若者 の検索結果

「原発解散」を歓迎する――国民投票につなげたい

菅沼栄一郎

　菅直人首相の肩をもつわけではないが、将来のエネルギー政策を問う衆院解散を歓迎したい。　それが首相の「延命」につながるかどうか、有権者にはあ … ［続きを読む］

若者が住みたくなる街に、霞が関も移転を

三浦展

　東北地方は震災前の形に戻すだけでは復興したとは言えない。高台に新都市を築いたとしても、まだ不十分である。むしろもっと人口を増やす、特に若い … ［続きを読む］

アニメ、マンガは中東を目指せ

清谷信一

　筆者は１９９０年にロンドンに住んでいたが、この頃アニメやマンガなど日本のサブカルチャーは世界で普遍的に受け入れられる商業文化になる、そのよ … ［続きを読む］

国民投票――私たちの手で、エネルギーの世代交代を

松下秀雄

　私は、国民投票の信奉者ではない。　でも、これはやってみたい。　原発の是非を、国民に問うのだ。　イタリアでは先日、原発反対派が圧勝し、新規建 … ［続きを読む］

「若者震災復興支援隊」を提案する

広井良典

　震災から3カ月が過ぎた。被災者や関係者の方々のたゆまぬ努力が続けられ復旧が一歩一歩進んでいるが、東北地方の復興ひいてはその先の発展を視野に … ［続きを読む］

安心社会へ、増税から逃げずに大論戦を

小此木潔

　社会保障と税の「一体改革」を議論してきた政府の「集中検討会議」（議長・菅直人首相）がまとめた改革原案は、ようやく「たたき台」ができたことを … ［続きを読む］

身近なところから――人身売買問題に取り組む“あきらめない男”

