五輪組織委員会 の検索結果

能吏型政治家・菅首相の限界と活かし方～安倍よりも岸元首相に似ている菅

不況、労働・教育問題、社会保障制度、日中関係……前途多難な局面で必要なことは

　昨秋、高い支持率で発足した菅義偉政権だが、日本学術会議会員候補のうち6人を任命から除外したことをきっかけに、首相の高圧的な政治手法への批判 … ［続きを読む］

東京五輪は誰も「やめる」と言えないチキンレース～沈黙する関係者・メディア

背景にアスリートや国民そっちのけの自己保身。問われるメディアの姿勢

　7月23日開催予定の東京五輪は秒読み段階に入った。東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子・新会長ら関係者は五輪完遂を言明するが、開催 … ［続きを読む］

“会食政治”はポスト・コロナで終わる？！～首相長男の接待問題は政権の致命傷

　「会食」が今年の「流行語大賞」になるのだろうか。コロナ禍のもと、すっかり日常的に使われるようになったこの言葉は、菅義偉首相の長男による会食 … ［続きを読む］

森喜朗さん。夫婦別姓なんてとんでもない、と言ってもらえませんか

国際的に問題だと指摘されている日本の夫婦同姓。ジェンダー平等に向けて見直しの時機

　森喜朗さん（東京五輪パラリンピック組織委員会前会長）の“女性蔑視”発言が国際的に大きな問題になったことで、日本の女 … ［続きを読む］

沖縄報道のフロントランナーから、メディアで働く女性たちへ～国際女性デーに寄せて

女性である、育児で仕事を休む……。全てが多様な社会を見つめる目、耳、足場になる

　3月8日の「国際女性デー」を前に、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長だった森喜朗元首相の「女性蔑視発言」に代表される女性への蔑視や差別 … ［続きを読む］

