ドラマ の検索結果

日韓外交のブレーン小此木教授の原点

小此木政夫さんに聞く「朝鮮と日本の過去・未来」（1）

日本の敗戦が与えた朝鮮半島への影響　朝鮮政治史の第一人者として知られる小此木政夫・慶応大学名誉教授（74）が著した『朝鮮分断の起源　独立と統 … ［続きを読む］

たのきんトリオの誕生～ジャニーズの復活

　今回から、1980年代のアイドルへと話を進めていきたい。特に1980年代前半は、男女問わず人気アイドル歌手が数多く生まれた「アイドル全盛期 … ［続きを読む］

「フランスの樹木希林」ヴァルダの侠気と自立心

自由な夫も包み込む強さと大らかさと覚悟

類まれな独立独歩の精神　前稿では、まず冒頭でアニエス・ヴァルダ監督の日本劇場初公開となる3作品を、駆け足で紹介した。遺作となったセルフポート … ［続きを読む］

「スカーレット」、ちゃぶ台を返す父と娘の自由

　ちゃぶ台をひっくり返すという行為は、何を表しているのだろう。NHK朝ドラ「スカーレット」前半を見ながら、大いに考えた。　ヒロイン・川原喜美 … ［続きを読む］

必見！　『丹下左膳余話　百万両の壺』は“神品”

ユーモアと人情、絶妙に転がるドラマ

　新年早々、東京の神保町シアターで驚愕の特集が始まる。伝説の天才監督・山中貞雄の生誕110年、および“アウトロー・ヒーロー … ［続きを読む］

『いだてん』は五輪に負けた　開催契約解除への道

オリンピックは「やり方」ではなく、「やること」が間違っている

大河ドラマの王道を行った『いだてん』　『いだてん』が終了した、王道の大河ドラマとして。複雑なストーリー構成、そこかしこに張り巡らされていた伏 … ［続きを読む］

［2019年　映画ベスト5］これが映画だ！

『旅のおわり世界のはじまり』『帰れない二人』『盆唄』……

『旅のおわり世界のはじまり』(黒沢清)　映画ならではのエモーションをかきたてる、圧倒的な達成を示した本作を今年度の最高作として挙げたいが、歌 … ［続きを読む］

100年以上前の「ニッポニウム」発見物語の真実

国際周期表年に多くの人に知ってほしい「不運の科学者・小川正孝」

　今年はメンデレーエフが元素の周期律を発見してから150年ということで、世界中が「国際周期表年2019」を祝った。2019年1月7日の論座「 … ［続きを読む］

［2019年　映画ベスト5］回想する作品たち

助成金取り消しという「文化弾圧」に鈍い反応の映画関係者

1.『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ監督)2.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(クエンティン・タランティーノ監督 … ［続きを読む］

