ロシア の検索結果

21世紀は本当にアジア・アフリカの世紀となるのか～コロナで拡大する国際格差

　国際通貨基金（IMF）は10月13日、恒例の「世界経済見通し」（毎年4月と10月に発表）で2020年の世界経済の成長率を上方修正した。上方 … ［続きを読む］

内戦10年目のシリア、感染蔓延でアサド政権も反体制地域も新たな危機

［7］政府による感染実態の過小評価、最悪の医療状況

　シリアには、2011年にアラブ世界に広がった民主化運動「アラブの春」が波及し、政府によるデモの武力弾圧によって始まった内戦がいまも続いてい … ［続きを読む］

ディファイ（DeFi）に注目せよ：変貌する世界の金融

銀行そのものがいらなくなるという極論さえ可能な時代へ

　世界の潮流を紹介し、警鐘を鳴らすのが筆者の役割の一つであるとすれば、いま注目してほしいのは、「DeFi」（「ディファイ」と読む）だ。「分散 … ［続きを読む］

中国の「ネット・ナショナリズム」にどう対抗すべきなのか

デジタル空間でいま起きていること

　いわゆるサイバー空間が自由であった時代から、国家による規制対象となる時代への変遷について、筆者はずっと研究対象としてきた。拙稿「サイバー空 … ［続きを読む］

トランプはホワイトハウスから刑務所に直行する初の大統領に？

なぜここまで再選にこだわるのか

　11月のアメリカ大統領選までいよいよあと3週間となった10月11日、ドナルド・トランプ大統領はFOXニュースのインタビューで「自分は(CO … ［続きを読む］

ポストソヴィエト空間で何が起きているのか

権威主義的体制のもとでつづく政情不安

　ソ連崩壊後の「ポストソヴィエト」の空間で、このところ、相次いで不穏な動きが広がっている。まず、2020年7月、ハバロフスク地方知事セルゲイ … ［続きを読む］

日本学術会議騒動にみるもう一つの違和感

「気高い嘘」への疑問

　10月9日にアップロードされた與那覇潤「「元・学者」が日本学術会議騒動に抱いた大いなる違和感：平成の諸学界の総括こそ必要だ」に心を動かされ … ［続きを読む］

再統一30年の転換点にあるドイツ

しかし、日本こそ転換点を乗り切る知恵が必要だ

　10月3日、ドイツ再統一から30年が経った。今日、ドイツを取り巻く環境は思いもしない変化を遂げつつある。新たな条件下でいかに国の進路を定め … ［続きを読む］

サッカー日本代表始動「GoToスポーツ」に期待

カメルーンに引き分け　10カ月ぶりの一戦の意味　サッカー日本代表が10月9日、オランダのユトレヒトで約10カ月ぶりとなる代表戦に臨み、カメル … ［続きを読む］

菅外交の試金石、初外遊で東南アジアへ　米中対立の渦中でどう動く

「インド太平洋」波高し　飯村豊・元インドネシア大使と探る

　菅義偉首相は初の外国訪問で今月中旬、東南アジアを訪れる予定だ。米中対立の渦中にある要衝で、外交に不慣れな新首相がどう動き出すのか。インドネ … ［続きを読む］

予想的中（昨年の予想ですが）：化学賞は今年こそゲノム編集技術ではないか

細菌や古細菌（アーキア）が持つ免疫能力を利用した画期的な手法

　2020年ノーベル化学賞は、ゲノム編集技術を開発したジェニファー・ダウドナさんとエマニュエル・シャルパンティエさんが選ばれた。2019年に … ［続きを読む］

日本はどこに行くのだろうか～人事権の行使で異論を排除する危うさ

　私は9月16日の論座で『新政権に望む～「権力維持の罠」にかかった政治から脱却を！』と題するコラムを書いた。僅か一か月もたたないうちに再び懸 … ［続きを読む］

ナゴルノ・カラバフ紛争の背後にトルコ

　2020年9月27日からアゼルバイジャン領内にあるナゴルノ・カラバフ地域で戦闘がはじまった。同地域の奪還をめざすアゼルバイジャン軍と、同地 … ［続きを読む］

PEP規制の重要性：無知ほど怖いものはない

「傑出した公的役割をもつか、あるいは、そうした役割を委託された個人」による腐敗

　日本は世界の潮流から決定的に遅れている。その話をこのサイトで何度も書いてきた。今回は、Politically Exposed Person … ［続きを読む］

「サイバー戦争」を考える

「抑止力」に傾斜する米国やイスラエル

　日本の多くの国民はバラク・オバマ前大統領を、ノーベル平和賞をもらった「聖人君主」のように思っているかもしれない。しかし、サイバー空間にかぎ … ［続きを読む］

バイデン擁護の偏向報道に喝

米国のジャーナリズムにみる「道徳的明快さ」不足

