雑誌 の検索結果

前のめりの「専門家チーム」があぶりだす新型コロナへの安倍政権の未熟な対応

専⾨家の役割はあくまで助⾔。政治的決断を下し責任を担うのは政権のはずなのに……

　4月7日の7都府県での緊急事態宣言の発令、15日の全国への緊急事態宣言。新型コロナウイルス感染症（以下「新型コロナ感染症」）の感染者数が激 … ［続きを読む］

ミニシアターを救え

［186］ミニシアター・エイド基金、首相記者会見、「ハートネットTV」……

4月15日(水)　新型コロナウイルス禍が拡がる一方。アメリカでは外出自粛要請に反発して「自粛はいい加減にしろ、もう外で働かせろ」という声が労 … ［続きを読む］

プロ野球順位予想　パ・リーグ編――セイバーメトリクスの第一人者に訊く

開幕が遅れたからできた精緻なデータ分析

　「カープおじさん」編集者の井上と申します。　2020年3月、球春が到来……しませんでした。抽選に当たって確保で … ［続きを読む］

期待の小説家・早助よう子『ジョン』の、ささやかでたしかな達成

私家版で出版した初の作品集が話題に

　2019年の夏に発売されて以来、静かに熱い注目を集めている本がある。　小説家・早助(はやすけ)よう子の初の著書、『ジョン』。　文芸誌などに … ［続きを読む］

中国の新型コロナ、初期対応〝失敗〟の検証

つまずいた習政権、混乱を嫌ったことが裏目に

初動がもたついた原因は　新型コロナウイルスの感染は欧州、米国で拡大が続く一方、最初の集団感染の発生地だった中国はいち早く事態の収束に向かって … ［続きを読む］

未経験の「ソロ社会」が到来　コミュニティ再構築のカギは？

　出生数が史上初90万人を割りこんだ。　こんなニュースが、2019年12月にテレビ・新聞・ネットなど多くのメディアで取り上げられ、話題となっ … ［続きを読む］

「檻の中の唄」はなぜ封印されたのか？　その2

【17】「練鑑ブルース」

　前回に引き続き、まずは以下の論点につき、検証を深めようと思う。　当時の大人たちは「檻の中」で生まれた「練鑑ブルース」が商売になると思ったに … ［続きを読む］

プライドを持てる故郷に変える挑戦はエゴとの葛藤から始まった

「ワインツーリズム」発起人の笹本貴之さんの挫折とリスタート

　山梨県出身ということが東京にいるときから恥ずかしかった。方言なんてとんでもない。高校の同級生もみんな一刻も早く山梨を出ることを考えていたし … ［続きを読む］

緊急事態宣言の日、坂本龍一さんと話す

［184］上野・アメ横、宇都宮のバー、坂本龍一さん、緊急事態宣言の記者会見……

4月1日(水)　コロナウイルス禍で、エイプリルフールを笑って過ごすような空気ではない。雑誌「クレスコ」の原稿。この期に及んで東京オリンピック … ［続きを読む］

自死した近畿財務局職員のパソコンを開くと

［183］近畿財務局職員自死取材、首相記者会見、植松聖被告(死刑囚)に接見……

3月25日(水)　森友学園事件の近畿財務局職員自死の週刊文春スクープを追いかけるべく、本腰を入れて動き出す。きのうに続き大阪へ。今回の民事訴 … ［続きを読む］

コロナ禍で広がるWeb面接に問題はないか

AIによる感情認知の最前線

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行で、「就職戦線に異常あり」という状況になっている。その一つがウェブ（Web）面接の急増と … ［続きを読む］

