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政治・国際
「国体」は護持されたが「政体」は変化した 「国体」は護持された。だが、「政体」は大きな変化を被った。「あの戦争」の話ではない。 日本国憲法は … [続きを読む]
河野有理 2019年01月27日
日本の政治をめぐる「何となくいやな感じ」 このところ、日本の政治をめぐる「何となくいやな感じ」が加速している。「絶対おかしい」と声高に言いた … [続きを読む]
市川速水 2019年04月12日
Journalism
天皇は――制度としての天皇は――謎である。外からこれを見ている者にとっても謎だが、それを維持している日本人にとっても深い謎だ。天皇制はなぜ … [続きを読む]
大澤真幸 2019年04月23日
「令和」の英訳はbeautiful harmony(美しい調和)なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす さからう … [続きを読む]
石川智也 2019年05月11日
社会・スポーツ
令和新時代がスタートした。平成天皇の退位から令和天皇の即位に至る代替わりの行事をメディアが伝え、平成天皇が果たしてきた象徴としての天皇の役 … [続きを読む]
柴山哲也 2019年05月16日
創作動機は「現在への憎しみ」 寺島実郎が『世界』6月号(岩波書店)に衝撃的なことを書いている。3.11の福島第一原発事故の際、「米軍による日 … [続きを読む]
白井聡 2019年07月09日
北朝鮮に対して強硬一本槍だった安倍首相が突如、「前提条件なしの対話」をよびかけた。「拉致問題の解決は、安倍政権の最重要課題」としながらも、 … [続きを読む]
樋口大二 2019年07月10日
文化・エンタメ 三省堂書店×論座 神保町の匠
敗戦から74年目の夏を迎えて 日本の敗戦から74年目の夏、戦争体験世代が少なくなっていることもあってか、その記憶がだんだん希薄になってきてい … [続きを読む]
野上暁 2019年08月26日
戦後、米国は積極的に秩序構築に貢献した。それに先立つ第一次大戦後、米国は消極的だった。それが災いし、世界は第二次大戦へと突き進んだ。その轍 … [続きを読む]
花田吉隆 2019年08月27日
政治・国際 「改革の政治」とは何か
現代日本政治を捉える枠組を求めて 55年体制の崩壊以降、日本政治の対立軸が不明瞭になり、政治の混迷がいわれて久しい。 冷戦期には東西対立とい … [続きを読む]
大井赤亥 2019年08月28日
参議院選からひと月以上がたった。その記憶は多くの人にとって、すでに過去のものなっているかもしれないが、筆者はまだその意義をうまくのみ込めず … [続きを読む]
宇野重規 2019年09月01日
政治改革に向けたエネルギー 「改革の政治」とは、すなわち「守旧保守」から「改革保守」への保守政治の自己脱却であった。政治が大きな構造転換をな … [続きを読む]
大井赤亥 2019年09月19日
はじめに 「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の騒動(以下「表現の不自由展」騒動)が、約60年前の「風流夢 … [続きを読む]
柴田哲雄 2019年11月26日
文化・エンタメ 嗚呼!昭和歌謡遺産紀行〜あの時、あの場所、あの唄たち
炭坑節に魅せられたGIたち では、具体的にはGHQの兵士たちは炭坑節にどのように出会って、どう付き合い、どう戯れたのか? 調べているうちに、 … [続きを読む]
前田和男 2019年11月26日
文化・エンタメ
1. 半世紀前の記憶をつなげる 1960年代の「異議申し立て」がピークを迎えたのは1968年である。「1968」に向かってあらゆる反体制運動 … [続きを読む]
菊地史彦 2019年12月27日
橋下徹の登場 2009年に民主党への政権交代が起こると、強いリーダーシップによって行政機構の縮小再編成を断行する「改革保守」の趨勢は、いびつ … [続きを読む]
大井赤亥 2019年12月30日
今回訪ねる昭和歌謡遺産の地は、花の都・銀座。 銀座をうたった昭和歌謡はそれこそ山とある。おそらく流行歌の歌枕としては一頭地を抜いていること … [続きを読む]
前田和男 2020年01月17日
安倍晋三の思想形成 2012年12月、第二次安倍政権が誕生する。安倍政権は、政治の優先順位を「改革」から「右傾化」に移しかえた点において、1 … [続きを読む]
大井赤亥 2020年01月22日
2016年6月にイギリスが国民投票でEU離脱を決め、同年11月にトランプがアメリカ大統領に当選してから、早くも4年が経とうとしている。こう … [続きを読む]
吉田徹 2020年01月27日
揺らいだ末に行き着いたリベラルという「揺らぎ」 同世代の同業者と話していると、「ネットが書籍を駆逐する」といった、もう聞き飽きてしまったステ … [続きを読む]
今野哲男 2020年03月04日
三島、全共闘に会う 三島由紀夫が1960年代の新左翼にある種のシンパシーを抱いていたことは間違いない。新左翼は世界同時革命を標榜し、一国革命 … [続きを読む]
菊地史彦 2020年03月19日
世界中を揺るがす新型コロナウイルスの感染拡大。ドイツのメルケル首相は3月18日の演説で、「第2次世界大戦以来の挑戦」と呼んで注目されたが、 … [続きを読む]
藤田直央 2020年03月21日
教育についての個人的意見を記す。もう20年近くほとんど同じことを繰り返し訴えている。ほとんど同じことを繰り返し訴えなければならないのは、私 … [続きを読む]
内田樹 2020年03月24日
敗戦後、「主体性」の欠如という問題は、長らく日本の進歩的知識人が指摘してきた日本社会の問題の一つであった。「主体的な個人」が確立していない … [続きを読む]
苅谷剛彦 2020年03月25日
中国の武漢を中心に発生したコロナウイルスは、いまや世界を覆いつくしている。リーマンショックを超える景気減速を伴うこの複合的危機に対して、世 … [続きを読む]
木下ちがや 2020年03月27日
新型コロナウイルス性肺炎の蔓延は、地震や洪水などの自然災害と共軛な性格がある。被害の到来とともに、社会の一体性の必要が煽り立てられ、挙国一 … [続きを読む]
菅孝行 2020年07月02日
コロナ禍の中、敗戦から75年目の夏を迎えた。政府は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念したことから、その代替案として … [続きを読む]
野上暁 2020年08月11日
先日、メディア各社の取材を受けていた際、ある女性ライターがつぶやいた一言がひっかかっている。 「記者会見って事前に質問を渡しておいて、台本 … [続きを読む]
五百旗頭幸男 2020年08月15日
2020年8月28日、安倍総理は持病の悪化を理由に退陣の意向を表明した。憲政史上最長の在職日数を誇った政権としてはあっけない幕切れであった … [続きを読む]
木下ちがや 2020年08月28日
国民民主党国対委員長として、合流新党へのプロセスを主導した立役者のひとり原口一博元総務大臣に、これからの野党の目標と課題について聞く2回目 … [続きを読む]
木下ちがや 2020年09月09日
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