脳 の検索結果

［15］四大陸選手権リポート（下）

サルコウという爆弾

　試練のプログラム――完成したばかりのフリー「ノートルダム・ド・パリ」を見て、そう評した人がいた。　オーサーコーチの指示により、複雑なステッ … ［続きを読む］

続々：闇は照射されたか〜予言と預言

　オウム真理教の教祖、麻原は再三予言をした。いわく「米軍が毒ガス攻撃をしてくる」「フリーメーソンがハルマゲドンを起こす」などなど。言うまでも … ［続きを読む］

会田誠のアイロニーに満ちた企み

　嬉々とした表情を見せながら切腹する女子高生たちを描いた『切腹女子高生』、太平洋戦争で戦った零戦の編隊がニューヨークの摩天楼街を空襲する様子 … ［続きを読む］

続：闇は照射されたか〜若者の未熟な自尊心をくすぐった教祖

　オウム真理教の引き起こした一連の事件について、誰しもが抱く素朴な疑問がある。あれほどの凶悪犯罪に、何故やすやすと手を染めたのか。高学歴の幹 … ［続きを読む］

闇は照射されたか〜上祐史浩『オウム事件１７年目の告白』

　昨年末に出た上祐史浩著『オウム事件１７年目の告白』（扶桑社）が、静かに売れているらしい。オウム事件関係の類書の中で「もっともよく整理され」 … ［続きを読む］

追悼・大鵬に思う、テレビの今昔と違和感

倉沢鉄也

　元横綱大鵬が、大相撲初場所中の1月19日、72歳で世を去り、生前の偉業をたたえて政府は通算21人目の国民栄誉賞を贈ることを、2月15日に決 … ［続きを読む］

どうする？粒子線治療の保険適用、施設建設

　健康保険に費用を請求できない「自由診療」と、健康保険が使える「保険診療」を組み合わせる「混合診療」。厚生労働省によって原則禁止とされてきた … ［続きを読む］

石器でわかる知性の進化

　700万年前ごろ、類人猿と進化の道を分かれたヒトは、その道筋半ばで「道具製作」という画期的な技を身につけた。先日、新聞紙面などで紹介された … ［続きを読む］

政治とニセ科学（中）

■政策に入り込もうとする疑似科学　昨年末に発足した安倍政権が力を入れている政策の１つが教育再生です。「教育再生会議」は７年前に設けられました … ［続きを読む］

山田洋次『東京家族』にガックリ（上）――致命的な演出力の弱さ

　出来のよくない映画について批判めいたことを書くのは、正直、つらい。何も書かずに、見たことを早く忘れてしまうのが一番いい。　もちろん面白い映 … ［続きを読む］

続：「アリバイ」と「見せ玉（ぎょく）」が日本文化のカギだった

　日本の政治・行政には「アリバイと見せ玉の文化」とでも呼ぶべき精神風土がある。それは摩擦を減らし集団の和をもたらすが、原発の安全管理や国際紛 … ［続きを読む］

「アリバイ」と「見せ玉（ぎょく）」が日本文化のカギだった

　巨額の税金が投じられている除染事業だが、現場では「手抜き除染」や「アリバイ除染」が横行しているらしい。他方では原発再稼働が「はじめにありき … ［続きを読む］

石橋湛山に学ぼう――弱腰外交の強みとは

　中国における反日教育に顔を歪める人々は多いかもしれない。それが根拠のない反日運動の原因であるというのだ。だが、よく考えてみようではないか。 … ［続きを読む］

続・政治の液状化〜背後に潜むミクロな情動政治

　昨年末の衆院選の結果を受けて前稿では、「継続性の否定」がキーワードだと記した。　原発経済については「進退窮まっている」と書いたが、舌足らず … ［続きを読む］

政治の液状化〜選択に継続性が無いのはどうしてか？

　今回の衆院選の結果は、ある非常に皮肉な意味で納得がいった。キーワードは持続性、一貫性、蓄積性（の否定）だ。　昨年末（１２月１６日）の選挙は … ［続きを読む］

【２０１２年　ライブ　ベスト５】 笑うために、聴け！