　たぶん民主政治は白黒がはっきりつけにくいなかで、妥協の産物を探り合うゲームのようなものなのかもしれない。それでも、ジャーナリズムは「道徳的 … ［続きを読む］

「彼らは何を知っているのか」：ブラックライトで見てみよう

トラッキングを通じた情報収集から自分の身を守るには

　このサイトの記事「ロシアのスパイのやり口：FSBに拘束された経験者が語る「真実」」で書いたように、モスクワで拉致された経験がある。この際、 … ［続きを読む］

ありゃあ、とんでもない茶番だったぜ

［207］前川喜平元文科事務次官、自民党総裁選、映画『はりぼて』試写会……

9月9日(水)　アメリカ大統領選挙の取材の見通しをそろそろつけなければならないなあと思う。コロナ禍のあおりを食って、民放テレビ局には、局ごと … ［続きを読む］

ポスト5Gへの挑戦

不誠実な日本は軍事問題に触れず

　総務省は2020年6月、同年からスタートした「Beyond 5G推進戦略懇談会」（座長：五神真 東京大学総長）がまとめた2030年代の通信 … ［続きを読む］

安倍政権があっけなく終わることに

［205］映画『赤い闇』、安倍首相の辞任会見、発熱、入院……

8月26日(水)　朝、プールへ行き泳ぐ。雑念とストレスを洗い流せ。「毎日新聞」のコラム原稿。河井議員夫妻の刑事事件初公判をめぐって書く。　ベ … ［続きを読む］

東京五輪招致委コンサルからＩＯＣ有力委員息子の側に３７万ドル

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）や東京都がオリンピックを東京に招致する目的で組織したＮＰＯ法人「東京２０２０オリンピック・パラリンピック招 … ［続きを読む］

ヒト受精卵のゲノム編集、問題を示唆する研究相次ぐ

染色体がまるごと「消失」することも

　筆者は2017年9月、2018年9月、同年10月、人間の受精卵などで、ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9（CRISPR/Cas9）」を使 … ［続きを読む］

菅政権によるデジタル・ガバメントは失敗する!?

政府をオープンなものにする発想に欠けた安倍政権を継承するのか

　すでにこのサイトにおいて、「このままでは100%失敗する「行政手続きのデジタル化」：官僚の「テクノフォビア」を猛省せよ」や「台湾に学べ：日 … ［続きを読む］

『独裁と孤立　トランプのアメリカ・ファースト』

アメリカ大統領選が象徴する「一極体制」の終わり

「中東和平＝米軍撤退」の政治的思惑　9月10日午後7時過ぎ、ミシガン州フリーランドの地方空港の格納庫。目の前に着陸したエアフォースワンからト … ［続きを読む］

トルコ周辺海域での地政学的展開

天然ガスをめぐる攻防

　8月21日、トルコのレジェップ・エルドアン大統領は黒海沖で天然ガス埋蔵量3200億立方メートルと推測されるガス田を発見したと発表した。沿岸 … ［続きを読む］

リアリズムに挑んだ安倍外交の限界　北方領土はなぜ返還されなかったか？　

トランプ、プーチン……信頼関係は築いたが、日本独自の理想像や展望は示せず

　9月14日、菅義偉官房長官が自民党の新総裁に選ばれた。16日には衆議院本会議で菅氏が首相に指名され、菅政権が発足。歴代最長の7年8カ月続い … ［続きを読む］

遅れる日本企業のサイバーセキュリティ対策

人材の不足は深刻化するばかり

　毎年、スイスのダボスで世界経済フォーラムが開催されている。2020年1月の会議で焦点があてられたのは、サイバーセキュリティ、デジタル技術、 … ［続きを読む］

チャイコフスキーコンクール優勝から20余年　声を磨き上げた佐藤美枝子

第50回ENEOS音楽賞(旧JXTG音楽賞)洋楽部門の本賞を受賞

　クラシックの国際コンクールは、若手演奏家の登竜門として広く知られている。著名なコンクールで優勝の栄冠に輝くと、「一夜にして人生が変わる」と … ［続きを読む］

台湾に学べ（2）：ディスインフォメーション対策

フェイクニュース、情報工作を効果的に論破

　このサイトにおいて、過去に何度もディスインフォメーション（意図的で不正確な情報）について論じてきた。「情報操作　ディスインフォメーションの … ［続きを読む］

米中対立は不可避、日本はデカップリングに備えよ

1 米国の対中強硬路線は当分続く（1）国防権限法がデカップリングの法的根拠　2017年トランプ大統領が就任すると、選挙公約通りに貿易不均衡や … ［続きを読む］