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ハラスメントはびこる「美術界」の実相

展覧会で「性的」な説教、「力」による圧迫……歪み正すには

画廊で「処女性」を連呼した男　美術の世界で若い女性アーティストの制作活動を阻害する様々な要因を取材し、まとめた猪谷千香著『ギャラリーストーカ … ［続きを読む］

必見！　ルイズ・ブルックス特集──ボブカットの“宿命の女”

　かの神話的女優、ルイズ・ブルックス(1906～1985)の書いた傑作自伝的エッセイ、『ハリウッドのルル』(宮本高晴・訳、国書刊行会、原著1 … ［続きを読む］

「忘れられた」ミャンマー難民～祖国に帰れず、逃れたタイでも定住できず

３万人が暮らすメラ難民キャンプで希望を失う人々

　ミャンマーの軍事クーデターから2年がたった現在、タイ国内に流入するミャンマーからの難民や不法移民の問題も深刻化しています。論座のレギュラー … ［続きを読む］

ダリオ・アルジェント監督『ダークグラス』に見る映画大国イタリアの現在

　ダリオ・アルジェント監督の85分の新作『ダークグラス』(4月7日公開)を見ながら、この映画や監督のイタリア映画史における位置づけを考えてい … ［続きを読む］

論座に寄稿した12年間を振り返る

異なる意見を知り互いに理解を深める試み

　2023年4月をもって論座が記事の更新を停止し、７月に終了するとのこと。月刊誌『論座』の後継としてWEBRONZA（ウェブロンザ）が始まっ … ［続きを読む］

権力に寄り添う現代の宗教～使徒パウロや仏教の祖師達が見たら何と言う？

宗教が権力に寄り添って引き起こしている現代の問題　最近の世界は、宗教が時の権力と結びついて問題を引き起こしているように見えます。あなたは、宗 … ［続きを読む］

松田聖子「制服」の世界観は消えた

地球温暖化と桜の花

　桜前線が日本列島を北上している。 この時期には京都の某菓子司でこんなあめ細工の茶菓子も売っているそうだが、桜の咲き方、散り方に人生を重ねる … ［続きを読む］

「ふるさと納税」でお米が売れなくなった？　米屋や直販農家にはボディーブローのような痛み

お米が返礼品となることにモヤモヤする理由

　「ふるさと納税」の利用者が増え続けている。総務省が発表した調査結果によると、2021年度の受入額は全国で約8302億円。税制改正によって利 … ［続きを読む］

日露戦争由来の「必勝しゃもじ」をウクライナに贈る岸田首相の無神経と広島人の「怒り」

悲惨な歴史の起点を踏まえ平和外交をすることこそ、被爆地政治家の仕事だ

日露戦争由来の縁起物　日本時間の３月22日、岸田首相が突然ウクライナを訪問、首都キーウまで行ってゼレンスキー大統領とも会談した。その際のお土 … ［続きを読む］

都道府県議選候補者の政党間競合の実態と課題～議会を多様にするために必要なこと

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【24】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

