裁判 の検索結果

ゴーン事件で検察が描く構図　リーマンショックが不正のきっかけ？

　日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏に対する東京地検特捜部の5カ月に及ぶ捜査が大詰めを迎えている。中東・オマーンの販売代理店に送金した約５ … ［続きを読む］

寂しかった日本新党の解党。私は議員失職の危機？

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑤松崎哲久さんの訴訟であわや……

最初の参院選で落選したが……　1992年細川さんに誘われて日本新党の結党に参加したものの、私は直後にあった7月の … ［続きを読む］

父娘「準強かん」、異常な無罪判決と裁判官の無知

性的虐待被害者への想像力があまりに欠如していないか

　先日、強い酒で泥酔した女性に対する準強かん事犯に対し、福岡地裁で出された無罪判決について書いた。女性に関する内面化した神話を「経験則」と信 … ［続きを読む］

微笑みの国タイで事務所を立ち上げ、仕事をするということ

微笑みの国タイで仕事をするということ　～現地でのサバイバル法務雑記～ アンダーソン・毛利・友常法律事務所松本 久美　１　クーデター … ［続きを読む］

沖縄が示す「アセス後進国」日本の悲しい姿

世界標準に遠く及ばず、持続可能性の視点も欠如

　3月6日付けの沖縄の地元新聞は、沖縄防衛局が石垣島での陸上自衛隊駐屯地建設に向けた造成工事に本格着手したことを一斉に伝えた。島民は水源とな … ［続きを読む］

被告国依頼の意見書を「プロトコールを見ずに作成」と告白、謝罪した大学教授

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（１２）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

山口真帆さん「暴行事件」にみる文化圏の違い

　NGT48の山口真帆さんがファンの男性二人に暴行された事件について第三者委員会の調査報告書が公表された。　事件の概要については今さらここで … ［続きを読む］

国家がグローバル企業のために刑事司法を使う時代

１　グロ-バル時代の国家行政と司法 　昨年10月のインドネシアに続いて3月10日にエチオピアで墜落事故を起こし、乗客・乗員全員の346人が死 … ［続きを読む］

習近平の白髪のわけ

全人代に出席した国家主席。「頭」になぜか白いモノが…。世界が注目するナゾに迫る

世界が注目した「白髪」　あれっ、何やら白いモノが……。　中国中央テレビで映し出される習近平国家主席の姿を見ていて … ［続きを読む］

ゴーン事件で問われた、日本国民全体への人権侵害

第１　海外メディアは何を問題にしているのか　3月5日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏に対する東京地裁の保釈決定がされ、6日には保釈され … ［続きを読む］