（１）エレファントカシマシ（１月６日、渋谷公会堂）（２）ウェディング・プレゼント（４月１６日、新代田ＦＥＶＥＲ）（３）インセクト・タブー（１ … ［続きを読む］

投票行動における直感の役割

下條信輔

　すでに旧聞に属するが、米国大統領選挙でオバマ大統領が、共和党のロムニーを破って再選を果たした。１期目の評価が必ずしも高くなかったので、勝因 … ［続きを読む］

「日本未来の党」は希望の星たり得るか？――「脱原発への結集」による真の第３極

■「日本未来の党」の誕生　嘉田由紀子滋賀県知事が飯田哲也氏（環境エネルギー政策研究所）らとともに、脱原発を主軸の理念として「日本未来の党」を … ［続きを読む］

やっかいな放射線と向き合って暮らしていくために

　学習院大学理学部物理学科の田崎晴明教授が書いた「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」の書評が、１１月１１日の朝日新聞と … ［続きを読む］

〈続〉原発事故：若者の「根拠不明の楽観主義」の理由

　福島第一の事故で原発の安全性が注目されるようになり、 大事に至らなかった小事故までが、以前よりは大きく扱われるようになった（前稿）。　おそ … ［続きを読む］

原発事故：若者に広がる「根拠不明の楽観主義」の理由

下條信輔

　人々の記憶の中で今、福島第一原発の事故はどのように受け止められているのだろうか。さる社会学者から聞いた話だが、若い世代を中心に、 直後から … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし！（３）――＜音声演出＞の絶妙さ、＜顔＞の強度　

＊『アウトレイジ　ビヨンド』では人物／俳優のセリフ回し、というか声の出し方／発声も、じつに精妙に演出されている。　ある批評家は、バカヤロー、 … ［続きを読む］

「政・財・暴」癒着の陰で進行した暴力団の企業浸食

　戦後の自民党一党支配に幕を引き、今にいたる政界流動化のきっかけともなった金丸信・元自民党副総裁の5億円ヤミ献金事件。1992年に発覚したが … ［続きを読む］

アルツハイマー病予防を目指す大規模臨床試験が始まる意味

　アルツハイマー病の予防を目指し、今年の終わりから来年早々に米国の政府や財団がスポンサーとなって３つの大規模臨床試験が始まる。今回の臨床試験 … ［続きを読む］

厚労省の制度運用に注文をつけた最高裁４判事の補足意見

　健康保険に費用を請求できない「自由診療」と、健康保険が使える「保険診療」を組み合わせる「混合診療」。厚生労働省によって原則禁止とされてきた … ［続きを読む］

３位に転落したフジテレビの刷新

　４月、１０月と年２回行われるテレビ局の大がかりな番組改編。この１０月は民放が必死になる年間視聴率争いの第４コーナーにあたり、熱気がこもる。 … ［続きを読む］

続・抗議デモは、どうしてエスカレートするのか？

　前稿では、中国の反日デモを巡り、「応酬がエスカレートする」心理メカニズムを分析した。まず、攻撃側と被害側とで事態の見え方が違う。特に損害の … ［続きを読む］

抗議デモは、どうしてエスカレートするのか？

下條信輔

　中国で反日デモが暴徒化した。もともと反日感情の盛り上がる「国恥日」（柳条湖事件勃発の９月１８日）には、１００都市に拡大。中国政府も引くに引 … ［続きを読む］

“フィルム・ノワール”の古典が東京・渋谷に大結集！

　選りすぐりの＜フィルム・ノワール＞１８本が、東京・渋谷のシネマヴェーラ渋谷で特集上映されている（１０月１２日まで）。いつもながら、シネマヴ … ［続きを読む］

ここまで来た書籍のデジタル化　今こそ欲しい「紙の本」への想像力

福嶋聡

　「電子元年」＝２０１０年以来「今か、今か」と噂され続けてきたキンドルの日本上陸に先駆けて、７月19日、楽天が電子書籍端末「コボ・タッチ」の … ［続きを読む］