『いだてん』田畑政治、五輪の後は

大河ドラマ主人公の歩みをたどる最終回。「記録」と「歴史」を考えた

東京五輪が終わった後で　NHK大河ドラマ『いだてん』は、主人公の最期までは描かなかった。　金栗四三は、1967年（昭和42）にストックホルム … ［続きを読む］

アニエス・ヴァルダはフランスの樹木希林

稀代の女優との共通点とは？

新旧3作品の日本劇場初公開　アニエス・ヴァルダ監督の撮影時期も異なる3作品、『アニエスによるヴァルダ』(2019)、『ラ・ポワント・クールト … ［続きを読む］

［2019年　テレビベスト5］良くも悪くも…

　「今年はこれ！……というテレビはなかったよなー」とか思っても、じっくり思い返せば「それなりに心に残る番組」は必 … ［続きを読む］

必見！　成瀬巳喜男特集、絶品『乱れる』

　今回は、成瀬巳喜男監督の最高傑作の1本、『乱れる』(1964)を取り上げたい(東京・神保町シアターの特集「没後50年　成瀬巳喜男の世界」で … ［続きを読む］

『いだてん』田畑、五輪への道と挫折

朝日新聞を辞めて、衆院選に出馬。聖火リレーユーラシア横断に挑む

　NHK大河ドラマ『いだてん』の主人公、田畑政治をめぐって、彼の新聞記者時代と、その時期の朝日新聞社のあれこれが、ドラマではどう描かれたか／ … ［続きを読む］

幸せな「聖地巡礼」のために必要なこと

ファンはあくまで風景を借りているにすぎないから

実在の喫茶店がアダルトゲームの風景に　小山ロールなどで知られる兵庫県の洋菓子店「パティシエ・エス・コヤマ」の店の外観が、12月下旬に発売予定 … ［続きを読む］

世良公則&ツイスト、そして1980年代へ

　前回のChar、原田真二に続き、今回は「ロック御三家」の残る一組である世良公則&ツイストについてみていく。そのうえで、前回の話も含 … ［続きを読む］

『いだてん』田畑は反乱軍に殴られたか

⼤河ドラマが描いた／描かなかった朝⽇新聞社　その6

　1936年（昭和11）の二・二六事件。政府要人を殺害した兵士たちが次に向かったのは、報道機関6社だった。その最初が東京朝日新聞。社内にまで … ［続きを読む］

クイーン、ＢＣＲから「ロック御三家」へ

　ここまで野口五郎、西城秀樹、郷ひろみの「新御三家」、そして森田健作や中村雅俊など学園ドラマのアイドルを見てきた。今回、次回、そして次々回と … ［続きを読む］

沢尻エリカ逮捕に思う。つくづく「美」は罪だ

　「沢尻エリカさん」が合成麻薬MDMA所持容疑で逮捕され、「沢尻エリカ容疑者」になった。以来、彼女についての報道を見たり読んだりする中で、こ … ［続きを読む］

『いだてん』の職場が襲われた、二・二六事件

大河ドラマが描いた／描かなかった朝日新聞社　その5

　1936年（昭和11）の二・二六事件では、政府要人たちを殺害した兵士たちの一部50人ほどが、2月26日の午前9時ころ、東京朝日新聞社を襲撃 … ［続きを読む］

中村雅俊の登場と“終わらない青春”

　前回、学園ドラマの歴史を振り返りつつ、そこから森田健作のようなアイドル的人気を博する若手俳優が生まれてきたことを述べた。今回は、その後の流 … ［続きを読む］

『いだてん』田畑はヒトラーと会ったのか？

大河ドラマが描いた／描かなかった朝日新聞社　その4

　NHK大河ドラマ『いだてん』に登場する朝日新聞社のシーンは、どれが史実で、どこがフィクションか――。今回は、阿部サダヲ演じる朝日新聞記者の … ［続きを読む］

森田健作と学園ドラマのアイドル化

　前回、野口五郎、西城秀樹、郷ひろみの「新御三家」が男性アイドル史において果たした役割について見てきた。一方、同じ1970年代には歌手だけで … ［続きを読む］

イスラエルは「スタートアップ」だけではない

障がい児施設と小児心臓手術病院を訪ねて

　ハイテクの躍進で「スタートアップ国家」(起業国家)と呼ばれるようになったイスラエルと日本の経済交流拡大は、ここ数年目を見張るものがある。外 … ［続きを読む］

『いだてん』田畑も世話になった、子供と原稿用紙

大河ドラマが描いた／描かなかった朝日新聞社　その3

　NHK大河ドラマ『いだてん』での朝日新聞社のシーンでは、史実とフィクションが、どう描かれ、あるいは描かれなかったのか。報告の3回目は、緒方 … ［続きを読む］

小沢一郎「細川政権があと1年続いていれば…」

（19）1993年、非自民連立政権樹立の舞台裏

自民党下野、細川政権誕生　保守合同のあった1955年以来38年間続いた自民党一党支配体制が初めて崩れる日がやって来た。　その日は日本政治に関 … ［続きを読む］

11月3日「文化の日」はだれの誕生日？

「文化の日」を「明治の日」に変更する自民党有志の改正案が意味するもの

「憲法の誕生日」はいつ？　「憲法の誕生日といえば、何月何日？」　大学の憲法の授業の初回で、そのように問いかけることがある。　スライドで、バー … ［続きを読む］

『いだてん』田畑の妻も？　新聞社で働く女性たち

大河ドラマが描いた／描かなかった朝日新聞社　その2

　NHK大河ドラマ『いだてん』に登場した朝日新聞社のシーンでは、史実とフィクションが、どう描かれ、あるいは描かれなかったのか。その報告の2回 … ［続きを読む］

『いだてん』が描いた／描かなかった朝日新聞社

ドラマではコンパクトな田畑政治の職場も実は……

　NHK大河ドラマ『いだてん』の番組最後のタイトル画面には、「このドラマは、史実を基にしたフィクションです」というおことわりが入っている。実 … ［続きを読む］

私が映画記者になるまで

遠回りは役に立つ

　故樹木希林さんの最後のロングインタビューをまとめた「この世を生き切る醍醐味」を先日、朝日新書から上梓した。昨年9月に亡くなって以来、樹木さ … ［続きを読む］