ウクライナ戦争とChatGPT　AIは軍隊の参謀になり得る？

戦争当事者の一方を利するテクノロジー活用はどこまで許容されるのか

　昨年2月にロシアがウクライナに侵攻してから、既に1年以上が経過した。両国の圧倒的な軍事力の差から、当初は短期間でロシアがウクライナの主要地 … ［続きを読む］

自然と文化ふれあう“和のリゾート” 野沢温泉村物語（下）温泉＆文化編

【21】温泉とスキーを観光産業の両輪にして村づくりを推進

　大正12年に村民有志により野沢温泉スキー倶楽部（後、スキークラブに改称）が結成され、スキー場の開設、スキー大会の開催など、スキーを軸にした … ［続きを読む］

「戦争は止められる」 父むのたけじの遺志を継いで

戦争の「盾」～ジャーナリズムの責任～（6・完）

　日本漢字能力検定協会が昨年発表したその年の世相を表す漢字は「戦」でした。それにはサッカーワールドカップでの戦いも含まれているようですが、も … ［続きを読む］

新聞記者５０年　毎日、朝日に次ぐ第３のふるさと、ＡＪの１３年

廃刊となる「法と経済のジャーナル」へのレクイエム

　朝日新聞社のインターネット新聞「法と経済のジャーナル Asahi Judiciary（ＡＪ）」廃刊にあたり、創設からかかわった者として、末 … ［続きを読む］

自然と文化ふれあう“和のリゾート” 野沢温泉村物語（上）スキー編

【20】始まりは村民有志によるスキー倶楽部の設立

　新型コロナの感染が始まって早くも3年が経過した。一時は不要不急の外出は避けられ、全国の観光地は苦境を強いられていた。そうした厳しい状況にあ … ［続きを読む］

戦争とジャーナリズムの100年――歴史の教訓から学ぶ

戦争の「盾」～ジャーナリズムの責任～（5）

　都内の大学で、戦争とジャーナリズムについての講義を10年近く続けている。扱うのは第1次世界大戦からイラク戦争までの約100年で、どのような … ［続きを読む］

新潟国際アニメーション映画祭は、今後世界的な注目を集める予感がする

　コロナ禍や映像配信の普及の影響かわからないが、最近、国内の大きな国際映画祭の終了が相次いだ。1985年に始まった隔年開催の「広島国際アニメ … ［続きを読む］

国際政治の劇的転換　世界の分断が加速する中、ドイツは中国から日本に軸足を移した

日独政府間協議から見えるショルツ首相の思惑

　3月18日、ドイツのショルツ首相が日独政府間協議のため来日した。休日の土曜日、首相公邸で首脳会談が行われ、その後、官邸に場所を移し閣僚を交 … ［続きを読む］

都道府県議の人材供給源「偏り」と深刻化するパイの「縮小」～候補者の人物像は

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【23】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

「子どもの意見表明権」が学校と地域社会を変え、民主主義をよみがえらせる

考え、伝え、合意し、実現する――この経験の積み重ねが有権者をつくる

 「学校改革」は子どもの意見を踏まえているか　近年、学校改革に関する書籍が相次いで出版されている。その主だったものは「カリスマ校長 … ［続きを読む］

【69】「生活保護は権利」を実質的に確立する仕組みづくりを

コロナ禍での貧困拡大に、扶養照会の根本的見直しが急務だ

――突然のけがや病気で、医者からは数か月間の静養が必要だと言われている。所持金が尽きかけているので、仕事を探しているが、今の自分の体調だと雇 … ［続きを読む］

「侍ジャパン」が世界一！ WBCが野球の普及に果たす役割と日本優勝の意義

「野球のワールドカップ」として成長。低下する日本の野球人気の復活につながるか？

　今回で5回目となった「ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）」は、日本代表が22日、米国代表に3対2で勝って3大会ぶり3度目の優勝を … ［続きを読む］

新聞は戦争を止められるのか　昭和戦前期の教訓に学ぶ　保阪正康さんインタビュー

戦争の「盾」～ジャーナリズムの責任～（2）

　昨年末、タレントのタモリがテレビ番組で来たる2023年について問われ「新しい戦前になるんじゃないですかね」と発言したことが話題になった。「 … ［続きを読む］

死因は何か「警察のずさんな事実把握をそっくり無批判に引き継いで起訴」と検察批判

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（１４）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

トルコ大地震と大統領選の行方　西側がエルドアン氏に注視せざるを得ない理由

ロシアとウクライナをつなげるトルコの独自性

　2月6日に起きたトルコ南部及びシリア北部の地震は、両国併せ死者5万人を超える未曽有の震災となった。トルコだけでも死者4万8000人以上、被 … ［続きを読む］

検察の再度の訴因変更請求に「誠実な権利行使といい難い」と裁判所、しかし……

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（１３）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

都道府県議会の２～４人区化をもたらした公選法15条8項ただし書の“裏技”

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【22】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

物書きはどうAIと付き合えば良い？ ChatGPTに聞いてみた

新聞記者もChatGPTを使うべきなのか

　ここ数カ月というもの、Open AI社が開発・発表した高性能なチャットボット（自然な文章でやり取りができる会話AI）「ChatGPT」が、 … ［続きを読む］

略語は英語の頭文字語よりローマ字書き日本語で──JPCZはNKKSに

　日々各種メディアに接していて多くの略語に出会う。私には、前からこれがどうにも気になっている。　例えば本年2月、北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル … ［続きを読む］

絶滅の危機から増加に転じた冬の渡り鳥ガン

民間主導の取り組みが成し遂げた回復・復元の偉業

ガンの研究・保護に山階芳麿賞　北の繁殖地から日本へやって来る冬の渡り鳥ガン。「雁（がん）」という漢字が当てられ、カリとも呼ばれる。現在、日本 … ［続きを読む］