授業 の検索結果

経済の先にも煩悶はある

中高年が人生に迷う必要について

経済問題だけが人生か？　「人生の問題」の80%以上は、経済問題だと言われる。たしかにそうかもしれない。お金があれば簡単に解決できることは少な … ［続きを読む］

今度こそ、学校は変わることができるか？

主体的で自立した教職員が、子どもにとって最大の教育環境だ

今度こそ、学校は変わるのだろうか？　今度こそというのは、少し皮肉めいた言い方かもしれない。　今回の教育改革は明治以来の教育を変える大きな改革 … ［続きを読む］

日韓を比較することに疲れた私

旦那は在日コリアン、私は日韓ダブル、そして子どもたちは二重国籍…

人間が便宜上勝手に作りだした「範疇」　範疇と境界は常に葛藤関係にあるんじゃないかと思う。範疇化する条件を何に絞るのか、線引きをどこにするのか … ［続きを読む］

「未熟な政権交代」が持った複雑な二面性と可能性

平成政治を問い直す【5】「改革の政治」における民主党政権の位置

松下政経塾の功罪　1990年代以降の日本政治を席巻した「改革の政治」とは、「政治主導」によって行政機構の縮小再編成を行う政治であった。そして … ［続きを読む］

ウガンダ野球を成長させた日本人の伝説的指導者

野球人、アフリカをゆく（17）野球を通じた人材育成に全力投球

＜これまでのあらすじ＞危険地南スーダンに赴任し、過去、ガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者は、3カ国目の任地でも、首都ジュバ市内 … ［続きを読む］

