韓国 の検索結果

サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗／下

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】

　ゲーマーゲート事件で、アメリカの匿名掲示板に分岐点が生じたと書いた。そして、西村博之氏がオーナーになって、日本基準ともいえる自由放任主義の … ［続きを読む］

沖縄・西表島の炭坑に眠る台湾の記憶～黄インイク氏の最新映画『緑の牢獄』

騙されて島にやって来た橋間おばあ、台湾人坑夫は何を思って生きていたか

　「西表島」と言えば、人は何を思い浮かべるだろうか。西表島だけに生息する絶滅危惧種のイリオモテヤマネコだろうか。島中に鬱蒼と生い茂るマングロ … ［続きを読む］

「東アジア反日武装戦線」の初心と過ち

韓国発の映画『狼をさがして』は何を描いているか

　韓国発のドキュメンタリー映画『狼をさがして』が間もなく日本で公開される。金美禮（キム・ミレ）監督の2020年の作品で、原題は『東アジア反日 … ［続きを読む］

「ワクチン外交」の裏面

特許を守る覇権国アメリカの傲慢

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対処するため、そのウイルスへの免疫抗体をつくるためのワクチン接種が世界中で進められている。そ … ［続きを読む］

“価値観外交”は“国益外交”より強い～高まるバイデン外交への期待

大荒れの初の米中外交トップ会談から見えてきたもの

　3月18、19日、米アラスカ州アンカレジで開かれた米中の外交トップ会談が終わった。バイデン米新政権のもとでの米中間の本格的な外交が緒につい … ［続きを読む］

米中対立の「新冷戦」が権威主義国家に及ぼす影響～ミャンマーから考える

米中は陣営維持のため、圧政による国内統制をどこまで認めるのか

　米国と中国の対立が激しさを増している。トランプ政権で顕著になった米中関係の険悪な状況は、バイデン政権になっても収まる気配はない。一路一帯な … ［続きを読む］

「オープン」の消えた「デジタル社会形成基本法案」

デジタル庁の深い闇

　菅直人、野田佳彦、安倍晋三、菅義偉とつづく日本の首相はいずれも閉鎖的な政権運営をはかってきたようにみえる。もっとも、日本の政権は国民への情 … ［続きを読む］

日本の国益を損ねる海外からの目に無頓着という宿痾～「森発言」の誘因

「外向き」と「内向き」を繰り返す日本。「ゆでガエル」の現状からどう脱却するか

　東京五輪・パラリンピック大会組織委員会前会長である森喜朗元首相の女性蔑視発言から１カ月あまり。この発言がもたらした混乱は、森氏の会長辞任、 … ［続きを読む］

日本の大企業はなぜイノベーションを起こせないのか～「縦割り」を乗り越える異分野融合がカギ　米国の対中戦略に活路あり

ネットワーク型の構造が開く可能性

　この30年間、日本企業の凋落が続いている。半導体、スマホ、リチウムイオン電池、5G（通信）、フィンテック、AI、自然エネルギー、医療機器、 … ［続きを読む］

「個人重視・支え合い」の国家方針こそ国際政治のパラダイム転換に合致している

政権交代による方針転換は時代の要請だ

　これまで絶対視されてきた軍事力に基づく安全保障は、現実の大きな変動によって、急速に相対化されつつある。20世紀までの世界と異なり、絶対的な … ［続きを読む］

「国際防衛展示会・会議」（IDEX）が教えてくれる武器輸出の現状と課題

丹念に研究しリアル・ポリティーク分析につなげよ

　国際政治を分析すれば、だれしも冷酷な「力の論理」が働いていることがわかるだろう。だからこそ、現実世界の厳しい権力闘争である「リアル・ポリテ … ［続きを読む］

コロナ禍の映画界「今はどうにかなっているが、これが続くと危ない」

興行収入は前年の55%。劇場に助成金はあるが、配給会社には寄付もなし

　コロナ禍は多くのエンタメ産業に打撃を与えたが、この1年間、映画界も翻弄され続けた。2020年4月に緊急事態宣言で映画館が閉鎖され、6月に再 … ［続きを読む］

韓国の映画館で『鬼滅の刃』を観ました！

　先日、日本でメガヒットした『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を、韓国の映画館で観ました。　韓国に再び生活し早7年。韓国でも日本の映画やアニメ … ［続きを読む］

犠牲者忘れない、生きた証し残す地元紙の使命――復興？　被災地の現実、目で見て知って

地元4紙編集局長座談会「この10年、これからの10年」

　2021年3月11日。関連死を含め死者・行方不明者が2万2千人を超えた東日本大震災から丸10年となる。戦後最悪の被害をもたらした自然の脅威 … ［続きを読む］

「GIGAスクール構想」への５つの懸念（下）

格差、公共性、社会統合の観点からみると？

「GIGAスクール構想」への５つの懸念（上）（3）教育のICT化による教育格差の拡大昨春の一斉休校中に格差が生じていた　新型コロナウイルス感 … ［続きを読む］

ロシアと中国の「ワクチン外交」戦略

人命にかかわるワクチン支援動向を見極めよ

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）向けワクチンの開発・輸出を通じて、特定の国とのパイプを太くしようという「ワクチン外交」について … ［続きを読む］

