめぐる現状は、言ってみれば「谷間の平穏」だ。　津波直後から危機的状況にあり、げんに大量の放射能が出ていた。それが後々になってから公表 … ［続きを読む］

震災で垣間見る日仏米価値観の温度差

須藤靖

　昨年11月末まで約2年間私の研究室に滞在していたフランス人研究者が、5月に3週間ほど来日した。久しぶりにお好み焼きを食べつつ一緒に飲んだと … ［続きを読む］

「原発が減る時代」のメディアは制度変革の主体を育てる報道を　ニコニコ生放送は14日夜

竹内敬二via朝日新聞『Journalism』６月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）２０１１年６月号が６月１０日に発行されました。未曾有の … ［続きを読む］

［2］「放射能に、色がついていたらなあ」

カフカ「城」

　５月の中下旬、福島県に入った。これまで見た岩手や宮城などの被災地とは、明らかに違う雰囲気を肌で感じた。　どんなに被害が大きくとも、災厄には … ［続きを読む］

専門家の話が「わかりにくい」理由

須藤靖

　最近、知人から「東京近辺での放射能の危険性はないのか」と聞かれることが多い。といっても、私もまたこの件に関しては素人同然であるので、「マス … ［続きを読む］

［1］復興には、ほど遠い

カミュ「ペスト」

阪神大震災を１年以上取材し、３月まで朝日新聞編集委員だったジャーナリストの外岡秀俊氏が、東日本大震災の被災地を回っている。毎回、一つの文学作 … ［続きを読む］

ドービルＧ８で語られるべき「核」管理の方針

櫻田淳

　震災後、二ヵ月の時間が経った。未曾有の震災の様子が海外に伝えられた故に、世界各国が日本に向けた眼差しは、総じて同情的なものであったといえよ … ［続きを読む］

乱暴だった検察の捜査、希薄だった犯罪性

魚住昭

　　堀江貴文さんの上告棄却を報じるニュースをテレビで見ていたら、ベテラン記者とおぼしきキャスターがこんな趣旨のことを言っていた。「私は堀江さ … ［続きを読む］

【科学朝日】インターロイキン６の発見と免疫疾患（collaborate with 朝日ニュースター、4月28日放送）

朝日ニュースター

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

「共和国の娼婦」と呼ばれた女の捨て身の逆襲(下)――「私は韓国の図式に引っかかった」

小北清人

　著書ではそのほか、彼女が美術界で活躍していた頃は仲良くしていたのに、「学歴詐称の疑惑の人物」となったとたん、手のひらを返したように批判記事 … ［続きを読む］

日本人の長い歴史の全体が流されてしまうような恐怖

三浦展

　私は新潟県上越市の出身だ。実家は低地にあり、昭和四十年から二十年ほどの間に四度も床下浸水、床上浸水の被害に遭っている。今回の東北大震災のよ … ［続きを読む］

若者に広がるシェア的な行動の足を引っ張るな

三浦展

　私は近年『シンプル族の反乱』『愛国消費』『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』という本を出したが、この大震災後の社会を見ると、は … ［続きを読む］

私生活主義の流れとずれていった革命思想

三浦展

　1958年生まれで、これまで政治活動をしたこともない私としては、永田洋子にも連合赤軍にも特別の感慨があるわけではない。しかし5歳上の兄が、 … ［続きを読む］

「2位じゃダメなんでしょうか」のどこがダメなんでしょうか

須藤靖

　いわずと知れた蓮舫氏の有名な発言は、科学に対する浅薄な質問だとも、逆に極めて深遠な質問だとも解釈できる。ご本人の真意はわかりかねるのだが、 … ［続きを読む］