劇場 の検索結果

TBSに勢いを与えたドラマ「JIN」[13]

オウムビデオ問題での打撃から復元させた「日曜劇場」の伝統の力

　「報道機関が存立できる最大のベースは信頼性、とくに視聴者との信頼性だ。その意味で、TBSは今夜、きょう、死んだに等しいと思う」。1996年 … ［続きを読む］

映画『止められるか、俺たちを』と大人たちの衝動

予定調和を破壊し続けた若松プロダクションの半世紀を思う

無茶苦茶なありようを時代とともに描く　この映画『止められるか、俺たちを』をいかに語ろうかと考え、しばしフリーズしてしまった。言葉にすると、そ … ［続きを読む］

トロント映画祭観客賞は米アカデミー受賞への道

貴重なバロメーターの観客賞　近年では、トロント国際映画祭の最高賞に当たる観客賞の行方が大きな話題となっている。この賞自体は、映画祭がスタート … ［続きを読む］

勤勉で人懐っこい。作曲家・池辺晋一郎の素顔

第48回JXTG音楽賞で洋楽部門本賞受賞。文化功労者として顕彰も

JXTG音楽賞の洋楽部門本賞を受賞　日本を代表する作曲家の一人、池辺晋一郎が第48回（2018年）JXTG音楽賞の洋楽部門本賞に選ばれた。石 … ［続きを読む］

少数意見と真実発掘のドキュメンタリー[11]

逆風の光市母子殺害事件弁護団を追った東海テレビ、足利事件冤罪を証明した日本テレビ

　東海テレビ報道局専門局次長だった阿武野勝彦（59）＝現・報道局専門局長＝は2008年4月、社長の浅野碩也（72）＝現・相談役＝と社長室で向 … ［続きを読む］

復活する京都・南座こけら落としの吉例顔見世

10代目松本幸四郎が襲名披露で演じる「弁慶」の‘滝流し’

　『勧進帳』の武蔵坊弁慶に憧れ、家の廊下を花道に見立てて弁慶になりきって六方を踏んでいた少年、それが今年10代目を襲名した松本幸四郎さんであ … ［続きを読む］

巨匠チョン・ミョンフンさんも私も実家は食堂！

育った環境は問題ない！　大事なのは、互いを思う、寛大なる意志なのだ！

　さて、2回目の記事となる。　1回目の記事「だから私の職業はミュージシャン！」のおかげで、私は、たくさんの医師、弁護士、教授を敵に回してしま … ［続きを読む］

だから私の職業はミュージシャン！【動画あり】

韓国伝統音楽の若手先駆者ミン・ヨンチは、PSYもISSAもみんな友達

ミン・ヨンチは韓国伝統音楽の若手先駆者だ。大阪に生まれ、中学まで日本で育った。韓国へ移り、ソウル大学音楽部国楽科を卒業。1990年代からテレ … ［続きを読む］

2018年ノーベル化学賞を気楽に予想する

生化学、なかでも生物無機化学が一押し

　ノーベル化学賞の予想は、気の滅入る仕事だった（過去形である）。理由は、ほとんど当たらないから。ノーベル自然科学3賞の中で化学賞ほど予想が難 … ［続きを読む］

「小泉進次郎」という脱げない着ぐるみ

自民党総裁選の土壇場まで彼は態度表明しなかった。その胸中とは――

沈黙　今回の自民党総裁選で安倍晋三首相や石破茂元幹事長の言動よりも注目されたのは、小泉進次郎氏がどちらに投票するかであった。　彼は「真実を語 … ［続きを読む］

［102］18年ぶりのピョンヤン・ダイアリー

9月4日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。超大型の台風が接近しているというので、そこに話が集中。昼、ワシントン在住のIさんと久しぶりにお … ［続きを読む］

90年の『ちびまる子ちゃん』とたまと『ガロ』

さくらももこのマニアックな趣味とメジャーシーンで生き続ける覚悟

“隠し味”的に混じる“毒”　1990年は、バブルの真っ最中だった。　前年に元号が変わった日本 … ［続きを読む］

フジテレビ「月9」という神話[3]

亀山千広氏が踏襲し成功させたトレンディードラマの終焉と現在地

　「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」の大ヒットで、月曜の夜9時からフジテレビで放送されるドラマは「月9」という名前が定着して … ［続きを読む］

