情報 の検索結果

「娯楽化」される差別のありようが問われた「ニュース女子」裁判

「在日の出自に着目した誹謗中傷を招きかねない」番組と認めた高裁判決

　「主文1　本件各控訴をいずれも棄却する」「以下、要旨を述べます」　6月3日午後2時すぎ、東京高裁822号法廷。辛淑玉（シン・スゴ）さんは、 … ［続きを読む］

『岸辺のアルバム』の名プロデュ―サーを偲んだ

［5月19日～5月27日］堀川とんこうさんを偲ぶ会、甲状腺がん訴訟口頭弁論……

5月19日(木)　午前11時から局で8月の戦争特集企画会議。14時から気鋭の演出家・倉持裕の舞台『お勢、断行』をみる。おもしろい。こういう破 … ［続きを読む］

SNS化する新たな戦争　フェイクニュースをめぐる攻防

戦争とメディア

戦場のインフルエンサー　みんな、今、私はベッドにいる。眠れないから動画を撮っている。ここはウクライナのキーウ。街中が大騒ぎになっている。どこ … ［続きを読む］

『PLAN 75』早川千絵監督に聞く──75歳で生死を選択できる社会とは

「日本人はこの制度をすんなりと受け止めると思う」

　先のカンヌ国際映画祭(2022年5月17日～28日)で、早川千絵監督がカメラドール(新人監督賞)の特別表彰を受けた話題作『PLAN 75』 … ［続きを読む］

行き着いた戦争報道は「極化」　毀損した信頼回復に検証必要

戦争とメディア

　ウクライナ侵攻を機に戦争報道について考える。そこにひとつの巡り合わせを感じる。　2014年にキーウ（キエフ）のマイダン（独立広場）に集まっ … ［続きを読む］

在外投票の違憲判決を機に最高裁裁判官の国民審査を改めて考える

制度自体の在り方を見直すための修正私案

最高裁の違憲判決で制度の形骸化が再認識される　5月25日、最高裁判所は全会一致で、最高裁裁判官の国民審査に海外在住の日本人が投票できないこと … ［続きを読む］

自民党・民主党は新人議員をどう教育してきたのか？～中央政治大学院の役割は

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【7】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

戦地取材の危うさと葛藤　コソボ、チェチェンと現在地

戦争とメディア

　戦争報道においては、現地で見たまま聞いたままだけの伝え方には限界があるものの、大前提がある。まず、戦地の現場か紛争地、その近隣の地に記者が … ［続きを読む］

すき家の「ワンオペ」女性店員死亡事故の本質は、ワンオペにはない

　2022年1月に、牛丼チェーン「すき家」の名古屋の店舗でアルバイトの女性店員(58)が倒れ、誰にも発見されないままに死亡していた事が明らか … ［続きを読む］

フリーランスの覚悟と本望　戦地を駆けた夫・橋田信介

戦争とメディア

　私の夫は、フリーランスの戦場ジャーナリストだった橋田信介。「だった」と過去形で書いた。彼は2004年、イラクでイスラム反米武装勢力の手で殺 … ［続きを読む］

〈考える〉と〈悩む〉にもみくちゃにされる私たちにできることは

アメリカで痛感した〈観察する〉ことのポテンシャル

あの日から、私たちは〈悩み〉続けた　考えることと悩むことは似ている。　もしかしたら「どこが違うのだ？」と聞き返されるかもしれない。誰かが悩ん … ［続きを読む］

誤入金4630万円事件の被告には、刑罰ではなく残債務返済の機会を与えるべきだ

電子計算機使用詐欺罪での起訴は無謀に過ぎる

　山口県阿武町で4630万円が誤って1人に振り込まれた問題で、山口地検は6月8日、T氏（以下、「被告人」）を電子計算機使用詐欺の罪で起訴した … ［続きを読む］

『笑っていいとも！』と聖地・新宿アルタ

［5］「流浪のひと」タモリが新宿で芸人になった訳

　前回まで、いくつかの点から『笑っていいとも！』という番組についてみてきた。今回は少し視点を変え、「新宿」という場所に注目してみたい。『いい … ［続きを読む］

株安の世界で投資家が迫られる「宴の後始末」

緩和マネーは縮小、金利は上昇、大転換する金融市場

　世界で株安が続いている。「金融緩和・低金利」という投資に最適の環境が、欧米で逆回転を始め、先行きが見通せなくなっている。富裕層も大衆も踊っ … ［続きを読む］

立候補予定者の国会質問は「選挙PR」と批判されるべきことなのか？

審議公開は議員と有権者のフィードバックの場～メディアは多角的な報道を

新聞が「露骨なPR」と批判　有権者が国会議員の国会活動を知ることは、議会制民主主義にとって是か非か。　国会議員とは、立っても座っても批判され … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻とプーチンの複雑な頭の中～“若造”マクロンは仲介役たり得るか

