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文化・エンタメ
居場所の問題 『この世界の片隅に』は、題名にも明らかなように、「居場所」をめぐる物語です。 「私」が住まう、この世界のわずかなスペースは、た … [続きを読む]
菊地史彦 2017年01月06日
2016年のテレビ……と考えると『真田丸』がワッと思い出されるのがシャクなんだけど一年びっちり見ちゃったしなあ … [続きを読む]
青木るえか 2016年12月28日
ベスト5 『キャロル』(トッド・ヘインズ) 1950年代のアメリカを舞台に女性同士の恋愛を繊細、かつ官能的に描いた超傑作。息をのむドラマ展開 … [続きを読む]
藤崎康 2016年12月22日
『真田丸』の謎を解明する旅 ついに『真田丸』も終わった。 50回ぜんぶ見た大河ドラマなんて何年ぶりだか。しかしそれは断じて!よくできたドラ … [続きを読む]
青木るえか 2016年12月21日
1.『この世界の片隅に』(片渕須直監督)2.『ジュリエッタ』(ペドロ・アルモドバル監督)3.『キャロル』(トッド・ヘインズ監督)4.『団地』 … [続きを読む]
古賀太 2016年12月20日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
少年の日の夢に賭ける監督の、映画ひとり語り 異彩を放つ、ダンボール製の函。背には和田誠の手書きの特徴的な袋文字で「大林宣彦 いつか見た映画 … [続きを読む]
上原昌弘 2016年12月15日
前回述べたように、『ヨーロッパ一九五一年』のブルジョワ婦人、アイリーン/イングリッド・バーグマンは、息子の死がもたらした罪責感によって抑う … [続きを読む]
藤崎康 2016年12月07日
ナンシー関さんが亡くなった後、寂しくて、大量のナンシー本を買って読んだ。ひとつ、心に残って、折に触れ思い出す文章がある。 「コンビニでおで … [続きを読む]
矢部万紀子 2016年11月28日
政治・国際 怒りの世界をゆく
「韓国の怒りの正体が日本には正確に伝わっていないのではないか?」。そうした疑問が私の頭の中から離れない。 韓国の朴槿恵大統領が40年来の親 … [続きを読む]
金恵京 2016年11月28日
社会・スポーツ
1 若年視聴者はすぐにはテレビに戻らない 長期的に見れば、テレビ番組のネット同時配信全面解禁は良いことだと思う。あとは著作権さえクリアできれ … [続きを読む]
渡邊久哲 2016年11月25日
Journalism
今上天皇の「生前退位」意向を踏まえ、2016年10月17日、政府が初の有識者会議を総理官邸で開いた。各種報道によると、「生前退位」は摂政を … [続きを読む]
古谷経衡(ライター) 2016年11月16日
文化・エンタメ 追悼・原節子 スクリーンに全てを賭けた真正の芸術家
さりげなく提示された「子殺し」の主題 映画『晩春』における、お互いに好意を持ち合っている原節子と宇佐美淳が、湘南海岸道路をサイクリングするシ … [続きを読む]
末延芳晴 2016年11月14日
英雄となった機長の顚末 86歳という、ハリウッドの現役監督では最高齢のクリント・イーストウッドが、実話にもとづく『ハドソン川の奇跡』を撮った … [続きを読む]
藤崎康 2016年11月08日
シメキリだけが人生だ 本書の前書きにあるとおり、多くの人にとって「締めきり」というものの存在を初めて意識するのは、小学生時分の夏休み最終 … [続きを読む]
高橋伸児 2016年11月07日
『晩春』において、性的な結合願望の隠喩としての自転車を漕いで、湘南の海岸沿いの道を原節子と宇佐美淳が並走するシーンが表象し、意味するものに … [続きを読む]
末延芳晴 2016年10月31日
「ミスター・ラグビー」と呼ばれた平尾誠二さんの功績は何だったのか。それは「オモロイこと」「自分らしさ」にこだわり、ラグビーの人気、大衆化、 … [続きを読む]
松瀬学 2016年10月25日
大阪にOBOP(Osaka Book One Project)というプロジェクトがある。大阪の書店が集まり、ぜひ売りたい、多くの人にぜひ読 … [続きを読む]
福嶋聡 2016年10月25日
政治・国際 中東取材20年:戦争、革命、「イスラム国」へ
「同胞の受難」を嘆く声が広がる エジプト革命の時、デモに参加している若者たちから「パレスチナ連帯」の声が上がることがあった。イスラエルのガザ … [続きを読む]
川上泰徳 2016年10月24日
ニューオーリンズ・ソウルの女王アーマ・トーマスのライブを見ていたときのこと。ラストにボブ・ディランの「フォーエバーヤング」を歌った。絶唱だ … [続きを読む]
近藤康太郎 2016年10月21日
大きく変わった世間のまなざし ドラマは時代を映す鏡だという。 2016年春、嵐の松本潤が刑事事件専門の弁護士を演じ、高視聴率を稼いだTBSド … [続きを読む]
三橋麻子 2016年10月12日
見ていてイライラしたり腹がたつ番組を見て「イライラする」と言うと「なら見るな」と言われるわけだが、「イライラするからこそ、こいつをやっつけ … [続きを読む]
青木るえか 2016年10月06日
幸薄いドラマ 「とと姉ちゃん」の最終回は、だいぶ跳んで昭和63年になっていた。主人公の常子が昭和という時代を駆け抜けたことを示し、演じる高畑 … [続きを読む]
矢部万紀子 2016年10月06日
不可思議なコカ・コーラの宣伝用立看板 原節子が宇佐美淳と並んで湘南の海岸道路をサイクリングするシーンには、もう一つ不可思議な異物とでも言うべ … [続きを読む]
末延芳晴 2016年09月27日
犬から浮かぶリアルな江戸 犬と人間をめぐる独創的な本である。 何が独創的か、と言えば、まずは着眼。書名となっている言葉は、たいていの人は … [続きを読む]
奥 武則 2016年09月26日
政治・国際 現地発「ここだけの韓国の話」
「従軍慰安婦問題」と映画『鬼郷』 映画やドラマをめぐる「歴史歪曲」論争は、昨日や今日始まった問題でも、韓国に限ったことでもない。特に映画とナ … [続きを読む]
伊東順子 2016年09月14日
黒沢清作品の最重要ポイントのひとつは、空間設計および空間描写である。 たとえば、入念に選ばれたロケ場所や、綿密に設計されたセット空間を、ど … [続きを読む]
藤崎康 2016年09月12日
怪物の魔力に魅入られて 黒沢清のスリラー映画は、『クリーピー 偽りの隣人』がそうであるように、しばしば<イレギュラー/変則的な怪物退治 … [続きを読む]
藤崎康 2016年09月08日
高畑裕太問題というよりは高畑淳子問題として見ている。 バラエティや民放のドラマを見てないと高畑裕太を知らない人は多いだろうけど、お母さんの … [続きを読む]
青木るえか 2016年09月07日
「ひとつの時代の終わり」。顕著な業績や成果を残してきた存在がその地位を退くという話になったとき、よく使われる常套句である。 今回のSMAP … [続きを読む]
太田省一 2016年08月26日
予測不能な未知の世界 黒沢清監督は、世界的な“マスター・オブ・ホラー(恐怖映画の巨匠)”であるばかりか、ホラーという … [続きを読む]
藤崎康 2016年08月24日
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