正義 の検索結果

コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗

不要不急は人それぞれ　小さな生活の自己決定権をめぐる争いの現場

　狭い空間に密集し、一心不乱にパチンコの盤面にむかっている人々の群れがいた。満員である。　低い天井に据えつけられたエアコンの風がめいっぱい降 … ［続きを読む］

岐路にたつ南スーダン野球　次の一手へ切り札の野球人が登場！

野球人、アフリカをゆく（27）アフリカと野球とビジネスの共生を狙え

＜これまでのあらすじ＞　かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任し、ここでもゼロから野球を立ち上げて … ［続きを読む］

コロナで狂い出した政権運営

非常時にあって、官僚は必ずしも優秀でない

　安倍政権の混迷が止まらない。何やら東日本大震災時の民主党政権の右往左往ぶりと二重写しになる。これまで比較的順調だっただけに、この期に及んで … ［続きを読む］

新型コロナ対策で役所から私に届いたクレジットカード

韓国の緊急災難政策はまあまあ理にかなっている

　はや4月も半ば。新型コロナの影響で、韓国でも公演は全て中止や延期……えらい事である。　大学の講義はというと、オ … ［続きを読む］

「檻の中の唄」はなぜ封印されたのか？　その1

【16】「練鑑ブルース」

　小学校高学年から中学1年にかけての、ちょうど大人へ向けて背伸びを始める頃、悪ガキに憧れる仲間うちで、悪ガキを気取って、「俺だって知ってるぞ … ［続きを読む］

コロナ自粛、文化芸術への補償の根拠は

劇場、映画館は“パブリック”な場、民主主義に欠かせない

　前稿で、新型コロナウィルス感染症の拡大と自粛要請を受けて、舞台芸術と映画が大打撃をこうむっている現実と、関係者らによる補償を求める運動を紹 … ［続きを読む］

アイ・シャル・リターン　再び「目に見える」存在となった小池都知事

「今のところ最も首相に近かった日本女性」のこれまでとこれから

　新型コロナウイルスの席捲による危機の中、小池百合子都知事の存在感が増している。東京都知事選の再選はほぼ間違いなしとみられる中、女性初の総理 … ［続きを読む］

コロナ対策小ぶり小出しの安倍政権下で禍を鎮める唯一の希望

日本の政治は「戦力の逐次投入」ばかりやって来た

フリーライダーを助長するマスメディアの報道　前回の記事「新型コロナ戦、安倍総大将の下では「外出やめよう！」と思えない」では、外出をあえて続け … ［続きを読む］

韓国総選挙、文在寅政権が圧勝／勝因は「コロナ禍の突風」だけではない

日本通の李洛淵前首相、次期大統領候補に弾み／混迷抜け出せぬ日韓関係

　韓国の国会議員300人を総入れ替えする大イベント、韓国総選挙が2020年4月15日、投開票され、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の与党、「共 … ［続きを読む］