冷戦後の新たな国際秩序構築の不在も侵攻の遠因？　20世紀のままのプーチンの世界観

　ウクライナ戦争が始まって100日以上が過ぎた。プーチン・ロシア大統領が当初、目論んだウクライナ攻略は20％（ゼレンスキー・ウクライナ大統領 … ［続きを読む］

沖縄本土「復帰」50周年の日に何が

［5月9日～5月18日］武藤一羊氏、「復帰」50周年記念式典……

5月9日(月)　フィリピンの大統領選挙で、故フェルディナンド・マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス・ジュニアが圧勝した。歴史は繰 … ［続きを読む］

G7の一角をなす日本のウクライナ支援

始まりは2014年のマイダン革命とロシアの侵略

　2022年2月24日早朝、ドニプロ（ドニエプル）川を望む古都キーウ（キエフ）の人々は、ロシアのミサイル攻撃を受け恐怖のどん底にたたき落とさ … ［続きを読む］

「ものづくり」復活で「正しい資本主義」実現するために必要な事～大島敦・落合貴之対談

会社がためこんだ内部留保を有効な投資に活用させるための国の工夫が必要だ

　国内外に山積する課題に政治はどう向き合い、解決すればいいか――。現役の国会議員が政治課題とその解決策について論じるシリーズ「国会議員、課題 … ［続きを読む］

参院選は難しく、しかも重要だ～政治激動の予兆が垣間見えた３ケースに学ぶ

世論調査の政党支持率だけを見て結果の見えたつまらない選挙と言っている場合ではない

　参院選は難しい。建前と実態が食い違う。政権交代の遠因になるケースも　教科書的な定義で言えば、有権者が政権を選び取る機能は衆院選のものであっ … ［続きを読む］

日産の監査役はゴーン会長の疑惑を検察にゆだねてよかったのか

　日産自動車のカルロス・ゴーン前会長（６８）が金融商品取引法違反の疑いで逮捕・起訴された事件で、ゴーン前会長の側近とされた元代表取締役のグレ … ［続きを読む］

Bリーグ6年目に見せた「ファンをつくる力」

琉球のアリーナ効果、プロ野球・Jリーグを超えた川崎のSNS戦略…

　5季ぶりの王座を狙う宇都宮ブレックスと、初めてBリーグチャンピオンシップ（CS）決勝に進出した琉球の一戦は、残り22秒で宇都宮77点、琉球 … ［続きを読む］

市民による日韓交流を体現した「T・K生」池明観さん

「追悼の集い」で語られた、軍事独裁政権下の「韓国からの通信」執筆秘話

　朝鮮思想史に詳しい宗教哲学者で東京女子大の元教授、池明観（チ・ミョングァン）さんをしのぶ「追悼の集い」が5月14日、東京都文京区の富坂キリ … ［続きを読む］

議員政党の立憲民主党は国政・地方でどのように新人議員を教育しているのか？

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【6】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

まちの未来は、市民である我々で決める

「シャブ漬け」で脚光を浴びた牛丼チェーンの進出で思うこと

　ベーカリーチェーンの「神戸屋」の跡地に、牛丼の「吉野家」ができた。最寄り駅の改札を通るとき、ファミマの隣にあるテナントが変わっていることに … ［続きを読む］

4630万円誤送金問題　町の実名公表、警察の逮捕、メディアの犯罪視報道の「異常」

「ケシカラン輩は処罰されるのが当然」では罪刑法定主義は成立しない

　山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って1世帯に振り込んだ問題は、2月23日のロシアのウクライナ侵攻以来、 … ［続きを読む］

組織政党の公明党と日本共産党は議員教育でどのように創意工夫しているのか？

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【5】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

参院選公示まで1カ月 「べた凪」に潜むプレイヤーの思惑と課題～衆院選を見据え

表面上の平穏さの裏側に垣間見える衆院選をにらんで参院選を戦うという動き

　夏の参院選の公示日になるとみられる6月22日まで、いよいよ1カ月を切りました。ただ、依然として世間の関心はほとんどないように見えます。もと … ［続きを読む］

「ハザードマップ」「AED」よりも「被害地図」「心臓ふるえとり」がよい

高齢者・しょうがい者に配慮した呼び名こそ「万人向けデザイン」である

　本年5月19日の衆院本会議で、「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」が可決・成立した。超党派の議員連 … ［続きを読む］

誤入金4630万円を使い込み　それでも罪に問うのはきわめて難しい

法改正前に条文の壁を壊すという、日本の刑事司法の悪い癖

　山口県阿武町が新型コロナウイルスに関する給付金4630万円を誤入金した問題は5月18日夜、お金を返さずネットカジノで使ったとして24歳の男 … ［続きを読む］