［39］それでも日本人の韓国旅行人気は衰えない

昨年末も渡航者数第1位　日韓の政治外交関係は、その後も「最悪」が日々更新されている状態だという。2月の外相会談でも「言った、言わない」の攻防 … ［続きを読む］

強すぎる「著作者人格権」の大幅制限を

神様から著作権法を一ヵ所だけ変える力を貰ったら（最終回）／審査結果発表！

権利の適切な守備範囲を考える　弁護士・弁理士の平井佑希と申します。極めて僭越ながらこのリレー連載のアンカーを務めさせていただくことになりまし … ［続きを読む］

大学における雇用契約と内定通知

契約社会であるアメリカではどうなっているのか

　3月1日に、「現代ビジネス」オンライン版に、東大教授職の移籍人事で、内定を白紙撤回された教授による一連の騒動に関する独白が発表された（東大 … ［続きを読む］

危機的な世界で「不可欠な存在」になるために・上

国際協力NGOの現在と日本のNGOが抱える課題を考える

子どもたちの窮状　いま、子どもたちを取り巻く状況は苛酷（かこく）である。東京都目黒区や千葉県野田市の痛ましい悲劇は記憶に新しいが、日本では、 … ［続きを読む］

築地市場の「のれん」を発展させる「解放区」

　築地市場を守ってくれると期待し、2016年の都知事選で小池百合子現知事の当選に力を尽くした仲卸は結局裏切られ、豊洲市場への移転を余儀なくさ … ［続きを読む］

厳罰化と警察の介入は児童虐待防止の切り札？

野田市の児童虐待事件で国会議員から上がる児童虐待罪の新設など強硬論を検証する

児童虐待をめぐる議論が活発化　野田市での悲惨な児童虐待事件の報道を受け、児童虐待についての議論が活発に行われています。　そのなかで自民党若手 … ［続きを読む］

辺野古の新基地建設は必ず頓挫する

フェイクによって政治を強行する安倍政権の時代錯誤

　毎月勤労統計の不正問題で日本の政治に激震が走った。2月5日の衆院予算委員会で厚労相が2018年1〜11月の平均の実質賃金の伸び率がマイナス … ［続きを読む］

自衛隊明記で変わる政府の論証責任

「書き込めばいい」はただの言霊信仰

1　9条の姿　日本国憲法9条は次のような条文である。　①　日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武 … ［続きを読む］

新井浩文被告は大バカ者。だけど、切なくて

　お笑い芸人の卵たちのライブを観に行った。つい最近のことだ。まだデビュー前の彼らを前に、司会の人気タレントが言っていた。「女と薬は絶対ダメだ … ［続きを読む］

林業界の人手不足と外国人労働者問題

新規就業者の定着のためには、雇用と生活環境の改善が必要だ

　昨秋、出入国管理法の改正が行われ、今年4月から施行されることはよく知られているだろう。新たな在留資格である「特定技能」の1号に5年間の単純 … ［続きを読む］

築地市場の「のれん」で小池都知事と闘う人々

　都議会第1回定例会は2月20日に開会したが、小池百合子東京都知事のついた「嘘」が追及されることになるだろう。2017年6月、知事は「築地は … ［続きを読む］

不文律を守らぬなら憲法に明文化

権力を統制する「立憲的改憲」を

　戦後の日本では長い間、「改憲派」と「護憲派」の対立が続いてきました。しかし、近年はその対立構図に収まらない考え方が出てきています。「立憲的 … ［続きを読む］

昭和天皇の巡幸が巻き起こした熱狂

　前稿(「「昭和天皇の力になる」マッカーサーへの眼差し」)で参照した袖井林二郎の著作によれば、マッカーサーへの手紙は「危機と激動のなかでしぼ … ［続きを読む］

日韓関係の悪化は止められないのか？

日韓シンポジウムの女子高生の質問から考えた関係悪化の元凶と改善への提案

悪化の一途をたどる日韓関係　日韓関係が悪化の一途をたどっている。特に2018年秋以降、旭日旗問題や元徴用工訴訟、元慰安婦支援財団の解散、レー … ［続きを読む］

橋本治の『よくない文章ドク本』が好きだった

文章術を指南する前に、新聞記者にはやるべきことがある

橋本治の作品を読み返して　1月29日の訃報に接して以来、橋本治の作品を読み返している。　女子高生のおしゃべり言葉が延々と続く1977年のデビ … ［続きを読む］

「試験的側面」のある「治療」の説明義務で控訴審判決は

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（１１）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

「昭和天皇の力になる」マッカーサーへの眼差し

　新聞に掲載された昭和天皇とマッカーサーの立ち並ぶ写真を見て、驚愕したのは政府や宮中の人間ばかりではなかった。多くの人々が驚き、呆れた。戦前 … ［続きを読む］

クリエイターのための「差止請求の一部制限」

神様から著作権法を一ヵ所だけ変える力を貰ったら（5）

著作権に若干の「謙虚さ」を　“For the Arts”の旗印のもと、日ごろ、アーティスト、プロデューサー、起業家の … ［続きを読む］

県民投票の全県実施でもなお残る深い懸念

民主的な手続きを踏んだ県民投票を無効化できることを示したゆゆしき前例

県民投票の全県実施は素直に歓迎　沖縄の県民投票が全県で行われることになった。　県民投票は、若者たちが署名活動を行い、それを受けて県議会で条例 … ［続きを読む］

「東条にだまされた。しかし…」という天皇の論理

天皇的思考とは　豊下楢彦は、天皇がマッカーサーとの第1回会見で、外国人記者に語ったのと同様の東条英機批判を口にした可能性が高いと述べている。 … ［続きを読む］