新型コロナでパリ首都圏から120万人が大移動、ウイルスと差別も拡散

　フランスでは3月16日にマクロン大統領が「(公衆衛生の)戦争状態」と訴えたテレビ演説を経て、翌日正午から外出禁止令が発令された。この前後、 … ［続きを読む］

コロナ危機をさらなる危機にする専門家依存

｢学者｣｢難しい理論｣というだけで主張を鵜呑みにしてはいけない

　20世紀の伝説的な物理学者として知られているリチャード・ファインマンは数々の名言を残している。私が高校生や大学生に講演する際、しばしば引用 … ［続きを読む］

よど号50年　革命を夢見た代償を支払い続ける人生

時代の空気に押されるように飛び立った9人のその後

　人生初の海外旅行は北朝鮮だった。　1999年、24歳の頃だった。当時フリーターだった私はいわゆるサブカルクソ女で、トーク居酒屋・新宿ロフト … ［続きを読む］

SMAPはアイドルの定義を変えた

　前回は、SMAPの結成からブレークまでを音楽とバラエティの両面からみた。今回は、それ以後の彼らの軌跡をたどってみたい。そのうえで、SMAP … ［続きを読む］

SMAPの登場、そのブレークへの道のり

　前回は、たのきんトリオ以降の1980年代ジャニーズとして、シブがき隊、少年隊、そして光GENJIについて述べた。その流れのなかで、男性アイ … ［続きを読む］

公文書改竄で自殺した近畿財務局職員の「手記」を手に、私は石破茂に会いに行った

　3月18日午後2時前、私は東京の地下鉄半蔵門線、永田町駅構内を第2衆議院議員会館を目指して急ぎ足で歩いていた。地下鉄のホームには、永田町や … ［続きを読む］

シブがき隊、少年隊、そして光GENJIブーム

　1980年代に入り、たのきんトリオの登場によって復活したジャニーズ。その後も多くの人気アイドルを生み、男性アイドル界における一大勢力となっ … ［続きを読む］

HPVワクチンと名古屋スタディ／下

3万人調査の結果は「子宮頸がんワクチンと接種後の症状に関連はなかった」

HPVワクチンと名古屋スタディ／上名古屋スタディ論文の反響　2018年2月に、「名古屋スタディ」の論文が出版された（注1）。その後、国内の学 … ［続きを読む］

元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか　菅直人インタビュー【1】　

事故のリアリティはよく出ている。ただし描かれていないことも多い

　東京電力福島第一原発事故から9年。事故対応にあたった原発職員たちの苦闘を描いた映画『Fukushima 50』（若松節朗監督）が公開されて … ［続きを読む］

伝説の物理学者フリーマン・ダイソン、37年前のインタビュー

96歳で逝去、量子電磁力学をつくり、核軍縮を語り、宇宙スケールの未来を見通した

　人類が宇宙に広がっていく未来を構想し、核実験禁止より核兵器そのものの縮減を目指すべきだったと省み、現代物理学の屋台骨となる論文を20代で書 … ［続きを読む］

新型コロナウイルス対策で専門家の顔が見えない日本

政府には正確で平易な情報発信ができる感染症に強いスポークスパーソンが必要だ

　新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、テレビや新聞、雑誌、ネットメディアなどにさまざまな専門家が登場して見解を述べている。なかには専門家 … ［続きを読む］

「利他」を考える～東工大「未来の人類研究センター」の挑戦（下）

東京工業大学に発足した「未来の人類研究センター」。自己責任論が蔓延する現代の社会において、この新しい研究センターは世界にどんなことを投げかけ … ［続きを読む］

「利他」を考える～東工大「未来の人類研究センター」の挑戦（上）

2020年2月1日、東京工業大学に「未来の人類研究センター」が立ち上がった。自己責任論が蔓延する現代の社会において、この新しい研究センターは … ［続きを読む］

元「金の卵」たちにとって上野は今も「心の駅」だろうか？

【14】井沢八郎「あゝ上野駅」

　「望郷」は歌謡曲の定番的モチーフのひとつだが、そのなかで大ヒットを射あてたものは、総じて、過剰なまでに涙腺と琴線を刺激する抒情的歌詞の横溢 … ［続きを読む］

新型コロナウイルスをメディアは的確に報道しているか

確かに分量は多い。だが、読者や視聴者の疑問に十分に答えているかは疑問

　新型コロナウイルスをめぐっての「朝令暮改」ともいえる政府の対応が、社会を混乱させている。だが、その一方で、新型コロナウイルス報道（以下、新 … ［続きを読む］

安易な業績評価が生む、もう一つの研究不正

「著名研究者」が編集委員・査読者の立場を悪用してやっていたこと

　優れた研究とは何かを定義することは困難だ。にも関わらず、昨今は大学の研究者の業績を「客観的」に評価し、ややもすれば一次元的に数値化してそれ … ［続きを読む］

【下】世界が瞠目する業績を挙げた数学者・高木貞治

最高の学問的仕事を成し遂げ、社会的には控え目につつましく生きた

　日本の近代科学の礎を築いた7人の紹介の最後は、世界が瞠目（どうもく）する業績を挙げた数学者の高木貞治である。高木貞治（たかぎ・ていじ　18 … ［続きを読む］

「サブスク」が世界を変える

「所有＝法律」から「利用＝コード」へ

　いま時代は「サブスクリプション」（subscription）花盛りである。この略して、「サブスク」という言葉は「定期購読」から派生して、「 … ［続きを読む］

JAGATARAは生きている

［174］坪内祐三さん通夜、河井夫妻の選挙違反事件、jagatara2020……

1月22日(水)　時差調整と体力回復とストレス解消のために、本当に久しぶりにプールへ行って泳いだ。からだがなまっていることがよくわかった。ひ … ［続きを読む］