コロナ の検索結果

教育の平等・教育による平等とは　新型コロナ感染症下、日本は何を目指すべきなのか

“幸せを創る”ブータンの教育からのヒント

　新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、多くの国や地域においては外出の自粛や禁止が実施され、日常生活に大きな変化が生じた。学校も例外では … ［続きを読む］

地域がつながり、信頼を結び直す　ローカルメディア連携の新しい形

　2021年2月2日夜、福岡市・天神にある西日本新聞社の編集局フロアは、朝刊の編集作業で慌ただしい時間を迎えていた。菅義偉首相（当時）が福岡 … ［続きを読む］

ワクチンの不平等と「SDGs」の違和感をめぐって

「正論」が受け入れられないのはなぜなんだろう

「何が」語られたか、「誰が」語ったか　私たちはひとしなみに弱点を抱えている。　ものを考える際にも、この弱点は浮上する。私たちが誰かの発言に耳 … ［続きを読む］

「台湾有事」の客観的リスクを理解しよう

　台湾は日本の最西端に位置する沖縄与那国島から111キロという近さにあり、もしも台湾有事になれば日本がどれほどの影響を受けるかは想像に難くな … ［続きを読む］

[61]生活保護の扶養照会を「必要な手続き」という岸田首相～これでは自治体の悪質運用は改まらぬ

国の改善通知後も利用を妨げる自治体相次ぐ。抜本見直しの議論に進め

生活保護制度の利用、厚労省が呼びかけてもほとんど進まず 　「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるので、 … ［続きを読む］