今回の大学入試改革の根本的な問題点

全国一斉の共通試験はもう役割を終えたのではないか

　2021年に実施が予定されている「大学入学共通テスト（共通テスト）」では、マークシートによる選択肢問題に加えて記述問題が導入される。現在、 … ［続きを読む］

「オープンバンキング」とは何か

日本にはもっと「チャレンジャーバンク」が必要だ

　「日本の銀行に明日はないだろう」と大学の授業で強調している。とくに、地方銀行の将来は暗い。だが、ここにきて大銀行の将来性にも光が見えない。 … ［続きを読む］

GHQと炭坑節が戦後日本を作った!?　その2

【5】赤坂小梅ほか「炭坑節」

炭坑節に魅せられたGIたち　では、具体的にはGHQの兵士たちは炭坑節にどのように出会って、どう付き合い、どう戯れたのか？　調べているうちに、 … ［続きを読む］

木内みどりさんが急死された

[164]筑紫哲也邸、下関・安倍晋三事務所、死刑廃止全国合宿in沖縄……

11月12日(火)　午前中、局で「報道特集」の定例会議。大学入学共通テストと「桜を見る会」ネタの両にらみ。　映画『ひとよ』で、配給のところの … ［続きを読む］

道徳教育を推進する人は、なぜ反道徳的なのか？

面倒な議論に手っ取り早い答えを出す人々の害

　この頃は、保守派の人々の何とも不道徳的な行状が知られてきたせいか、ちょっと下火になったようだが、かつては「教育改革」というと「道徳教育が大 … ［続きを読む］

LINE、ヤフー、そしてソフトバンクへの疑問

超国家企業に対する国家規制のあり方は

　ネットサービス「ヤフー」（Yahoo）の親会社、Zホールディングスとライン（LINE）は2020年10月に経営統合することで基本合意した。 … ［続きを読む］

平和的デモは役立たないとあなた達が教えてくれた

【2】民主派団体　民間人権陣戦副代表・黎恩灝

香港の「一般意志」【1】陳淑荘合法的に組織化されたデモにも大きな力　香港の抗議運動は主に幅広い支持を集めている、既存の政治勢力を含めた民主派 … ［続きを読む］

若者達の信念が香港人の心の境界線を乗り越えた

【1】香港汎民主派　公民党・陳淑荘議員

香港の出口はどこにあるのか　激動の香港が終わりをみせない。　6月に発生した大規模なデモと暴動は5カ月以上も続き、かえって過激化の度合いを深め … ［続きを読む］

ポーランド国民がなめる「アメ」の味

順調な経済と自由の制限、ポピュリズム政権が台頭

　ポーランドは、ハンガリーと並び東欧におけるポピュリズムの双璧だ。2010年に政権に就いたハンガリーのヴィクトル・オルバン首相率いるフィデス … ［続きを読む］

困っている人とばかり会い続ける

［161］即位の礼、宮城県丸森町、福島県川内村、しんゆり映画祭…

10月22日(火)　朝、NHKの「おはよう日本」で、東電を相手取って「農地から放射性物質を取り除いて」と訴えていた福島のある農家のことを報じ … ［続きを読む］

萩生田文科相「身の丈」発言はケガの功名だが……

問題だらけの英語の「民間試験」見送りは朗報だが、検証するべきはほかにあるのでは

　萩生田光一文部科学相は11月1日の記者会見で、2020年にスタートする大学入学共通テストで予定されていた英語の「民間試験」の導入を見送り、 … ［続きを読む］

中島岳志の「野党を読む」（４）馬淵澄夫

山本太郎より先に消費税減税を訴えていた馬淵氏。野党再編のキーマンに急浮上した

山本太郎と「消費税減税研究会」を旗揚げ　10月30日、「消費税減税研究会」の初会合が開かれました。　この研究会を立ち上げたのは馬淵澄夫さんと … ［続きを読む］

民間試験の導入で英語教育は良くならない

入試を変えれば「話せるようになる」は幻想だ

　2020年度に予定されていた大学英語入試への民間試験の導入の延期が、11月1日発表された。　ここ数カ月で話題になっている多くの問題点――異 … ［続きを読む］

「身の丈」発言を機に「学生の貧困」に視線を

若者に広がる自己肯定感の低さと身の丈意識

　「自分の身の丈に合わせて頑張って」という萩生田光一・文部科学相の発言が、教育界に波紋を広げている。露呈したのは、「等しく教育する」という憲 … ［続きを読む］

夭逝のアーティスト・バスキアに見る落書きの魅力

1980年代に彗星のごとく登場したのアーティストはなぜ人を引きつけるのか

　落書きは楽しい。　授業中にノートの端っこに思わず描いたり、トイレの個室で便座に腰掛けたときに目の前で遭遇してにやりとしたり。　それらは、授 … ［続きを読む］

11月3日「文化の日」はだれの誕生日？

「文化の日」を「明治の日」に変更する自民党有志の改正案が意味するもの

「憲法の誕生日」はいつ？　「憲法の誕生日といえば、何月何日？」　大学の憲法の授業の初回で、そのように問いかけることがある。　スライドで、バー … ［続きを読む］

努力についての不都合な真実

自己責任はどこまで認めるべきか

　21世紀になってから、社会格差については「自己責任」のタームで語られることが多くなった。たとえば、最近、ある人が、自分の給与が勤続12年で … ［続きを読む］

フレコンバッグが流れた仮置き場へ

［160］福島県田村市、小泉進次郎環境相記者会見、旭川・知里幸恵資料館……

10月15日(火)　白石蔵王駅近くのビジネスホテル。精神が高揚しているためか、なかなか寝付けなかった。そして朝早く目が覚めた。丸森病院やその … ［続きを読む］

アートが生殖技術を描くとき　母の視点、娘の視点

科学技術と言論とアートを融合させる実験場——あいちトリエンナーレ鑑賞記(1)

　10月14日、あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。　筆者はここ数年、芸術祭に行くことが趣味のひとつになっている。中毒気味といってもいい … ［続きを読む］

いじめ　なぜ人の心に悪魔は棲みつくのか？

職員室をよくすれば学校もよくなる

「ホントかなあ、信じられない」　まず、度重なる台風によって被災された地域の皆様にお見舞い申し上げます。 　神戸市須磨区の小学校で起きた教員同 … ［続きを読む］

水没の宮城県丸森町をみて言葉を失う

［159］台風19号、千葉県鋸南町、宮城県丸森町……

10月8日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。原子力資料情報室にいらしたWさんと七つ森書館の中里英章さんのことについて電話でお話をする。　 … ［続きを読む］

[34]台東区「路上生活者拒否」の歴史的背景

小田原市の経験に学び、徹底検証と体質改善を

　10月12日から13日にかけて東日本を縦断した台風19号は各地で甚大な被害をもたらし、死者は80人を超えた。　東京都内の死者は当初、ゼロと … ［続きを読む］

社会変えるプレーヤーにも

旧優生保護法めぐる取材から

　「ユウセイ」　2017年10月、さいたま支局から生まれ故郷の仙台支局に赴任した私は、以前仕事でお世話になった取材先にあいさつの電話をかけた … ［続きを読む］

関西電力事件、菓子箱の底に金の小判って何さ？

［158］福井県小浜・高浜、関西電力記者会見、過労死したNHK記者を考える会……

10月1日(火)　午前中の「報道特集」の打ち合わせはパスして、関西電力の金品受領事件の取材で福井県の小浜と高浜へ移動。いくつかの予定をキャン … ［続きを読む］

違いを越えて「異国」に赴くということ：大阪、ロンドン、国際仲裁

「異国」に赴くということ：大阪、ロンドン、国際仲裁 アンダーソン・毛利・友常法律事務所矢野 雅裕１．大阪　午前6時前、雨戸を閉めた … ［続きを読む］