新型コロナは外交手段？ マスク輸出と内需拡大で経済復興を始めた中国

今年のGDP成長率のターゲットは４％以上。中国の動きは世界に何をもたらすか

　新型コロナウイルスの蔓延でマスクが世界的に不足するなか、中国がマスクで世界に攻勢をかけている。　中国が4月10日（金）までに船積み等を終え … ［続きを読む］

トランプの「米軍撤退論」の先にあるもの

第３部「カム・ホーム・アメリカ―新たな孤立主義の台頭」（４）

　トランプ大統領の掲げるアメリカ・ファーストは、米国の利益を最優先にした孤立主義の影が色濃くつきまとう。トランプ氏は「終わりなき戦争を終わら … ［続きを読む］

新型コロナ、国家指導者の政治哲学によって人々の生死が左右される

パンデミックのジレンマと公共善――経済やオリンピックか、生命や生活か

公共善の重要性を再認識すべき時　前稿で紹介した政治哲学の仮想の議論からもわかるように、新型コロナウイルスの問題に対処するためには、コミュニタ … ［続きを読む］

新型コロナ、緊急事態宣言やイベント休止・補償を政治哲学から議論する

K-1開催をめぐるジレンマ　4月7日に安倍首相は新型コロナウイルスの「全国的かつ急速な蔓延」を理由に、7都府県を対象とする緊急事態を宣言した … ［続きを読む］

バイデン氏が米大統領になると、どうなるのか？

2050年100％クリーン・エネルギーでネット・ゼロという気候・エネルギー政策

　来る11月の大統領選挙でバイデン氏が勝利した場合、温暖化対策やエネルギー政策はどうなるのか？　バイデン氏の公約は、就任後直ちに「クリーン・ … ［続きを読む］

AI信仰の現在を知るために――戦前から連続する日本近現代史を読む

ボランティア、傀儡政権、テクノ・ファシズム

　侵略戦争、植民地政策によって翻弄されたのは、侵略された側の人たちだけではない。侵略した側でも、徴兵された人々、勤労奉仕を強いられた人々、大 … ［続きを読む］

元検事総長も弁護士も会長・社長の言いなりだった～関西電力の監査制度の実態

倫理観を失ったエリートたち。コーポレート・ガバナンスの最大の危機

　「ブラックジョークのような会議だ」と聴衆の一人は筆者に漏らした。昨秋、関西電力の現役の監査役が登壇した日本監査役協会の全国会議のことだ。　 … ［続きを読む］

「全共闘運動は敗北したのか？」という問いかけに意味はない

映画『三島由紀夫vs.東大全共闘』を見て考えたこと

　コロナ騒ぎで、しばらく文章を書く気がしなかった。一日に起こる変化が大きすぎて、今日書いたことが次の日にはひっくり返る。こんな状態では、ただ … ［続きを読む］

南スーダン野球を支える「最強コンビ」の誕生

野球人、アフリカをゆく（26）元外相の大統領顧問が野球連盟の会長に

＜これまでのあらすじ＞　かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任し、ここでもゼロから野球を立ち上げて … ［続きを読む］

黒川検事長の定年延長を事前に承認した稲田検事総長の説明責任は？

　黒川弘務東京高検検事長の次期検事総長含みの定年延長人事に対し、野党やマスコミから「政権による違法な人事介入。撤回しろ」との大合唱が起きてい … ［続きを読む］

双葉町中継でキツネがやってきた

［180］福島第一原発、『Fukushima50』、植松聖被告と接見……

3月4日(水)　朝、早起きして久しぶりにプールで泳ごうと思ったら、何とスポーツクラブが昨日から10日までの1週間、新型コロナウイルスの関係で … ［続きを読む］

インタビュー／高等教育無償化 プロジェクト「FREE」　重い学費の負担、奨学金返済の恐怖

真の無償化を求め、「出る杭」になる

　大学などでの高等教育を受けやすくするため、所得の低い家庭を対象とした支援制度が4月から始まります。これに対し、学生たちのグループ「高等教育 … ［続きを読む］

「何が気候変動だ、気候危機が何だってんだ」

大学生は、愛猫の死と新型コロナの緊急事態をどう受け止めたか

　2月4日。16年飼ってきた愛猫が死んだ。　2度目の乳がんによる老衰だった。その日が来ることは、そう遠くないと感じていたが、あまりに突然だっ … ［続きを読む］

安倍首相が語った「コロナのピークを遅らせる」と「五輪開催」の政策矛盾

検査数はなぜ抑制されているのか。そこを深掘りすると安倍内閣の末期症状が見えてくる

　安倍政権は完全な末期症状を起こしている。3月14日午後6時過ぎ、首相官邸で開いた記者会見の席上、安倍首相は、自ら気がつかないうちにその末期 … ［続きを読む］

「打倒　芦部憲法学」弟子の長谷部恭男早大教授が語る

美濃部達吉「憲法講話」の出版から100年余。これは戦後憲法学への挑戦の書だ

「健全な立憲思想」の普及を目指して、憲法学者の美濃部達吉が一般の人々に向けて体系的に憲法を論じた「憲法講話」が出版されたのは1912（明治4 … ［続きを読む］

アカウント凍結事件　「謝罪文」は出たけれど

多くの人数で少数の他者を叩くとき、人は自分に強固な自己肯定感を持ってしまう

　さて、僕のTwitterアカウントが巻き込まれたDMCA虚偽報告の一件。前回に記事（「ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍 … ［続きを読む］

「利他」を考える～東工大「未来の人類研究センター」の挑戦（上）

2020年2月1日、東京工業大学に「未来の人類研究センター」が立ち上がった。自己責任論が蔓延する現代の社会において、この新しい研究センターは … ［続きを読む］

南スーダン野球団の練習に女子が。広がる女子ソフトへの夢（動画あり）

野球人、アフリカをゆく（24）セカンダリースクール野球セミナーの思わぬ効果

＜これまでのあらすじ＞かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任した。首都ジュバ市内に、安全な場所を確 … ［続きを読む］

新型コロナウイルスに揺さぶられる憲法

法からコードへ　アーキテクチャがルールを強いる

　このサイトに「「サブスク」が世界を変える：「所有＝法律」から「利用＝コード」へ」を書いた。サブスクの広がりは、「所有」から「利用」へという … ［続きを読む］

ネット経由の緩いリベラルな「読書」――格別面白い2つの連載

揺らいだ末に行き着いたリベラルという「揺らぎ」　同世代の同業者と話していると、「ネットが書籍を駆逐する」といった、もう聞き飽きてしまったステ … ［続きを読む］

「結果オーライ」への道筋を探る

トリチウム水の海洋放出問題

　東京電力福島第一原子力発電所内に大量に保管され続けている「水」の処理についての議論は大詰めを迎えている。この原稿が発表される頃には、また新 … ［続きを読む］