最悪の日韓関係 「歴史」乗り越えるには

中国人強制労働で和解実現した内田雅敏弁護士に聞く

　国交正常化以来、「最悪」などと言われる日本と韓国の政治関係は、その「最悪」のラインをどんどん下げて、記録を更新しているかのような無残な状況 … ［続きを読む］

福島の甲状腺検査の倫理的問題を問う（第一部）「0～18歳まで全員検査」が引き起こしたこと

　福島原発事故の発生からまもなく10年を迎える。私は首相補佐官や環境大臣として事故当初の対応にあたり、その後も福島の人々とともに「福島の復興 … ［続きを読む］

自民党保守派が求める「国旗損壊罪」は不要かつ有害だ

具体的な必要性や利益は皆無。「岩盤支持層」へのアピールで将来に禍根を残すな

　自民党内の保守系グループ「保守団結の会」（代表世話人：城内実、筆頭副幹事長：高鳥修一、顧問：高市早苗）が1月26日、「国旗損壊罪」を盛り込 … ［続きを読む］

初代陸上自衛隊特殊作戦群長による「私的戦闘訓練」の本当の問題点

秘密主義を脱し、「オーナー」である有権者・納税者に積極的情報公開を

　1月23日、陸上自衛隊で唯一の特殊部隊である「特殊作戦群」で初代群長を務めた荒谷卓元1等陸佐が三重県の山中で私的に自衛官や予備自衛官を集め … ［続きを読む］

英国のTPP参加の好機を逃すな～中国の「安易な加入」を防ぐために

加盟国がドミノのように拡大していくTPPの未来

　イギリスがTPP11への加盟を正式に申請した。なぜ、ヨーロッパの国であるイギリスが太平洋地域のTPP11（正式名称は「環太平洋パートナーシ … ［続きを読む］

宇佐見りん『推し、燃ゆ』がコロナで心に染みて、わかりみが深すぎる

　新型コロナウイルスがなければ、たぶん私は『推し、燃ゆ』(宇佐見りん著、河出書房新社)を読むこともなかったし、ましてや「わかりみが深すぎる」 … ［続きを読む］

【8】労働生産性が低いと何が問題なのか

GDPが頭打ちに、福祉水準や治安の悪化も

　日本の労働生産性が低いことは有名だ。経済面からみた「ニッポン不全」は、まさにその労働生産性の低さに現れていると言えよう。　毎年、経済協力開 … ［続きを読む］

感じづらい民主主義の手触り　「助けてくれる」で政治に関心を

　私は、お笑いを通して社会問題を発信したいという夢を中学生の時に掲げ、中学3年生で初舞台に立った。お笑い芸人になり、主権者教育の会社を立ち上 … ［続きを読む］

トランプ時代の「米国の狂気」をバイデン大統領は克服できるか？

　米国ではバイデン大統領が第46代大統領として正式に就任したが、そこに至る4年間で「狂気の沙汰」としか言いようがない程、米国社会は乱れた。バ … ［続きを読む］

日韓演劇の濃密な交流、記憶と向き合い次代へ

現代戯曲のリーディングを重ねて【下】

　20年にわたる韓国と日本の演劇交流について、ソウル在住の石川樹里さんが振り返り、考える後編です。【上】はこちら。濃密に語り合う時間が交流の … ［続きを読む］

97歳・豊かに老いを生きる

持続可能な地球環境を求めて行脚

　毎日の生活の中で捨てられる生ごみは、家庭から排出される燃えるごみの約3割を占めるという。福岡市南区の藤本倫子さんは60歳を過ぎて、生ごみの … ［続きを読む］

日本は「慰安婦判決」で国際司法裁判所へ提訴しても敗訴する

公判では、慰安所経営に関する国際社会の事実認定が期待できる

国際司法裁判所への提訴はつまずきの石になる　本年1月8日、韓国の裁判所が元慰安婦の訴えを認めて、日本政府に賠償を命じた。外務省は即座に国家免 … ［続きを読む］

日本と韓国、演劇で結ばれた20年

現代戯曲のリーディングを重ねて【上】

　日本と韓国で戯曲を翻訳して紹介し合う演劇交流が20年続いている。この間に取り上げられた戯曲は日韓合わせて約100本。それぞれの国に生きる人 … ［続きを読む］

「世界大学ランキングのための大学改革」という愚策（下）

「大学の英語化」ではない、真のグローバル化とは

「世界大学ランキングのための大学改革」という愚策（上）英語力を除いた「真の実力」は劣っていない　世界大学ランキングの上位に食い込めなくても、 … ［続きを読む］