「思想の自由市場」論の前提変容　マスメディアの役割再強化を

はじめに　2021年8月に公表された総務省の調査によると、2020年度の10代男性の平日1日あたりの新聞閲読時間の平均は2.5分、10代女性 … ［続きを読む］

続・ＤＸ時代のあるべき環境保全の姿とは？

デジタル分野の生物や遺伝資源の情報は、国益がかかる交渉の対象だ

　前回、環境保全におけるデジタル化の影響の一例として、市民が楽しみながら保全に寄与できるようなアプリの活用と課題について紹介したが、デジタル … ［続きを読む］

「ロシアのウクライナ侵攻」はディスインフォメーション：真相を掘り起こす

米国政府や欧米の有力マスメディアによって流されている噓

　戦争のように、複数の国家が武力闘争を展開するとき、双方の「言い分」に耳を傾ける必要がある。より中立性に近づこうという志向性があるならば、一 … ［続きを読む］

アルゴリズム社会の〝統治者〟　プラットフォーム監視は責務

　私は、2020年4月から朝日新聞のパブリックエディター（以下「PE」）を務めている。PE制度は、朝日新聞社に寄せられた社外からの声をモニタ … ［続きを読む］

岩波ホールは戦後の岩波文化とアート映画界が組んだ究極の「文化」だった

　1月11日に岩波ホールが7月29日での閉館を発表した。新聞やテレビは54年の歴史を振り返り、「深い精神の訃報」「映画文化の灯を絶やすな」な … ［続きを読む］

地域からの脱炭素への期待：地域脱炭素ロードマップを考える

再生可能エネルギーの導入は地域の経済循環や地方創生にも重要だ

　日本の2050年脱炭素社会への取り組みは、首相の所信表明というトップダウンで始まった。しかしながら脱炭素社会への移行は、科学的知見に裏打ち … ［続きを読む］

北京冬季五輪開幕へ～「中国共産党式五輪」に日本・世界はどう向き合うか

外部の視線は歯牙にもかけず厳格なコロナ対策をとり「素晴らしい」五輪をめざすが……

　２回目の北京五輪の開幕（2月4日）が目前に迫った。人権問題を理由にした「外交的ボイコット」は、習近平総書記率いる中国共産党にしてみれば、1 … ［続きを読む］

神業の着地は生き様そのものだった～スポーツ界の至宝・内村航平引退

国内外40連勝のキング・オブ・ジムナスト　引退は新たな探求の始まり

16年間「体操ニッポン」を背負ったオールラウンダー、6種目の引退試合に挑む　濃紺のスーツで引退会見に臨んだ内村航平（33＝ジョイカル）の顔は … ［続きを読む］

膀胱がんに罹った医師が考えた「死の苦悩」と「安楽死・尊厳死」のこと

53歳でがんになったがん“専門家”の医師は何を悩み、死についてどう考えたか？

　53歳という比較的若い年齢で膀胱（ぼうこう）がんに罹（かか）った。このがんには、毎年およそ2万人が罹患し、そして約4千人が亡くなるとされて … ［続きを読む］

タリバン政権下のアフガニスタンに人道支援と国際制裁を分けた対応が必要なワケ

アフガンの国民を主体に据えて中長期の発展を目指すことが重要だ

　過去最悪の人道危機に陥っているアフガニスタンに対し、国連安全保障理事会の決議2615（2021）が2021年12月22日に採択された。これ … ［続きを読む］

TBSの真の自由人・宮内鎮雄さんが亡くなられた

［1月8日～1月14日］『hana–1970』、生活困窮者取材、林外相会見……

1月8日(土)　今年最初の「報道特集」の生放送。と言っても僕はこの回の取材には関わってないので、ヒョーロンカみたいなことも言いたくないし、自 … ［続きを読む］

被爆地広島出身の岸田首相の熱意～「核兵器のない世界」目指す日本外交に期待

核軍縮を政策の柱に掲げる初の政権――分断が深まる世界の「橋渡し」に具体策を

国際秩序の不安定要因と核兵器保有国の責任　第二次世界大戦の終結から77年が経過して、国際情勢は相対的に安定に向かっていると評価できるが、現下 … ［続きを読む］

世界最北の国グリーンランドで広がるイヌイット・ルネサンス（下）

言語、タトゥー、観光から見るグリーンランド流「インディへニズム」

　ERIKO（エリコ）さんは、国内外のある地域の家庭に一定期間滞在し、生活を共にしながら、家族らの生活やその土地の文化、習慣を配信する「定住 … ［続きを読む］

今夏の参院選が持つ国際政治上の意味～日本は民主主義陣営のつっかえ棒になれるか

主要国は軒並み不安定な情勢。岸田政権のオミクロン対策にかかっている

政権基盤が不安定な民主主義陣営、見逃さぬ権威主義諸国　2021年、米日独と民主主義陣営の主要3か国で新政権が発足した。2022年、仏日米の3 … ［続きを読む］

世界最北の国グリーンランドで広がるイヌイット・ルネサンス（上）

イヌイットの精神とデンマークの文化的要素が重なるグリーンランド人の暮らし

　筆者がライフワークにしている「定住旅行」とは、国内外のある地域の家庭に一定期間滞在し、生活を共にしながら、家族らの生活やその土地の文化、習 … ［続きを読む］

2022年という年がやってきたけれど…

［1月1日～1月7日］『香川1区』、『彼岸花が咲く島』、「年越し大人食堂」…

1月1日(土)　年が明けた。あはは、22年か。Catch 22という英語の表現がある。不条理な状況のなかでにっちもさっちもいかない、という状 … ［続きを読む］

不条理すぎるコロナ「水際対策」をただせ

差別排外的な政策は感染拡大阻止にも寄与しない

　「米軍はノーパスで入国可能、感染対策を施しても外国人留学生は排除」。こんな不条理な話もないだろう――。　在日米軍が位置している沖縄県、山口 … ［続きを読む］

全米フィギュアスケート選手権は感染者が続出。北京五輪はどうなるのか？

　1月4日から9日まで、テネシー州ナッシュビルで開催された2022年全米フィギュアスケート選手権。北京オリンピックの代表選考会を兼ねたこの大 … ［続きを読む］

新生なでしこジャパン、W杯フル出場を懸けて女子アジアカップへ

池田監督体制初の国際大会、3連覇と9度目のW杯出場権に挑む　まるで厳しいアジア予選を予言するかのように、冷たい雨のなか千葉県内で11日、9大 … ［続きを読む］

オリンピック北京大会の外交ボイコットは「クソどうでもいい」茶番劇

　鮮烈な資本主義批判の論客として知られ、惜しくも先年亡くなった人類学者デイヴィッド・グレーバーの言葉を借りるなら、ブルシット(bull-sh … ［続きを読む］

コロナワクチン拒否者には「ウンザリ」と述べたマクロン大統領の真の狙い

ワクチン接種義務化を巡る議論が活発なフランス。大統領選の候補者が賛否の論陣

　感染力の強いオミクロン株の襲来によって、一日あたりの感染者数が30万に達するフランスで、ワクチン接種の義務化を巡る論争が活発だ。4月の大統 … ［続きを読む］

永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」

内容は読み応えあり。オフレコ発言の扱い、政治家と記者の間合いをどう考えるか

　１冊の暴露本が永田町で話題になっている。『孤独の宰相　菅義偉とは何者だったのか』（文藝春秋刊）。菅義偉首相を官房長官時代から担当していた日 … ［続きを読む］

俳優、山崎一が挑む「老いの冒険」

「劇壇ガルバ」で新しい演劇のあり方を模索する

　俳優、山崎一が主宰する「劇壇ガルバ」で、アーサー・ミラー作『THE PRICE（ザ・プライス）』を上演する。重厚な古典劇からナンセンスコメ … ［続きを読む］

育児をめぐる「三つの神話」と沖縄の新たな産後ケアサービス

危うい「母性神話」、非合理な「3歳児神話」、コロナで終わった「ゆいまーる神話」

　2021年12月、政府は子ども政策の司令塔となる新たな組織として、2023年に「こども家庭庁」を創設することを決定した。菅義偉内閣が構想し … ［続きを読む］

東京のバスガールは明るく走ってはいなかった！？後編

【43】初代コロムビア・ローズ　東京のバスガール

「東京のバスガール」1957（昭和32）年作詞・丘灯至夫、作曲・上原げんと歌・初代コロムビア・ローズ東京のバスガールは労働運動の花でもあった … ［続きを読む］