大久保真紀

　今年の３月１１日、私は何度も大きく揺れる朝日新聞の本社の会議室で、米国人のデイヴィッド・バットストーンさん（５３）と向かい合っていました。 … ［続きを読む］

若者視点では、河野太郎だ

城繁幸

　筆者自身も参加する若者マニフェスト策定委員会という団体で、賛助会員に次期総理アンケート調査を実施したところ、１位には河野太郎氏が選ばれた。 … ［続きを読む］

３・１１以前と以降、という区分けは無意味だ――「蹴散らされた他者」の存在はどこへ

赤木智弘（フリーライター）

震災や原発事故は未曾有の危機だ。しかし、それ以前から広がっていた大量失業や非正規労働者の急増は危機ではなかったのか、と赤木智弘は問う。彼の「 … ［続きを読む］

「悪の新世界」とソニーの未来

木代泰之

　ソニーがハッカー集団からインターネット配信サービスへの執拗な攻撃を受けている。被害はゲーム、音楽、映画と広がり、１億件以上の顧客情報が流出 … ［続きを読む］

国会での騒動とその顛末について思う――国会に人材はいるのか

鈴木崇弘

　今回の国会（永田町）での騒動とその顛末、そして、菅首相の辞任時期についての珍事というか、瑣末事は、国民、特に多くの被災された方々にとって看 … ［続きを読む］

［2］「放射能に、色がついていたらなあ」

カフカ「城」

　５月の中下旬、福島県に入った。これまで見た岩手や宮城などの被災地とは、明らかに違う雰囲気を肌で感じた。　どんなに被害が大きくとも、災厄には … ［続きを読む］

まず女性の採用実績を明記せよ

常見陽平

　ある女子大で私は非常勤講師をしている。教え子がこんなことを言っていた。共学の大学に通う友人からこう言われたという。「○○ちゃんの大学にきて … ［続きを読む］

新連載【北欧エネルギー事情＜１＞】スウェーデン・バーセベック原発訪問記

脇阪紀行

　＜序論＞　４月末から５月にかけて、北欧デンマークとスウェーデンに旅をした。原子力発電や自然エネルギーの現状、電力自由化政策への評価を取材し … ［続きを読む］

叶わなかった？　金正日の「駆け込み訴え」

小北清人

　視察に訪れたスーパーの食品売り場では１人で歩くことが出来ず、同行した揚州市長に右手を介添えしてもらい、やっとのことで歩いていた。宿泊した迎 … ［続きを読む］

［1］復興には、ほど遠い

カミュ「ペスト」

阪神大震災を１年以上取材し、３月まで朝日新聞編集委員だったジャーナリストの外岡秀俊氏が、東日本大震災の被災地を回っている。毎回、一つの文学作 … ［続きを読む］

ドイツ、脱原発への道（下）――情緒に流されない論議

三島憲一

　前回述べたように、元来はエリートでありながら、自分の信念を曲げない人々の活躍があってようやく運動が実り出したといえる。　しかし、それが可能 … ［続きを読む］

原発災害で考える「専門家」の役割

小林傳司

　東日本大震災に伴う原発事故の現場では依然として苦しい作業が続いており、不測の事態もあり得ないわけではないはずである。他方、被災者の苦闘、放 … ［続きを読む］

リビア空爆と「テロとの戦い」――ヨーロッパは中東の変動にどう向き合うか

川村陶子

　ビンラディン容疑者殺害により、米国の「対テロ戦争」はひとつの山を越えた感があるが、ホームグロウン・テロの脅威が高まるヨーロッパでは、むしろ … ［続きを読む］

技術の「くせ」はみんなで知りましょう

倉沢鉄也

　震災でネットメディアは役に立ったのか。すでに筆者は大筋をWebRonza　2011年4月6日「ケータイがダメでも困らない心の準備を」で論じ … ［続きを読む］

堀江貴文氏を強く支持する

宇野常寛

　「ホリエモンの時代は終わるのか」というのが今回の「お題」なわけだが、個人的にはこのコピー自体に堀江氏への不当に低い評価を感じざるを得ない。 … ［続きを読む］

「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー（上）

広井良典

　震災復興と、さらにその先の日本のありようを構想する、朝日新聞の「ニッポン前へ委員会」のメンバーに加わらせていただくことになった。５月１日付 … ［続きを読む］

彼ら・彼女らの志をくじけさせるな

本田由紀

　周知のように、東日本大震災の甚大な被害は被災地の多くの子どもたちにも及んでいる。津波で家が流され避難所で生活している子どもたち、これまで住 … ［続きを読む］

科学者は実験結果ではなく「物語」を語れ

寺岡伸章

　ノーベル文学賞候補と言われる村上春樹は『１Ｑ８４』を出版した後のロングインタビューの中で、「本当に大事なことは、そんな簡単に言語化できない … ［続きを読む］

｢役に立たない｣科学の値打ち――“valuable”を超える“invaluable”

須藤靖

　すでに朝日新聞の紙面やasahi.comでもとりあげられたように、４月14日～16日の３日間、東京大学経済学研究科の松井彰彦教授が、福島県 … ［続きを読む］

行き過ぎた自己責任と個人的人災化が緩む

武田徹

　近代社会は成熟という名の下で「不確実性の駆逐」に向けて進んでいた。情報化の進捗により、状態を情報的に掌握できる対象は「カンバン方式」の対象 … ［続きを読む］

若者の「ローカル志向」は負の現象か（下）――グローバルの先のローカル

広井良典

　経済のグローバル化の先にはローカル化があるのではないか、という本稿（上）の議論は、「新成長戦略」などということが喧しく言われている現政権の … ［続きを読む］

病に負けない、震災にも負けない

間中健介＝NPO法人小児がん治療開発サポート理事

　NPO法人小児がん治療開発サポートの理事を務める間中健介さんが、若くしてがんを経験している男女4人とともに、東日本大震災の被災地に入った。 … ［続きを読む］

若者の「ローカル志向」は負の現象か（上）――グローバルの先のローカル

広井良典

　若者の「地元志向」がしばらく前から言われるようになっているが、私自身の身近なところを見ても、学生たちのローカルなものへの関心が以前にも増し … ［続きを読む］

チェルノブイリ、まだ終わりではない

　1986年４月26日のチェルノブイリ原発事故発生から25年が経過した。原子放射線の影響に関する国連科学委員会（ＵＮＳＣＥＡＲ）は、今年２月 … ［続きを読む］