天文学・宇宙物理学を専攻する大学院生のキャリアパス

多様性ある文理共同参画社会の実現へ

　日本社会は、和をもって尊しとなす的価値観に支配されている。その結果、異なる意見を差し挟むことがあまり好まれない。しかし多様性を尊重しない社 … ［続きを読む］

再ストリップ宣言

［230］赤木雅子さん裁判、福島市、桐野夏生さんとの対話……

　今から4年半前に、このWEBRONZA(現「論座」)で日誌を連載するにあたって、僕は「精神のストリップを行う覚悟について」と題して、こんな … ［続きを読む］

反知性主義の極みをさらけ出す五輪聖火リレー

「主権者のいない国」の空虚はもうこれ以上隠せない

　3月25日、東京五輪の聖火リレーが福島県から始まった。　SNSを通じて流れてきたリレーの模様を伝える映像は、なかなかに驚くべきものだった。 … ［続きを読む］

記者クラブ問題を総括する〜自助努力も外部からの批判も解決の力にならない

日本の記者クラブ、4つの大きな問題

　2009年に民主党へ政権交代した前後に、「記者クラブ開放運動」が盛り上がった。ネット・メディアの記者やフリーランスを中心に記者クラブの批判 … ［続きを読む］

東京五輪への看護師500人派遣で24万人のワクチン接種が遅れる？

世田谷区長のツイートを基にシミュレーションして見えた驚きの数字

　東京五輪パラリンピック組織委員会が日本看護協会に対し、五輪開催期間中、看護師500人をボランティアとして派遣するよう要請した。筆者は、新型 … ［続きを読む］

崩壊を始めたIOC、「五輪」というビジネスモデルはもう破綻した

「貴族」優遇の陰で犠牲になる選手、ボランティア、そして日本の納税者

　東京五輪開催の是非をめぐっては、開催国の国民に対する敬意や配慮を欠いた国際オリンピック委員会（IOC）幹部の暴言が看過できない問題に発展し … ［続きを読む］

「女性比率増」の隠れた真実～男女共同参画は「パーセント」では示せない？

　男性の育児休暇取得を促進する、「改正育児・介護休業法」が6月3日に成立した(「男性のパタハラ被害、4人に1人が経験。「男性育休」取得促進す … ［続きを読む］

五輪開催の是非は、住民投票で決すべし！（下）

デンバー、ミュンヘン、ハンブルク……幾つもの都市が中止・撤退を選択した

　この論考の「上」では、東京オリ・パラの開催もしくは中止の判断・決定に開催都市の主権者・住民が関与できないのは市民自治を損なっていると主張し … ［続きを読む］

五輪中止の選択肢は存在せず～「国民の安全第一」という日本の規範が変わった

民意に耳を傾けない菅政権。期待を裏切られた我々は何を選べばいいのか

   オーストラリアから、東京五輪の競技の中でもっとも早く開催されるものの一つ、女子ソフトボールの選手団が事前合宿のため … ［続きを読む］

東京五輪・武藤事務総長の古傷　大蔵省接待汚職で危機管理に失敗

　東京五輪組織委員会の事務総長を務める武藤敏郎氏にとっておそらく人生最大の失態だったのは、１９９８年に刑事事件となった大蔵省の接待汚職への対 … ［続きを読む］

小山田圭吾氏の辞任問題、組織委は自浄能力の欠如で金メダル

お友達優遇の密室人選では“トンデモ”が入り込む

　東京オリンピック開会式の作曲陣の一人であった小山田圭吾氏が、学生時代に障がいを持つ同級生等に対して凄惨な暴力をふるっていたと、雑誌のインタ … ［続きを読む］

ダイバーシティを再認識させた小山田氏・小林氏の悲しい「功績」

後進性を世界に発信した五輪組織委。「オールド・ボーイズ・ネットワーク」の限界

　東京五輪・パラリンピック組織委員会のプランがまた狂った。開会式直前、楽曲を担当する小山田圭吾氏が、過去の障害者への「いじめ自慢」を批判され … ［続きを読む］

東京五輪は「勝つ」らしい……何に？

間違い続きの「現実的」選択、それでも「負けるが勝ち」の強弁

苦し紛れの「開催することがレガシー」　第2次大戦で日本が降伏した翌日、生徒を集めてこう言い放った教師がいたそうだ。 　「負けるが勝ちというこ … ［続きを読む］

五輪スポンサー新聞社は、組織委との契約内容を世に開示すべきだ

取材先からの独立と透明性を欠き、利益相反を犯す日本のメディア

　「どこが問題なのですか！」　東京五輪組織委員会の森喜朗前会長が突然、いきり立った。今からもう7年も前の2014年のことだ。組織委が内部に「 … ［続きを読む］

8月6日の「原爆の日」に、五輪選手に黙とうを呼びかけることへの私の違和感

被爆者の体験を伝えてきた一人の人間として

　8月6日、広島の「原爆の日」が、東京オリンピック開催期間中であることから、「8月6日午前8時15分に黙とうを」という呼び声がある。　東京オ … ［続きを読む］

元「官邸の大番頭」が語る、ワクチン敗戦、五輪強行、首都直下地震

石原信雄・元内閣官房副長官に聞く

　菅政権の支持率の凋落ぶりが激しい。朝日新聞が7月17～18日に実施した世論調査での支持率は31％に。昨年9月の内閣発足以降では最低だ。当然 … ［続きを読む］

東京からパリへ　24年パリ五輪は東京から次世代へどう五輪をつなぐか

「お荷物」になるかの瀬戸際で変化に対応を

　東京の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が、一日5000人を連続で超えた8月6日、東京五輪を取材する国内外の記者の拠点となるメインプレス … ［続きを読む］

学習性無力感が日本の衰退で強まり、低い投票率と野党伸び悩みを招いている

参画と議論なき環境では政治的な「自己効力感」は育たない

　2021年10月31日に行われた衆議院選挙は、与党の自民党・公明党が過半数を制し、野党第一党である立憲民主党や、共闘を組んだ共産党は議席を … ［続きを読む］

札幌五輪「900億円削減」を垂れ流した新聞社

メディアは開催都市、IOCとの共謀をやめ、経費の徹底追究を

不可解な経費の巨額削減の見出し　「札幌冬季五輪、経費最大900億円削減へ　市、３千億円以内に　世論に配慮」（北海道）、「札幌五輪経費　900 … ［続きを読む］

五輪で“リアル二刀流”に挑む平野歩夢～ナンバーワンからオンリーワンへ

スノボとスケボーで歩む未踏の境地　わずか半年で夏冬五輪出場狙う

北京は「特別な五輪になっていく」、大谷に敬意　スノーボード男子ハーフパイプ（HP）で冬季五輪2大会連続メダリストとなった平野歩夢（ひらの・あ … ［続きを読む］

アベノミクスで痛んだ経済・社会の再生へ問われる岸田首相の「決める力」

2022年の日本政治は波高し。コロナ対応、経済、外交……山積する課題にどうのぞむ

　2022年、日本の政治はどう動くのだろうか。　昨年の政局は、菅義偉首相の突然の退陣表明から自民党総裁選、岸田文雄総裁・首相の選出、そして衆 … ［続きを読む］

過剰医療という「白い巨塔」に挑む医師の闘い

このままでは日本の医療、皆保険制度は崩壊しかねない

　医療の進歩が次々と新薬を生み出している。画期的な効能がある新薬はたいがい高価だ。それでも日本では国民皆保険制度によって誰でも貧富の差なく、 … ［続きを読む］

国立国会図書館による五輪組織委サイトの保存・公開ストップ、そのままきょう閉鎖へ

　３０日に解散する公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会（事務所＝東京都新宿区西新宿２丁目、会長＝橋本聖子参院議員、 … ［続きを読む］

五輪汚職　高橋容疑者は「張り子の虎」だったのか

その姿を実際以上に大きく見せたのは電通時代の「遺産」と「組織委理事」の肩書

　東京五輪・パラリンピックを巡る汚職で、受託収賄容疑に問われた五輪組織委員会元理事・高橋治之容疑者（78）と、贈賄容疑に問われた五輪の協賛企 … ［続きを読む］

五輪スポンサー新聞社は、疑惑渦中の高橋治之氏をどう報じてきたのか〈第１回〉

大会組織委や電通との利害関係が筆を鈍らせたことはなかったか

　2021年夏に開催された東京五輪競技大会（以下、東京五輪）のスポンサー選定をめぐり、東京地検特捜部は2022年8月17日、東京五輪大会組織 … ［続きを読む］