吉本新喜劇・平山昌雄の「ちゃんばら新喜劇」

スタントマンから転身、殺陣を磨き役者として看板公演

　関西を語るに欠かせない「吉本新喜劇」の役者・平山昌雄さんが、来る7日に自身初の看板公演となる「ちゃんばら新喜劇」（於・なんばグランド花月） … ［続きを読む］

バイロイトで聞いた理想の響きをつくる！

人生100年時代。西脇義訓さんの「好きを極める」生き方とは（後編）

　「65歳でオーケストラを創設し指揮者デビュー　人生100年時代。西脇義訓さんの『好きを極める』生き方とは（前編）」では、デア・リング東京オ … ［続きを読む］

美しく強い花の国 ベトナム、弁護士として駐在して感じたこと

アオザイとバインミーと蓮の花　～元・駐在弁護士が振り返るベトナム～アンダーソン・毛利・友常法律事務所1． はじめに　ベトナムという国は今、表 … ［続きを読む］

受動喫煙対策強化の改正健康増進法に期待する

「例外のない屋内全面禁煙」への流れをつくろう

　受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が7月18日、国会で成立しました。日本の受動喫煙対策の歴史を振り返りながら、この法律が持つ意味を考えて … ［続きを読む］

有吉京子さんのバレエ漫画「SWAN」が完結

42年間描かれた作品が日本のバレエに果たした役割　そのフィクションと現実

　初対面の人に「バレエの記事を書いています」と言うと、「バレエって、バレーボールじゃなくて踊る方？　クラシック・バレエ？　観たことないのです … ［続きを読む］

原爆で全滅した桜隊

追悼会がこの夏、活動休止に

お詫びの封書　8月6日の朝、私の足はある時期、東京都目黒区の五百羅漢寺に向かっていた。広島に落とされた原爆の犠牲になった移動劇団「桜隊」の追 … ［続きを読む］

「戦争類似の国家的作用」 警察・検察のオウム真理教捜査の総括

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］

虚偽答弁を禁止し、懲戒処分できる制度をつくろう

「隠蔽・改竄・虚偽」で崩壊した通常国会を終えて

国会でウソをついてもペナルティがない！　親は子に「嘘つきはいけません」と諭す。　実社会では、商品説明や取引情報が虚偽であると判明した場合、相 … ［続きを読む］

［92］現実以上にリアル。ザ・空気ver.2

6月26日(火)　午前10時から「報道特集」定例会議。今週、沖縄について特集で扱うことになり、追加取材のためのカメラや車、宿の手配などが必要 … ［続きを読む］

助成金をもらった是枝裕和監督への批判は的外れ

映画・映像界自体が新しい仕組みを作ることも必要

＊これは、2018年6月25日に配信した記事です。　カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を取った『万引き家族』の是枝裕和監督の発言が議論 … ［続きを読む］

ビタースイートな人生

高橋直輝氏を悼む

　高橋直輝さんが亡くなられた。　ビタースイートな人生だった。ほろ苦い人生。そういう言葉が浮かぶ。　新宿のヤクザから足を洗い、ヘイトスピーチデ … ［続きを読む］

是枝裕和『万引き家族』がカンヌで受賞した理由

有力メディアでのネガティブな意見も、圧倒的な好評の前に駆逐された

　カンヌ映画祭は、星の数ほどある世界の映画祭の中で、世界最高峰の存在だ。世界三大映画祭の中でも、その規模やメディアの関心、集まる作品の質など … ［続きを読む］

二人の女性が見た北朝鮮の二つの顔

脱北女性が語った壮絶な人生と元韓国人の女性監督が迫った北朝鮮の意外な日常

　4月27日の南北首脳会談に続いて、6月12日にはシンガポールで史上初の米朝首脳会談が予定されるなど、朝鮮半島の非核化と朝鮮戦争の終結に期待 … ［続きを読む］

必見！『ペンタゴン・ペーパーズ』（下）

スピルバーグにおける＜邪悪なもの＞など

“時間との競争”　『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』に描かれるように、米政府は、泥沼化するベトナム戦争の実態を … ［続きを読む］

［84］アメリカはまだまだ「新世界」だ

5月1日(火)　午前の定例会議は欠席。アメリカ取材の準備。ロサンゼルス、ワシントン、ニューヨークとの連絡は時差がともない、いろいろと困難がと … ［続きを読む］

お母さんの無償の愛は３００万円！（下）

各社で少しずつ違う教材選びの視点。影響力の大きい道徳の教科書に関心をもってみては

 　前回、「お母さんの無償の愛は300万円（上）」に引き続き、この春から教科化された道徳について考えたい。今回は道徳教科書の内容を … ［続きを読む］

観光立国につながるＩＲ・カジノとは

「カジノありき」ではない、地域の発展に役立つ真の統合型リゾートへの構想力が必要

　与党の自民、公明の両党が先月、カジノを含む統合型リゾート(IR)の実施法案の内容について合意に達した。今国会に法案を提出して成立を目指すと … ［続きを読む］